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妊婦に抗がん剤、子どもに影響なし 乳がん患者を調査

妊婦に抗がん剤、子どもに影響なし 乳がん患者を調査

朝日新聞デジタル 7月8日(火)8時1分配信

胎児への悪影響を心配して日本では実施することが少ない妊娠中の乳がん患者への抗がん剤治療で、妊娠5カ月以降なら治療をしても赤ちゃんの健康には影響がなかったとする報告を聖路加国際病院(東京)がまとめた。14年間で34人が誕生し、これまで障害や異常などは確認されていないという。11日に大阪市で開かれる日本乳癌(にゅうがん)学会学術総会で発表される。

20~40代で乳がんになる女性は年間約2万人と、乳がん全体の27%を占める。妊娠中にがんが見つかる人も増えており、治療優先で中絶が選択されたり、妊娠中は治療せずにがんが進んだりすることも少なくないとみられる。

 海外では一部の抗がん剤なら胎児に影響がないという報告も多く、積極的に治療をしている。日本乳癌学会の指針も、胎児が薬の影響を受けやすい妊娠4カ月以前は行うべきではないとしているが、5カ月以降は「必要と判断される場合には検討してもよい」とある。だが、がん専門病院には産科がないこともあり、聖路加国際病院に全国から妊娠中の患者が訪れるという。

朝日新聞社

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これを見つけて、よかった~と思った

子宮頸がんの患者さんの中には妊娠と同時にがんが見つかるということもあります

もしも、乳がんの方に大丈夫なら子宮頸がんの人にも使えるようになるかも?って思いました

今は色々な抗がん剤が認可されて体に負担の少ないものも多くなったと聞きます

がん専門病院でなくても大学病院のように産科もあるところで治療してくれればいいのになって思います
  
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  • 2014年07月10日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)ニュース・・・がん

    がんに有効な食べ物

    がんに有効な食べ物

    クルミやアーモンドなど、香ばしい風味とカリッとした食感で食卓を楽しませてくれるナッツ類。普段何気なく口にする身近な食材だが、その味覚以上にわれわれの健康にも大きな恩恵をもたらしてくれるようだ。

    2003年からスペインの7地域、16の研究グループによって行われた「心血管系疾患の一次予防に対する地中海食の効果」を調べる臨床試験「PREDIMED」の結果、ナッツ類を継続して食べる人は心血管疾患とがんのリスクが大きく減少したことがわかった。

    「PREDIMED」の調査結果をもとに「BMC Medicine」で発表された論文によると、週に3回、それぞれ28gのナッツ類を食べた人は食べなかった人と比較して心血管疾患やがんなどによる死亡リスクが39%減少し、心血管疾患とがんの双方に対する予防効果がみられた。また、がんの予防について特に関連性が高かったのはクルミで、クルミを中心に食べたグループで顕著にがんのリスクが減少した。「PREDIMED」プロジェクトでは心血管疾患のリスクが高い7,000人以上(年齢55~90歳)を対象に、約5年間の追跡調査が行われたという。

    ナッツ類やオリーブオイルの摂取比率が高い地中海食に心臓病、脳卒中などの心血管疾患に対する予防効果があることはこれまでに行われた複数の研究結果によっても報告されているが、「PREDIMED」の結果により、改めてその関連性が示されたかたちになる。

    クルミのがんに対する予防効果については、UTHSCSAのマウスを用いた研究でも指摘されている。クルミはナッツ類のなかでもオメガ3脂肪酸を特に多く含む食材で、植物由来のアルファリノレン酸(ALA)は魚由来のエイコサペンタエン酸(EPA)やドコサヘキサエン酸(DHA)とともに、その健康効果(心臓病や脳卒中、糖尿病などの生活習慣病に対する予防)が注目されている。

    ナッツ類を週に3度というのは少々ハードルが高いようにも感じられるが、これからの季節、ティータイムのサイドメニューにクルミ(の入ったお菓子)を用意したり、スペインバル・地中海料理店へと足を運んで冷たいサングリアをのどに流し込みつつナッツ類を口にする……というのは、暑さを忘れる意味でもいい選択肢と言えそうだ。

    YUJI HOTTA

    http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130806-00010001-wired-sci
    がん治療の最新情報:http://blog.kougan.info/
      
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  • 2013年08月28日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)ニュース・・・がん

    乳房温存、減る傾向に 乳がん手術、再建の技術向上で



    乳房温存術と全摘術の特徴 

    乳がん手術で、乳腺の一部だけを切除する「乳房温存術」を選ぶ患者の割合が減少傾向に転じた。日本乳癌学会の調べでわかった。人工乳房の普及などで、全摘しても乳房をきれいに再建できるようになったことが背景にある。

    先進的な乳がん治療を進めるがん研有明病院ではここ数年で温存が2割減り、全摘と温存がほぼ同じ割合になった。7月には人工乳房で公的医療保険が使えるようになり、さらに全摘が増えそうだ。

    日本では1980年代に乳房温存が本格的に始まった。毎年新たに乳がんになる約6万人のうち8割を登録する乳癌学会の調査では、2004年に温存が全摘を抜き、08年には59・7%まで増えた。温存率の高さが優秀な病院の指標と考えられたこともあった。

    朝日新聞社:8月10日(土)8時46分配信

    乳房再建の医師選び、方法選びは慎重に!
    乳がんで失われたバストを取り戻す手術を乳房再建と言います。再建には2つの方法があります。自分の組織を使用する筋皮弁法とインプラント法です。筋皮弁法には背筋を使う方法と腹筋を使う方法があります。インプラント法にも単純に挿入する方法と皮膚を引き伸ばしてから挿入する方法があります。挿入するインプラントにも生理食塩水を入れるものやシリコンジェル、ハイドロジェルが入ったものがあります。再建する時期にも乳腺全摘術と同時に再建する場合とあとで二期的に再建する場合があります。全摘術にも通常の胸筋温存乳房全摘術もあれば、乳頭・乳輪を残す皮下乳腺全摘術があります。どの方法をいつ受けるかを決めるだけでも一苦労です。さらに大事なのは医師選び。これがあなたの一生を決めます。・・・ナグモクリニックHPより

    がん研有明病院:http://www.jfcr.or.jp/hospital/index.html

    横浜市立大学附属市民総合医療センター 乳房再建外来:
    http://www.yokohama-cu.ac.jp/urahp/section/plastic-surgery/

    ナグモクリニック:http://www.nagumo.or.jp/tokyo/

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    最近、左の脇側の乳房が痛い・・・
    9月のCT検査の時に一緒に見てもらおうって思っています

