たまりば

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「傷つきやすい人」の心理学・・・2



「傷つきやすい人」の心理学 ~人間関係にとらわれなくなる本~

どう見られているか→自分がどう感じるか。視点のスイッチで、人間関係はラクになる。
もっと「自由」に生きるための心のクスリ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・無理してカウンセラーの役割に徹している人と話していると、相手も無理がわかるものです。そうすると相談者も心苦しくなったりしてしてしまいます。
迷惑をかけているのではないか、仕事だから自分と話してくれているけれど、自分と話すのは苦痛だろうなあなどと思ってしまい、心を開くことが困難になってしまいます。
カウンセラーと相談者といっても、お互い生身の人間同士。
普通の人間関係の一環としてお話をしているほうが、相談者もはるかに話しやすく、正直治療を目指そうとしている気持ちで話してくれていると感じます。
好かれようと相手のために振る舞って自分を殺すのではなく、自分も大事。相手も大事。このスタンスが、人間関係を築く上ではベストなのではないでしょうか。
傷つきやすい人は、自分を大切にするのがへたなので、自分の感覚を大切にするという意識を持っておいてほしいと思います・・・・・本文より


わかるなって思った

自分のつらさを抱えながら人を助けたいと思うのは、とっても立派だと思います
でも、本当にそうなんでしょうか?

私の考えだけれど・・・誰かが誰かを「助けたい」というのは何だか違う気がします

自分が救えるのは自分だけ。

もちろん、ちからになってくれる人が必要なのはわかる

でも、その時も自分がしっかりしていなきゃ・・・ね
  
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  • 2012年08月31日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)読んだ本・・・心理学

    「傷つきやすい人」の心理学 ~人間関係にとらわれなくなる本~



    「傷つきやすい人」の心理学 ~人間関係にとらわれなくなる本~

    どう見られているか→自分がどう感じるか。視点のスイッチで、人間関係はラクになる。
    もっと「自由」に生きるための心のクスリ。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    自己防衛が強固な人と「自尊心」が高い人は違います。

    「自尊心」の高い人の場合は、「そんなことはない。自分にだっていいところがある」と、愛された記憶で自分が守られ、それでいてなぜ相手がそう言ってきたか、自分の反省材料を探します。それに対して、自己防衛の殻を厚くしている人は理屈で自分を守ります。
    幼少期に虐待を受けたり、ひどく傷ついた経験のある人は、こうした心の鎧を何枚もまとって自己防衛しがちな傾向にあります。
    あまりにも傷つきすぎたから、心を閉ざして自分を守る習慣がついたのでしょう。
    もう、些細なことで傷つきたくないという思いはわかります。
    でもこの生き方は、人の言葉をまったく受け付けない「自分だけの理論」で生きる事になるので、それはそれで寂しいものではないかと思います。
    誰の言葉も心には響きません。心に響いてきたら傷ついてしまうから、自分だけで考えて、自分だけの理屈に頼って一人で生きているのが防御壁を持つ人の人生です。・・・・・本文より

    ・・・・・・・・妙に納得した言葉でした
      
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  • 2012年08月30日 Posted by すもも at 00:00Comments(2)読んだ本・・・心理学

    抗がん剤の働きを強化するジュース

    抗がん剤の働きを強化するジュース

    1日230g程度のグレープフルーツジュースを摂取すると、抗がん剤の効果を高められることが判った。グレープフルーツに含まれている「P450酵素」の働きで、抗がん剤が体内で分解されるスピードを遅らせ、効果が持続できるのだ。そのため、同量の抗がん剤でも効果が高く、抗がん剤の投与量が削減できる可能性があることから、がん患者の副作用も軽減でき、それは治療費を低減できることに繋がる。

    シカゴ医学大学の研究者が実施した実験では、既に有効な治療法が無いレベルまで進行しているがん患者=末期がん患者138人を対象として、3つのグループに分け、


    1.抗がん剤シロリムスとグレープフルーツジュース
    2.シロリムスと薬物代謝を遅らせるケトコナゾール
    3.シロリムスのみ
    を投与した。

    実験の結果は、グレープフルーツジュースには、腸内酵素を阻害することで、抗がん剤シロリムスなどいくつかの薬が分解されるまでの時間を遅らせる効果が確認されたのだ。効果は数時間程度発揮され始め、数日間連続することも判った。

    シロリムスは、元来は臓器移植の拒絶反応を防ぐ免疫抑制剤として開発されたが、 進行肝癌、腎細胞癌の治療に効果が期待されている。

    また、グレープフルーツジュースを治療に利用する最大の利点は、過剰摂取のリスクがなく、毒性もないということにある。

    癌治療の最新情報:http://blog.kougan.info/

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    食事療法の中で、朝1個のグレープフルーツを実践していました

    グレープフルーツに含まれるビタミンCは風邪予防にも効果があり、豊富に含まれているクエン酸は疲労回復に役立ちます。

    ただし、ナリンギンは高血圧の治療薬の成分を強めたり、副作用を起こすおそれもあるので、治療中の方は摂取するのを控えてください。また、この他にも副作用を起こす薬があるので、服用中の方は必ず医師に相談してください。

    グレープフルーツのページ:http://www.kudamononavi.com/zukan/grapefruit.htm
      
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  • 2012年08月29日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)ニュース・・・がん

    カラーセラピー2年目



    カラーセラピスト養成講座も2年目が過ぎて、残すところ後「中級の3」だけになりました

    最近は自分の内面を見つめるというよりも他の人を対象としているので、なかなか大変です・・・

    日曜日の授業では、宿題の「ぬり絵」(もう1人のわたし)と(心の風景)を使ってロールプレイングをしました。その時に、クライアント役がKちゃんで、カウンセラー役が私という組み合わせでやってみました

