たまりば

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Posted by たまりば運営事務局 at

うつ病ってなんでしょうね

私が今の企業さんに派遣で働くきっかけになったのは昨年の4月から「うつ病になった女性社員のかわり」でした

彼女は色々な社員さんから聞いた話では、うつになる前にも育児休暇で休んでいて(2人のお子さんがいるので2回)、その後も時短で4時までの出勤だったそうです。それが定時まで働くようになったくらいからずるずると休み始めて、一昨年の11月に医師の診断書を持ってきて「うつ病になったので休ませてください」といって、休み始めたそうです。彼女は図面をしているので、年度末の忙しい間、他の階の人まで手伝って彼女の仕事をしていたそうです。

それが、昨年の10月に復帰するにあたって、会社としては忙しくなると休むので事務系に配置換えをしたいといったところ、産業医から精神的な負担になるので「以前のままの仕事をさせるように」と言われ、本人も事務はいやとかほかにもいろいろな希望をいったらしく結局は、元の職場に戻ってくることになったそうです

当然、彼女がいない間大変だった人にしてみれば、いきなり休むような人に仕事はお願いしたくないということになったのですが、本人はやる気満々で「大丈夫です」と言っているので、戻ってくることになったそうです

今回、4月からの人事異動が発表になって、うつの彼女に嫌がらせをしていた人の異動が決まりました

結局、本人が「大丈夫です」といっても、お局さまがいる限り戻ってきても元の木阿弥になるだろうからということのようです

確かに、ここのお局さまはなかなかいない迫力の人なので、まあお局様がいる限りはねっていうのはわかります

でも、ちょっと感じたのは「これって、何もかもが彼女のために動いているんだ~~~」ということでした

彼女がいないために、図面にしても何にしても全く教えてもらえなかった私も含めて(図面の管理等は全て彼女がしていて、説明できる人がいなかったため)、お局様以外の迷惑を受けた社員さんのことはどうでもいいのかな?って思った

しかも、産業医のすすめもあってか「やりたくないこと」などの権利を振りかざしているらしいという話もあって、彼女が戻ってくる階の人の話を聞くと私が聞いた限りでは彼女を褒めたり、よく言う同僚は誰もいなかったです

結局、お局様がいようがいなかろうが「すぐに休む人」の彼女を擁護するのは、彼女と一緒に働いたことのない彼女が休んでから異動してきた部長だけでした

今のところ、復帰してきた彼女に仕事を依頼する人もあまりなく、私の仕事が手一杯になったので課長が「何も働いてないんだから、仕事してもらえ」と言って、図面をお願いしているようです

確かに「うつ病」って大変だと思う

私も退院後、うつ状態になったことがあるのでわかる

でも、だからといって働き始めたらそれは言えないと思う
図面は期限のあるもので、それは自分だけの問題ではなく対企業の問題なんだけれど・・・と思った

たまの体調不良というよりは、計画的にすら思えるような休み方をしているとも言われていた彼女。

彼女の復帰が決まって私がいなくなるのがわかってから、社員さんが彼女に図面をお願いしなくてもいいようにと変化をしてきているのが私にもわかるようになりました。図面やCADについて聞かれるようになって、私がいなくなって彼女が帰ってきてもお願いしなくてもいいように・・・という人もいました

彼女が本当にうつ病だったかは、私にはわからない

でも、仕事が忙しい間だけ休んで、その後は必ず時短で働く。
そして、毎月、産業医のところにだけいって診断書を書いてもらうけれど、実際にはカウンセリングにも病院にもかかってないし、薬も飲みたくないので飲んでいなかったそうです。

そして、自分の権利を振りかざしているようにしか思えないのって、本当に病気?と思った

うつ病は、本人もつらいんですっていうけれど、実際にはその人の仕事まで負わされているほかの社員のほうがもっとつらいと思うんだけど・・・

そして、真面目な人がなるって言っているけれど彼女が復帰の時に言ったのは「まだ体調が万全ではないので、時短で働きます」という言葉だけで「休んでいる間、ご迷惑をおかけしました」なんてのは、一切、ありませんでした

そこは、どうなんでしょうね

うつ病って言えばいい。休むのも社員として当然の権利。って何かが間違っているように思った私でした






  
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  • 2015年02月11日 Posted by すもも at 20:36Comments(0)その他・・・病気

    点と線

    先日、あるピアサポーターさんについて話を聞きました

    相談者がひとしきり話した後で、そのピアさんが「不安なんですね」と聞いたそうです

    すると、相談にこられた方が一瞬、考えて「そうです」と言ったそうです

    実際にはその相談者が何かを言った訳ではなかったそうですが、その人が話しているのを聞いてそのピアさんは、相談者の本当の気持ちに気がついたということだと思います

    ついつい、私たちは人を「点」でみてしまいます

    何か出来事が起きてそこについてだけでみてしまう。それが「点」

    でも、実際には色々なことがあってその人がそのことを言っているんだということです。それが「線」

    そのピアサポーターさんは、相談にこられた人の話を聞きながら、その方の「線」の部分を感じていたということだと思います

    人は「線」について、気づいてもらえると相手に対して「わかってもらえた」と思うそうです

    たまに、「あんなに真面目な人が」という人が、急に切れるという場面に出くわすことがあると思います

    なんで?と思ったことはないでしょうか?

