病院で見つけた小冊子です。
現在病院には、がん専門医や認定医などといった、その病気に対して特別な知識を持った方がたが沢山いらっしゃいます。婦人科には他にも「リンパ浮腫」に対応できる看護師さんがいました
専門看護師の役割とは。。。
実践・・・個人、家族及び集団に対して卓越した看護を実践します
相談・・・看護職を含むケア提供者に対しコンサルテーションを行います
調整・・・必要なケアが円滑に行われるために、保険医療福祉に携わる人々の間のコーディネーションを行います
倫理調整・・・看護職に対しケアを向上させるために教育的役割を果たします
研究・・・専門知識及び技術の向上ならびに開発をはかるために実践の場における研究活動を行います
認定看護師の役割とは。。。
実践・・・個人、家族及び集団に対して熟練した看護技術を用いて水準の高い看護を実践します
指導・・・看護実践を通して看護職に対し指導を行います
相談・・・看護職を含むケア提供者に対しコンサルテーションを行います
CNS(専門看護師)
小児看護専門看護師
病気や障害のある子どもだけでなく、子どものきょうだいなどの支援も行っています。また、子どもが病気になった時や家族が病気になった時に、子どもにとって必要な支援を専門的立場から一緒に考えることができます。
リエゾン精神看護専門看護師
リエゾンという言葉は「つなぐ、橋渡しをする」という意味です。心と体をつなぐために、病気をもつ方の心のケアを専門にしております。患者さんやご家族が、不安になったり気持ちが落ち込んだりした時に、お話を聴いて心を軽くする対処法を一緒に考えます。
CN(認定看護師)
透析看護認定看護師
透析療法に対する自己決定支援のための患者教育、安全・安楽な透析治療の管理、長期療法生活に向かう患者さんの生活調整、透析療法に関連した医療スタッフへのコンサルテーションなどを行っています。
手術看護認定看護師
手術を受けることが決まると、様々な不安が出てくると思います。そのような患者さんに安心して手術を受けてもらえるように、手術に対する気がかりに対応し、安全に手術が行われるようケアを行っています。
小児救急看護
「子どもの権利と尊厳を守る」という視点にたち、子どもによりよい看護を提供するとともに、小児看護に携わる看護スタッフの教育・支援を行っています。
がん放射線療法・看護認定看護師
がん放射線療法の治療過程に対応して生じる患者さんとご家族の身体、心理、社会問題を支援いたします。患者さんにとり治療効果が最大となるように、副作用を効果的に予防・緩和し、安全な放射線治療の実施を支援いたします。
救急看護認定看護師
外来受診中または入院中の患者さんの容態が急変した時に、看護師が初期対応を適正に行えるように、心肺蘇生法や院内急変対応勉強会などを開催しています。救急に関する疑問などありましたらご相談ください。
皮膚・排泄ケア認定看護師
床ずれの予防や、床ずれの傷が治りやすくするための寝具の選択を行っています。また、医師と共に適切な治療材料の選択を行ったり、ストーマを持っている方やこれから持つ方に対してのケア、失禁に伴う問題に対してケアを行います。
集中ケア認定看護師
手術後や重篤な病状の患者さんに対し、専門的な知識と技術をもって回復をお手伝いします。たくさんの点滴や医療機器を管理し血圧や脈拍、呼吸状態を見守りながら、合併症の予防や日常生活に向けてのリハビリ等を行います。
緩和ケア認定看護師
「がん」という病気は、痛みだけではなく様々な症状をもたらします。私たちは、そのような辛い症状をできるだけ緩和し、ご本人・ご家族と一緒に、生活しやすい方法を考えます。
がん化学療法看護認定看護師
がん治療が長期化している現在、抗がん剤治療により起こる様々な副作用を、患者さん自身が予防・緩和できるよう情報提供に努め、治療と社会生活を継続していけるように患者さんやご家族への支援を行います。
がん性疼痛看護認定看護師
がんの痛みはからだのつらさだけではなく、こころや社会生活まで大きな影響を及ぼします。そのような患者さんの痛みをはじめとするつらい症状の緩和を目指して援助します。緩和ケアチームやがん相談看護師として活動しています。
糖尿病看護認定看護師
糖尿病というと、食事・運動・薬。楽しみを奪われた感じになります。糖尿病と共にある生活を少しでも楽しくするためのお手伝いをしています。糖尿病と共に生活する方を支援する看護職者に糖尿病について情報提供をしています。
不妊症看護認定看護師
現在、日本人のカップルの7組に1組が不妊に悩んでいると言われています。不妊症看護では、不妊に関する悩み、検査・治療に対する相談や自己決定の支援、不妊治療終結後の健康維持のための支援などを中心に看護を提供しています。
新生児集中ケア認定看護師
何らかの理由で予定よりも早く生まれたり、病気を持って生まれてきた赤ちゃんに対し、その子どもが持つ力を生かし身体的・精神学的な発達を助けるようなケアを提供しています。
感染管理認定看護師
患者さんやそのご家族・病院を利用する方々・職員を感染から守るために活動しています。最新の感染情報を提供し、病院内の職員に対して感染防止の教育や実践をすることで感染防止に努めています。
様々なことに対応できる知識を持った看護師さんがいるんだなって思いました
私が入院している時に「リンパ浮腫マッサージ」の出来る看護師さんが婦人科に1人だけいらっしゃいました。私は、術後に「急性」のリンパ浮腫になったのですが、その時にすぐに対応してもらえましたが、でも他の看護師さんに「マッサージして~~」と言っても「医療行為だから、資格がないとダメなの」と言われました。色々なものに対応した「資格」が必要なんだなって思い、今はそういう看護師さんが医療現場では求められているんだと感じました。
大学病院や専門病院の細分化を考えると、町の病院の「何でも診てくれる先生」ってちょっと怖いかな?と思ったりもします。