    もう丸1年、Kちゃんと同じクラスだったので「今回のぬり絵っていつもと違うな」なんてことも
    わかるようになりました

    授業が終わって2人でランチをしながら、授業の時には時間が足りなくて聞けなかったので
    「いつもと違うやん、どうしたん?」って聞いていました

    不思議なものでカラーセラピーを勉強して感じたのは「たかが、ぬり絵。されど、ぬり絵」だなって事です

    最初は半信半疑なところもあったけれど、初級の最後の課題の「カラーヒストリー」をしてから、
    色々な事がバタバタと?「納得」していきました

    そして人の色使いも覚えてきたので、今回のように「ちょっと違和感」もわかるようになって来ました

    「らしくない色」とか「いつもと違う色使い」が、自分自身でも気がついていない自分の内面を
    表現している時もあります

    でも、まだまだ修行が足りない私ですが・・・face09
      
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  • 2012年08月28日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)カラーセラピー

    福毛

    左腕に『福毛』を発見icon_bikkuri2

    ひさしぶり~~~icon37って思ったけれど、今までは右腕のあたりに生えていたのに、今回、左腕という変な場所に生えてますicon_maro03

    『福毛』は『宝毛』とも言うそうです

    ・・・伝承として、「福をもたらす」「幸運を呼び寄せる」などといわれており、これが名前の由来となっていると考えられる。これは、宝毛の「白い」「一本だけ突出して長い」などの特徴が、仏の額に存在する「白毫」の特徴と通じる部分があるためではないかといわれてる。このように幸運の象徴のように考えられているため、抜く・切る等をせずに大切に伸ばすべきだとも言われる。・・・wikipediaより

    私は『福毛派』です

    子どもの頃からちょくちょく生えていた白い細い体毛が『福毛』と呼ぶというのは、親に「なんか生えてる」と聞いた時に「それは『福毛』だから抜いちゃだめ」と言われて、それが生えている間は「いいこと」が起きるから抜けないように大切にするようにと言われたのが最初です

    それから、何本も見つけたけれど生えてくる時期もいつ抜けるかもはっきりしない『福毛』だから
    見つけた時には「やった~~」って感じです

    ただ、私のはあんまり長くはならないようでせいぜい3センチになるかならないかですが、それでも腕に生えるとかなりの存在感です

    高校生の頃に友達で眉毛の横のこめかみから5センチくらいの『福毛』が生えている子がいて
    「ちょっと~~さすがにそれって長すぎじゃないの?」と言ったら「だって長いほうが沢山幸せになれるからいいの」と言っていましたが「なんか、おじいちゃんみたいやで(笑)」と言っていました

    彼女いわく「願い事があるとそれが生えてきて、願いが叶うと抜ける」ということでした

    『福毛』のやっかいなところは「なんでこんな場所から生えてくるん??」と思うような場所から毛が生えてくることです。これだけは、選べないし・・・

    今回の私の『福毛』は、洋服の袖で隠れる場所なので大切にしますface02
      
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  • 2012年08月27日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)その他

    犬好きと猫好き



    「猫好き、それとも犬好き?」と聞かれて悩んでしまいました

    どっちが好きと考えたことがないので「どちらでも」かな?って思う

    以前、猫の雑貨を扱っているお店の人が「猫好きは猫グッズなら何でも好きっていう人が多いけど、犬好きは自分の飼っている犬じゃないと嫌っていうから、雑貨屋向きじゃないの」と言うのを聞いたことがあります

    なんか面白いなって思った

    でも、確かに「猫好きicon35」って同じ猫種を何匹も飼うというよりは「ごめん、もらって」と友達に言われたから、とか捨て猫を「飼い主が見つかるまでって思ったんだけど・・・」と飼っている人など、猫種にこだわらずに「成り行き」で飼っている人が多い気がします

    それに比べて「犬好きicon34」って飼う前から「OOじゃないと」「OOを飼ってみたい」というこだわりが強い気がします
    そして「多頭飼い」しているのを見ると、同じ犬種を何匹も飼っている気がします

    これって何が違うのかな??って思う

    確かに猫って野良もいるし、人から「もらってくれる?」と聞かれることも多い。反対に犬は自分でペットショップに行くという飼いかた(買いかた)なのかな?という違いもあるけれど。。。

    私は犬も猫も好きだし「猫派、犬派?」と聞かれても「飼えばどっちも可愛いし、その子の性格だよね」って思う

    ただ、小さいチワワ犬のようなのは苦手かな・・・あとは吠える犬。

    昔、家で飼っていた「狆」は、まるで存在感のない犬でした
    あの犬のイメージがあるせいか、吠えない精神的に安定した犬が好きなのかもしれない

    そして、犬は体が大きくなればなるほど好きです

    柴犬から秋田犬やゴールデンにハスキーまで、なんでも好きicon37

    小学生の時に、大きな秋田犬に咬まれたことがあって、今でも右腕に傷跡が残っています
    でも、咬んだのは犬のせいじゃなくって私のせいだったからか、不思議と犬が嫌いにはならなかった

