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Posted by たまりば運営事務局 at

放射線治療と出産



3月11日に放射線外来に行ってきました

うちの病院は日本でも放射線治療の症例数がかなり多い病院だというのを治療前に説明を受けました
放射線専門医もいます

私の手術後の追加治療は放射線治療のみでした
それは、病理が扁平上皮がんで放射線が効きやすいがんだからです

私は、第一の選択が『手術』だったので、放射線治療は考えていなかったのですが
ただ、少し前から疑問に思っていたのが「放射線治療をして出産できるのか?」という事でした
卵巣を吊り上げ式にして、照射があたらないようにして放射線治療を受けたタレントさんがいます
では、その場合、残った子宮は妊娠する事ができるのかな?って疑問がありました
彼女の場合は、残した卵巣から卵子を取り出して、体外受精して代理出産をしていました

もしそれが私だったら出産できたのかな?っていう疑問がありました

最初に放射線科に行ったので、先生に聞いてみると
『どれくらいっていう数字はこちらでは持っていないから婦人科で聞いてみて』と言われました
それならと今度は婦人科に行って先生に聞いてみました
そしたら、吊り上げ式をして卵巣を残したとしても照射した子宮で妊娠する可能性はかなり低く
また、運よく着床したとしても出産まで子宮が耐えられるかというのはかなり難しいということでした

そうか・・・ただ、子宮が残ったからといってもそれで妊娠できるわけじゃないんだって思いました

今回、先生に『どんな治療であっても、やはりいい面と悪い面があります。全てがいいというのはないんですよ』って言われました

私もそう思います

私は患者が疑問に思っている事は、どんなにつまらない事でも医師に聞くのが一番だと思っています
それで医師は『患者は、こんな事を考えているんだ』と知るんだと思います
医師は、お腹の中では「つまらない事聞いてる」と思うかもしれません
患者も「こんな事聞いたら恥ずかしいかも」って思うかもしれません

でも、やっぱり聞くほうがいいと思います

私は「先生にはつまらない事かもしれないけど、聞きたいんです」って言っています
うちの先生達は、誰も「そんなの聞いてどうするの?」とか言う人はいませんでした
きちんと答えてくれます
それがとてもいいと思っています

確かに仙台までは遠いなって思います。
また、今回のような事があると余計にそう思います
でも、できるだけ通って行こうと思っています  
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  • 2011年04月01日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)放射線治療と出産