もっと知ってほしい 大切な人ががんになったとき
もっと知ってほしい 大切な人ががんになったとき
女性のがん:乳がん、子宮頸がん、子宮体がん、卵巣がん
大切な人を支えるときに知っておきたい7か条
第1条:よりよいサポートのためにあなたの健康を守りましょう
あなたが心身ともに健康でなければ、大切な人を支え続けることはできません。
「あなた自身を大切にする」ための秘訣を最初に知っておきましょう。
第2条:患者さんの心の変化を知りましょう
がんと診断されて、患者さんの心にはさまざまな思いが去来します。落ち着いて対
応するために患者さんの心に起こる変化や陥りやすい精神症状を理解しましょう。
第3条:がんのことを知っておきましょう
がんになった人を支えるためにも、がんがどんなものか、どのようにできるのか、
その特徴を理解しておきたいものです。基本的な医学知識を学びましょう。
第4条:がんの治療について知っておきましょう
がんの治療は多種多様あり、現在も新しい治療法が次々と開発されています。患
者さんの治療選択をサポートできるよう、がんの治療の現状について知りましょう。
第5条:治療選択・意思決定を支える方法を知っておきましょう
患者さんの要望を引き出し、それが実現するようにサポートしたり調整したりする
のが治療選択におけるあなたの役割です。そのために役立つ情報を集めましょう。
第6条:医療スタッフの役割や制度について知っておきましょう
さまざまな職種の医療スタッフがあなたと大切な人を支えます。医療費の負担を
軽減できる制度もあります。リソースを上手に活用する方法を知りましょう。
第7条:周りの人に上手に助けてもらいましょう
あなたを助けてくれる人に遠慮なく頼ることは、大切な人を支え続けるうえで必要
なことです。周りの人に上手に助けてもらう方法やコツについて学びましょう。
CaregiversVoice×PatientsVoice
どのようにして気持ちのバランスを保っていますか?
助かったことやうれしかったことを教えてください
がんになって、つらかったことは?
治療を選択するとき、どんなことを感じましたか?
※Caregiverとは、患者さんを支える家族、親類、友人、知人のことです。
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『もっと知ってほしい 大切な人ががんになったとき』は、埼玉医科大学国際医療センターの大西秀樹教授と国立がん研究センターがん対策情報センターの若尾文彦副センター長の監修のもと、女性のがんに罹患した患者さんを支援する方を対象に、手術、薬物療法、緩和ケア等の医療情報に加え、治療法を決めることなど意思決定をする際のサポートの仕方、医療スタッフや社会保障のこと、周りの人に上手に助けてもらう方法やコツを全32ページで掲載しています。
もっと知ってほしい 大切な人ががんになったとき~女性のがん~
こちらからダウンロードできます:
http://www.cancernet.jp/caregiver_women
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