がんで死ぬということ・・・
正直なところ私は、自分が「がん患者」になるまで、人ががんで死ぬということを理解していませんでした
かといって、自分の両親の親、つまりは私のおばあちゃんは2人共が「胃がん」でした
父方の祖母は、子宮がんをして、その後で胃がんで亡くなりました
でも、何かがんは遠い病気で「お年寄りがなる病気」という印象を持っていました
確かに若くて、がんになった友人もいますが幸いにも早期がんで元気でいます
それが、自分ががんで入院して初めて、人ががんで亡くなるんだというのを知った気がしました
入院中に一緒だった人のうち4人が亡くなりました・・・
それほど難しい病気なんだと思います
そして、退院後も親しい人を「同じ病気」で亡くしました
「同じ病気の人が亡くなる」というのは、とてもつらい出来事です
それは、まるで自分自身の死をも現しているかのような気がするからです
そして、親しい人をがんで亡くすというのは、自分自身の分身を失うような気持ちがします・・・
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