私のカラーセラピーの先生は、私と同じ「がん体験者」です
そして、今の私が病気の事を本当に自分の感じたままを話せる「がん友」さんの1人でもあります
金曜日の夜にも、やっぱり長い時間を自分達の病気について話しました
その中で先生から「がんが特別な訳じゃないのよ」と言われました
私は「がん体験者だから」カラーセラピストになろうと思いました
そして、「がん体験」で自分の人生が変わった気がします・・・
その事が自分の支えになっているような気がしていますが、だからといって
「自分が特別」と考えてはいけないということだと思います
色んな病気の人がいると思います。どんな病気であっても同じだと思います
それは以前、同い年のがん友さんと話した時にも同じ事を話していました
先日も2人でランチした時に色んな話をしました
今回は、私の名古屋のピアサポーター養成講座に通っている話などをしていましたが、その時に最近、がん体験者が色々な活動をされているというのを話していましたが、ある団体の資格試験に合格して、患者さんのために活動したいと思っていても、なかなか思うような活動ができないということでした
たまたま、その方が東海地方の方だったのもあって
私が、勿体無いな~~~~って言って「名古屋でやればいいのに~~」と話しました
私が東京ではなく、なぜ名古屋だったか。それが、ここでした。
もちろん、今、きちんとしたピアサポーター養成講座を行っているのがミーネットなのもありますが、その後の活動の場がちゃんとあるというのも大きいと思います
東京の団体の資格を取った方は、何度かそこからの要請で活動したそうですが
その後、呼ばれなくなってしまったそうです
でも同じように資格を取った別の人は呼ばれているということでした
一生懸命に高いお金を出しても、一般の方が活躍する場のない資格。
もちろん、がん患者全てに活動の場が与えられるのではないと思いますが、それでもやはり誰しも自分の「がん体験」があったからこそ、他の悩んでいる患者さんの役に立ちたいと思っているというのもあるのではないでしょうか?
そして、その患者さんの払ったかなり高額なお金はどこに行って何に使われたのでしょうか?
また、どの部分で「活動できる人と出来ない人」に分けられるのでしょうか?
私が以前、聞いた話ではその団体の主催者の方の「好き・嫌い」によって分けられているとのことでした
そして、なぜか不思議な事にその団体で活動されている方に会うと感じる違和感があります
それが先生が言われていた「がん患者は特別」という特権意識のようなものでした
以前、その団体の資格を持って活動している方と話しましたが、その後、とても怖い思いをしました。ある種の押し付けというか「OOでなければ、絶対に許さない」みたいで違和感を感じたのを覚えています
そして、ピンクリボンで活動されている芸能人を見ていると同じ違和感を感じる人がいます
「がんだから特別」ではないと思います。
でも、それと同じにがん体験があったから伝えたい事があるんです
その思いを持った人が平等に活動の場が与えられること。
それこそが、一番大切なことなのではないでしょうか?
以前のブログです:
http://miyabimari.tamaliver.jp/e342987.html