    むしろ私を咬んでしまったせいで、殺処分されてしまったほうが悲しくて仕方がなかった
    人間の勝手な都合で飼われて処分されてしまうなんて・・・って思った

    動物を飼うと、その子が一番可愛いって思う
    それが犬でも猫でも、ハムスターでも魚でも亀でもやっぱり情が移るからかなって思います

    亀やハムスターやモモンガなど色んなものを飼ってきた私ですが、次に飼うなら爬虫類がいいかな?って思っています。リクガメがいいな~~

    ただ、長生きする子は自分の命を考えてしまうし、長生きできない動物を飼う時には別れる時のつらさを考えてしまいます。で、結局、なかなか飼えない私でしたface07

    写真は24年以上も生きた、うちの「ちびちゃん」です

    母と「こんなに長生きしたら化け猫になるかもよ(笑)」と言っていたくらい生きてくれました

    そして、ちびは「幸せを運んでくれるかぎ尻尾」の猫ちゃんでしたface02  
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  • 2012年08月26日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)その他

    電車の中で化粧する女たち―コスメフリークという「オタク」



    電車の中で化粧する女たち―コスメフリークという「オタク」

    なぜ、女性たちは電車の中で化粧をするようになったのか。それは単にウチ・ソトの区別がなくなったからではない。化粧そのものが変わったのだ。身だしなみというプライベートなものから自己表現というパブリックなものへと。
    今や化粧は、自己表現であり、立派な趣味の一領域であり、教養ですらある。「化粧が上手いですね」は褒め言葉であり、意のままに外見を操れる女性はインテリジェンスならぬ、「ビューテリジェンス」の持ち主として賞賛される。そして、「コスメフリーク」と呼ばれる彼女たちの化粧への熱中ぶりは、まるでアニメやマンガに対するオタクのそれを思わせる。何しろコスメフリークは私というフィギュアに「萌える」のだから。

    電車男と電車内化粧女。オタクとコスメフリーク。それは、一見正反対の存在に見えても、九〇年代の日本社会が生み出した表裏一体の文化現象なのである。

    「萌え」をキーワードに現代化粧文化の核心に鋭く迫る、目からウロコの快作。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    電車の中で化粧をしている人を初めて見たのは、今から25年以上も前でした

    姫路から三ノ宮まで新快速で学校に通っている時に、私よりも少し年上に見える人が
    最初はすっぴんなんだけれど、電車を降りる時には「ばっちりメイク顔」になっていました

    学生だった私は、ほとんど化粧っけなんてなくて、せいぜい乾燥防止のリップくらいだったから
    揺れる電車の中で器用にビューラーやマスカラ、アイラインまで完璧にこなしている
    お姉さんのメイクを「こんな事をするんだ」って興味津々で見ていました

    あの時代、電車の中でメイクするなんて考えられなかったけれど、
    今では高校生の女の子の側にいっても香水のいい匂いがするようになりました

    本の中で、中村うさぎさんの整形について書かれていたのですが、私が一番納得した言葉でした

    ・・・・・・彼女は男に愛されるために整形したのではない。自分を愛するため、自分が自分に満足するために整形したのである。他人が受け入れても、私が私を受け入れなければ意味がない。化粧中毒は自分中毒でもある・・・・本文より

    最近、思ったことだったのですが、明らかに「美人」と呼ばれる部類に入る人なのに「自分の顔を好きじゃない人」がいて、なんで??って思いました。そして、他の人にとって「綺麗な顔」であっても「自分が好きな顔」でないと自分を愛せない人がいるということでした。

    そして、ガングロ化粧の子から、人から何を言われても自分の評価が絶対で、自分が望む美人顔を手に入れる。そういう人が増えてきたそうです

    「自分が望む顔」を求めて化粧する女性と「男に愛される顔」をして婚活をする女性。

    なんか、面白いなって思いました
      
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  • 2012年08月25日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)読んだ本・・・その他

    がん友さん

    仙台で入院している時に、先輩患者の人から「同じ時期に入院していた人と友達になっておくといいよ」と教えてもらいました

    手術の時、放射線治療の時と2度にわたる入院で色々な人と話をしましたが
    退院後は、東京の病院に転院する予定だった私は、みんなの連絡先を聞くことなく
    別れてしまった人も沢山います

    地震の時「塩竃」や「石巻」という地名を聞くと「ああ、あの人は無事だったかな?」と思い出していました。今となっては消息を知る事もできない人も沢山いるけれど、元気でいてくれたらなって思いました

    「がん友さん」の必要性は、来月3年目が来る今、ますます感じます

    「吉祥寺ランチ」のメンバーは、通院している病院はバラバラだけれど罹患時期が近いので
    今回の話の中でも「病気のこと」という自分の体よりも、外の部分の悩みの比重のほうが大きくなっているのを感じました

    それは、やはり時間が解決してくれた事があったんだと思います
    そして、同じような時期に罹患したからこそ同じように流れる時間の流れなのかもと思いました

    それに比べて、患者会や長期生存者の人との付き合いは「自分の目指す人たち」だと思います

    「今のつらさが何時まで続くのか?」という自分にとっては「一生のもの」だと思えることが、実は年月が解決してくれるものだったりします
    それを知っているのは、やはり長期生存者と呼ばれる体験者の人たちだと思います

    もし、がんと言われてしまったら個室に閉じこもってしまうのではなくて「同じ病室の人」や「同じ趣味を持つ体験者」の人や「患者会」という色々な場面で同じ体験をした人と話してみて欲しいと思います

    今の自分の人間関係も大切ですが、同じ体験をした人は、これからの人生の指針になってくれるはずです
      
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  • 2012年08月24日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)がんとこころ

