たまりば

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手術前日。

手術前日。

これって、どんな風に過ごしてると思います?
普通なら、気持ちを落ち着けてとかそんなええ感じなイメージかな?


私の場合、前日に続いて怒涛の検査&試練でした

検査・検査・検査。。。

しかも『ありえへん検査』が多い
CTなんか、なんなんかようわからんもんを一杯受けました
きっと、私のこの時期の被爆量ってすごいんちゃあうんって思ってますface07

朝、起きて6時に検温。そしたら、8時には朝ごはんを食べます。
どこでもそうかもしれないけど、やはりお年寄りはかなり『早起き』
うちの病室でもそうでした・・・しかも、今日はお隣のおばちゃんの退院日。
ちょっと威嚇的な人だったけど、私は結構普通に話しかけてました
『まだ、ちょっと痛い』って言いながら、退院するから『痛いなら入院してたほうがいいんじゃないの?』
って聞いたら『手術を待ってる人がいるから、退院しないと』と言われた。

私の手術も最初に聞いた日よりも1ヶ月弱くらい早くなっていた
きっと、こんな人たちが沢山いてベットを開けてくれたんやって思った
自分も元気になったら、はよ退院しなあかんわって。

今、がんって手術や放射線も症例数の多い病院では、3ヶ月待ちとかが当たり前と言われています
私の友人なんて目安だけ言われて入院日の2日前に『すぐに入院してください』って言われてました
『もし、用事があったらどないするねん』って聞いたら『そんなもんより命やろ』と怒られました。
確かに・・・
でも、すごいな~~~ってびっくりした。


先生にそれを言ったら『大丈夫です。うちではそんな事はないです』と言われた
ちょっと『ほっ』とした。
そして先生のほうが『それで入院してくれるなんてすごいですね』って。。。

朝から血液検査をして血を抜いて、おへその掃除をしました
一応、入院前に自分でおへその掃除と、あそこの毛の処理はしてくださいといわれます
でも、看護師さんがやってくれるんだけど、これがなんか照れるし・・・と思い自分でやった

へそのゴマって取ったら、お腹痛なるからあかんて、おかんに言われてたのに~~~icon_bikkuri2

で、これが最後のシャワーを浴びてくる
ああ~~~ほんまに、なんか『禊-みそぎ-』みたいじゃ~~~icon10icon10

なんて思ってたけど、これから始まる試練でそんなん言うてられへん自体が起きますicon15

お昼ごはんを食べて、ほっとしたのもつかの間手術室の看護師さんがやってきました
そして、手術の説明。
でも、ほぼ覚えてない・・・こんなもんやねん、人間の記憶力なんて・・・

そしてここから『センチネルリンパ節生検』の術前検査に入ります。。。。
まず、シンチグラフィの検査室に入って、なんと子宮に注射されます
マジで!って思いません??
先生に『痛くないから大丈夫ですよ』と言われたけど、痛くない?訳ないわ~~~~
なんか、ようわからんけど、子宮にかなりの鈍痛を覚える
先生いわく『子宮には痛点がないから大丈夫です』って。絶対に嘘じゃーーーーface10
この体勢も大変で、ようこんなんさせられるわ・・・って思った
だって、普通に考えて子宮に注射せえへんで!ありえへんがな!


その後、シンチグラフィの検査台に乗せられます

見たいicon_bikkuriどないなってんねんicon_bikkuri2

見せてとお願いしましたが、私の体勢では無理でした・・・

これって、実はめちゃくちゃ大事な検査になります
この造影剤を入れて(パテントブルー)子宮からソケイ部にかけて、均等に上にあがって薬が入って
いかないともうセンチネルリンパ節生検は受けれません
こんなとこでくじけてなるもんかい!と思ってたら、造影剤の感触がある!ごっつい生暖かいような
ものが上がってくるのがわかったface08『きたーーーーーicon_bikkuri2って感じです
で、それを先生に言ったら『そんなの聞いた事ないですよ』と言われた
でも、絶対にそうやicon_bikkuri上がってるで~~~って思った


これを前日に写真をとっておいて、手術日当日にももう1回写真を撮ります
そして、ソケイ部にパテントブルーが流れていれば生検ができます
先生に『綺麗に流れてますよ』と言われて『やったーーーー』って感じでした


試練の検査が終わって、気持ちよく病室に帰ったら今度は地獄の下剤でした

腸の中を全部ださなきゃいけないらしく、2リットルの水に薬(ニフレック)を溶かして2時間以内に
飲みます。なんとなく、美味しくないポカリスェットって感じの味でした

これがとてつもなく辛いface11
弟に『お姉ちゃん、あと何分やで』とせかされながら飲んでました
しかも私がくじけそうになると『もし、手術で腸に傷がついたら感染とか起こすから飲め』とか言われて
下痢をしながらも、泣く泣く飲みましたicon03

でも、ニフレックは飲んだことのある人が結構います
大腸の内視鏡やバリウム直腸検査なんかでも飲むみたいです(私はもういい・・・)

手術日前日は、麻酔科部やICUの看護師さんも来たりとかなり忙しいです・・・

手術日の前日に、主治医が私の病室に来てくれて『何か不安な事とか言いたいこととかないですか?』と聞いてくれました
私は『綺麗に切って、綺麗に縫ってください』と言いました『だって、タックとかになったら嫌やし』って
そしたら医師が『そんなの言われたのは初めてです』って
『私は一生この傷と付き合っていかなきゃいけないんだから、だから先生綺麗に切って綺麗に縫って』
とお願いしました
先生は『わかりました』と言ってくれました


だからかな。私のお腹の傷はとても綺麗だと言われています


『そんなの当たり前でしょ』って言う人もいるかもしれないけど、やっぱり自分の意見はきちんと伝える
べきだと思います

一生、その傷と付き合っていかなきゃいけません。傷は、自分の『勲章』なんだと思ってください

そのためには、やっぱり綺麗に縫って欲しいですよね

そして、この話を他の病院の患者さんにするとびっくりされます
ほとんどの人が手術前にそういう話を医師としていません
私の主治医は、きちんと病室まで来て話してくれました
『いい先生だよね』って誉めてもらえます。当たり前ではないんです


ドラマみたいに手術前に先生が『大丈夫ですか?』なんて事はほぼないです
全身麻酔の場合は、おしっこの管を入れたり色んな事をしてから先生登場なので、ほとんどそんな場面はないと思います
あと、1番最初の患者が手術室に入ってる時間は医師は朝の回診中です。


すごく貴重な写真を公開です
ううう~~~嬉しい。こういう物を所有する嬉しさってないなって思います


あああ~~~マニアック~~~face16

パテントブルーを入れて写真を撮ったものです。不思議な感じですよね。

手術前日。

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    2010年09月19日 Posted byすもも at 00:00 │Comments(0)手術・入院の準備

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