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奇跡の名医SP~子宮温存~

私なら治せる絶望の淵から患者を救う 奇跡の名医SP

倉敷成人病センターの安藤正明先生が取り上げられていました

私も安藤先生の手術は考えました。
腹腔鏡で子宮温存手術ができるというすごい先生です。
姫路の実家からなら通院できるしって思った。
でも、考えて考えて子どもを産むことに対して自分がそれほどまでの執着を持っていないと感じました。

テレビの中でも言われていましたが「再発したら」というリスクが大きく残るのを知ったし、がんの大きさが2.5センチ以内が望ましい。ということなのでぎりぎりの私は考えてしまいました。そして、リンパ節への転移がアメリカの論文で2センチ以内のがんなら2割。というのを読みました
(元の論文が見つからないので定かではありません)
それで考えると、私の場合MRIで見て転移がないとしても、確実に転移していないとはいえないと思った

そして、がんが子宮のどこに出来ているかで手術ができる人、できない人がいるというのもわかりました
子宮が体部に近いとできないので、それが自分でははっきりとわからない私としては決断できませんでした

それよりも仮に子宮を残したとしても、必ず妊娠する訳ではないしもしも妊娠を望んでいるなら、できるだけ早い時期に妊娠をして出産をするほうがいいということでした。う~~~ん、42才の私が今から結婚して出産って・・・もう不妊治療をしてもいいくらいの年齢だしって思った(手術できる人は40歳までが望ましいってことだし)それに、もしも再発してしまった時に子どもと旦那さんを残して亡くなるなんてことになったら・・・そうでなくても再発した時に子どもの面倒は誰が見るんだろうと思った。

色々な事を考えて私はセンチネルリンパ節生検が受けられる仙台に行きました

今は、子宮温存手術は沢山の病院でできるみたいです

本当に妊娠を望むのなら1度考えてみるといいと思います
ただ、誰にでも受けられる治療ではありません。
自分がどういう状態なのかをきちんと知った上で考えてください。

自分のステージと病理。そして、再発のリスクを負う覚悟があること。
最低限、それくらいはきちんと考えてください。
受けたい受けたいといって受けれる治療ではありません。
がん治療は最初が大切です。そして、どんな治療でもリスクがあるという事です。

必ず読んでください・・・・

広汎性子宮頸部摘出術:子宮頸がん(がんサポートより)http://www.gsic.jp/cancer/cc_07/onzn/index.html

1a2期か1b1期であれば、誰でもこの手術を受けられるわけではありません。

●基本的にはがんの大きさは2センチまで
●術前診断で、周囲のリンパ節など他に転移がないこと
●妊娠したいという希望が強いこと
●がんの組織型が子宮頸がんに1番多い扁平上皮がんであること。ただし、腺がんでも小さい場合は考慮する
といった条件を上げています。
年齢的には、40歳くらいまでというのが、一応の目安。

妊孕性温存療法:子宮体がん(がんサポートより)http://www.gsic.jp/cancer/cc_08/sp/02c.html

年齢が40歳以下で、どうしても出産をしたいと強く希望する子宮体がんの患者さんは、子宮を残して、出産するための治療を選択できる場合があります。もちろんそのためにはかなり厳しい条件をクリアしなければなりません。

まず、進行度は早期で、あまりタチの悪くないがん細胞でなければなりません。すなわち、子宮内膜全面掻爬術を受けて、子宮内膜異型増殖症と呼ばれる0期か、子宮体がん1a期で高分化型の類内膜腺がんであることの診断が絶対必要条件です。

ただし、黄体ホルモン療法を行っても必ず効果があるという保証はなく、がんが進行してしまうことがあります。そのため、黄体ホルモン療法を行っている間は、定期的に検査を行いながら、うまく異常な細胞やがん細胞が消えた場合のみ排卵誘発剤などを使ってできるだけ早く、妊娠をはかるようにします。

このように妊孕性温存療法は再発リスクの高い治療法であり、確立された治療法ではなく、まだ、実験的な治療法であるという認識も必要です。医師としては患者さんへの十分なインフォームド・コンセントが必要であり、また大学病院など高度な医療技術を備えたごく限られた施設でしか行うことはできません。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
妊孕性温存手術としての腹式子宮頸部摘出術
http://www.jsog.or.jp/PDF/61/6109-349.pdf#search='%E5%A6%8A%E5%AD%95%E6%80%A7%E6%B8%A9%E5%AD%98'

倉敷成人病センター:http://www.dr-ando.com/
  
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  • 2013年04月24日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)子宮頸がんの手術方法

    子宮頸がんの治療方法



    私が自分が受けたい治療をしている病院を探している時にみつけたサイトです

    検索していて偶然、見つけました

    このサイトがなければ、仙台には行かなかったんだなって思ったら
    ブログに書いておこう。と思いました

    他にも国立がんセンターに癌研に金沢大学に地元のがんセンターを食い入るように見たのを思い出しました

    がんについて調べてみると、インターネットのサイトも様々なものがありました
    「これって、絶対にやばいって」と思うものも沢山ありました

    そして「がん」と言われると、今までなら絶対に関わらなかったようなものにも
    「もしかしたら・・・」と変な気を起こして見てしまうことがあります

    がんというとあんまり話した事がない人からも、がんが消えるっていう「妖しげな薬」を進められたこともあるし・・・ちょっと人間不信になったりもしました

    様々な情報の中からいかに正しい情報を見つけるか。って大切な気がします

    このサイトは、もう情報が古くなっていると思います

    「こういう治療があるんだ」という参考にしてください

    子宮頸がん・子宮体がん治療方法:http://www.m-clinic.jp/shikyuugann.htm

    このサイトのトップに行くと、他のがんについても見れます:
    http://www.m-clinic.jp/index.htm

      
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  • 2012年10月27日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)子宮頸がんの手術方法