    少し前から考えていたのは、もしも乳がんになったらどうするかな?ってことでした。まあ、そんなに大きな胸でもないから無くても困らないだろうけど・・・

    私なりの現地点での考えは「乳房温存手術はしない」です。できれば「乳房全摘出手術」とホルモン療法かなって思っています

    といっても自分が希望する治療が受けれるかどうかはなってみないと不明ですが、考えてみておくだけでも、いいかなって思っています

    私が全摘出手術を希望するのは、一番は放射線治療を受けたくないというのがあります(温存手術+放射線です)。腹部での照射の時に、副作用の「宿酔※1」がかなり強くでていたので、ちょっと警戒しています(照射の場所が違っていても出ないとは限らないので)あとは、通院期間の長さもあります。多分、温存で追加の放射線治療になると50Gy~60Gyくらいとして1回が2Gyなので、25回から30回の通院が必要になります。それなら、全摘出手術のほうがもしも再建手術をするにも皮膚が硬くならなくていいかな?って思っています

    ※1 放射線宿酔(しゅくすい)・・・消化器への照射以外の場合でも、照射開始後数日間に食欲低下や嘔気・嘔吐が出現する場合もありますが、出現頻度としてはまれです。放射線宿酔の場合は、通常2~3日で症状は軽快します。
    (私の場合は、初日からで最後の日までありました。アレルギーのようなものと書いてあるものもありました)

    ただ、片方の乳房がなくなると体のバランス感覚が崩れるので慣れるまで少し大変そうですが・・・

    「もしも」や「あるいは」なんてのは必要ないと思う人もいるかもしれないけれど
    今のこの時期だからこそ、女性は考えてみてもいいんじゃないのかな?って思います

    乳房温存手術後の放射線治療で初回再発率が半減:
    http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/cancernavi/news/201111/522388.html
    がん情報サービス:放射線宿酔
    http://ganjoho.jp/public/dia_tre/attention/radiotherapy.html  
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  • 2013年08月11日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)ニュース・・・がん

    医師法違反:無免許で未承認薬投与

    医師法違反:無免許で未承認薬投与 警視庁が家宅捜索
    毎日新聞 2013年07月25日 02時30分(最終更新 07月25日 02時36分)

    ◇がん治療で杏林大元助教授、自ら開発 
    医師免許のない70代の医学博士の男が、自ら開発したがんの未承認薬を男性患者に投与したとして、警視庁は24日、医師法違反(無資格医業)と薬事法違反(未承認医薬品の製造、販売)容疑で、男が社長を務める医薬品製造販売会社(東京都八王子市)などを家宅捜索した。男性患者は約1年間、未承認薬の投与を受けた後、今春に死亡した。男は他の患者らにも投与していたとみられ、同庁は男の聴取などを通じ実態解明を進める。

    捜査関係者によると投与していた未承認薬は免疫抗がん剤「カルチノン」。男は昨年ごろ、医師ではないのにがんを患っていた男性患者にカルチノンを注射した疑いが持たれている。

    男性患者は当初、別の病院で放射線治療を受けていたが、知人から「いい医者がいる」と紹介され、投与を受けた。しかし容体が悪化し、元の病院に相談したところ、男が医師でないことが判明。警視庁に相談しているさなかに死亡した。

    男は1980年に医学博士の学位を取得していたが、医師免許はなかった。76年から杏林大学医学部に在籍し、実験動物研究施設でがん治療などを研究。助教授としてカルチノンにつながるがんの免疫療法を開発したとして特許も取得していた。

    2005年3月に退職した後は、医師である息子が東京都文京区に開いた診療所を拠点にカルチノンを提供していたとみられる。10年3月に診療所が廃業した後は口コミなどで集まった患者らに対し、自宅を兼ねていた八王子市の医薬品製造販売会社で自ら投与していた可能性があるとみて調べる。【黒田阿紗子】

    http://mainichi.jp/select/news/20130725k0000m040119000c.html
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    今回の「医学博士」さんの問題は、どこにあるのだろうと思います。
    がんを治したいという患者の気持ちにつけこんでいると思いますが、本当に患者のことをおもっているのかもしれません。ただ、どうしても「動物実験ではなく人間に試したかった」というように感じます。そして、がん患者をお金儲けの1つと考えているように感じることや、人の命を自分が扱えると思っているような振る舞い、そして、自分に対する『驕り』のように感じました。

    それでは、なぜこのような人物を患者は信じてしまったのだろう?と思いました

    1:医学博士の学位を取得している
    2:杏林大学で助教授をしていた
    3:杏林大学医学部に在籍している時に、実験動物研究施設でがん治療などを研究していた
    4:がんの免疫療法を開発したとして特許も取得している
    5:診療所を開いている実際に医師である息子さんがいる(実際は廃業している)

    この5点だけを読んでみると有名な大学でがんの薬を開発していた「すごい先生」という印象をもつ気がします
    私自身末期がんの患者でがん専門医から見放されていたりして、もし仲のいい患者さんから「いい先生がいるのよ」って言われたら・・・と考えました。でも、多分、私は行かないだろうなって思うけれど・・・でも、実際に免疫療法などをやっていた患者さんを知っているので、もしかしたら・・・とも思います。

    だからこそ許せないって思います。
    人の命を自分が何とかできると思っているような人は、例え医師免許があったとしても医師でもなければ患者を診る資格すらないと思っています。患者に愛情も、自分の仕事に理念もないような人が人の命を扱うなんてありえない。

    また、患者も病院以外の場所でがんという重病を治すと言っているような薬がくちこみで売られていることを冷静に考えて欲しいと思います。そして「医学博士」=偉い先生。ではなく、一体、この先生は何のがんの専門医で今までどういった病院で治療実績を持っているのだろうと調べて欲しいと思います。ほとんどの病院がネットで先生のプロフィールを公開しています。今回も病院に相談したことで医師免許がないということがわかったということです。そしたら、無駄なお金も使わずにもしかしたらもう少し長く生きることができたのではないでしょうか?

    そして「医学博士」=「医師免許を持っている」ではないということを知って欲しいと思いました。と偉そうに言っている私ですが、私も自分が「がん」に罹患するまで医学部を出た人が論文を出して「医学博士」になるんだと思っていました。。。face07  
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  • 2013年07月26日 Posted by すもも at 00:00Comments(2)ニュース・・・がん

    乳がんに「国民性」? 日本人と欧米人の違い〈AERA〉

    乳がんに「国民性」? 日本人と欧米人の違い〈AERA〉

    乳がんにも「国民性」があることが、少しずつわかってきています。日本人と欧米人では、乳がんの発症年齢の分布が全然違い、欧米人は閉経後に発症するホルモン陽性タイプの乳がんが多く、発症年齢のピークが60代後半。45歳未満は乳がん全体の3~4割ですが、日本人は45歳未満が5割近くに達します。

