仕事をしていないので平日のお稽古に行ってきました
その時に60代のお姑さん3人が言っていたのは「最近のおかあさんって怒り方が怖いよね」という事でした。あまりにも怖いので、見ているほうがつらくなってしまった。という話でした
私も先日、同じような場面に出くわして驚いていたので「わかる、わかる。怖いよね・・・」と言いました
以前、叔母と母の話をしている時に「なんで、お母さんは私の味方をしてくれなかったのかな?」と聞いた事があります。母は父が私に怒っているときに助けてくれることがなかったので、それが子供の私にはとてもつらかったと話しました。母にも「なんで味方してくれへんかったん?」と聞いたら「だって、あんたが悪いんやから」と言われました。私としては「それって、おかしんと違う」と思ったのに、さも「当たり前」のように言った母の言葉が理解できませんでした
それで叔母に「なんか変と違う?」と聞きました
叔母は「私は、娘にも言うけれど、もしもお父さんが怒った時には、どんなに子供が間違えていても、あんたは子供の味方をしてあげなあかんで。そうでなかったら、子供の逃げ場がなくなるやろ」と教えてきた。といってました。娘夫婦と同居している叔母のところに孫が「おばあちゃん」と泣きながら逃げてきたことがあったそうです。その時に、叔母が娘に言ったそうです
「子供には逃げ場が必要」というのは、とってもわかります
きっと子供の頃の私の逃げ場は、叔母のところだったのだと思います
そうやって私のように逃げる場所があった人はいいけれど、ない人はどこに逃げているのでしょうか?
派遣で働いていると、色々な職場見ます
「なんでこういう言い方なんだろう?」と思う人もいれば、とても働きやすい雰囲気を作ってくれる人もいます。職場の雰囲気は人でできるというのが、とてもわかります
先日、ネットで見つけたので「新入社員のとき、プレッシャーを感じた言葉」というのがありました
「言っている意味、分かる?」(35.2%)
「そんなことも分からないのか」(24.0%)
「期待しているよ」(23.6%)
「あれ、どうなってる?」(22.4%)
何となく「わかる、わかる」という言葉もあれば「期待しているよ」のように、プラスの言葉に思えるものがプレッシャーになるっていうのは、難しいなって思った
その場面場面にもよるかもしれないとは思うけれど・・・
また自分が人の立場になってみて初めてわかることもあると思います
「そんなつもりじゃなかった」けれど、人を追い詰めていたなんてこともあると思います
新しい職場に行くと感じる事は「受け入れてもらう側」1:2「受け入れる側」くらいのパワーがないと受け入れてもらう側は不安に感じる気がします
2以上のパワーで職場全体で「受け入れてあげるよ」と表してくれると、新しい人もやっと安心する気がします。「派遣なんだから」とか「期間が決まっている人だから」という接し方をされると、それは直接伝わる気がします。それには、きっと「あなたはOK。でも、私はOKではない」という雰囲気を感じてしまうからかもしれません。。どんなに短い期間であっても、どういう働き方であってもお互いが「OKである」という関係でなければいけないと思います
「怒る」と「叱る」は、全く違うものな気がします
怒るのは、ただ自分の感情をぶつけているように思えます
子供のため。と言いながら、まるで自分のストレスのはけ口を子供を怒ることで解消しようとしている気がします。そして「なんでこんな事できないのよ」「何度も言わさないでよ」というのを感じます
だから、怒っている親はあんなに感情的でヒステリックなのではないでしょうか?
叱るのは、あくまでも子供の目線な気がします
私は親ではないけれど、叱っている親には不快感を覚えることはありません
私は、叔母に怒られた記憶はありません
でも、叱られた記憶はあります
私が何かをした時には、声を荒げることなく説明をしてくれました
子供はどんなに小さくても、きちんと説明すれば、わかるものなんじゃないのかな?って思います
そして、叱られていると思うと「ごめんなさい」と思うけれど、怒っている親に対しては「また怒ってるわ」くらいに思っている気がします
ある自閉症児のお母さんが、自分が子供を怒っている時には子供がパニックを起こしていた。
それを見るとストレスを感じてまた、子供に怒る。でも、それを受け入れて自分が子供にストレスをぶつけなくなったら、子供のパニック症状がなくなった。という事でした
子供って結構、ちゃんと見ているもんだと思います
新入社員のとき、プレッシャーを感じた言葉は?
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1204/11/news065.html