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生理的嫌悪感・・・愚痴?

新しく働き始めた派遣会社の営業担当の人がとっても苦手です。。。

会ったのはまだ3回なんですが、話をする時に無印良品のノートを出して
とんでもなく汚い字で説明してくれます
でも、ただ、自分が話していることをノートに書くだけなので「それって意味があるの?」と思う
しかも、せっかく書いてくれているけど、説明がいつも的外れでわかりにくい・・・
月曜日にも今後の事についてと説明をしてくれたのですが、いつものように無印のノートに、
これまたいつものように、超汚い字で書きながら説明をしてくれた
だけど、やっぱり何かわかりにくい・・・
時間ばっかりかかるのに、全然、わからない説明を延々と続けるから、ちょっとイライラして話をしたら、相手も段々と不機嫌になって行って「最後は、あんたは派遣会社の人間なんでしょ?」って言いたくなるくらいに、派遣先企業の肩を持っていた
確かに派遣スタッフは募集すればいるんだろうけど、嫌味な雰囲気の人だなって思った
最初に会った時に、以前働いた派遣会社の営業さんがいきなり辞めてしまったり
はたまた派遣先の企業の人と喧嘩してしまったりと色々なことがあったので・・・と言ったら
「自分がいかに優秀か」というのを、とくと話してくれた
でも、今考えたら彼の言うところの「優秀な営業」ってのは
派遣会社のスタッフよりも企業。だったんだなって思った
今までの営業さんは自分の会社のスタッフを守るために言ってくれていたところもあるんだと思う
それと今の会社の営業さんは、会社に「いきなり」来ます
これにはちょっとびっくりした・・・

この場合「今日は、大丈夫ですか?」と断りを入れてくれるものじゃない?思った
今の職場は、そんなに忙しい部署ではないけれど、いきなり来て「呼び出してください」って
「なんて迷惑な」と思われる気がした
以前働いていたところでは、忙しい時には「今日は忙しいから来ないでくれ」と断っていた。
ほとんどの派遣会社は「今日は行ってもいいですか?」と聞いてくれていたし
先方の担当者から「今日は、派遣会社の人がくるそうです」と言ってくれていました
派遣会社は、沢山あるし色々な人がいる
でも、自分がつながっている人は営業しかいないのだと思います
そういう人が「なんだか嫌な人だな・・・」って思うのって致命的だわ・・・
正直「これって生理的嫌悪感な気がする・・・」と思った
契約の更新についての話の時にも1ヶ月前には言わなければいけないという決まりなのに、なかなか話がないので聞いた時にも先方に「すももさんから急かされているので、早く決めてください。と伝えました」と言われた