    BRCA1、2(異常があると乳がんや卵巣がんに罹患しやすくなる遺伝子)は、原因遺伝子の7割近くを占めると推定されていますが、P53、PTENといった、他の原因遺伝子も見つかっています。最近は、ゲノム情報を一度に調べられる「次世代シーケンサー」も登場し、個人についても、ゲノムをまるごと読む「ホールゲノム」時代が訪れようとしています。将来乳がんを起こす確率が高い変異なのか、そうでないのかという塩基の配列ごとの対応表がそれぞれできれば、1人の人を次世代シーケンサーにかけて、1度の検査で複数の代表的な原因遺伝子を同時にチェックすることも可能になってくる。

    国ごとの傾向がわかるようになれば、より精度の高い予測のもとに、予防や治療、検診などのプログラムを組み立てられる。日本でも厚生労働省が研究を重ねた結果、BRCA2の人の方が多いとされていた実態が、最近ではBRCA1の人の比率が増えるなどデータは更新されています。

    自国のデータベースの作成は重要。韓国では1千人以上の陽性者のデータを集めていて、独自のリスク解析ソフトも作っている。日本はまだ260人を対象にした検査で、陽性の人が80人というデータを出している段階。一人ひとりにふさわしい予防や治療法の選択を手助けするためにも、日本人独自のデータベースを作りたい。海外のデータに頼らざるを得ない状況を打破しなければと思っています。

    昭和大学医学部乳腺外科教授:中村清吾医師

    ※AERA 2013年7月15日号

    http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130715-00000006-sasahi-hlth
      
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  • 2013年07月19日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)ニュース・・・がん

    子宮頸がんワクチン、検討会「一時的に接種推奨控える」

    子宮頸がんワクチン、検討会「一時的に接種推奨控える」

    子宮頸がんワクチンの接種後に長期的な痛みやしびれを訴える人が相次いでいるため、厚生労働省は14日、一時的に接種の推奨を控える方針を決めた。接種は中止しないものの、自治体に対し、対象者に個別の案内を出さないよう勧告した。法により自治体が実施している定期接種のワクチンで推奨を控えるのは異例のことだ。

    この日、開かれた厚労省検討会が「痛み、しびれの原因を調査し、きちんと情報提供できるようになるまで、推奨を控えるべきだ」と結論づけた。対象者は希望すれば、これまで通り無料で受けられるが、医療機関での接種前にも、推奨されていないことが説明される。接種者が大幅に減る可能性がある。

    子宮頸がんワクチンは2010年に国の助成が始まり、予防接種法改正で今年4月に定期接種になったばかり。小学6年~高校1年の女子が対象で、父母らから安全性をめぐり懸念の声が出ていた。これまで推計328万人に接種され、1968件の副作用が報告されている。

    検討会では、接種後に体に痛みが出るなどの健康被害43例の原因などを話し合った。しかし、因果関係がはっきりしないことから、委員からは「さらに調査が必要」との声が相次いだ。同省は、予防接種と痛みの関係について、16の大学病院などを中心に数カ月で、情報収集、分析を進め、再び、積極的に推奨すべきか結論を出す方針だ。

    検討会は、接種そのものの中止は「必要はない」と結論づけた。検討会の桃井真里子座長(国際医療福祉大副学長)は「ワクチン自体の安全性に大きな問題があるということではない。さらに調査し、より安心な情報を出せるようにしたい」と話した。

    朝日新聞社 【森本未紀】

    最終更新:6月15日:3時6分
    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130614-00000042-asahi-sci

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    子宮頸がんワクチンの接種に関しては、賛否両論だったと思います
    患者会の方から「ワクチン接種反対署名をしているので意見を聞かせて欲しい」と言われたこともあります

    がんを予防するといっても全てではないし、ワクチン接種には当然ですがリスクがあります
    ただ、私にしては何でも100%ではないと思うしそれをきっかけに子宮頸がんがどういったものなのか正しい知識を知ってもらうためにもワクチン接種というのは必要なことだったのかなと思います
    ただ、それによって重篤な副作用や後遺症が起きてしまったのは、とっても残念な事だと思います

    推計328万人の接種で1968人の副作用の報告。ということは、現在の地点で1666人に1人の割合で副作用が報告されているということになります。
    この数字が他のワクチンに比べてどうなのか?また、重篤な後遺症になっているのはその内どれくらいで、その時の接種した方の体調がどうだったか?体調不良など全くなかったのか?アレルギーなどはあったのか?接種の間隔はどれくらいだったか?何回目の接種で体調不良が起きたか?など調べる必要があると思いました。
    そして、欧米などのデータではなく日本人がこのワクチンを接種した場合としていない場合の子宮頸がんになる割合など(今のワクチンでは2種類の型に効くもので全部の型に効くのではない)まだまた明らかにしていかなければいけないものが沢山あるように感じました。

    そして「がん=怖い」ではなく、若いからがんにならないではなくいくつであってもがんになる可能性はあるんだという考えのもとで検査なり正しい知識なりを持って受けてもらいたいと思います。乳がんや子宮がん・卵巣がんのように性に関わるがんは体の一部を失うだけでなく「出産ができない」という女性としてはとてもつらい結果になる可能性が高いがんです。

    日本では男性は2人に1人、女性は3人に1人ががんになる時代です。
    ただワクチンを打てばいいではなく、ワクチンを接種することもしないことも含めて、家族できちんとがんについて性について話し合って欲しいと思います。

    全国子宮頸がんワクチン被害者の会:http://shikyuukeigan.fem.jp/

    時事公論「子宮頸がんワクチン揺れる安心」:http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/100/155904.html  
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  • 2013年06月16日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)ニュース・・・がん

    人工乳房、7月から保険適用

    人工乳房、7月から保険適用…患者負担が大幅減

     乳がんの全摘手術後の、乳房再建に使う人工乳房の保険適用が国内で初めて、12日開かれた厚生労働省の中央社会保険医療協議会(中医協)で承認された。

     7月から保険が適用される。自費診療で100万円程度かかっていた患者負担が、大幅に軽減されることになり、患者にとって朗報だ。

     保険適用が認められたのは、米アラガン社の人工乳房(6万9400円、患者負担は通常その3割)と、人工乳房を入れるために皮膚を伸ばす組織拡張器(3万2100円)。昨年9月に薬事承認を受けていた。

     保険には月の負担上限額(一般的な所得の場合約8万円)を定めた高額療養費制度があるため、手術代などを含めた患者負担は大幅に軽減される。

    日本では1年に約6万人が乳がんを発症。うち約2万人が全摘手術による乳房再建の対象になるとみられる。

    最終更新:6月12日(水)14時33分
    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130612-00000700-yom-soci

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    乳がんの患者ではないので、はっきりとした事は言えませんが「日本では1年に約6万人が乳がんを発症。うち2万人が全摘手術による乳房再建の対象になるとみられる。ということは、全摘手術以外で再建手術を希望する患者さんは「いない」のでしょうか?それとも、いるけれど全摘以外の患者さんは切り捨てる。ということなのかな?と疑問に思いました。

