本当の気持ち~アサーション~

すもも

2013年10月01日 00:00



ここのところ私自身が投げた波紋が自分の範疇をはるかに超えた事になり少し疲れています。

正直なところ「予想された自体」と「予測不可能な自体」が一緒に起きて私としては「膿が出てちょっとすっきりした気分」でもあった。そもそも、私を知っている人やこのブログを読んでくれている人にしても予想がつくように私は、かなり正直に生きています。

それが相手を傷つける事もあります。ただ、私が思うのは人間関係において、会社の上司や絶対的な差があるような関係性以外の対等な関係ではどちらか片方だけが「傷つけられる」ような事はないと思っています。人が生きている限り人間関係は「両刃の剣」で自分が傷つけられたと言っている人も相手を傷つけていると思います。

今回の様々な出来事の中で、私の友達が謝ってくれました。

実際には彼女が悪い訳ではないし、私としては人は誰でも完璧ではないし間違いもする。でも大切なのは、それを自分自身がどう受け止めるかだと思っています。そして、その時に「自分が悪い」と考えるのではなく、その時の「本当の自分の気持ちを知ること」が一番大切な事だと思っています。

友達には「本当は、彼女の事を信頼していたのに、こんなことになってしまって悲しかったわ」という気持ちなんじゃない?とメールしました。彼女からは「ありがとう」と返信がきました。

私は、これがアサーションだと思っています。

ついついアサーションときくと「自己主張」と訳してあるから、ただ自分の意見を言えばいいと考えている人もいますが、自分自身の感情をきちんと伝えること。「私は悲しかったの」と言われれば、言われた相手は自分自身を反省します。もちろん相手にもよるので必ずしも自分が期待した答えが返って来る訳ではないですが、それでも自分自身の気持ちに整理がつきます。

ただ、自分の気持ちだけをいうのは一方通行の自己主張になってしまうと思っています。一方的に「傷ついた」「傷つけられた」と言っている人は、自分は絶対に「傷つけた」とは言いません。それは、自分の感情だけで、相手は見えていないからです。そこには自分の言葉で相手が傷つけられている事など考えてもいないし、自分自身が投げかけたですら、自分に返ってきたら「私は傷つけられた」と怒ります。本当は相手は自分自身の鏡なんだと思います。

人間関係は相互関係という当たり前のことを考えてみるのも大切なことだと思います

関連記事