あ~~~あ、こんな営業やとはおもわなんだわ・・・

2012年02月29日 Posted by すもも at 00:00 │Comments(0) │その他
<生殖幹細胞>卵子の元、ヒトで確認…日米チーム
<生殖幹細胞>卵子の元、ヒトで確認…日米チーム
ヒトの卵巣の中から、成長すると卵子になるとみられる細胞を、米ハーバード大マサチューセッツ総合病院と埼玉医大のチームが見つけた。従来、卵巣にある卵子の数は有限で、加齢とともに減少する一方と考えられている。今回発見した細胞は卵子の元になっている「生殖幹細胞」とみられ、ヒトで確認されたのは初めて。抗がん剤治療などで生殖能力を失った人などの不妊治療に役立つ可能性があるという。米科学誌ネイチャー・メディシン(電子版)に27日、論文が掲載された。
埼玉医大のチームは、性同一性障害の治療のため同大で卵巣を摘出した20~30代の女性6人から、研究目的で用いる同意を得た。提供された卵巣を米国へ持って行き、ハーバード大チームが生殖幹細胞とみられる細胞を採取。目印を付け、卵巣組織に注入してマウスの卵巣へ移植した。約1週間後には、卵巣内で目印を付けた細胞が卵子のように成長していた。
高井泰・埼玉医大准教授(産婦人科)は「やむを得ない理由で不妊になる人から事前にこの細胞を採取しておけば、治療後に出産が可能になるかもしれない」と話す。一方で「不妊治療に使うには、倫理的な問題を議論する必要がある」と指摘している。【野田武】
毎日新聞 2月27日(月)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
『やむを得ない理由で不妊になる人』というのは、どのような人なのだろう?と思いました
現在、欧米では治療前に手術で卵巣を摘出しておいて、治療後に体内に戻すのが一般的になっているということでした
(日本でも一部の病院で、受けれます)
卵巣自体を取り出すには、手術が必要なので体の負担はあると思いますが、放射線を照射後や抗がん剤治療後の卵巣となると(私の場合、がん治療しか思い浮かばないので)その卵巣が正常に機能してくれるかは、疑問だな?と思った
また、その場合は卵巣機能の問題だけでなく、子宮などの問題はどうなのでしょう?
ただ、この場合「精巣がん」の方はどうだろう?と思いました
精巣がんの罹患年齢はとても若くて、10代前半から30代くらいの方がとても多いです
そういう人が、若くして子供を持てないというのを背負っていくというのは、とてもつらいことだと思います
卵子と同じように精子の元も見つかれば冷凍保存させて、患者さんが成長後にそれを精子に成長させて体外受精などで子供をもてる可能性があるのではと思いました
11歳の男の子のお母さんで、お子さんの精巣がんが見つかったという方からメールを頂いたことがあります
子供の病気は親もとても苦しい思いをするし「変われるものなら、自分がかわってあげたい」と言われていました
その時に「子供にがんであるということ」そして「子供を持つことができないということ」を、どう説明すればいいのかわからないと言われていて、もう少し大きければ病院で精子を保存しておいてもらえるけれど、まだ小さいのでそれもできない。といわれていました
切ないな・・・と思った
今は医学は、毎日毎日、とても進んでいっています
でも、どうしても駄目なこともあるんだと思った
ただ、患者としてみればやはり少しでも可能性があるのなら、それに賭けたいと思うのではと思います
ヒトの卵巣の中から、成長すると卵子になるとみられる細胞を、米ハーバード大マサチューセッツ総合病院と埼玉医大のチームが見つけた。従来、卵巣にある卵子の数は有限で、加齢とともに減少する一方と考えられている。今回発見した細胞は卵子の元になっている「生殖幹細胞」とみられ、ヒトで確認されたのは初めて。抗がん剤治療などで生殖能力を失った人などの不妊治療に役立つ可能性があるという。米科学誌ネイチャー・メディシン(電子版)に27日、論文が掲載された。
埼玉医大のチームは、性同一性障害の治療のため同大で卵巣を摘出した20~30代の女性6人から、研究目的で用いる同意を得た。提供された卵巣を米国へ持って行き、ハーバード大チームが生殖幹細胞とみられる細胞を採取。目印を付け、卵巣組織に注入してマウスの卵巣へ移植した。約1週間後には、卵巣内で目印を付けた細胞が卵子のように成長していた。
高井泰・埼玉医大准教授(産婦人科)は「やむを得ない理由で不妊になる人から事前にこの細胞を採取しておけば、治療後に出産が可能になるかもしれない」と話す。一方で「不妊治療に使うには、倫理的な問題を議論する必要がある」と指摘している。【野田武】
毎日新聞 2月27日(月)
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『やむを得ない理由で不妊になる人』というのは、どのような人なのだろう?と思いました
現在、欧米では治療前に手術で卵巣を摘出しておいて、治療後に体内に戻すのが一般的になっているということでした
(日本でも一部の病院で、受けれます)
卵巣自体を取り出すには、手術が必要なので体の負担はあると思いますが、放射線を照射後や抗がん剤治療後の卵巣となると(私の場合、がん治療しか思い浮かばないので)その卵巣が正常に機能してくれるかは、疑問だな?と思った
また、その場合は卵巣機能の問題だけでなく、子宮などの問題はどうなのでしょう?
ただ、この場合「精巣がん」の方はどうだろう?と思いました
精巣がんの罹患年齢はとても若くて、10代前半から30代くらいの方がとても多いです
そういう人が、若くして子供を持てないというのを背負っていくというのは、とてもつらいことだと思います
卵子と同じように精子の元も見つかれば冷凍保存させて、患者さんが成長後にそれを精子に成長させて体外受精などで子供をもてる可能性があるのではと思いました
11歳の男の子のお母さんで、お子さんの精巣がんが見つかったという方からメールを頂いたことがあります
子供の病気は親もとても苦しい思いをするし「変われるものなら、自分がかわってあげたい」と言われていました
その時に「子供にがんであるということ」そして「子供を持つことができないということ」を、どう説明すればいいのかわからないと言われていて、もう少し大きければ病院で精子を保存しておいてもらえるけれど、まだ小さいのでそれもできない。といわれていました
切ないな・・・と思った
今は医学は、毎日毎日、とても進んでいっています
でも、どうしても駄目なこともあるんだと思った
ただ、患者としてみればやはり少しでも可能性があるのなら、それに賭けたいと思うのではと思います
2012年02月28日 Posted by すもも at 00:00 │Comments(4) │ニュース・・・がん
過去に囚われている人