    また、乳房再建というと乳房のみが手術で無くなると思いがちですが乳輪も乳首も無くなることがあります。それってどうなんやろ??と思った。このあたりは、よくわからない・・・

    ただ、全摘手術で再建に保険が使えるようになるのなら段々と他にも使えるようになるのかもしれないし・・・
    そして、今は再建手術で自家組織法で再建を行っているのを(こちらは保険適応)人工乳房を使う人もでてくるかもしれないし、選択肢が増えるのはいいと思いました。

    自家組織法は自分の体の組織を使って再建手術をするのですが、上手な先生でないと乳房以外にも傷跡が残るので患者の悩みが増える可能性もあります。

    そして乳がんの温存療法にはお金がかかります。

    乳房温存手術に放射線治療を受けて抗がん剤治療をするよりも、全摘手術をして人工乳房再建手術というのも選択肢に入れて欲しいと思った私でした。(放射線治療後の皮膚は硬くなるので治療後すぐには再建手術はできない)

    『自家組織法』とは自分の身体のほかの自家組織を胸に移植する方法です。
    乳がんガイド:http://www.sciencerecords.net/sub/e2.php  
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  • 2013年06月13日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)ニュース・・・がん

    乳がん、肺がんの治療費の実情

    乳がん、肺がんの治療費の実情

    高額な医療費がかかるがん治療。しかし、実際に払う治療費は、国の保険が適用されるため、想像しているよりも少額で済むことが多い。
    日本人のがん患者数の上位を占める「胃がん」「肺がん」「大腸がん」「乳がん」「肝臓がん」のがん別に、一般的な治療をした場合の自己負担額を検証した。
    なお、検証の前提となる保険は自己負担3割で、かつ「高額療養費制度」を利用している。

    【乳がんの治療費】
    最も治療費の自己負担実額が大きいのは乳がん。乳がんの平均入院日数は11.8日だが、再発予防治療として、ホルモン療法が5~10年間継続されるために、長期間の治療費が負担を大きくするのだ。乳がんと診断されても、5年後生存率は87.7 %と高い。

    乳がんの手術は、可能な限り切除範囲を小さくする“温存手術”が主流だが、切除範囲が大きい場合でも再建手術が非常に進歩している。しかし、人工乳房の再建に要する治療費は、 100%自己負担であり50万~100万円程度が必要となる。

    手術後、再発予防のために放射線照射、抗がん剤治療を実施。抗がん剤治療終了後、ホルモン療法と検査を5年間にわたって続ける。入院は手術時だけで、後の治療はすべて外来で行う。

    乳がんで温存手術・術後再発予防抗がん剤・放射線療法を行った場合、 5年間の治療費合計は92万円となる。

    【肺がんの治療費】
    肺がんは進行が早いのが特徴。平均入院日数21.7日で、肺がんと診断された後の5年後生存率は29%と低い。肺がんは、発見時には既に手術が不可能なほどにがんが進行している患者が多く、放射線治療や抗がん剤治療が中心となる。

    肺がんに小細胞肺がんで放射線化学療法を実施した場合、2年間で計45万円となる。

    肺がんへの放射線化学療法は、まず20日間の入院期間中に、放射線治療と抗がん剤治療を実施。その後の3か月で抗がん剤や、転移しやすい脳への予防的放射線照射を行う。 1年目は治療と検査、2年目は検査が必要となる。

    【胃がんの治療費】
    胃がんの平均入院日数は、22.6日。胃がんと診断された後の5年後生存率は64.3%と高い。早期胃がんの場合、5年後生存率は9割を超える。

    早期で見つかった胃がんは、大掛かりで負担の重い開腹手術ではなく、内視鏡で粘膜を切り取るだけの日帰り手術も可能となり拡がっている。胃がんの内視鏡手術は、お腹に4か所程度の小さな穴をあけ、細い腹腔鏡の先端のメスでがん患部を切り取る術式。手術費用は120万円と高いが、高額療養費制度の適用で実際の患者負担額は9万円程度で済む。

    入院は10日、術後の検査費用(毎年3万円)などを含めると2年間での治療費の自己負担額は合計14万円程度となる。

    【肝臓がんの治療費】
    肝臓がんの治療費は、経皮的エタノール注入療法の場合に2年間で合計21万円。 3年目以降は毎年6万円の検査費用が自己負担となる。

    【大腸がんの治療費】
    大腸がんの結腸がんの治療費は、切除手術・術後再発予防抗がん剤療法を行った場合で2年間で自己負担の合計が42万円となる。

    がんの種類によらず高額化が進む治療費に対して、自己負担の額が抑えられているのは、「高額療養費制度」の恩恵だ。「高額療養費制度」は、数十万円から数百万円に及ぶ高額の治療費用に対しても、患者の自己負担額が2~8万円前後(収入に拠る)に軽減される国の制度。

    高額療養費給付の適用を受ける場合でも、患者が治療費の3割を一度支払わねばならない問題があるが、「貸付制度」や還付額を算入した支払額に減額する「委任払制度」がある。貸付額が異なっていたり、医療機関の承認が必要な場合があるので、治療費が高い場合には、早々に病院の医療相談室や保険者へ相談することが肝要だ。

    がんは、治る病気となりつつあるからこそ、治療費負担を抑制し、回復後の長い生活へ備えることが重要なのだ。

    がん治療の最新情報:http://blog.kougan.info/

    高額な外来診療とは
    http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryouhoken/kougaku_gairai/index.html  
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  • 2013年06月03日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)ニュース・・・がん

    A・ジョリーさん、乳がん予防措置で乳腺切除

    A・ジョリーさん、乳がん予防措置で乳腺切除

    ジョリーさんは、米紙ニューヨーク・タイムズに寄稿した記事のなかで、乳がんや卵巣がんリスクを高める恐れのある病的変異のある遺伝子が見つかっため、乳腺を削除することを決めたことを明かしている。

    医師の診断でジョリーさんはBRCA1として知られるがん抑制遺伝子に変異があり、乳がんリスクが87%、卵巣がんリスクが50%にもなることが分かった。

    ジョリーさんは「現実を知ってすぐに、出来る限り(がん)リスクを最小とするために行動すると決めた」と話しており、最初に乳腺切除手術を受けた理由については、乳がんリスクの方が高かったことと、卵巣がんの予防手術がより複雑なものだったためとしている。

    3か月におよんだ医療措置は前月27日にすべて完了し、ジョリーさんの乳がんリスクは5%にまで低減した。

    ジョリーさんは夫のブラッド・ピット(Brad Pitt)さんとともに米映画界を代表する俳優の1人。2人の間には、実子3人と養子3人がいるが、子供たちには「あなたたちは乳がんで母親を失うことはないから安心するように」と言うことができると述べた。ジョリーさんの母親は、がんのために56歳で死去している。
    【翻訳編集】 AFPBB News