    切れるという行為だけを考えると、その人が悪い気がします。「そんな簡単なことで」と感じる場合が
    それが相手を「点」でみているということです

    その人は我慢して我慢して、切れたのかもしれない

    人をきちんと見ていない人は、その「点」だけを見て相手を判断しようとしてしまい切れた人を「批判」してしまいます

    がん患者さんと話していると、つい「がん」のことを考えてしまいます

    でも、実際にはがん患者だからではなく、その前のことがあってがんがあって・・・なんじゃないかなって思います

    相手の「線」をみる

    難しいけれど、私もがんばってみます





      
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  • 2015年02月08日 Posted by すもも at 20:44Comments(0)がんとこころ

    上から目線な同僚さん

    今の企業さんでは、私と同じCADの派遣さんが2人います

    私よりも1階上の階にいる派遣さんとたまにですが帰りの電車で一緒になります

    その時にその方がびっくりするくらいに「上から目線」で、ちょっと面白いなって思いました

    基本的には「自分はどこの企業で働いても『社員にならない?』と声を掛けられているんだけれど、全部断っているの」ということから、その他いろいろ・・・・

    最初のうちは「すごいね~」と言っていたんですが・・・正直なところちょっと、飽きてきた

    基本的に彼女は私が何を話しても最終的には、自分のところに話を持っていくし「そうだよね」というのがないので、話していても全くつまらない。先日も、会社についたら何故か指先が切れていて血が出ていたので会社の薬箱からバンドエイドを探していたら、後ろに『お局さま』が立っていて、びっくりした上に「会社のだから、コンビニで買ってきて」と言われて、しかも薬箱を隠されたと言ったら「私は、そういうことはしないから」に始まって、いかに自分がきちんとティッシュやバンドエイドとかを持ってきているかの話になった。私としては、それよりはとりあえず「怪我したの?」って聞くものじゃないのかなって話だったんだけれど・・・。

    なぜか、話が横道にそれてしまう

    しかも晩御飯を食べに行きましょうと言われていったり、ランチに一緒に行ったりもしたんだけれど、とりあえず、食べる速度が異常に早い!しかも、食べたらすぐに「出ましょう」と言われて出たらすぐに「次の店に行きましょう」と言われるんだけれど、私はとてもじゃないけれど食べれないし、動けない・・・

    彼女いわく「私は1食で3合食べる」そうです

    女の人でそんなに食べるなんて聞いたことがないし、もう一緒にご飯に行くのは無理かなって思った

    私はとてもじゃないけれど、彼女とご飯を食べてからだとお茶も喉を通らない・・・

    そんなこんなで、最近は微妙に帰り時間をずらしている私です

    そんな彼女と最後に話した時に私がカラーセラピーで使う500色色鉛筆の写真を見せたところ「それを塗らせてるんだ」って言われました

    え??塗らせてる??

    う~~~ん、それはさすがにないわ。と思って、会わないように決めました

    なかなか手ごわい人でした



      
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  • 2015年02月05日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)がんと仕事

    自分の家族ががんになってしまったら

    『もし、自分の配偶者ががんになってしまったら』の記事を読んで、思い出したことがあります

    先日、以前の同僚が離婚したと聞きました

    その人は、私が始めて友人以外の「がん体験者」と話した人でした

    私が「がんになった」と言ったところ「女の人なのに傷跡が残るから大変だね」と言ってくれました

    その時に私が「親に話したけれど、何だか変なこと言うし、わかってもらえなくて・・・」というと「そうそう、家族は気を使ってくれるんだけど、何か違うんだよね」という話をしました。

    その方は、食道がんでステージ3で5年生存率は50%以下と医師から言われたそうです

    かなり大変な手術だったようで、その後の抗がん剤治療からご飯(白いご飯)が食べれないや色々なことがあるらしく「こんなに大変だとは思わなかった」と言っていましたが「まあ、生存率50%だから、好きなタバコはやめないでおく」と言ってるし、家族なら大変な人だろうなって思ったのを覚えています

