人の話を聴く技術 対話で心をケアするスペシャリスト《精神対話士》
人の話を聴く技術 対話で心をケアするスペシャリスト《精神対話士》
内容:東日本大震災、長引く不況、そして子どものいじめ……このような状況で、日本全国の多くの老若男女の心は傷ついています。そのような中、相手の心に寄り添って、相手の心の声を聞く技術に優れた人たちがいます。「精神対話士」といわれる人たちです。彼らは、相手から本当の気持ちを聞きだし、そして生きる力を湧き上がらせます。「人の話を聴く技術」とは、単に相手から本音や情報を得るためだけのものでなく、相手に生きる力を与えるものです。その技術は、ビジネスの現場でも、学校でも、家庭でも役立ちます。誰でも真剣に自分のことを考えてくれるひとには、心を開くものです。本当の人の話を聴く「本当の技術」がつまった本です。
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ピアサポーターに必要なものは何?という事で、読んでみました
精神対話士って、ちょっと不思議な仕事だけれど病気で家からでることすらできない人や色々な不安を抱えた人にとって、自分の話をきちんと聞いてくれる人が1人でもいるって力強いって思います
精神対話士の心得として、カールロジャースの言葉が書いてありました
「人は、私のことを心から信頼し、つねに変わることのない頼りがいのある人物と考えるだろうか」
「私は、人に対して好意的で、心温かく愛情深く、敬虔で、その上何事にも関心を寄せる、そんな人になろうと努力しているだろうか」
「私は相手の思惑や感情の世界に自分の身をまかせ、相手のなすがままにすべてを受け入れられるだろうか」
「私は相手のあらゆる面を認め、相手のありのままの姿を受け入れ、寛容な態度で相手に接することができるだろうか」
実際にこれを行うことは、とっても難しいと思います。でも、そういう気持ちを持って頑張るのはできるかな。
まだまだ「あまちゃん」な私です
精神対話士:
http://www.mental-care.jp/license/
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