    A・ジョリーさん、乳腺切除を告白 乳がん予防措置で:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130514-00000037-jij_afp-ent

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    遺伝性乳がん・卵巣がん症候群(HBOC)とは?
    乳がんや卵巣がんの遺伝要因としてBRCA1遺伝子とBRCA2遺伝子が知られています。BRCA1遺伝子もしくはBRCA2遺伝子に生まれながら病的変異を持つと分かったとき― つまり、乳がんや卵巣がんの発症の原因として遺伝要因が明らかになったとき、「遺伝性乳がん・卵巣がん症候群(HBOC:Hereditary Breast and Ovarian Cancer)」と診断されます。BRCA1/2遺伝子の病的変異は、ご家族(血縁者)で共有されることがあるため、ご家族(血縁者)の複数が、乳がんや卵巣がんを発症することがあります。遺伝性乳がん・卵巣がん症候群(HBOC)では、遺伝要因が関係していない一般的な乳がんや卵巣がんと比較して、次のような特徴が見られることがあります。

    (1)若い年齢で乳がんを発症する
    (2)両方の乳房に転移ではなく、独立して乳がんが発症する
    (3)2世代以上にわたって乳がんの発症者がいる
    (4)卵巣がんの発症者がいる
    (5)乳がんと卵巣がんの両方を発症する
    (6)男性の血縁者に乳がん発症者がいる


    以前、私の友人がお母さんが大腸がんになって、その後、乳がんになった時に医師から娘である彼女に「遺伝子検査をするように」と言われたそうです。お母さんが「がん遺伝子を持っているので、調べたほうがいい」と言われたので「どこで調べればいいの?」と聞かれました(3年くらい前の話です)

    その時、ネットで調べたところ都内で「遺伝子検査ができます」とHPで公表している病院が1つしか見つからなかったのですが、たまたまその病院に一緒に仕事をしていた人が通院していたという縁もあって「調べてみようかな?でも、もし本当にがん遺伝子があったらどうすればいいの?」と言われました。

    日本には「遺伝子カウンセラー」という専門の人がいると書いていないし、それなら案外、お母さんのいる病院(かなり有名な地方の病院)で調べてもらったほうがいいかも。と話しました。

    ただ、その後その友人は、お母さんの介護で会社を辞めてしまったりして連絡が取れなくなってしまいどうしたのかは分かりません・・・でも、その時に日本も「遺伝子検査を受けてください」と言われる時代になったんだな~~って思いました。

    でも、日本では多分ですが健康な乳房を切り取る。というだけで嫌悪感を持つ人も多いだろうし、健康保険が使えないだろうから実費でしかもかなりの高額とすると、どれだけの人が受けるかは不明だなって思いました。そして、卵巣がんに関しては欧米では手術もあるけれど、傷口を残さないで卵巣の機能を停止できる放射線を使用しているというのを聞きました。

    日本では、手術後に乳がんの方で温存手術をした場合、追加の放射線治療を受ける人が多いです
    大体が40~50Gy(グレイ)なので、1回2Gyとして20回から25回の通院です。

    そして、それが終わっても月1回の通院で女性ホルモンを抑制する注射をしたり薬を服用したりしています
    もしも、それが乳がんへの照射と卵巣への放射線の照射ですむのなら、金銭的にも肉体的にも(この場合は注射と通院)かなり楽になると思うんだけど・・・と思った。といっても、私の勝手な考えなので医学的な根拠はないけれど。

    今回、若くて綺麗で日本でも人気のある女優さんが予防として乳腺切除手術を受けたというのは、予防医学というものがあるというのを知るいいきっかけになったのかなって思います。

    がんナビ:http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/cancernavi/report/201011/100544.html

    遺伝性乳がん・卵巣がん症候群の情報サイト:http://www.familial-brca.jp/cancer/index.html  
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  • 2013年05月16日 Posted by すもも at 00:00Comments(2)ニュース・・・がん

    未承認薬と保険診療併用へ 一部抗がん剤、臨床試験で

    未承認薬と保険診療併用へ 一部抗がん剤、臨床試験で

    がんや難病など重い病気に苦しむ患者が、高額の治療費を負担せずに国内未承認の薬を使える仕組みが始まる。医師による臨床試験(治験)の形で未承認薬を使い、治療費については公的医療保険が使えるようになる。第1号となる抗がん剤の使用を9日、国立がん研究センター東病院(千葉)の倫理委員会が承認した。

    これまで未承認薬は患者らの個人輸入で使われ、高額の治療費が大きな負担だった。厚生労働省は今後、この仕組みを導入する拠点病院を選ぶほか、患者の安全に配慮しながら進める指針も作る。第1号は、胃や大腸など消化管の壁にできるまれながん「消化管間質腫瘍(しゅよう)」の抗がん剤レゴラフェニブによる治療。米国では承認されている。6月にも始まる予定だ。

    厚労省は他に治療法がなく、早く治療しないと命にかかわるがんや難病を対象に仕組みを広める。海外で承認されているなど安全性がある程度、確認された未承認薬が対象。がん患者団体などから複数の薬の要望が出ており、具体的に決めていく。

    この仕組みでは、医師主導の治験という形をとって、公的医療保険による保険診療と併用できるようにする。厚労省は昨年末、医師主導による治験の手続きなどを大幅に簡略化し、医師の負担を軽くした。第1号の治験ではバイエル薬品が薬を無償で提供する。製薬会社による治験と同等の厳しい基準で行う。

    今回の治験の責任者、土井俊彦・国立がん研究センター東病院消化管内科長は「日本でこの仕組みが始まるのは画期的。ただし、使う未承認薬はまだ少数の患者しか使っていない、未知の要素を含んだ治療であることを医師も患者も忘れてはいけない」と話す。(医療担当・大岩ゆり)

    ◆キーワード
    <未承認薬> 薬事法による承認を受けていない薬。製薬会社による治験など以外では、患者や医師が個人輸入して使うしかなかった。薬代が月に100万円を超える患者も少なくない。また、個人輸入で未承認薬を使う場合、自由診療と保険診療を併用する「混合診療」が認められず、薬代以外の検査費や入院費なども全額自費になる。個人輸入で、海外の悪質な代理店から偽薬が届く被害も報告されている。
      
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  • 2013年05月11日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)ニュース・・・がん

    岡山大病院、がん患者と家族支援 生活の質向上目指す

    岡山大病院、がん患者と家族支援 生活の質向上目指す

    岡山大病院(岡山市)は22日、がんと診断された患者と家族に対し、精神的なケアや痛みの緩和、就労支援などを治療と並行して実施する「緩和支持医療科」を4月1日に開設すると発表した。

