色を使ったセルフカウンセリング-その多彩な効用

すもも

2013年10月10日 00:00

「色を使ったセルフカウンセリング」の効用としては

①情緒を安定させ、癒しを得る
今の自分を色にたとえてみることで、その時のマイナスの気分も肯定的にうけいれることができる。それによって自分を客観視することにつながり気持ちを安定させる。カラーセラピーと同じでリラクゼーション効果をもたらす

②気持ちに振り回されなくなる
さまざまな色の中からその時の気分にあった1つの色を選ぶことで、自分の気持ちが的確につかめ、状況に合わせて自然な「心の置きどころ」を調整しながら決められるようになる

③きびしい状況でも希望を持てる
気分カラーは絶えず変化するものだとわかれば、今日が絶不調の色であっても明日にはまた明日の色があるだろうと希望を持つことができる

④自信が生まれる
気分カラーが多彩に変化することから、「自分という存在は絶えず変化していくもの」という実感が得られる。そこから「変化していく可能性」「変化できる自分」というものに気づき、深いところで自信がうまれてくる

⑤精神的に粘り強くなる
失敗したり、落ち込んだりしても、また違う色になれると思うことができ、精神に粘りが生まれる

⑥人間関係が円滑になる
心の置きどころをつかむところで、気持ちに余裕が生まれ、他人にやさしく接することができる。また、気分カラーの変化を経験することで、他人の心情に想像力が働き、共感能力が高まる。そんなことから人間関係を円滑にすることができる

⑦自己実現の可能性を高める
心に負担をかける無理なポジティブシンキングの呪縛から解放され、「現実の自分」と「なりたい自分」の距離を客観的にはかれるようになる。そのため「なりたい自分」への方向へ自然な形で自分を押し出せるようになる。また、そのことによってバランスのよい現実感覚を持ちながら「心の成長」がなされていく

植木理恵著「ウツになりたいという病」より

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ただ自分の好きな色をスケッチブックに塗ってみる。
それだけでも立派なカラーセルフセラピーです

ぜひ、試してみてください


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