少し前にグループで話をした時に『違和感』のある人がいました
『家族のこと』を話されていたのですが、かなり年配の方ですが『親が自分を心配してくれない』『自分が今、こうなったのは親のせい』という内容でした。私としてみれば、私よりは年配の人なのに、なぜ『自分が親を心配してあげる』ではなく『自分が親に心配して欲しい』なのだろう?と思った
解散後に一緒にいた人に『なんであの年齢で親をうらんでいるんだろうね?』と聞いてみました
その時に『今まで色々な人をみてきたけど、そういう人って多いですよ』と教えてくれました
精神的に病んでいるのかな?と思う人って、過去に縛られている人。過去の出来事を今も続いていることかのように話す人が多いですよと教えてくれました
私が20歳の時に、仕事で家を出ることになった時に母親と大喧嘩をしたことがあります
親にしてみれば、地元で就職するか、もしくは家から通える範囲の会社に勤めるだろうと考えていたのだと思います。でも私は実家から出ることを希望していました
元々、あまり親には依存していなかった私は、何1つ相談することなく就職先を決めていました
『自分がこうと決めたら、絶対に変えない』という性格は今でも変わらないけれど、結婚するまでは実家でお給料を親に渡していたという母親にしてみたら、私の行動は納得できないことだらけだったと思います
その事について、母親に責められた時に私が『お父さんやお母さんのいる家にはいたくない』と言いました
お互い泣きながら、殴り合いをして自分の気持ちをぶつけました
その時に母親に『お父さんが私を殴っていた時に、お母さんは1度も助けてくれへんかったやんか』と言った
それを聞いた母親は『あんたが悪いのに、なんで私がかばわなあかんの』と言って『お父さんがあんたを殴ってたのは、弟が生まれるまでやろ。今のお父さんは殴ってないやろ』と言った
その時、自分の中で走馬灯のように色々な事が思い出された
それで気がついたのは、確かに父親が私を殴っていたのは、弟が生まれて父親が単身赴任になるまでの事だったのだと思った(弟とは8つ違い)
でも、自分は父親が殴っているのは、20才になった今でも続いているかのように感じていたということでした
その後、何年もかかって自分の中で色んな感情を整理している過程で、母の姉に『お父さんは、父親になれても大人やなかったんやろな』と言われた
その時に『そっか・・・』と思った
父親と母親は私が生まれた時には、まだ23歳でした
そして、親から反対されて「駆け落ち」したと聞きました
そんな2人が大人だったとは思えないなって、今の私なら思う
そして自分が親にしてもらえなかった事ばかりを話す母親の話を聞くたびに『なんでこの人は、こういう事を子供に伝えるんだろう?』と子どもの私には不思議で仕方がなかった
『私は何もしてあげなかったから、あんたにもしない』と言われるたびに、なんで親なら、自分がしてもらえなかったことをしてあげたいと思わないのかな?って・・・
でも、それもきっと『自分が親にして欲しかったこと』だったんだろうなって気がついた
今の私はあの20歳の出来事は自分の人生の『分岐点』だったと思います
あの1件がなければ、もしかしたら私は今でも親を恨んでいたり憎んでいたのかもしれない
親が死んでいても、さもその人が生きているかのように恨み言を言ったりする人がいます
そういう人は、きっと自分の過去と今を区別できていないのだと思う
『自分の過去に囚われている人』なのだと思った
そしてそれがとてつもなく『不幸な事』だと思った
もういない人を恨むことも、自分の今を生きれないことも、やはりつらい事だと思う
でも何よりつらいのは、その人の思い出すことがつらいことしかないということだと思った
私にとって父親は、殴ったりしていたけれど、とても愛すべき人だと思っています
私が交通事故にあった時や、地震で帰ってこれなくなった時、私の病気のことも
誰よりも心配して泣いていたのは父親でした
大の男が大泣きしている姿は、さすがに娘の私でも「はあ・・・」と思うし、いやだったけれど
今ではこの『子どものような父親』を、私のほうが親のように思っています
そして、自分にとって嫌な記憶の父親は『別の人』だと思っています
今の年齢の父親をそのまま見てあげようと思った時から、とても楽になりました
自分だって完璧な人間ではないのに、親だからという理由だけで完璧な人物像を求めるのは酷なことだと思います。親も失敗してもいいんと違うやろか。と思ってあげるのも大切なのかな?って思っています
私は親にはなれなかったけれど、自分があの頃の親よりもいい親になれたなんて思えないし。。。
大人になっても家族のことを恨んで『過去に囚われて生きている人』には、そのことがどれほど自分も相手も不幸にするのかを考えてみて欲しいと思います
私としては、年老いた親を責めるよりも『嫌なことはあったけど、でももう許してあげる』と思ってあげて欲しいな
2012年02月27日 Posted by すもも at 00:00 │Comments(2) │その他
猫も田代島特有の資源。猫にあやかって復興していく。

