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Posted by たまりば運営事務局 at

知っています。わかっています。

先日、カウンセラーを目指しているという人に、私の下痢の話をした時に家族の方がお腹の手術をしてから下痢をしているという話になりました

『私の母もそうなので、わかります』と言われました
ふと『それは、わかります』なのだろうか?と思いました
言葉の表現が違うだけだよ。と言われれば、そうかも知れませんが・・・

『わかります』って言えるのは、当事者のお母さんなのではないでしょうか?
そして、その家族は『知っています』なのではないかな?って思いました

これは、私の母がよく言います
『あなたの事は、私が一番よくわかっているから』って・・・
自分が『がん』だとわかってから、母がいう『わかっているから』という言葉にずっと反発していました
『なんで、わかってもいないのにそんな事いうの?』って

先日、母と話をした時に『私ももう少ししたら70歳になるのよね』って改めて言われた時に、もしも順番通りに母が死んでしまったら私は今のままでいいんだろうか?って思いました
私が先に死んでしまったら、その時母は『私は、あの娘のことを本当にわかってあげていたのかしら』って思うのでは?って思いました
でも、もしも私よりも先に母が死んでしまったら、私は『なんであの時、そうだよ』って言ってあげなかったんだろうって後悔しないだろうか?って思った
母はたった1人の母にはかわりないのに、その人に娘の私が『なんでわかってくれないの』って言ってしまったら、母の気持ちはどこに行けばいいんだろう?って思った
確かに、母の『わかっている』は私にとってはむかつく言葉であっても、それでもいいんだって思いました
自分では理解してくれていないと感じても、母が私のために一生懸命言ってくれているのは、かわらないんじゃないのかなって思った
それなら、その一生懸命な気持ちをわかってあげればいいんじゃないかな?って思った

『知っています』と『わかっています』は同じ言葉ではないと思います

でも、許してあげたい時もあるんだって思いました

ただ、言葉を大切にしていかなきゃいけない人が、それを同じにしてしまうのはどうなのかな?って思いました  
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  • 2011年06月17日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)その他