かつらは取り時がある
病院の待ち時間がとっても長いので、少し前から限界を感じていたので
院内美容院に行ってきました
院内には理容院と美容院があって、最初はカットのみがある理容院をこっそりみたところ
待ち人もいたりして、これは無理だって思って、美容院に行きました
美容院で髪をすいてもらって、カットしてもらっている時に
抗がん剤治療で抜けた髪が生えてこない人がいるという話になった
その時に美容師さんいわく「かつらには取り時っていうのがあるの」ということでした
ある程度伸びてくると、例え、短い髪が抜けてもそれを繰り返すことで
前のよう に髪が生えてくるようになるそうです
でも、まだ短いからとか、また抜けてしまうからもうちょっととかつらをつけ続けていると
毛根が死んでしまって、新しい髪の毛が生えなくなってしまうそうです
なので「取り時」があるということでした
どうしても、女性は髪の毛のないのを見られるのはいや。とか恥ずかしい。となかなか外せないそうですが
できれば、自分の髪が少しでも伸びてきたら、帽子に変えるとかして
できるだけ、かつらはやめたほうがいいそうです
かつらって、本当に高価なものです
治療を受けながら、そのお金を払うのはとっても大変だと思う
そして、思ったよりも 長く身に着けるものでもないっていうのが、
今回の話でもよくわかりました
今は、かわいいデザインの帽子もたくさんあるし、そういうものが身近な病院内で手に入ればいいのにって思います
どうも病院の売店で売っているものや、相談室に置いてあるものは「いかにもいかにも」って感じがします
自分でも100均のタオル2枚で作れる帽子もあるので、気に入ったタオルや肌触りのいいもので作ってみるのもいいかなって思いました
そして、どうしても長期に抗がん剤治療を受けなくてはいけなくなった時に、
一生の友達として、かつらを真剣に選ぶという考えでもいいように思います
髪は長い友っ ていうのは、抗がん剤治療にはあてはまりません
みんな終わったら「あっという間に終わった」って言います
しんどくて、出歩けないのでそんなに活躍してくれないようです
それに、院内なら恥ずかしくもないし、本当に少しだけです
当然、その後使っているって人もあまり聞かないです
脱毛は、女の人にはつらいことだけど、気分によって帽子変えてみるという選択肢でもいいかなって思いました