もっと知ってほしい卵巣がんのこと

すもも

2011年11月15日 00:00





「もっと知ってほしい卵巣がんのこと」は、東京慈恵会医科大学の落合和徳教授の監修のもと、卵巣がんのこと、診断、治療ガイドラインにより標準化されている治療、サポート体制のことなど、患者が納得いく治療を受けるために知っておくべき“正しい”情報を全16ページで掲載しています。

・卵巣がんとは、どのような病気ですか
・どのような検査が行われ、卵巣がんだと確定されるのですか
・卵巣がんの進行期(ステージ)について教えてください
・卵巣がんでは、どのような治療が行われますか
・手術後、体にはどのような変化が現れますか
・初発がんには、どのような化学療法(薬物療法)が行われますか
・再発がんには、どのような化学療法(薬物療法)が行われますか
・抗がん剤の副作用には、どのようなものがありますか
・再発・転移とは、どのような状態になることですか
・体や心の苦痛を和らげてくれる専門家がいます


卵巣がんの疑いがあるといわれても、決してあわてないでください。
卵巣にできる腫瘍は多種多様あり、卵巣がんとの鑑別は難しいのです。
手術で摘出した腫瘍を顕微鏡で調べる病理検査を受けないと診断は確定しません。
もしも卵巣がんだったとしても、気を落とさないでください。
卵巣がんは抗がん剤がよく効くがんです。
科学的データにもとづいた標準的な治療も確立されています。
治りにくい卵巣がんにも、より効果のある新しい治療法の開発をめざした
臨床試験が全国のさまざまな医療機関で行われています。
さらに、卵巣がんを治療する担当医だけでなく、看護師も、薬剤師も
体の苦痛や心のつらさを和らげてくれる専門家もあなたをサポートします。
たった独りで卵巣がんと闘うわけではありません。どうか安心してください。
納得のいく治療を受けるために、今、あなたができること―。
それは正しい情報を集めることです。そして、卵巣がんのこと、標準治療のこと、
サポート体制のことなどをよく理解することが、卵巣がんと闘う勇気を与えてくれます。
あなたの力に少しでもなりたいと、私たちはこの冊子をつくりました。
どうぞ、ご活用ください。

こちらからダウンロードできます
もっと知ってほしい卵巣がんのこと:http://www.cancernet.jp/ransogan

卵巣がん体験者の会スマイリー:http://ransougan.e-ryouiku.net/index.html

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