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検診センター

先日、乳がんのがん友さんが会社の検診を受けてきました

その時に、採血で血が抜けないので腕を代えてくださいと看護師さんに言われて
手術したほうの腕は、病院で駄目と言われているのでと説明をしたら
「リンパ取った人は患側は駄目と必ずいうね。ドクターの指示なんだろうけれど大丈夫だよ」
と言われたそうです

確かに、手術したほうの手から採血をしてもすぐにはリンパ浮腫にならないかもしれません
でも、現在、がんなどでリンパ節を取った患者さんは退院時に医師から
禁止事項として、手術したほうの採血の禁止や体毛を剃らないなど色々な事を言われています
それを一概に「大丈夫だよ」とか言わないで欲しいと思います
100%の確立でないものを言われても言われたほうが困ります

実際、私自身は手術後すぐから左足にリンパ浮腫があります
また乳がんでリンパを取った方がリンパ浮腫になっているのも見ました

今は、予防医学です

なってしまってからではなく「ならないための医学」なんです
そして実際になっている人には出来るだけ悪化しないように指導があります

私もよく看護師さんに「血が採れない」と言われますが、看護師さんによっては
「大丈夫よ」と言ってくれたりします
自分が採血できないのを腕を代えたらできるのに。ではなく
「じゃあ、頑張ってみるわね」と言ってもらえたほうが気持ちがいいと思います

検診センターの医師や看護師さんを非難するわけではありませんが
実際問題として、医療現場と言う第一線を退いた方が多いのも事実です
その場合、毎月のように病院に通っている患者さんのほうが自分の病気に対して正確な知識を持っていると思います

あと、市民検診のように病院で受けるものと検診のみを行っている医師とでは違うと思います
市民検診をお願いされている病院では専門病院の医師がこられているところもあります

私が去年、検診センターに行きましたがその時の医師は78歳のおじいちゃんでした
不正出血の事を言ったら「大丈夫、大丈夫」と言われました
まあ、その後「がん」が見つかったので全然大丈夫ではなかったのですが・・・

かと言ってその医師に「違うかったじゃないですか!」などとは言わないと思います
その時に出会った医師は、基本的にはその場限りな気がします
週に2・3日のパートの先生や看護師さんが多かったり受けているほうも年1度の検診だったりします

そういう医師でも医師免許は持っています
そして、看護師さんは看護師免許を持っています
でも、その方の知識がいつのものであるかは私たち受診者側にはわかりません
だから、その人が何気なく言った言葉であっても信用する人もいると思います
「先生が大丈夫って言ったから」と思う人もいます
でも、案外「ただの気休め」かもしれません

私も輸血の有無を言われて新生児の頃に輸血をしたと言ったら検診センターの
看護師さんに「新生児は病気にならないのにおかしい」と言われました。
「はあ?」って思ったけれど、あなたの知識なんてそんなもんなのねと思いました
更年期になった友人は「更年期は贅沢病よ」と言われたり驚くような非常識を言われた方もいます

家族をがんで亡くされたりした人に聞くと「先生がみつけてくれなかった」とか
「毎年検査は受けていたのよ」と言われたりします
確かに、そういう事もあると思います
ただ、その方が一体、いつどのような検査を受けたかにもよると思います

自覚症状があっても検診で大丈夫だったから、そのままにしておいた。という話も聞きます
もちろん、だからといって検診を受けなくてもいいとは思いません
最近では、前立腺がんの検査など血液検査でわかる場合もあります
検診は、医師が病気を見つけるものというよりは機械や検査方法で見つかる場合のほうが多いです

だから、自覚症状などがある場合は検診ではなく専門医や認定医を受診して欲しいと思います

認定医や専門医と呼ばれる医師については、またきちんと書いていきたいと思います
それに「リンパ浮腫について」も書きます

ただ、知っていて欲しいのは今は医療は細分化されています
そして、その専門分野の医師ですら見つけることが難しい病気も沢山あります
でも、そんな病気であっても症例数を持っている医師であれば見つけることや
治療する事ができる場合もあります
できるだけ沢山の情報を共有されている病院にかかるというのも必要だと思います

その時に患者さんが必要なものは、自分の症状をできるだけ詳しく書いた紙を持って行くことです

・いつどんな時にその症状が起きるのか?(食事前・食間・食後など)
・その症状が出始めたのはいつ頃からか?(1年前・病気後・最近など)
・痛みがあるのか、不快感があるのか、吐き気があるのか?などの具体的な症状
・どうすればその症状が落ち着いていくのか?(食事を食べるとおさまる・横になるとおさまるなど)
などなど、どんなに些細な事であってもいいですが出来るだけ詳しく書いたものを持って行ってください

ただ、注意事項としてそれに自分の主観はいれないでください
「風邪だと思うんですが・・・」とか「疲れがでたと思う・・・」ではなく熱があったのなら
どれくらいあって、どれくらいの期間続いたかなどの事実を具体的に医師には知らせてください

そして不安があれば、それも具体的に伝えてください

現在、本屋さんに行けば症例数を書いてある本があります
もちろん、それが絶対ですとは言えませんが、1つの目安として欲しいと思います
そしてインターネットで情報を知る事もできます

患者自身も、できるだけ正しい知識と、正しい説明をと思います

そして、知っていて欲しいのは、医師免許や看護師免許は1度とれば永久的に使えます

車の免許ですら更新しなきゃいけないのに、人の命を扱う医師免許に更新制度がないんです

なんだか学歴重視社会だなって思います。

最新の医療や医療知識がどういう場所であっても受けれるような世の中になっていって欲しいと思います

検診センター

三鷹市各種検診などの申込方法:http://www.city.mitaka.tokyo.jp/c_service/001/001025.html

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    2010年11月25日 Posted byすもも at 00:00 │Comments(0)その他

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