量が増えるほど がんリスクが減る食品

すもも

2012年09月02日 00:00

量が増えるほど がんリスクが減る食品

米国のハーバード大学医学部が、皮膚がんの基底細胞がんのリスクが低下させる食品として、カフェインを含んでいるコーヒー、紅茶やコーラ、チョコレートが有効であることを確認した。

皮膚がんには扁平上皮がん、メラノーマ(悪性黒色腫)などがあるが、最も発生頻度が高いのが基底細胞がん である。基底細胞がんは、頭や顔に発生することが多く、リンパ節や内臓に転移する可能性は低いものの、多くの患者が"ほくろ"と勘違いしてしまい、皮膚だけでなく筋肉や骨などの深い組織へと浸潤してしまう。

皮膚がんに対するカフェインの抗がん効果は、動物実験で扁平上皮がんの発症を予防することが示唆されてきた。

今回の実験では、米国の医療従事者を対象とした2つの研究のデータを使い、カフェイン摂取と皮膚がんリスクとの関係を検討したのだ。対象者のうち、基底細胞がんを発症したのは2万2,786人、扁平上皮がんが1,953人、メラノーマが741人だった。その結果、カフェインを取る量が増えるほど基底細胞がんのリスクが減ることが確認できたのだ。

カフェイン摂取量で5つに分けたうちの最もがんリスクが高いグループは、最も低いグループに比べて女性で18%、男性で13%の違いがあった。

カフェイン入りコーヒー摂取が月1杯未満の人たちと比べ、 1日3杯以上飲む人たちの基底細胞がんリスクは女性が21%減、男性が10%減。この抗がん効果は、コーヒーだけでなく紅茶、コーラ、チョコレートからのカフェイン摂取でも同様の効果がある。当然ながら、カフェインレスコーヒーには効果は無い。また、カフェインの抗がん効果は、扁平上皮がんやメラノーマに対しては、関連性が確認されなかった。

研究成果は、米医学誌「Cancer Research」へ発表された。

癌治療の最新情報:http://blog.kougan.info/

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先日、お友達に皮膚がんが見つかったという人の話を聞きました

足の指のところにいつの間にか真っ黒なものが出来ていて、最初は「血豆かな?」と思っていたそうです
痛くも痒くも無いので、しばらくほっておいたんだけれどテレビで「皮膚がん」の症例を見て
「似ているかも」と思って病院に行ってみたところ、やはり皮膚がんだったそうです

見た感じの印象としては、ほくろに比べてもとっても黒かったという話でした

実際に見ていないのですが、悪性黒色種っていうやつかな?って思いました

その方は早期発見だったので、手術も無事に終わって今は元気だそうです

皮膚がんの体験者の人って初めて聞いたのですが、テレビを見ていなかったら・・・と思うと
よかったって思いました

こうやって徐々にがんが身近に感じられるというのは、いいのかなって思います

大阪医療センター(皮膚がん):http://www.onh.go.jp/derma/cancer.html

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