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婚活疲労症候群 なんでこんなにツライのか?

婚活疲労症候群 なんでこんなにツライのか?

婚活疲労症候群 なんでこんなにツライのか?

お見合いパーティ、ネット型婚活サービス、結婚相談所……。
花盛りの婚活マーケット、多くの異性との「出会い」の裏で、密かに疲弊する人が急増しています。

手軽に出会い、手軽に断り断られる――そんな「擬似恋愛」と「擬似失恋」の繰り返しの中で、「日が経つごとに条件を下げざるを得ない葛藤」や、「以前『お断り』した相手がよく思えてくる未練」、「理由も告げられずに『お断り』される不快さ」など、さまざまな要因がじわじわ心を傷つけていくのです。

心の疲弊は、重度なものになるとうつ病や不安症を発症することも多く、これらの症状は「婚活疲労症候群」と名づけられています。

本書では、婚活を展開しつつ自らも疲弊、「いったん中断」という結論にいたった著者が、一昨年秋に東京でオープンしたメンタルクリニックの「婚活疲労外来」担当医師の小野博行医師の協力を得て、来院者や婚活ブログの開設者などに取材。

さまざまなかたちでの「婚活疲労」の症例を紹介し、その原因を探ります。
さらに後半ではそれらの症例と医師のアドバイスから「婚活で必要以上に疲弊しないための注意点」
さらに「もし『婚活疲労』してしまったときの脱却法」も紹介。
婚活予定、婚活中の人はもちろん、その両親・兄弟など当事者をフォローする人たちにも是非呼んでほしいルポルタージュ。

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図書館でこのタイトルを見て『婚活疲労外来』っていうものまで出来てしまうくらい婚活って難しいものなんだって思いました

確かに「手軽に出会って、手軽に別れられる」というネット婚活を考えると、なんだかすぐに結婚できそうって思ったけれど現実はそんなに甘いものではないのかなって思いました

自分がいいなって思った人から、何の理由も告げられずにメールが来なくなったり、または「ごめんなさいメール」だけで断られてしまうと、なかなか立ち直れないのかもって思った

昔のお見合いは「釣り書」を持ってきた仲人さんが、それなりに理由を言ってくれたものだと思います
私はお見合い経験はないけれど、お見合い経験者の友達が、断る時には「私には勿体無い方なので・・・」って言うんよ~~と教えてくれました。へえ~それはなかなか面白いって思った

本当の理由はともかく、それは「こちらに否があるので気になさらないで」という相手を気遣う心だったのかなって思いました

彼女の場合は若い婚活成功者でしたが(24歳)、私の周りで最年長の結婚成功者(初婚)は50歳です

50歳成功者の彼女は、今流行のネット婚活で初めて会った人とゴールインしました
(この言い方って、ちょっと年齢を感じるかも~~)

本の中で書いてましたが、初めて会った人が一番いい。らしいです(振り返ってもらうと)確かにそういう事ってある気がします(24歳も50歳の彼女も初めての相手でした)

でも人間って、沢山の人の中にアプローチをされると「もっといい人がいるかも」とまだ見ぬ人に対して期待を持つのも自然なものなのかなって思います

まあ、それも若い時だけなのよね~~と思えるのは、自分の年齢が高くなったからであって若い時には自分は何でもできるんじゃないかとか、自分だけは年をとらないんじゃないか。なんて夢見たいな事を思っているとこがありました(現実はちゃんと年を取ってますが・・・)

そして結婚って、小学校に行って中学に行って高校に行ってと義務教育を受けるように自然とできるものだと思っているところがあった気がします

それがまさか、バツ1になって、しかもがん患者になって、男に逃げられて~~~
ああ~~なんて波乱万丈な人生なこと。って思っています

実際にネット婚活や紹介所を利用する予定はないけれど、
こんな私が婚活したらどうなるのかな?なんて思いながら読みました

そして、本を読みながら今更ながらですがお互い理由を言って「きちんと断る」ってことも大切なのかもって思いました
断られたとしても、それで自分を見つめる機会になると思ったし、1歩を歩き出すちからにもなる気がします

でも、それはちゃんと相手を思いやってあげることが大切なんだろうなって思います
ただ「会わない」「メールを送らない」ではなく「OOだから、私とは違うのかなって思いました」と相手を傷つけない方法で自分の気持ちを伝えてあげる。そしたら「そっか」って気がつくところもあるかなって思いました
そして、それを理由にする事ができるので自分自身を否定しなくてもいいと思いました

今の婚活でなぜ『婚活疲労症候群』になるのかというと、簡単な出会い・簡単な別れだけれど実際は人と人の関係なので「なぜ断られたか」という説明がないせいで本当はほんの少し違うかもっていう、ちょっとした理由かもしれないのに理由がわからないので、断られたほうは自分の内面の部分で「OOが悪いのかしら」と自分自身で悪いよう悪いように考えてしまう。それで「ネガティブ・スパイラル」という考えにはまってしまう人がいるそうです

以前、お見合いパーティで出会った人に映画が好きと言ったら「話が合いそうです」と言われたけれど、彼は邦画で私は海外映画好きで電話で1時間くらい話した後で「合わないですね」と言われました

今では「あれって、ジャンルとか俳優さんとか聞いてくれたらよかったのに」と思ったけれど、それで断られてよかったとおもいました
だって~~「そんな事で断る相手だったら、結婚してもめんどくさそう」って思うきっかけになったし・・・

本の中でいいな~~と思ったのは

『あなたにはあなたの考えがあるかもしれないが、私には私の考えがある』という言葉でした

うんうん、わかるわかるって思いました

最近、やたらと自分の考えを押し付けてくる人が多いなか、元気がでる言葉でした

日本初の「婚活外来」のあるクリニックです
河本メンタルクリニック:http://kawamotomentalclinic.com/index.html

著者の婚活ブログです
「婚活疲労」に負けない!:http://ameblo.jp/konkatsuhirou/

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    2012年08月04日 Posted byすもも at 00:00 │Comments(0)読んだ本・・・心理学

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