    子宮頸がんの手術方法

    子宮頸がんの手術の方法について書きます

    私のステージが決まって転院・手術方法の説明・そして入院。
    この間に、自分の人生では聞いたことがない言葉がいくつも出てきました

    ステージやクラス、細胞診、病理検査、センチネルリンパ節生検などなど
    その中でやはり一番わからない事だったのが『手術の術式』でした

    色んな本を読みました。子宮体がんや子宮頚がんに言及してる本は
    本当につらくなるような事が沢山書かれていました
    『自分はどうなってしまうんだろう・・・』って思いました
    乳がんの友達が『あんまり読まないほうがいいよ・・・』って
    私もそう思います
    確かに気になる。でも、みんながみんなそうなる訳じゃないというのを知って欲しい

    そして『患者の悩みはステージに比例する』と言われています
    ステージが高ければ高いほど、悩みは大きくなるって言います

    子宮頚がんの手術の方法です
    癌研のHPや国立がんセンターのHPなどに詳しく書かれています

    1.円錐切除術 (えんすいせつじょじょつ)
    がんが見つかった子宮の頸部組織を円錐状の組織として切除します。
    円錐切除は生検組織をとる診断的意味の他に、早期がんでは治療的意味も含んでいます。


    2.単純子宮全摘出術 (たんじゅんしきゅうぜんてきしゅつじゅつ)
    がんに侵された子宮を摘出する手術です。子宮が経膣的に摘出されれば膣式単純子宮全摘、
    腹壁を切開して行われれば腹式単純子宮全摘といいます。
    ときには、両側付属器切除術といい、卵巣・卵管も切除されます。

    ※手術障害として、卵巣を取ると卵巣欠落症があります

    3.広汎子宮全摘出術 (こうほんぜんてきしゅつじゅつ)
    患部を子宮と膣の一部を含め、骨盤壁近くから広い範囲で切除します。
    子宮頸がんに関連する所属リンパ節も同時に切除します(リンパ節郭清)。
    通常、リンパ節は小豆のようなかたちをしており、全身に存在します。
    そして感染と戦う細胞を産生したり、貯蔵したりしますが、がんの時には転移したり、
    他臓器への転移経路となるのでとり除かなければなりません。

    ※手術障害として、手術後の排便・排尿障害・卵巣欠落症があります。

    4.骨盤内臓全摘術 (こつばんないぞうぜんてきしゅつじゅつ)
    がんが子宮頸部ばかりでなく女性性器外に拡がっていると、子宮・膣とともに下部結腸、直腸、膀胱をも
    とらなければなりません。これを骨盤内臓全摘術といいます。
    術後、人工肛門や回腸導管(回腸を用いて人工的に尿路を再建する)、造膣術など形成手術が
    必要となります。


    これだけ読むと、実感としてわからないと思います
    でも、少し長く入院していると段々とその人がどういう手術だったかがわかってきます

    ・円錐切除術は手術前1日入院で手術後3日くらいで退院となります。
    (円錐切除術は入院しない病院もあるそうです)

    ・単純全摘手術だと、手術前2日入院で手術後1週間で抜糸。抜糸後1日で退院となります。
    大体、10日間くらいって感じです

    ・広汎子宮全摘出術だと、手術前2日入院で手術後1週間尿道カテーテルを入れておいて
    2週間目から自排尿の訓練・カテーテルを使っての自己導尿をしていきます
    個人差が出てくるのは、このあたりからで大体20日間くらいで退院になります

    ・骨盤内臓全摘術は、とても大変は手術です。
    ある患者さんが『お腹の中がみんななくなっちゃったみたい・・・』と言われました
    腸を触っているので食事がなかなか出来ないとか、ストーマをしなくてはいけない人もいるし
    とても大変な手術のようです

    手術は不安なものです。
    でも今は病院で入院時に『クリニカルパス』というものを渡されます
    それを目安として入院生活を送っていきます
    これは本当に心強いものです


    入院生活で自分がこれから何をすればいいんだろう?とか、これでいいのかな?って思う事が
    書いてあるので「がんばっていこう」って思えます

    例えば3日目くらいのお風呂(シャワー)ができますface05
    これが嬉しいicon_bikkuri2
    いい加減、頭やばいんやけど・・・って思ってると、お風呂ってのを見つけて
    おおお~~~icon14嬉しいとかicon14icon14
    食べ物も書いてます
    今日は全粥・明日は3分粥とかって、ちょっとずつ米が入ってきます
    嬉しい~~~米、食えたicon_maro06とか思ってました

    人間、くだらないことでも『今までと同じ生活』が少しでもできると元気になれた気がします
    お風呂でも、ご飯でも、トイレでも歯磨きでもそうです
    ちょっとだけでいいから人に手を貸してもらってでもいいから、いつもと同じ生活がしたい
    患者の願いってそんなにすごい望みじゃないんです。
    それを看護師さんや医師にはわかって欲しいと思います。私たちってそんなに多くは望んでないんです。


    ストーマ:http://ganjoho.ncc.go.jp/public/dia_tre/attention/rehabilitation/stoma_care.html

    クリニカルパス:クリニカルパスとは、ある病気の治療や検査に対して、標準化された患者の
    スケジュールを表にまとめたもので、1つの治療や検査ごとに1つずつ作られています。
    クリニカルパスには、病院用、患者用と2つ準備されており、患者用クリニカルパスには、
    患者が入院してからの食事や処置、検査・治療、そのための準備、退院後の説明等が日ごとに
    詳しく説明されています。

    クリニカルパス2/3


    クリニカルパス3/3


    クリニカルパス1/3

      
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  • 2010年09月11日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)子宮頸がんの手術方法