乳房温存、減る傾向に 乳がん手術、再建の技術向上で

すもも

2013年08月11日 00:00



乳房温存術と全摘術の特徴 

乳がん手術で、乳腺の一部だけを切除する「乳房温存術」を選ぶ患者の割合が減少傾向に転じた。日本乳癌学会の調べでわかった。人工乳房の普及などで、全摘しても乳房をきれいに再建できるようになったことが背景にある。

先進的な乳がん治療を進めるがん研有明病院ではここ数年で温存が2割減り、全摘と温存がほぼ同じ割合になった。7月には人工乳房で公的医療保険が使えるようになり、さらに全摘が増えそうだ。

日本では1980年代に乳房温存が本格的に始まった。毎年新たに乳がんになる約6万人のうち8割を登録する乳癌学会の調査では、2004年に温存が全摘を抜き、08年には59・7%まで増えた。温存率の高さが優秀な病院の指標と考えられたこともあった。

朝日新聞社:8月10日(土)8時46分配信

乳房再建の医師選び、方法選びは慎重に!
乳がんで失われたバストを取り戻す手術を乳房再建と言います。再建には2つの方法があります。自分の組織を使用する筋皮弁法とインプラント法です。筋皮弁法には背筋を使う方法と腹筋を使う方法があります。インプラント法にも単純に挿入する方法と皮膚を引き伸ばしてから挿入する方法があります。挿入するインプラントにも生理食塩水を入れるものやシリコンジェル、ハイドロジェルが入ったものがあります。再建する時期にも乳腺全摘術と同時に再建する場合とあとで二期的に再建する場合があります。全摘術にも通常の胸筋温存乳房全摘術もあれば、乳頭・乳輪を残す皮下乳腺全摘術があります。どの方法をいつ受けるかを決めるだけでも一苦労です。さらに大事なのは医師選び。これがあなたの一生を決めます。・・・ナグモクリニックHPより

がん研有明病院:http://www.jfcr.or.jp/hospital/index.html

横浜市立大学附属市民総合医療センター 乳房再建外来:
http://www.yokohama-cu.ac.jp/urahp/section/plastic-surgery/

ナグモクリニック:http://www.nagumo.or.jp/tokyo/

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最近、左の脇側の乳房が痛い・・・
9月のCT検査の時に一緒に見てもらおうって思っています

少し前から考えていたのは、もしも乳がんになったらどうするかな?ってことでした。まあ、そんなに大きな胸でもないから無くても困らないだろうけど・・・

私なりの現地点での考えは「乳房温存手術はしない」です。できれば「乳房全摘出手術」とホルモン療法かなって思っています

といっても自分が希望する治療が受けれるかどうかはなってみないと不明ですが、考えてみておくだけでも、いいかなって思っています

私が全摘出手術を希望するのは、一番は放射線治療を受けたくないというのがあります(温存手術+放射線です)。腹部での照射の時に、副作用の「宿酔※1」がかなり強くでていたので、ちょっと警戒しています(照射の場所が違っていても出ないとは限らないので)あとは、通院期間の長さもあります。多分、温存で追加の放射線治療になると50Gy~60Gyくらいとして1回が2Gyなので、25回から30回の通院が必要になります。それなら、全摘出手術のほうがもしも再建手術をするにも皮膚が硬くならなくていいかな?って思っています

※1 放射線宿酔(しゅくすい)・・・消化器への照射以外の場合でも、照射開始後数日間に食欲低下や嘔気・嘔吐が出現する場合もありますが、出現頻度としてはまれです。放射線宿酔の場合は、通常2~3日で症状は軽快します。
(私の場合は、初日からで最後の日までありました。アレルギーのようなものと書いてあるものもありました)

ただ、片方の乳房がなくなると体のバランス感覚が崩れるので慣れるまで少し大変そうですが・・・

「もしも」や「あるいは」なんてのは必要ないと思う人もいるかもしれないけれど
今のこの時期だからこそ、女性は考えてみてもいいんじゃないのかな?って思います

乳房温存手術後の放射線治療で初回再発率が半減:
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/cancernavi/news/201111/522388.html
がん情報サービス:放射線宿酔
http://ganjoho.jp/public/dia_tre/attention/radiotherapy.html

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