別冊宝島2000 「がん治療」のウソ

すもも

2013年07月21日 00:00



別冊宝島2000 「がん治療」のウソ~医療の常識を疑え~
著者:別冊宝島編集部 編

[徹底解剖] 近藤誠の「がん理論」日本は『がん治療』後進国である!!

◆日本の「早期がん」は欧米では「がん」ではない
◆“がん細胞との闘い”が目的化している医師
◆放射線治療を受ける患者は米国の半分以下
◆日本ほど“トンデモ療法”が跋扈する国はない

「審査」も「副作用」も製薬マネーに「抗がん剤」ビジネスの舞台裏
適応患者はわずか2%!?粒子線治療の「効果」と「カネ」
“がんの裁判官”がいない!!病理医不足が「がん誤診」を生む
1000人を看取った在宅医が語る「がんの最後は痛くない」

あなたのがん、がん治療の常識は間違っている!! 早期がんは焦って手術する必要はない、がん検診は科学的根拠がない、抗がん剤はリスクが多すぎる、進行がんは手術しても延命も根治もしない……。現役医師たちによるインタビューと取材により明らかになる「がん治療」のウソ。がん治療後進国の日本医療の実態を詳らかにする。

http://tkj.jp/book/?cd=20200001
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最近、気になっていたことがあります

ある方のブログに「医療現場の問題点を感じます」と書いてあるのを読みました。その方は、一般の方というよりはカウンセラーをされている方のようで少し気になりました。また「セラピーのちからを実感しました」という言葉などもです。

普通の人というか何もそうことに対して影響力がなく感想なら「そうなんだ」で済ませられますが、上の方は少なくともそうではない人のように思いました

そういう人が何かをいうのであれば、例えそれがブログであってもきちんと「なぜ、自分はそう思ったのか」が必要な気がしました

「問題点」のような場合、例えば誰かに言われたのであればどれくらいの人にどのような内容で言われたのか?の説明が必要なのではないかと思った私です

以前、友人から「子どもにゲーム機を買ってほしいと言われたんだけど『みんなが持ってる』っていうから聞いたら、クラスの半分とかではなく、息子の遊び友達の4人中の2人が持ってただけなのよ」と言っていました。持っていない彼女の息子さんともう1人の友人のうち、そのゲーム機が欲しいと言っていたのは彼女の息子さんのほうだけだったそうです。私が「でも、4人のうち2人が持っているなら彼にとっては『みんな』なのかもね・・・それに、もう1人は『僕はいらない』って言ってるんでしょ」という話をした。結局、彼はおばあちゃんに頼んで誕生日に買ってもらったそうですが、友達は「私は買わない。だって『みんな』じゃないし」と言っていました。

この場合、息子さんにとって『みんな』は4人のうちの2人だけど、彼にとっては毎日、遊んでいる友人だからそれは大切なことだったのかなって思います。でも、その中でも彼は欲しいと思ってもう1人はいらないと言っているという違いがなるんだなって思いました。

私はこういう話って、意外とあるように感じます。

先日もある女性からメールで色々な事が送られてきたのですが、最初のうちは違和感なく「そうなんだ」と思って肯定的に返信していたけれど、ある時から彼女のメールに対して物凄い「違和感」を感じ始めました。

最初のうちは「何が」「どのように」か具体的にはわからなかったけれど、段々と「大人が本当にそんなことするかな?」とか「なんだかまるで自分がとってもモテてるって言ってるみたい」「これって自慢話??」みたいな内容が1日に何通も送られてくるようになっていました。

それで、その方と共通の友人3人に確認したところ、1人は「私は知らない」と言って、あとの2人からはそれぞれのメールの内容を確認した上で「相手の人から聞いているけど、それは嘘」とか「それは合っているところもあるけれど、違うところもある」などと具体的に教えてもらいました。

その時に感じたのは、いかに相手に伝えるか。で意図的ではないにしても相手に誤解を与えるような言い方ができるということでした。その1つに彼女は私にある男性から「日に何通もメールがきて困っている」といっていたのですが、実際にはメールアドレスを聞いたのも彼女からで相手は教えたくなかったということや、メールを送っていたのも最初は彼女からだったそうです。そして、その彼はただ彼女に律儀に返信を送っていただけ。というのがわかりました。そして、彼のほうでも彼女のメールに困っていたということでした。でも、確かに「自分が先にメールを送った」や「自分も返信している」と言わなければ「1日に何通もメールがきて困っている」というのを聞くと、聞いたほうは彼女が彼から発信のメールを受け取っていて返信に困っているんだなと彼女に寄り添って考えると思います。でもそこには困っているとは言いながら彼にメールを送っている彼女や本当に迷惑していたのは実は相手だったなどの情報は、正確には伝えられていないということです。

この雑誌の中でも、少し気になることが書いてあります
私のような「がん体験者」でも「本当にそうなの?」と思う事もあります

でも「がんの最後は痛くない」などは、単行本があったりしてより具体的に知ることができます
私のブログでも紹介しています:http://miyabimari.tamaliver.jp/e152077.html

また病理医の不足なども乳がんの病理専門病院などがあったりします

医療法人社団 正診会が運営する坂元記念クリニックは、乳がんの病理診断支援サービスを行う乳腺病理医の組織です:http://www.a-bp.net/

もしも今、自分自身が告知されたり家族が告知された人がこの雑誌を手にしていたとしたら、有名な医師だから、がん専門医だからといって「それが全て正しい」とは思わないで「他に意見はないの?」「本当にこれでいいの?」といった気持ちで読んで欲しいと思った1冊でした

そして最終的には、自分自身で考えて納得して答えを出して欲しいと思います

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