    吉祥寺ランチとカラーセラピーの課題



    ひさしぶりにがん友さんと吉祥寺ランチに行って来ましたicon28

    今回はランチプラス『カラーセラピーの生徒さんになって』と声を掛けて
    ランチの後で、お茶をして「ぬり絵」もお願いしました

    久しぶりの吉祥寺ランチだったので話したいことがいっぱいicon_bikkuri2

    ランチは吉祥寺一並ぶ「さとうのメンチカツ」で有名なお店の2階でステーキを頂きました
    さとうのステーキとメンチカツのお店は同じお肉屋さんがやっています

    さとうのステーキはランチだと1500円で頂けるので、美味しくて、お得なんだけれど
    少し時間が遅くなると、かなり並ぶので待ち合わせて食べたいものを聞いて
    肉になったので「じゃあ、行くよicon_bikkuri」と大急ぎで行きました

    そして、お肉を頂いてからドックカフェでもある「八十八夜」に行って
    パイナップルタルトとアイスティを頂いてました

    ひとしきり話してから「ぬり絵をお願い」と塗ってもらったのですが
    (オーラぬり絵にするか、体感覚にするかを聞いて「体感覚」にしました)

    楽しそうに話しながら、しっかりとしたタッチで、あまり迷いがなくテンポよく2人が塗っているのをみながら「この人たちって、やっぱり健康なんだな」って思いました

    3人共が「がん体験者」だし、お願いした友達は乳がんで2人ともホルモン療法も受けているけれど病気というのは、体だけであって「心は健康」だと思いました

    40年以上生きてるんだし、みんな働いているから仕事や家族、人間関係にと色々なことはあるけれど「それはそれ」気持ちがしっかりしているところがいいなって思った

    ぬり終わった感想を聞いてみると「楽しかった」と言ってくれました

    よかった~~~face02

    そして今回、話をしてみて3人共が長女という共通点がありました
    それだけでも何となく気持ちが通じる気がしました

    ケロちゃん、ユリさん、いつも楽しい時間をありがとうねface06  
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  • 2012年08月23日 Posted by すもも at 00:00Comments(2)カラーセラピー

    新装版 画文集 炭鉱に生きる 地の底の人生記録



    新装版 画文集 炭鉱に生きる 地の底の人生記録

    【著者紹介】
    山本作兵衛(やまもと・さくべえ)
    明治25年(1892年)福岡県嘉穂郡笠松村鶴三緒(現飯塚市)生まれ。7歳から炭鉱に入り、父の仕事を手伝う。以来50余年、筑豊地方の炭鉱で働き続けてきた。
    昭和33年(1958年)、「炭鉱の姿を記録して孫たちに残しておこう」と絵筆を握り、明治・大正・昭和の炭鉱の姿を描き始めた。昭和59年(1984年)、老衰により逝去。今年5月、585点の絵画や6点の日記などが、ユネスコが認定する「世界記憶遺産」に国内から初めて登録された。

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    ヨイトマケの唄
    【作詞・作曲】丸山明宏

    父ちゃんのためなら エンヤコラ
    母ちゃんのためなら エンヤコラ
    もひとつおまけに  エンヤコラ

    1.今も聞こえる ヨイトマケの唄
      今も聞こえる あの子守唄
      工事現場の昼休み
      たばこふかして 目を閉じりゃ
      聞こえてくるよ あの唄が
      働く土方の あの唄が
      貧しい土方の あの唄が

    2.子供の頃に小学校で
      ヨイトマケの子供 きたない子供と
      いじめぬかれて はやされて
      くやし涙に暮れながら
      泣いて帰った道すがら
      母ちゃんの働くとこを見た
      母ちゃんの働くとこを見た

    3.姉さんかぶりで 泥にまみれて
      日にやけながら 汗を流して
      男に混じって ツナを引き
      天に向かって 声をあげて
      力の限り 唄ってた
      母ちゃんの働くとこを見た
      母ちゃんの働くとこを見た

    4.なぐさめてもらおう 抱いてもらおうと
      息をはずませ 帰ってはきたが
      母ちゃんの姿 見たときに
      泣いた涙も忘れ果て
      帰って行ったよ 学校へ
      勉強するよと言いながら
      勉強するよと言いながら

    5.あれから何年経ったことだろう
      高校も出たし大学も出た
      今じゃ機械の世の中で
      おまけに僕はエンジニア
      苦労苦労で死んでった
      母ちゃん見てくれ この姿
      母ちゃん見てくれ この姿

    6.何度か僕もぐれかけたけど
      やくざな道は踏まずに済んだ
      どんなきれいな唄よりも
      どんなきれいな声よりも
      僕を励ましなぐさめた
      母ちゃんの唄こそ 世界一
      母ちゃんの唄こそ 世界一

    今も聞こえる ヨイトマケの唄
    今も聞こえる あの子守唄
    父ちゃんのためなら エンヤコラ
    子どものためなら エンヤコラ
      
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  • 2012年08月22日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)読んだ本・・・その他

    抜歯

    土曜日に歯を抜きました・・・

    少し前に奥歯に嫌な痛みを感じて「これは、あかんかも・・・」と思った

    で、歯医者さんに言ったら「根っこが割れてるから抜くしかないね」と言われて抜きました

    奥歯から3番目の歯だったのですが「インプラントにするか、ブリッジにするか、矯正するか」と言われて
    少し悩んで「今回はブリッジで」と決めました

    私が通っている歯医者の先生は「極力抜かない」という方針があって
    今回の歯も半分の根っこは生きているので、1つの歯の半分を残して半分だけを抜きました

    なのでインプラントをするとしても、先にブリッジをしてそれでダメになったら
    その時はインプラントにしようかなって思いました

    矯正は抜けた歯よりも奥の歯を引っ張って、手前に持って行くんだけれど
    それだと保険は使えないので、治療費がかなりかかるそうです

    それはちょっと難しいなって思ったし、時間もかかるのでそれは断念しました

    インプラントは、今の歯ですると残りの歯を抜いた時にもやると思うと
    ちょっと不安だし・・・(骨に直接、金属を入れるって怖いし・・・)
    先生は「大丈夫」と言っていましたが。

