修了書

すもも

2011年09月29日 00:00

2年前に今日、放射線の照射が終わりました
そして、明日29日に退院しました
それから1年が過ぎて、一緒に入院していた人が亡くなったのを知りました

そして、今日、4ヶ月に渡っていた実践心理カウンセリング講座の授業が終了しました
5月末から始まった授業をきちんと最後まで受ける事ができるだろうか?と
体力的に不安だった私は、ただこの授業をきちんと受ける事を目標としていました
そして、アサーションの失敗で受けないと決めた授業の2日と台風の日以外は通うことができました

終了式の時に、みんなが感想を話しているのを聞いている時は本当に普通でした
でも、ふと「2年前はああだったな」とか「去年、Mさんが亡くなったんだ」とかって
思い出していくと「私は、ちゃんと生きているんだな」って感じました
それは、何とも言えない気持ちで涙が止まらなくなってしまいました

明日、CT検査をして何もなければ、今度はまたあと3ヶ月を乗り越えることができると思います
自分の命を考える時間があまりにも多いなって思いながらも、それを考えることで
他人の命も大切にできるような気がしました

そして、終了式の後で増野 肇先生の『カラホグ・ココユタワーク研修会』身体をほぐして心の豊かさに気づくワークショップを受けました
不安定な気持ちのまま行くのは、不安だったけど先生もいるしと思っていきました
でも、グループシェアをした時に一緒だった人たちがとてもいい方で
すごくやりすくて、リラックスする事ができました

あとは「楽健法」という、足で踏むヨガのようなものを体験しました
子供の頃にお父さんの体を踏んでいたのを思い出して楽しくなっていました
人を踏んでもいいなんて~~~って感じだけれど、すごく気持ちよくてよかったです
終わった後は、汗が噴出してきて楽しかったし、なんだか体温が2度くらい高くなったように感じました

サイコドラマの中で、私は「花巻温泉で男湯を覗いてみて」「マヤ文明の女帝」になって
みんなに崇めてもらいました
本当に楽しい体験で、なんだか最初に感じた不安定な気持ちはどこかにいっていました

被災した体験を話すことは、色々な気持ちがわいてくるけれど、私が被災地だけれど友達がいる場所を
「あの場所に帰りたい」って言うと、先生に「その人があなたにとって居心地のいい人なんでしょうね」と言われました
なんだか、その言葉を聞いてホッとしました
なぜ、戻りたいんだろう?と思う自分の気持ちに少しだけ気がついた気持ちがしました

そんな友達のところに行ってきます

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