大切な人を亡くすということ
先日「人はなぜ『うつ病』になるんだろう?」という話をしました
その時に、一緒にいた人が教えてくれた言葉です
親を亡くすのは過去をなくすこと
伴侶を亡くすのは現在をなくすこと
子供を亡くすのは未来をなくすこと
そこにいた6人で「すごい、わかるわ」って言いました
どこかのお坊さんから聞いた言葉だそうですが、なんてわかりやすいんだろうと思った
親を亡くすのは過去をなくすこと。
確かに、私が生まれた日を誰よりも覚えてくれているのは、親以外にはいないんだと思いました
伴侶をなくすのは現在をなくすこと。
そうだなって思います。
私は結婚していませんが、一緒にいて楽しいと思えることってやはり伴侶であるのって多いのかな?なんて思います。もちろん、人それぞれなので「いや違うよ」という人もいるかもしれませんが、先に伴侶を亡くされた人で「生きていたら・・・したかった」という話をよく聞きます
やはり、つらいものなんだと思います
子供を亡くすことは未来をなくすこと。
事故や何かで子供を亡くされた人や、子供が大きな病気になった人の話を聞くと「そうだな」と思うことがあります
これは、伴侶を亡くすよりも大きな後悔や未練のような気がします
犯罪被害者の方の話をテレビで見ると、ほとんどの方が「何が起きたか知りたい」というのを聞いて最初は「なぜだろう?」と思っていました
でも、自分が病気になった時に何か大きな事を受け入れるためには、どんな事であっても知る事が最初のステップな気がしました
そうでなければ、それを受け入れることはできないのかも知れないって・・・
どんなにつらい事実であっても受け入れていくこと
それが大切なんだと思います
で、最初の問題ですが「人はなぜ『うつ病』になるんだろう?」
私たちは、沢山の外的要因や内的要因「喪失感」「重圧感」「孤独感」などがあるけれど
最終的に「人は自分の欲求が受け入れられれば、うつ病にはならない。」ということになり
つまり「欲求が受け入れてもらえなければ、うつ病になってしまう」ということになりました
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