2月22日は『猫の日』でした

それを見て、ふと思い出したのが宮城県石巻市の離島『猫の島=田代島』でした
まだまだ体調のよくない時期に訪れた石巻市だったので、島までは行けませんでした

「あの猫ちゃん達、どうなったんやろ?」と、東松島の友達にメールしました
被害がない島ではないし、猫よりは人間ということもあって猫たちの消息はわからず「猫たち、どうしているかな?」と・・・心配していました
半野良ちゃん状態だから大丈夫と思っていたけれど『田代島にゃんこ・ザ・プロジェクト』でみたところ
やはり犠牲になって帰ってきていない猫がいるとのことでした

人間だけでなく、こうやって沢山の動物も犠牲になっていたんだと、改めて考えました
猫の島の田代島が被災後に立ち上げた『田代島にゃんこ・ザ・プロジェクト』の義援金は目標金額に到達したそうです
これからは、また以前のように田代島に観光客が戻っていったらと思います
私も元気になったことだし、行ってみたいな

田代島にゃんこ・ザ・プロジェクト:http://nyanpro.com/index.html
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宮城県石巻市田代島
田代島は宮城県北東部石巻市にある周囲11.5kmの小さな離島です。
大泊と仁斗田の二つの集落からなり、現在の人口は100人余り、高齢化率は82%、平均年齢は71歳です。60歳以下の者は10人にも満たず、そして、子どもは一人もいません。いわゆる限界集落となり、数年後には無人島になる危機の中にあるといわれております。島は、年金と漁業で細々と暮らしている高齢者ばかりですが、ここ数年は、漁師見習いの若者の移住も手伝い僅かながら後継者は増加しつつあります。
また近年、メディアなどで田代島が猫島として取り上げられて以降は、驚くほど観光客も増加しました。島では昔から猫を神様として祀る風習があり、島民よりも猫の数が上回り、懐っこい特徴豊かな猫ばかりが、世代を変え、定住している事も、猫島として田代島が世間に総称されている所以だと思います。
また、田代島は南三陸金華山国定公園にも指定されており、今日に到るまで、大きな開発も行われず、ありのままの雄大な自然がそのまま残っています。海も魚影が濃く、そのため田代島は全国屈指の釣り場となっています。
2012年02月26日 Posted by すもも at 00:00 │Comments(0) │東日本大震災
『切れるなら、切ったほうがいいのよ』

