なぜあなたは後悔ばかりしているのか
『「自分だけは特別」と思い込む』『現在に近い事象ほど過大評価する』……。仕入れた情報を無意識に歪めてしまう人の心の動きを、心理学の観点から解き明かし、どうすればその失敗から逃れ、正しい意思決定ができるかを明快にまとめた、実践的解説書。
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先日も似たような本を読みましたが、こちらはより実践的な解決方法などが書かれていました
1~10までの10個の数字の中から好きな数字を1つ選んでみてくださいというと、1を選ぶ人、2を選ぶ人と10分の1だと思っているけれど、実は7を選ぶ人が全体の32%もいるという結果がでました
そういう私も7を選んでいたので「わかるわ~」と思いました
それに比べて、1を選んだ人が2%というのだからかなりの偏りがあるということです
また、子供に24色のクレヨンから好きな色を選んでください。というと、ほとんどが青・赤を選ぶという結果になったそうです
全く中が見えない箱の中から1つを選ぶのであれば、その確立は24分の1だろうけれど「好きな色」といった自分の主観が入るものは違うということでした
面白いなって思った
人は自分は正しい判断をしていると思っていても、実は偏った見かたをしているものなんだとわかりました
以前読んだ本でも自分の中の思い込みを書き出すことで「ゆがみ」を知ることができると書いてましたが、それってあるなって思った
職場に新しい人が入ってきたので話してみたんですが、その時に「以前の職場の上司があまりにも説明が下手で辞めた」というのを聞いて「私も同じだったけど、今では飲みに行ったりしてるよ」というと「そんな人は絶対に嫌だから」と言われた
そして「自分の仕事をちゃんと説明できないなんて考えられない」と言われて、わからなくはないけれど、今の職場ではほとんど説明らしい説明は1度受けただけで、それ以降は人もいないのでほとんどないです
でも、以前、似たような仕事をしていたので、何となくわかるしと思った
説明をしてくれないというのもわかるけれど、もしかしたら自分がわからないことが相手に迷惑をかけている場合もあるし・・・と思うと、少しだけど見方が変わって「お互い様なのかな?」って思った
そう考えたら相手だけが悪い。とは思わなくなってきた
でも、できればきちんと説明してくれる人がいいとは思うけれど。。。
最近、何となく「後悔している人」(らしき人)に出会います
40歳を過ぎて何も後悔していない人もそうそういないのかもしれないなって思います
どんなに立派な肩書きがあっても子供が居て伴侶がいて、一見、幸せそうな家庭があっても「申し訳ない」というのを聞いて不思議な気がした
人は何があれば「後悔せずに生きれるのだろう?」