ピアサポーターの試験

すもも

2014年08月17日 23:33

ピアサポーターの試験が終わりました

テスト問題が送られてきてから、約1ヶ月。
「ピアサポーターとは」から始まって、具体的な質疑応答まで色々ありました

長かった1年間が、やっと終わったって感じです
でも、思ったよりも早かった気がします。

そして、来月で5年目が来ます

仙台で検査を受けた次の日に、名古屋でピアサポーターの修了日を迎えます

この1年は、自分が何をしたいのか?を考える年でした

やっと仕事も今までと同じように出来るようになって、病院からも少しずつ離れていって、がん患者の自分がいつの間にか「がん体験者」になっていくのを感じました

そして、段々とここに書くことがわからなくなっていきました

「がんになって人生が変わった。という人もいるけど、自分は何も変わってない」

先日、テレビでそう言っている芸人さんがいました

私は、ちょっと変わったなって思う

それは、考え方もあるけれど出会う人が一番、大きかった気がします
今までは出会わなかった人と出会えた気がします

でも、今までは好きだと思っていた人が苦手になっているのも感じました

一番苦手になった人は「自信家」「ねばならない人」かな
自分の意見が絶対。と思っていて、相手を見下している人。

ただ、そういう人は言い換えれば「自分に自信があって自分のいいと思っているものが絶対」だと思っている人。そして「こだわり」の強い人。自分が沢山のことを知っていると思っている人。かな

今までは、仕事柄、出会う人も付き合う人もそういう人ばかりだった

デザイナーだったり作家だったり、自分を持っている人

でも、病気になった時に「本当にそうかな?」と思うようになった
何でも知っているように見えても、それが全てに当てはまる訳でもないし「これじゃなきゃ」といっているのを聞いて、それもその人の主観でしかないじゃないのかな?って思った。

100のうち、10をだけを見てそれが全てのように言う人たち
そういう人が苦手になってきた。そして自分には「普通」の人が実はとっても一生懸命で優しくていい人なのを知りました。

そして、自分も嫌なところがいっぱいあったんだなって思うし、今でもそういう部分を引きずっているのも感じる

いつまでたっても私は、まだまだです


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