    患者や家族の生活の質向上を目指す専門の科の設置は、大学病院としては国内初としている。

    専任の医師3人や看護師が月~金曜の午前中に外来を受け付け、患者や家族の悩みに応じて栄養士、歯科衛生士、ソーシャルワーカー、臨床心理士など約25人のチームが総合的に支援する。他の病院でがん治療を受けている患者も、主治医の紹介状があれば利用できる。

    http://www.47news.jp/CN/201303/CN2013032201002113.html

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    仕事の帰り道で年配の方と(定年過ぎて再雇用)「もう、この年になると保険も全然、ないんだよ」という話になった
    私が「私なんて、もう保険なんて入れないから大変だよ」と話していた

    「命とお金とどっちが大切なの」と言われると「いや、どっちもやって」と思う

    確かに医療費は出したい。
    でも、生きていくのに生活費だって大切だし、子どもが小さければ教育費だって必要。

    そして、自分の病気を考えると不安になっていくし・・・

    それにドラマみたいに退院する時は、元気になって退院後は今までと同じように働ける。
    なんてのは理想も理想。夢みたいなものだと思って欲しい。
    ほとんどの人が『新しい自分の体』に慣れなくて、困っている・・・

    でも、働かないで生活できる人がどれくらいいるだろうって思う
    ほとんどの人が生活のためにも命のためにも働きたいものじゃないかな
    そして、一家の大黒柱ががんになってしまった時に家族はどうすればいいんだろう・・・
    がん患者の悩みがなくなることはない気がします

    やっと患者や患者の家族のQOLが考えられていくようになったんだなって思いました
      
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  • 2013年03月23日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)ニュース・・・がん

    死亡例も…子宮頚がんワクチン“危険すぎる副反応”の実態

    死亡例も…子宮頚がんワクチン“危険すぎる副反応”の実態

    3月7日、東京都杉並区内の女子中学生(14)が子宮頸がんワクチン『サーバリックス』を接種後、歩行障害などの重い副反応が生じ1年3ヵ月に渡って通学できない状況だったことが判明した。接種が3回必要となるこの『サーバリックス』。11年10月に杉並区内の医療機関で2回目の接種を受けた直後、接種した左腕がしびれ、腫れて痛む症状が出た。症状は脚や背中にも広がり、入院。今も割り算ができないなどの症状が残っているという。

    20~30代で急増する子宮頸がんだが、ウイルスに感染している可能性が低い10歳代前半にワクチン接種することで、より効果的に発症を予防できると言われているが・・・。

    「『サーバリックス』は筋肉注射のため、その痛みで失神したり、腫れたりする例が多いのですが、一時的な発熱、嘔吐やめまいに限らず、意識レベルの低下、筋力低下、紅斑など、日常生活を大きく妨げる症状も出ています」(『さとう内科循環器科医院』佐藤荘太郎院長)

    実は政府は今月、子宮頸がんワクチンを原則無料の「定期接種」として受けられる予防接種法改正案を閣議決定している。多くの自治体では今、3月末までの時限的措置として無料接種を実施しているが、法案が成立すれば、4月から恒久的に行われるのだ。

     現在、日本で承認されている子宮頸がんワクチンは、『ガーダシル』と『サーバリックス』のふたつ。アメリカのワクチン有害事象報告制度『VAERS』によると、『ガーダシル』『サーバリックス』の両ワクチンによる副反応被害者数は全世界で2万8千661人。死亡者数は130人にのぼっている。

    「しかし、これは報告された件数だけ。実際にはこの10倍以上の被害者がいると予想されています。脳機能障害による意識低下で通知表のオールAだった少女の成績がガタ落ちしたり、月経のような出血、直腸からの出血も。なかには発熱、全身倦怠感などの症状が出だり、日本で難病に指定されているSLE(全身性エリテマトーデス)にかかり、寝たきりになった症例もあります」(佐藤院長)

     厚生労働省はこの『サーバリックス』の国内での副反応の重篤症状を公開している。60ページ以上に及ぶ報告書には、09年12月に国内での販売が開始されてから’12年の8月末まで、のべ1千628件の副反応報告が綴られている。前出・佐藤院長によれば、副反応は多くの場合「1回目の注射の2、3日後に異変が起こる」ため、気になる症状が出た際は専門医の診断を仰ぐべきだという。

    http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130313-00010009-jisin-soci  
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  • 2013年03月14日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)ニュース・・・がん

    子宮頸がんワクチン重い副反応 中学生、長期通学不能に

    子宮頸がんワクチン重い副反応 中学生、長期通学不能に

    子宮頸(けい)がんワクチン「サーバリックス」を接種した東京都杉並区の女子中学生(14)が、歩行障害などの重い症状が出て、1年3カ月にわたり通学できない状況だったことが、7日の区議会で明らかになった。無料接種を行った区は「接種の副反応」と認め、補償する方針だ。補償額は未定。

     サーバリックスは3回の接種が必要。母親によると、女子中学生は12歳だった2011年10月に区内の医療機関で2回目の接種をした。その直後、接種した左腕がしびれ、腫れて痛む症状が出た。症状は脚や背中にも広がり入院。今年1月には通学できる状態になったが、割り算ができないなどの症状が残っているという。

     接種した区内の医療機関は「サーバリックスの副反応」と診断し保健所に報告した。厚生労働省によると、昨年8月末の時点で、全国で接種した延べ663万5千人のうち956人に副反応が起きているという。失神が多いが「四肢の運動能力低下」「歩行不能」などで未回復の例もあり、副反応の発生率はインフルエンザワクチンの10倍程度という。

    朝日新聞デジタル 3月8日(金)9時28分配信 【斎藤智子】
    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130308-00000017-asahi-soci

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    しきゅうのおしらせ:http://allwomen.jp/faq/safety.html

    イギリスで数千件の副作用が報告されているのは、本当ですか?

    イギリスで数千件の副作用が報告されているのは事実です。イギリスにおける全ての予防接種の副作用報告は、MHRA(英国医薬品庁)により定期的に公表されています。2010年7月に発表された最終報告によれば、2010年7月までに400万回以上の接種が行われ4,445例、9,673件の副作用報告が受理されました。主な副作用は「痛み」や「赤み」、「腫れ」などでした。この間に新たなリスクは特定されず安全性に問題は無いと結論されています。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    イギリスのデータや今まで発表されていたのが「本当だったのかな?」って思うようなニュースがでてきました。どんなに安心だといわれていたとしても「完璧」ではないということだと思います

    こちらに日本での詳しいデータがでています。

    子宮頸がん予防ワクチン(サーバリックス)の副反応報告状況について:厚生省HP

    http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r98520000020b41-att/2r98520000020b99.pdf
      
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  • 2013年03月09日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)ニュース・・・がん