    先生と色々な場面を想定して話をしてみて、歯の治療も進んでいるんだなって思いました
    今は親知らずを抜けた歯のところに移植することもできるそうですが、今回の私の歯は
    半分残っているので、抜いた親知らずを入れるスペースがありません

    でも、ちょっとやってみたい気持ちになっていました

    親切なおじいちゃん先生もいいけれど、今の治療に精通した先生のほうが長い目で見て安心かなって
    思った私でした
      
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  • 2012年08月21日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)その他

    伝え上手で、キャリア・アップ! 働く女性のハッピー法則



    伝え上手で、キャリア・アップ! 働く女性のハッピー法則

    OLのみなさん必読!
    上手な「自己主張」を身につければ、働くのがもっと楽しく、やりたいことが実現しやすくなります。
    一万二千人の相談にのってきた、人気ナンバーワン・カウンセラーが教える!〈自己主張・自己PR・自己実現〉のコツ。
    仕事はもちろん、面接、プライベート、あらゆる場面の人間関係に役立つ『アサーティブコミュニケーション』。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    気になることがあると、本を読む私ですが、そういう時は同じような本を沢山読みます

    この本を読んだきっかけは、会社のお隣の席だった彼女の不思議なくらいに攻撃的な対応について私には理解が出来なかったので「なんでだろう?」と思ったからです

    何度か彼女と話をしてみて感じたのは、私が「こうじゃないの?」というと、この人は私のことが嫌いなのかな?って思うくらいに攻撃的に反論されることでした

    といっても彼女が辞める前の2ヶ月間は話してもいないのだけれど、それでも他の人との会話でも違和感を感じる事が沢山ありました

    それは仕事を依頼された時も同じで「なんでこんなことしなきゃいけないの」と言っていて、それを隣で見ていた私はつい心の中で、それって「この優秀な私がやる仕事でもないでしょ」ってことなのかな?って思っていました

    今まで色々なところで働いていましたが、派遣の人でここまで攻撃的な人は初めてだったので「この人の気持ちは何だろう?」と思いました

    それで、色々な本を読んで最終的にたどり着いたのが「伝える事が苦手な人」だったのかな?という事でした(私なりの結論です)

    ただ、実際の彼女は「とてもよく話をする人」でした

    でも「おしゃべりな人=伝え上手」ではないとこの本に書かれていて「そうだな」って思った

    そして、いくら話をしていても攻撃的な話し方だと相手にはきちんと伝わらないと思います
    でも、伝える技術ってとっても難しいって思った

    私は少しだけれど、アサーションを勉強してみたけれど、それを受け入れてくれる人間関係の必要性も感じました

    地域によっても人間関係の深さや受け取り方は様々だと思うけれど、私は基本的には相手が嫌な気分にならないような関係がいいのかな?って思う

    仕事を断る時にも、ただ「できません」じゃなくって「今は忙しいから、いつだったらできるよ」でもいいと思うし、私の場合は大変な仕事の時は仲のいい上司なら「チョコ1つとなら手を打ちます」と言ったりします
    先日も「おまんじゅう1つで手を打つ」と言ったら、上司に「この前、あげたからあれで」と言われて「あれはもう食べたからダメ。証拠隠滅した」と言っていました。上司は「えええ~~やってよ(笑)」って言っていました

    みんなに使えるかは別ですが、それでわらってくれるような関係ならいいのかなって思います
      
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  • 2012年08月20日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)読んだ本・・・その他

    しあわせ“ぬり絵”セラピー―ココロが元気になる!



    しあわせ“ぬり絵”セラピー―ココロが元気になる!

    かとう ようこ (イラスト), 末永 蒼生

    色彩心理学の第一人者と気鋭の絵本作家とのコラボレーション。
    1枚1枚の絵に色を塗ることで、あなたならではの“癒し”のストーリーが生まれる…。
    ハッピーな気分になる“世界でひとつ”の塗る絵本。



    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    カラーセラピーのぬり絵をしていて、この人の絵って可愛いって思うイラストレーターさんがいました

    ひよこやカエルにカメといった動物のキャラクターが可愛くて、本を取り寄せてみました

    「ぬり絵」を選ぶ時に、自分で塗って見たい!と思うものを塗る場合と
    その人の状態に合わせて選んだものを塗る場合があります

    今回のは本を開いた時に「これ塗ってみたいface05」と思った花にしました

    とっても気持ちよく塗れたせいか、思いっきりカラフルで楽しい色合いになってましたface02
      
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  • 2012年08月19日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)カラーセラピー

    不思議な家

    私が中学生の時にある日、父親が「家を買うっちゃったぞ」と言って家を買いました

    うちの父のこの発言は色々な意味で我が家に波乱を起こしているのですが
    その時も、家族に相談もなく「買ってきちゃった」なので、私は中学2年生の3学期という
    ものすごく変な時期に転校する事になりました

    私はどういう訳か、この家が大嫌いでした

    いきなりの引越しに転校で、学校ではいじめに会うし嫌いで嫌いでたまらない家でした

    この家のあった場所は、山を切り開いた新興住宅地で、父親がその家に決めた理由が「お城が見えて、川があって山があって、自分が子どもの頃に住んでいた田舎に似ていたから」という理由だったのですが、ただ山を切り開いただけで家しかないような場所だったので、スーパーもなくってとんでもなく不便な場所でした

    どこに行くにも車がないといけなくて、母は40歳を過ぎて原付バイクの免許を取って、その後に車の免許も取りました。
    私たちが入ったのが最初の集団でしたが、思ったよりも便利にもならなかったし、それ以降は、あんまり家も売れてないような雰囲気でした

