仙台の病院から都内へ転院しようと決めた時に、色々な病院の相談室に電話をかけました
それこそ、日本で一番と言われている病院から都内のK病院に大学病院・・・
その時に、症例数でも上位にいる都内のK病院の相談室(地域医療連携センター)に電話をしました
色んな病院に電話をしましたが、電話をして感じたのは「症例数」=「いい病院ではない」という事でした。確かに『相談室』なんだから、人によって対応が違うんじゃない?って言われるかもしれないけれど、現在、病院への転院や質問などはこの『相談室』へ電話をする事から始まります。
それを考えると、電話を取った人が病院の『顔』でもあると思います
私がいくつかの病院に電話した後で、K病院に電話をした時に私が聞きたいことは「転院が可能かどうか」というのもありますが「リンパ浮腫外来があるのか?」あれば、手術していない患者でも対応してもらえるのか?という事でした。
相談室の男性が「リンパ浮腫外来なんてない」と言うと「うちの病院でないんだから、他の病院にもないんじゃないか」と言って、それでも色々と聞いた私に腹が立ったのか「うちは、手術じゃない患者なんていらないんだよ!」と、電話を切りました。
その後、その病院に通っているという患者さんと話をする機会がありました
その方は「手術後の検査を受けれなかった」というので私が「ええ?なんで??」と聞くと、医師から「どうせ再発したら、すぐに死ぬような患者の検査などしない」と言われて、その医師が診察の時は検査が受けれなかった。と言いました。彼女のがんの種類がどういうものかも私にはわからないけれど、そういう言い方ってあるのかな?って思った。彼女はその後、その病院の中で一番、患者さんの評判のいい先生に無理やり変更してもらって、お願いして検査を受けたそうです。ただ、その先生が他の病院に転院することになったので悩んでいるという話でした。ただ、彼女とはそれっきりになってしまったので、その後はわかりません。
今の病院は本を見てもわかるように『症例数』=『いい病院』のようなイメージがあります
でも、実際にはK病院のように『手術の患者しかいらない』という考えで症例数をあげるために患者を選んでいるような部分を感じます
そして、ほとんどの患者さんが手術よりもその後の通院のほうが大切になってきます
その時にどれだけいい病院か。も重要な気がしました
そんな訳で、私は3年目が過ぎた今でも仙台に通っています
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※転院する時には、最初に自分で転院先を見つけます
その時に、地域医療連携センターというところに電話をします
・地域医療連携について
基本的に、病院は、紹介・予約制になっています。必ず予約をしましょう。
その時にFAXによる外来診療予約をしておきます
医療機関の先生からのお申し込みに限り、FAXによる外来診療予約を行っております。
紹介、逆紹介等医療連携に関することは連携担当医にご相談ください。
現在かかっている病院の先生にカルテ・CTやMR検査・病理検査の結果など
転院に必要な資料の作成をお願いします
ほとんどなんでも自分でしなくてはいけないので、精神的にはちょっと大変です
手術後に見つけるよりは、手術前にきちんと見つけておくか、
その手術後も病院に通う決意も必要かなと思った私です