    その話を教えてくれた人が「きっとそれは、がんになったから。じゃなくって、その前の関係性が大きく関わってくるんだろうね」と言っているのが印象的でした。その人は、小さい頃にお母さんをがんで亡くしていて自分はお母さんの記憶が全くないこと、その後、お父さんが再婚もせず男手1つでお兄さんと彼を育ててくれたそうです。

    がん体験者やがん家族。色んな人と話をしてみると、色々な話を聞くことができます

    みんな同じではないんだなと思うこともあるし、同じだなって思うこともあります

    若くしてがんになった人が、その後で家族をがんで亡くすこともある

    介護をしながら、がんになって「申し訳ない」と介護施設にお姑さんを預けた人
    娘さんがいなくなって、孫を育てている人
    家族ががんになった時に「がんになった」と近所の人に言えずに「鬼嫁」と言われながらも別居を決めた人

    家族ががんになっても、自分ががんになっても、どっちもつらいんだと思った

    そして、そのことで人生が変わることもあるんだなって思いました


      
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  • 2015年02月02日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)がんと家族

    もし、自分の配偶者ががんになってしまったら

    もし、自分の配偶者ががんになってしまったら――。NHKの朝の情報番組「あさイチ」(1月28日放送)で、がん患者の夫を持つ妻の悩みが紹介された。

    夫ががんになると、生活の変化や治療費の問題など大変なことは多々あるが、周囲の何気ない言動によって苦しむこともあるという。番組には40~50代のがん患者の妻3人が登場。夫ががんになってからの「人付き合いのストレス」について語った。

    「なんで息子だけ、がんにならなきゃいけないの?」

    40代の女性は、夫が入院すると、夫の友人たちが次々と見舞いにやってきた。次第に見舞いが夫の負担になってきたので「面会謝絶」にしたが、それでも「俺は一番仲がいい親友だから。俺だけは大丈夫」と言って勝手に病室に入り込む「友人」に悩まされたという。

    治療法の押し付けも対応が困る。がんが治った人から治療法を紹介されても、実行するのが現実的に難しいこともある。しかし、それをやらないと「嫁が悪い」「嫁が見殺しにした」と思われてしまう。

    夫ががん治療中の50代の女性は、親戚の法事に一人で参加したところ、夫の病状について質問攻めにあった。そこで気持ちを抑えて気丈に振る舞うと、「あなた何で明るく笑って喋れるの?」と言われて閉口したという。

    姑の言葉も強烈だ。13年前に夫をがんで亡くした50代の女性は、姑に言われた言葉を今でも覚えている。

    「あなたたちと同じものを食べているのに、なんで息子だけがんにならなきゃいけないの?」

    何気なく言われた言葉だったが、自分が「すごく悪いことをしてしまったのではないか」と感じてしまった。

    妻としては夫の家族に言われたことは印象に残るようで、番組に寄せられた視聴者メッセージの中にも、夫の妹に

    「こんな病院じゃ治るわけないじゃない。私の家族だったら日本一の病院に入れるわ」

    と言われたという話があった。「傷口に塩を塗られたようでした。一生彼女を恨んでいきます」とかなり根が深い。

    家族は「第2の患者」。ストレスで体調崩すことも 埼玉医科大学国際医療センターの大西秀樹教授(精神腫瘍学)は「こういう悩みは非常に多い」と語る。周囲からのストレスによって不眠や食欲不振など心身に不調が出ることがあり、家族が「第2の患者」といわれる所以になっている。それを見ている患者本人も辛いので、家族をケアすることが必要だとする。

    とはいえ、周囲も決して悪意があるわけではなさそうだ。大西教授によると、周囲も患者の家族を援助したいと思っている。しかし「どう援助していいか分からないので、結果、不適切な行動や言葉が出てきてしまう」という。

    では、具体的にどうすればいいのか。大西教授は「有害な援助」として、「安易なアドバイス」のほか、「大変な人はほかにもいる」「私はあなたの気持ちが分かる」といった言葉をあげる。相手の事情や気持ちを深く考えない言動はダメ、ということなのだろう。

    一方の「有用な援助」には、「思いを吐き出してもらう」「誠実な関心を示す」「そばにいる」の3つがあげられていた。患者の家族にアクションを起こすというよりも、寄り添う気持ちが大事なようだ。スタジオでは子宮頸がんを経験した女優の原千晶さん(40)が、

    「自分も患者だったときに、有用な援助に沿った対応をしてもらって嬉しかった。吐き出すのは凄く大事」

    と話していた。番組によると、日本人男性が生涯がんになる確率は60%。夫をがんで亡くした妻がそれだけ多いことになる。自分や家族ががんにならなくても、がん患者家族への接し方は覚えておいた方がいいだろう。


    http://yukan-news.ameba.jp/20150129-11/


      
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  • 2015年02月01日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)がんと家族