    その家に住んでいた時に、不思議なくらいにペットが亡くなりました

    うちの家は親が動物や昆虫、爬虫類もOKの人だったので子どもの頃から
    犬や猫、鳥、ハムスターにカメに金魚と色々なものを飼っていました

    特に母親が鳥が好きだったので何羽も飼いましたが、この家で2年も生きた鳥はいませんでした
    理由は猫にやられたりタマゴがお腹に詰まってしまったりと様々だけど不思議と長くは生きませんでした

    その後、猫を飼ったのですがこの子も6年目にお腹に腫瘍が見つかって「明日は手術」という日に外に出たまま帰ってこなくなってしまいました

    あと1匹、猫がいたのですがその子は24年くらい生きたのですが、最初は別の家にいて
    その後は、後に引越しした家で生きたからかなって思います

    私がまだその家に住んでいた中学生の時に、近所のお兄さんが自殺をしました

    「東大受験に失敗したから」とバイクで堤防にぶつかって亡くなりました

    今考えれば、その人が最初だったと思います

    その後、弟の同級生のお兄さんが、やっぱりバイクの事故で亡くなりました
    その家は男の子2人だけだったので、弟をいじめていた子がバイクの免許を取りたいと言った時に親が「バイクはダメ」と車を買ってくれたそうです

    その彼も、車の事故で亡くなりました

    その前に、私の同級生の男の子がやはり車の事故で亡くなりました
    それを聞いた時は、まだ3人目だったけれど「よく亡くなるわ」と思っていました

    でも、それはまだまだで、GW前に私のお隣の家の人が車を洗車していたそうです
    母が「明日はお休みだから、ドライブにでも行くの?」と聞くと「はい」といっていたそうです

    彼は、私と同い年だったけれど地元の中学・高校には行かないで私学に通っていたらしく
    私は彼と1度も話した事がありませんでした

    彼の車は、その頃とっても流行っていたソアラだったのを覚えています

    次の日、母が泣きながら「お隣の子が亡くなった」と言うので、びっくりしていたら
    高速道路で、彼だけが外に投げ出されて一緒に乗っていた彼女はほとんど無傷で助かったそうです

    びっくりしていたけれど、その頃は車の事故で亡くなる人もいなくはない時代だったし
    みんなが車の免許を持っているような場所だったので「そういう事もあるのかも」と思っていました

    それから、私は家を出ていたので誰かが車の事故で亡くなったというのは聞いた事がなかったけれど、ご近所の旦那さんが車で人をはねてしまったという話はあったそうです

    私が結婚する前に、一度、実家に帰っていた時に帰ってすぐに原付バイクに乗っていて車にはねられました
    その時は、右手首を骨折しました

    そして、その1年後には弟が同じ人にはねられました
    弟は、左手首を骨折しました

    姉と弟が同じ人にはねられるなんて・・・と思った

    それから、しばらくして父親がまた「自分も家に帰ってくるような年齢になったけど、こんな不便な家には住めない」と、家を売って他の場所に家を買ったので、その家を離れることになったのですが、今考えても「よく死ななかったな」って思います

    ほとんどの人が私と5歳くらいの年の差で5人も亡くなっています

    うちの家は、2人共命は助かったけれど子どもが2人共亡くなった家もあるし・・・

    何年かして、その家の近くを車で通ったことがあります

    ふと家が沢山あるのに「寂しい場所だな」って思いました

    その土地の裏側には、墓地がありました

    あの家にいなくても家族はバラバラになっていたかもしれないけれど、
    あの家じゃなければ果たして私は家を出て行っただろうか?と思います

    少なくともその前に住んでいた家の時には、家族は上手くいっていたと思うし

    母が新しく家を見つける時に「今度は、絶対にお父さんにはまかせられない」と言っていました

    その時に「お父さんのわがままには、もう付き合ってられへんわ」と前の家の文句を言っていました。やはり母も私と同じ事を考えていたらしく「あの家は、ペットが長生きせえへん家やったわ」と言って、母が一番可愛がっていた猫の事を「あの子もあの家じゃなければもっと生きていたんかも」と言って悲しんでいました

    あの家では他にも色々なことがありましたが、考えても不思議な家だったなって思います
      
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  • 2012年08月18日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)その他

    直感を磨けば何でもスイスイうまくいく!



    直感を磨けば何でもスイスイうまくいく!

    仙台の病院に行く時になぜだかわからないけれど『絶対にここじゃないと』って思った

    最初は、東京の病院でも地元のがんセンターでもいいと思った
    そのほうがきっと色々な面で楽なはずだったのに、自分の受けたい治療は仙台にしかないって思った

    なぜだかわからないけれど、他のどの病院ではなく『仙台に行かなきゃ』って
    私の「感」がそう言っていた

    実際、その時私が受けたかった治療は仙台の病院でしか受けれなかったし、よかったって思った

    治療を受け始めても色々な場面で不思議な体験がありました

    そんなこともあって、自分の「感」を信じることって大切なのかもって思った


    でも、私は「感」はあるけれど「霊感」はないそうです

    同じものなのかと思ったけれど、霊感の強い友達に「私のは霊感じゃなくって感やわ」っていうと
    「そうだね、すももは見えてないと思うよ」と言われた・・・
    それって・・・・icon_maro03