    進行・再発の結腸がん・直腸がんに新薬

    進行・再発の結腸がん・直腸がんに新薬

    結腸・直腸がん治療の抗がん剤新薬が、新たに日本で承認申請された。

    新薬は抗がん剤「TAS-102」(トリフルリジンとチピラシル塩酸塩の配合剤)。適応は、「治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸がん」とされ、臨床試験では約3ヶ月の余命延長の効果があるとされた。

    抗がん剤新薬「TAS-102」は経口薬で、大鵬薬品が開発中。

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    抗がん剤について:経口薬
    http://telomelysin.com/category/3274113-1.html

    大鵬薬品工業株式会社
    新規抗悪性腫瘍薬「TAS-102」の臨床第II相試験結果がThe Lancet Oncology電子版に掲載
    http://www.taiho.co.jp/corporation/news/2012/20120828.html

      
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  • 2013年03月08日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)ニュース・・・がん

    胃がん患者が激減の見込み

    胃がん患者が激減の見込み

    日本の胃がん患者が激減される可能性が出てきた。

    多くの胃がんの原因だと判明しているピロリ菌の除菌治療やピロリ菌検査が 2013年には保険診療として認可される見込みが出てきたのだ。

    胃がん患者のほとんどにピロリ菌が関与しており、胃潰瘍や、胃がんの危険性の最大の原因であることが解っていた。しかし、これまでは「予防的な治療は保険診療にならない」という原則から、保険診療の対象は非常に限定されたものだった。現在は、消化性潰瘍の治療歴のある患者、早期胃がんの内視鏡治療を受けた患者等にしか保険診療が認められていなかった。

    しかし、ピロリ菌40代で約3割、60代で約7割の人が感染している胃がん要因であり、除菌治療が胃がん患者と胃がん死亡削減の決め手と、保険適用化の要望が高まっていたのだ。

    保険適用化によってピロリ菌除菌が広まれば、消化性潰瘍の患者数も、胃がんの患者数も、確実に減少するだろう。日本で現在年間5万人が亡くなる胃がん患者の激減は歓迎すべき施策だ。

    胃がんはピロリ菌が最大の要因のため除菌でリスクを最小化できるが、他方、日本人に胃がんの多い原因である「塩分過多の食生活」には留意が必要だ。規則正しく多様性のある食事を基本に、減塩を心がけることは、胃がんだけでなく生活習慣病全般の予防に寄与するからだ

    がん治療の最新情報:http://blog.kougan.info/

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    タイトルを見て『なんだ、見込みか~~』と思ったら、すみません・・・
    私もそう思いました

    日本人の5大がんといわれている『胃がん』『肺がん』『大腸がん』『肝臓がん』『乳がん』。

    私の祖母(母方も父方も)も胃がんで亡くなりました

    年齢の高い人は、がんと共存ができるといいますががんの罹患者も若い人が増えてきたような気がします

    少しでもがんで亡くなる人が減ってくれたらって思います
      
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  • 2013年01月30日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)ニュース・・・がん

    膀胱がんを悪化させる要因

    膀胱がんを悪化させる要因

    タバコの喫煙が膀胱がんでの生存率をも低くするとの因果関係が最も明確に示された。

    米国のマイアミ大学と南カリフォルニア大学の共同研究チームが、民族背景の異なる212人の膀胱がん患者の喫煙状況とがんの進行を調査した結果、非喫煙者やたまにしかタバコを吸わない人よりもヘビースモーカーのがんがより進行し、 がんによる死亡リスクが高いことが発見されたのだ。 膀胱がん患者が喫煙者の場合には、がん細胞が特に攻撃的になり、 がん患者を死亡させるのだ。

    膀胱がん患者の追跡調査は1987~1996年に実施され、詳細が専門誌「Cancer」に発表された。

    がん治療の最新情報:http://blog.kougan.info/

      
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  • 2013年01月25日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)ニュース・・・がん

    乳がん治療の薬代を半額に

    乳がん治療の薬代を半額に

    乳がん治療において外科手術や放射線療法と並行して、再発予防に5年間の服用が必要な抗がん剤アナストロゾール。アナストロゾールは、閉経後の乳がんに効果があるとされるホルモン剤だ。

    このアナストロゾール錠に、効果効能は変わらずに薬代の安いジェネリック薬(後発薬)が発売された。

    例えば1日1回5年間服用した場合(3割負担)、従来のアナストロゾール標準品ならば薬代は約31万円だが、新しいジェネリック薬なら約17万円で足りる。乳がん治療の抗がん剤の費用を約半額にできるのだ。

    ほぼ半額に安くなったアナストロゾール錠「サワイ」は沢井製薬が販売を開始する。

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    Q1.ジェネリック医薬品ってどういう薬なの?
    ジェネリック医薬品は、厚生労働省が先発医薬品と同等と認めた医薬品です。先発医薬品の特許満了後に、有効成分、分量、用法、用量、効能及び効果が同じ医薬品(※)として新たに申請され、製造・販売される安価な医薬品です。また、製品によっては大きさ、味、においの改善、保存性の向上等、先発医薬品よりも工夫されたものもあります。
     
    ※先発医薬品に効能効果が追加された場合、特許の関係で用法、用量、効能、効果が一時的に異なる場合があります。
    ※医薬品の価格が下がっても、患者さんのご負担は先発医薬品使用時と変わらないか、上がることもあります。薬剤師さんとよく相談してください。
    ※先発医薬品からの変更を希望しても、対応するジェネリック医薬品が製造・販売されていないものもあります。
    ※在庫が薬局にない場合には、お薬の用意をするのに時間がかかってしまうときもあります。
     
    Q2.先発医薬品とジェネリック医薬品のちがいはなに?
    ジェネリック医薬品は、先発医薬品の特許満了後に、有効成分、分量、用法、用量、効能及び効果が同じ医薬品(※)として新たに申請され、製造・販売されるので、品質的なちがいはないと言えます。その一方で、先発医薬品開発に10~15年の歳月と数百億もの投資が必要といわれるのに対して、ジェネリック医薬品の開発期間は3年ほどというちがいがあります。そのため、価格も平均すると先発医薬品の約半額に抑えることが可能になっています。
     
    Q3.わたしたち生活者(患者)から見ると、どのような利点があるの?
    平均するとジェネリック医薬品のお薬代は、先発医薬品の約半額です。このことから、患者さんの薬代負担が減ることが利点としてあげられます。また、特許期間が過ぎている薬がすべてジェネリック医薬品に置き換えられた場合、日本の医療費は年間で約1兆円も節減できると言われていますので、大局的に見れば医療費の国庫負担が減ることで医療行政の質が向上するなどの可能性もあります。
     
    ※医薬品の価格が下がっても、患者さんのご負担は先発医薬品使用時と変わらないか、上がることもあります。 薬剤師さんとよく相談してください。
     
    Q4.なぜ先発医薬品よりも安価な値段で販売することができるの?
    先発医薬品の開発が10~15年、数百億もの投資が必要といわれるのに対して、ジェネリック医薬品の開発期間は3年ほどと短く、また研究開発費用も当然低くなります。これらのコストを安く抑えることができるので、それが薬価にも反映されることになります。

