サザンオールスターズの新曲

すもも

2013年08月04日 00:00

サザンオールスターズの新曲がでました

CMで流れていた曲を2日のミュージックステーションで桑田さんが歌っていました

私とサザンの出会いは、私がまだ小学6年生?中学1年生??の時でした
聖子ちゃんのデビューもすごかったけれど、この意味の分からない人たちの歌(叔母がよく言っていました)も、あの時には衝撃だった気がします。それからは、サザンは私にとって「当たり前に存在している歌」でした。仲のいい女友達が車を買ったよ。っていうと、一番に海にドライブに行っていました。姫路市は瀬戸内海沿岸だから、当たり前のように海があったし、でもちょっとお洒落な海水浴場といえば超汚いのに須磨に海水浴に行っていました。そんな時に聞いていたのがサザンオールスターズと明石家さんまでした。きっと、海ならサザンとユーミンだろうけれど、そこはさんまちゃんは譲れない・・・なんて言いながら♪

でも、ある時からサザンのアルバムを聞かなくなって、そこからはずっとシングルしか聞いていませんでした。

そんな私が久しぶりに何だかとっても好きだと思ったのが「栄光の男」です。この歌には「人生の悲哀を描いた最新作」というのが書かれていました。

その歌詞の中で私は、

生まれ変わってみても 栄光の男にゃなれない
鬼が行き交う世間 渡り切るのが精一杯
老いていく肉体は 愛も知らずに満足かい?
喜びを誰かと 分かち合うのが人生さ

ここが好きかな。

桑田さんが食道がんを公表する時に、病理とステージを一緒に公表しました。今は芸能人でがんを公表している人は多いと思います。でもその中で病理とステージをきちんと出した人って記憶がありません。がんは病理とステージが大切なものになります。それが、桑田さんが「どう病気と向き合っているか」と「どうファンの人と向き合っているのか」を垣間見た気がしました。

私が感じていることは、がんに罹患したからといってみんなが死ぬ訳じゃない。
でも、ついついドラマのように「若くて綺麗ながん患者が健気に仲間を励まして、友達に囲まれて綺麗に死んでいく」のを想像していると思います。そんなの「ドラマだけ」です。つらい時に相手にあたりたい時だってあると思う。それが「普通の人」だと思います。でも、それでも「あたる家族がいるだけでも幸せ」なんだと思う。見送ってくれる家族がいない人だっています。みんながみんなヒーローなんかにはなれやしない・・・でも、ちゃんと与えられた人生を生きているんだと思う。

そういう人が大切にしてもらえるような社会がいいなって思います。

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