    でも、心霊体験の再現ドラマを見ると見えないほうがいいみたいって思う

    私に「見えてないみたい」と教えてくれた友達が教えてくれた話ですが。。。

    ある日、寝ようとベットに入ったら自分の部屋の床一面に「おかっぱ頭」の女性の顔があったそうです

    とっさに「これは、やばいかも」と思った友達は「南無阿弥陀仏」とお経を唱えたそうです
    そしたら、その「おかっぱ頭」の女性が「そんなんじゃきかへん」と言ったそうです

    ひょええええ~~~~~face08

    えええ~~なんで霊が関西弁なん??というつっこみはともかく、友達に「大丈夫やったん?」と
    聞くと「大丈夫、あの人綺麗なお顔だったから悪い霊じゃないと思うし」と教えてくれました
    よくない霊は、顔が綺麗じゃないそうです・・・

    でも、やっぱり怖いやん~~~icon_maro06と思った私ですが。。。
      
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  • 2012年08月17日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)読んだ本・・・その他

    いのちの日記



    いのちの日記~神の前に、神とともに、神なしに生きる~

    柳澤桂子HP:http://www.yanagisawakeiko.com/index.html



      
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  • 2012年08月16日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)読んだ本・・・その他

    君死にたまふことなかれ

    あゝおとうとよ、君を泣く
    君死にたまふことなかれ
    末に生まれし君なれば
    親のなさけはまさりしも
    親は刃をにぎらせて
    人を殺せとをしへしや
    人を殺して死ねよとて
    二十四までをそだてしや

    堺の街のあきびとの
    旧家をほこるあるじにて
    親の名を継ぐ君なれば
    君死にたまふことなかれ
    旅順の城はほろぶとも
    ほろびずとても何事ぞ
    君は知らじな、あきびとの
    家のおきてに無かりけり

    君死にたまふことなかれ
    すめらみことは戦ひに
    おほみずから出でまさね
    かたみに人の血を流し
    獣の道で死ねよとは
    死ぬるを人のほまれとは
    おほみこころのふかければ
    もとよりいかで思されむ

    あゝおとうとよ戦ひに
    君死にたまふことなかれ
    すぎにし秋を父ぎみに
    おくれたまへる母ぎみは
    なげきの中にいたましく
    わが子を召され、家を守り
    安しときける大御代も
    母のしら髪はまさりぬる

    暖簾のかげに伏して泣く
    あえかにわかき新妻を
    君わするるや、思へるや
    十月も添はで 別れたる
    少女ごころを思ひみよ
    この世ひとりの君ならで
    ああまた誰をたのむべき
    君死にたまふことなかれ

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    中学生の時に読んだ現代詩集の中に書いてあった詩で、今でもふと思い出す1つです

    『君死にたまふことなかれ』

    今では「当たり前」の考えだけれど、この時代にそれを言う与謝野晶子という人の強さを感じます

    こちらに詳しい説明が書かれています。
    http://www.geocities.jp/the_longest_letter1920/kimi_shinitamou_koto_nakare.html  
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  • 2012年08月15日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)その他

    すべて、患者さんが教えてくれた終末期医療のこと・・・2

    この本は、序章から「末期がん患者はモルヒネ投与で死期が早まる。しかし楽にしてあげるならそれしかない―本当か?」という問いから始まっています

    終末期医療の現場で起きていることが、きちんと書かれています

    私たちが知っている医療現場は病気で病院にかかっている人以外は、ほとんどが「人の感想」のような気がします。「OO病院の評判」という、ある特定の人の感想をさもそれが全てのように話したことを、そのまま受け止めているような事があります

    ある病院のことを「あの病院に入ったら、もう帰ってこれないのよね」と誰かに聞いたとします
    それを聞いた人は「そうか、そんなに危ない病院なんだ」と思う人がほとんどだと思います
    でも、それを聞いた医療現場を理解している人なら「ホスピスがあるんだ」と考えます
    それくらい大きな差がある気がしました

    本の内容は、

    第1章
    臨終では、ドラマのように、愛する人の名前を読んだ後、がくっと死ぬ―本当か?

    第2章
    望まぬ延命治療をされているのは一部の人間で、事前の意思表示をしておけば絶対に大丈夫―本当か?

    第3章
    抗がん剤は最後までし続けたほうが命が延びる。あるいは逆に、抗がん剤は苦しいだけ―本当か?

    第4章
    がん患者が一番かわいそうである。がんにだけはなりたくない―本当か?

    第5章
    悪いのは不真面目な医師である。医者がちゃんとすれば医療は変わる―本当か?

    終章
    望んだ終わりへ

    「おわりに」のところで、ある患者さんの死から学んだことが書かれていました
    彼の最期は、全ての患者さんの理想とも言えるものでした

    ・・・彼のすごいところは、全てにおいて、自分がどうしたいか、そのビジョンを持っていたところでだった。そしてそれを実現するための情報を自ら、あるいは医療者から集めて、その情報をもとに考え、その結果生まれた希望を医療者に伝え、望む結末が用意された。
    話を聞けば、終末期のみならず、抗がん剤治療を受けている頃から彼はそうだったという。
    「まず自分がそうしたいのか?」、それを常に明らかにして、彼は行動してきた。

    「根治の可能性がなくても、最後までがんと闘うのか」
    「根治の可能性がなくても、できる限りの治療を行うのか」
    「根治の可能性がなかったら、一切の治療はいらないのか」
    「緩和医療は行うのか否か」・・・・・・・本文抜粋。

    これを読んで思ったのは「これって当たり前じゃないのかな」という事でした
    でも、これをきちんと考える事は「自分の死を見つめること」だと思います
    それって、やっぱりつらいと思う

    そして、私のようにだんなも子どももいない人間は、自分のビジョンを貫くことができるかも知れないけれど、子どもやだんながいる人。また、その人が「1日でも長く生きていて欲しい」と望んでいる人なら、またその最後は変化していくのだろうし・・・

