仕事をもらっている人の指示がわかりにくい・・・ と思っていました
そんな日が何度か続くと『あ~あ、いつか切れてやる~~』って思っていた
ただ、その時にふと「私って、前にもそんな事があったな」と思った
仕事をしていて、どうしても嫌だなって思う人がいると、ついつい『スタンプ』を集めている気がした
「いつか切れてやる」とか「いつかギャフンと言わせてやる」(古い?)
そんな風にして自分を抑えていたのかな?って思った
でも、それならなんのためにコーチングを受けたんだろう?と思った
その解消法として、自分が得意な『あだ名』をつけました
「若旦那」っていうのが、今回の人のあだ名です
以前は「マムシ指だから、マムシ」「鵜の雛みたいな頭だから、うぴよ」とか色々あったけど、今回の人は、ちょっとなで肩ですり足っぽく歩く姿は、「若旦那」らしく、なかなか絶妙なあだ名じゃないかなって思っています。仕事場なので着物姿でないのが残念ですが・・・
友達にそれを送ったら、なぜか返信に
「若旦那を大事にしいや」と書かれていました
「これって、なんや『うちの若旦那』みたいやないの」と返信
そしたら「その方が、面白いから」と、またまた返信
関西弁でいうところの
『うちの若旦那』は
「私の若旦那」みたいだけど、実際は
『うちの若旦那』と
「会社の若旦那」となる
イントネーションでなんとでもなる関西弁の面白いところだなって思った
そんな時に、私が仕事をしていると若旦那がやってきて「これ、持っていっていい?」と、急に声を掛けられた
ちょっと
「どきっ」として振り返ったら、いつもはほとんど感情のない話し方の人が珍しく「いい?」って甘えたような声で、またまた
「どきっ」
でも冷静に帰りの電車の中で「これって、吊橋現象やな」と思った
吊橋現象。って、ドキドキしながら吊橋を渡りきって異性を見ると好きになった気がする。ということです。吊橋を渡るドキドキ感と恋愛のドキドキ感が一緒になって誤解するそうです
でも面白くて、またまた友達に
『すもも、若旦那に惚れるの巻』と送りました
だって楽しいやん
その前に私なりに『若旦那のいいところ』を考えてみた
確かに指示は悪いし、わかりにくい。でも、だからといって私を責めたりはしないし、悪口のようなことも言わないし、嫌味とかも言わないなって思った
いい人>嫌な人 だと思った
それなら
『若旦那に惚れるの巻』でもいいんじゃないのかなって
若旦那は、もう少ししたら会社を辞めるそうです
まあ、私も3月末までだから、それまでは楽しんでみようかなって思っています
私としては会社を辞めても『飲み友達』の1人になってくれたらいいのになと思ってます
吊橋現象
有名な心理学の用語に、吊り橋現象というものがある。人は恐怖や興奮にさらされると 心拍数が上がるが、その時異性と共に行動していると、心拍数の上昇をそばにいる異性 に恋愛感情を抱いているからだと脳が勘違いし、本当に恋に落ちてしまうという現象。
交流分析概念のスタンプ(stamp)
交流分析では、抑圧した感情・欲求によって特定の行動が引き起こされる行動化を『スタンプ(stamp)』という概念で説明する。スーパーマーケットやドラッグストアでスタンプカードが貰えることがある。このスタンプカードに支払金額に応じたスタンプを押してもらうと、『商品の割引』や『景品との交換(くじ引きのプレゼント)』といった特典を受けることができる。交流分析の理論と技法を開発したエリック・バーン(1910-1970)は、人間の精神構造(内面心理)の中にもスタンプカードのようなものがあり、そこにスタンプとしての感情や気分を貯め込んでいくと何かの行動・発言が起こると考えた。