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    ジェネリック薬について(患者さんの薬箱):http://www.generic.gr.jp/

    ジェネリック医薬品の問題点:http://kusuri-jouhou.com/nyuumon/generic.html
      
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  • 2013年01月21日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)ニュース・・・がん

    がん光治療に高い治療効果

    がん光治療に高い治療効果

    がん の光治療に高い治療効果が認められ、実用化への期待が高まっている。

    がんの光治療とは、がん細胞に近赤外光を当てることによって熱でがんを破壊する治療法。がん細胞特有のたんぱく質に結合し、近赤外光で発熱する化学物質を、事前に注射することで、近赤外光の照射によってがん細胞だけが壊死する新治療法だ。正常な細胞は傷つけず、副作用も無く、患者の負担が軽いがん治療法として期待されている。

    既に2011年には、マウス実験で光治療法によってがん細胞が破壊されることは実証されていた。しかし、近赤外光を患部へ直接に照射する必要があるため、体内深部のがん治療には開腹もしくは腹腔鏡による手術が必要であり、さらに複数回の照射が不可欠だったため、患者負担を考慮すると光治療の最大の課題であった。

    今回の改良では、薬剤と体の外から光を当てる治療法を組み合わせることで、マウス体内のがん細胞を1回だけの光治療で破壊することに成功した。

    解決する改良された光治療は、 がん細胞に集まりやすい加工を施した新しい抗がん剤「ナノ製剤」の併用とした。

    子宮がん由来の悪性腫瘍を体の深部に発症したマウスに対して、光治療を施し、続いて抗がん剤を注射した。結果は10匹のマウスのうち6匹は1回の光治療だけでがんが消え、6カ月後も生存していた。他方、薬だけや、1回の光治療だけのマウスは、いずれも2カ月以内に死んでしまったのだ。

    分析では、がんへの薬剤の集まり度合が、光治療をしない場合の約20倍に向上したとされている。

    がんの光治療法の改善は、米国立衛生研究所が米化学会ナノテクノロジー誌へ発表した。

    がんの光治療は、頭頚部がん、肺がん、乳がんにも効果があるとされ、早期の実用化が期待されている。数年内でのがん治療への臨床応用から新がん治療法として実用化を目指す予定だ。

    がん治療の最新情報:http://blog.kougan.info/

      
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  • 2013年01月11日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)ニュース・・・がん

    <免疫細胞>iPSで再生…がん治療に応用



    <免疫細胞>iPSで再生…がん治療に応用 東大グループ

    ウイルスに感染した細胞やがん細胞などを攻撃する免疫細胞の一種「T細胞」を一度、人工多能性幹細胞(iPS細胞)にした上で、同じ能力を持つ「元気」なT細胞に再生させることに世界で初めて成功したと、東京大の中内啓光(ひろみつ)教授らのグループが発表した。このT細胞を患者の体に戻すことで、がんなどの新たな治療法につながるという。4日付の米科学誌「セル・ステムセル」に掲載される。

     T細胞は、外敵の侵入が重なったり、感染状態が慢性化したりすると疲弊し、病気に対する免疫力が低下する。

     中内教授らはHIV(ヒト免疫不全ウイルス)に感染している患者の血液から、HIV感染細胞のみを認識して攻撃する特定のT細胞を分離。疲弊したこのT細胞をiPS細胞へと変化させて大量に増やし、ヒトの白血球に含まれる「単核球細胞」と一緒に培養することなどで、再びT細胞に分化させることに成功したという。

     中内教授らによると、iPS細胞を経て再生されても、T細胞は攻撃対象の記憶を失っていなかった。

     がん患者の体からT細胞を取り出して、体外で増やしてから体に戻す治療法は現在も行われている。しかし、がんを攻撃する特定のT細胞だけを選んで増やすことが難しく、効果は限られる。

     中内教授は「今回の方法を使えば、特定の対象を攻撃する若くて元気の良いT細胞を大量に増やすことができる」と話している。【斎藤広子】

    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130104-00000004-mai-soci

    がん免疫療法:がんサポート情報センター
    http://www.gsic.jp/immunity/mk_02/index.html

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    ・T細胞とは・・・主に感染した細胞を見つけて排除する。

    T細胞は3種類あり、それぞれ司令塔、殺し屋、ストッパーの役目を担う。
    T/ヘルパー細胞は免疫の司令塔であり、助っ人。
    マクロファージから病原菌(抗原)の情報を受け取り、B細胞に抗体を作るよう指令を出し、抗体を作るのを助ける。マクロファージと共同で、サイトカインを放出、T/キラー細胞、NK細胞を活性化させる。
    T/キラー細胞は殺し屋。
    T/ヘルパー細胞から指令があると、感染した細胞にとりついて、その細胞を殺す。
    T/サプレッサー細胞はストッパー役。
    過剰に攻撃したり、武器を作ったりしないように抑制したり、免疫反応を終了に導く。

    免疫プラザ:http://www.menekiplaza.com/saibou.html  
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  • 2013年01月06日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)ニュース・・・がん

    血液中のがん、網で生け捕り

    血液中のがん、網で生け捕り=簡単検査で転移の早期発見も―理研と米大学

    がん患者の血液中を流れ、転移の原因となる微量のがん細胞を生きた状態で効率良く捕らえる微細な「網」が開発された。理化学研究所と米カリフォルニア大の研究チームが31日までに、ドイツの科学誌アドバンスト・マテリアルズ電子版に発表した。実用化されれば、血液検査でがんの転移を早期に発見したり、治療後の経過を観察したりできる可能性がある。
     血液やリンパ液中を流れるがん細胞は「循環腫瘍細胞」と呼ばれ、がんが最初にできた場所から流れて一部が転移の原因となる。米国で検査技術が実用化されたが、より簡単で精度が高い技術が求められている。
     カリフォルニア大チームはこれまでに、循環腫瘍細胞を捕らえる抗体物質を微細な剣山状のシリコンに付着させた「網」を開発したが、分析のため細胞を生きた状態で網から分離することが難しかった。
     理研の尤嘯華独立主幹研究員らは、抗体物質とシリコンの間に、温度により伸縮する素材を挟み改良。健康な人の血液1ミリリットルに循環腫瘍細胞を10~1000個加えたサンプルで改良した網を試した結果、体温の37度で循環腫瘍細胞を7割捕らえ、その後4度に冷却すると、このうち9割を生きた状態で分離できた。


    血中循環がん細胞の検査の紹介:http://www.1ginzaclinic.com/CTC/CTC.html  
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  • 2013年01月03日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)ニュース・・・がん