    でも最期を自分らしく迎えることは「自分らしく生きる」ことと同じくらい大切なことだと思います

    それには私であれば、親や医療者に自分の望む死をきちんと伝えることが大切なのかなって思います

    「人は必ず死にます。致死率100%です」と言った医師がいます
    生きる事も死ぬことも受け入れていかなくてはいけないんだなって思う私でした
      
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  • 2012年08月14日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)読んだ本・・・がん

    墜落の夏―日航123便事故全記録



    墜落の夏―日航123便事故全記録

    1985年8月12日、日航123便ジャンボ機が32分間の迷走の果てに墜落し、急峻な山中に520名の生命が失われた。いったい何が、なぜ、と問う暇もなく、遺族をはじめとする人々は空前のできごとに否応無く翻弄されていく…。国内最大の航空機事故を細密に追い、ジャンボに象徴される現代の巨大システムの本質にまで迫る、渾身のノンフィクション。講談社ノンフィクション賞受賞。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    この事故が起きた時に私は神戸の学校に通う学生でした
    私の知り合いに犠牲者はいなかったのですが、クラスメートが「高校時代の先輩が亡くなった」と言っていました。東京の大学から神戸に帰ってくる時に犠牲になったそうです

    学校を卒業して大阪で働いていた時にも、同僚が「あの時、夏なのに大阪駅が喪服を着た人でいっぱいで真っ黒だったのよ」と教えてくれました。あの飛行機は東京(羽田)発大阪(伊丹)行でした。その方も知り合いが亡くなってお葬式のために、大阪駅を利用していたそうです

    そして何年かすぎて、御巣鷹のニュースを見ていると母が「あの女の子、今年はOO歳になったのね」と言ったことがあります。生存者の中で一番若い子の事でした

    私が「お母さん、よく覚えているね」と聞いたら「あの子、OOと同い年やったんよ」と言いました
    弟と同い年の彼女の事が心配だったと言っていましたが、その後看護婦さんになって結婚したと聞いたことがあります。私も母の言葉を聞いてから、夏がきて御巣鷹のニュースが流れると彼女の年齢を数えてしまいます

    この本は、もう何年も前に読んだ本ですが忘れられない1冊です
      
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  • 2012年08月13日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)読んだ本・・・その他

    すべて、患者さんが教えてくれた終末期医療のこと・・・1



    すべて、患者さんが教えてくれた終末期医療のこと

    大津 秀一 著
    内容:『死ぬときに後悔すること25』で知られる著者が、終末期・死に関する6つの誤解について解いていく。患者さんが教えてくれた終末期医療の選択と、よりよい最期を迎えるためのヒント。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    治療後1年が過ぎた頃に「再発の可能性」を言われました

    幸い、再発はなかったけれどその時に「終末期医療」について考えました

    再発=死ではない。けれど、再発→転移であれば、その可能性もあります
    私のがんは、基本的に抗がん剤が「効きにくい」ので、手術が受けれなければ、
    それは遅かれ早かれ死を意味します

    手術を受けるなら、今の主治医に切ってもらおう。と決めた私は、今もその気持ちは変わりません
    ただ、それ以上の医療が必要であるなら地元に帰ろうと思っています

    そして、その時が来たら・・・も色々と考えていました

    ホスピスに入るかどうか。は別にしても、基本的には口から食べ物が食べれない状態になるような胃ろうは作らない。人工呼吸器はつけない。という「延命治療は受けない」というのが私の考えでした
    でも口から食べれるのであれば、ストーマはつけると思います
    私は物が食べれるのが大切なことだと思っているので、それが基準になっています

    そして、それは延命治療を受けるには、がんという病気はあまり適さないと思ったからです

    全身にがんが転移した状態であれば、それは二度と治りはしない(完治しない)のだから
    長く生きてもそれでその後の人生がある訳ではないということだと思います

    まだまだ生きれる。例えば、胃ろうをして働けるようになる。とか、人工呼吸器をしても
    いつかは外すことができて、自発呼吸ができるようになる。または、それをつけた状態でも
    歩いたり仕事ができるなら、それは必要な治療だと思います

    でも、ただ生きるために行われる医療ならば、私は必要ないなって思う

    それは抗がん剤治療も同じように思いました

    本の中で抗がん剤治療を受けた大腸がんの患者さんは寿命が20ヶ月延びたと書かれていました
    それだけの時間があれば、自分が会いたい人に会うことも行きたかった場所に行く事もできるかもしれない
    最後に、家族や友人と温泉くらいにならいけるかもしれないと思いました
    そのための抗がん剤治療であれば、受けたいと思います
    でも、ただ命を削るようなものならいやだなって思います

    終末期医療については、色々な考えがあると思います

    本の中で「家族だから」とまるで医師のように抗がん剤を押し付けてくるお嫁さんの話が書いてありました
    さも家族の意向だから、本人もそう望んでいるからと患者の苦痛よりも医師の言葉よりもネットの情報を押し付けてくる人。
    そこまでではなくても、多くの家族が「よくならない」のを心の中では理解しながらも、
    自分の都合で患者の延命を望んでいる場合があると思います

    患者の1日でも長く生きたい。という気持ちと家族の生きて欲しいが同じ時もあると思います

    でも、それが最期の時が近づいた時も同じであるとは思わない私です

    この本を読んで最後のページの先生のプロフィールを見て1976年生まれという若さにびっくりしました
    終末期医療に関わっている先生って、年齢が高いと勝手に考えていたからよかったと思いました
      
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  • 2012年08月12日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)読んだ本・・・がん