共感覚

すもも

2013年12月15日 00:00

共感覚

カラーセラピーを勉強していくうちに色々なことがわかってきました

その中で面白いな~って思ったのが「共感覚」でした

人は1つの感覚しか持っていないように感じますが、それを複数持っている人がいます
例えば、文字に色がついていたり、数字に意味があったりと、それは様々です

でも、まだあまり知られていないので、それを話すと「ええ~変わってるね」という言葉でしかかえってきません。

先日、話をしている時にふと「もしかして?」と思って「文字に色がついていたりすることない?」と聞いてみました

すると、その方は「私は今まで、ほとんど誰にも言ったことがないけれど数字に好き嫌いがある」と教えてくれました

それは、数字の「共感覚」で、少し違いますが以前にも私は「数字だけが浮き上がって見える人」に出会ったことがあったので、それを話しました。そして「その数字が好きだから、とか嫌いだから、この答えの並びがいや!って思って正しい答がわかっていたのに、わざわざ書き直したりしたことがない?」と聞いてみました。

すると「ええ~~、どうしてわかるんですか!あります!だから、先生に怒られていました」と教えてくれたので、私が「それって、共感覚だよ。とっても珍しいけれど、そういう人がいない訳ではないし、色と音や色と文字などの共感覚は研究が進んでいるから、解明されている部分もあるよ」と言って「だから、珍しいけれど、おかしくはないよ」と話すと、「今まで42年間、生きてきて誰にも認めてもらえなかったから嬉しい!」と喜んでくれました。

私も共感覚を知らなかったら、そうだったのかもしれないなって思います

でも、そういう世界があってもいいと思う
それも『個性』なんだしって、今は思っています。

そして、誰も相手が見ている世界を見ることはできないのだから・・・

共感覚を持っている方には、数字の意味(数字に意味があるのと、数字にも男性と女性がいるらしいです)を教えてね。とお願いしました。

ちょっと楽しみです


共感覚とは・・・
1つの感覚刺激から、複数の知覚が無意識に引き起こされる知覚現象のこと。
例えば 『文字に色が見える』 『味に形を感じる』 『音に色が見える』 など……
共感覚は 『黄色い声』 や 『甘い匂い』 というような、複数種類の感覚を結びつける比喩表現や想像とはまったく違う。 共感覚の例として、文字に色、音に色、味に形、痛みに色などが挙げられ、共感覚者の生起確率は2000人に1人、200人に1人などさまざまな論が存在している。 また、共通して圧倒的に女性に多いということが知られている。

共感覚テスト:http://www.cavelab.cs.tsukuba.ac.jp/~gotoh/syneth/syn.html

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