『切れるなら、切ったほうがいいのよ』
先日、用事があってカウンセラーの先生に電話をしました
その時に、ちょっと心に重く残っていることがあったので、少しだけ聞いてみました
少し前に、ある人と食事をしているときに、彼女の発言や考え方が、どうしても駄目で自分の中で『ブチッ』って音がしたの。と言いました
でも、家に帰った後で、心のどこかでそういう自分でいいのかな?と悩んでいるところがあった
詳しい話はしなかったけれど、先生に『どうしても駄目で、もう2度と会わないと自分の中で切ったの』と言いました
そしたら、とっても明るい声で『切れるなら、切ったほうがいいのよ』と言われました
なんか「ほっ」としました
私はそんなに沢山の人と仲良くしようと思っていないタイプだから、あまりにも考えの違う人と仲良くすることは、そもそも無理があったのかな?とも思った
でも、せっかく知り合ったんだから。という気持ちがない訳ではなかったし・・・
そんな時の先生の1言で、気持ちがふっと軽くなった気がします
そして、どうしても嫌だなと思っていた事が自分にとってとても大切なものだったと気がついたから、やっぱりこれでよかったんだ。と納得しています
会って家に帰ってから『なんか嫌だな』って思うことが多い人は、思い切って付き合うのをやめてみる。
それもいいのかな?と思った
1年に新しく知り合う人が10人いたとします
そのすべての人と、親密に付き合っていくと最初に知り合った人は、きっと段々と遠い人になる気がします
でも、そんな中でも友人として、残る人はちゃんといるはずだし
そんなに沢山の人と付き合えるだけのものはないなって思う
愚痴ばかり言う人。過去ばかり話す人。自分の問題を他人や家族のせいにする人。
「ねばならない」という自分や人への縛りの多い人。
そして何より食事の好みの合わない人。と時間にルーズな人。
そういう人は、無理なんだな。って思った
2012年02月25日 Posted by すもも at 00:00 │Comments(2) │がんとこころ
乳がん、前立腺がんの抗がん剤治療費が安価に
抗がん剤の後発薬が続々と本格発売
抗がん剤事業を後発薬メーカー各社が本格化する。
乳がんの後発薬を日医工と沢井製薬が2012年内にも売り出す。
さらに、前立腺がんの後発薬を富士製薬工業が2014年にも発売する予定。
それぞれ2~3年後に年間100億円の売上高を目指す。
各社は生活習慣病の後発薬を収益源としてきたが、有力な抗がん剤の特許が
今後相次ぎ切れるのを機に抗がん剤の生産・営業体制を整える。
がん患者にとっては、効果効能が同じ薬が安くなることで、治療費の低減が期待できる。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
後発薬=ジェネリックについては、以前、このブログでも書いています
ジェネリック医薬品検索HP:http://www.kumayaku.or.jp/jyene/
http://miyabimari.tamaliver.jp/e148223.html
抗がん剤事業を後発薬メーカー各社が本格化する。
乳がんの後発薬を日医工と沢井製薬が2012年内にも売り出す。
さらに、前立腺がんの後発薬を富士製薬工業が2014年にも発売する予定。
それぞれ2~3年後に年間100億円の売上高を目指す。
各社は生活習慣病の後発薬を収益源としてきたが、有力な抗がん剤の特許が
今後相次ぎ切れるのを機に抗がん剤の生産・営業体制を整える。
がん患者にとっては、効果効能が同じ薬が安くなることで、治療費の低減が期待できる。
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後発薬=ジェネリックについては、以前、このブログでも書いています

ジェネリック医薬品検索HP:http://www.kumayaku.or.jp/jyene/
http://miyabimari.tamaliver.jp/e148223.html
2012年02月24日 Posted by すもも at 00:00 │Comments(0) │ジェネリック
『お稽古』
退院してから、自分にあった洋服がなかなか見つからずに困っていました

しかも、おヘソから下に15センチ以上の傷跡があって、たまに痛むので、最近の股上の短いズボンははけないし・・・それなら自分で作ってしまったほうが早いかも・・・と思った
もともと、アパレル関係に勤めていたので縫うのは得意だけれど、基本的には『自分の好きなものは自分で作る』というのが、大前提の私ですが洋服を縫うのが結構、めんどくさい・・・ということで、もっぱら自分で作るのは小物・バック・雑貨類に限られていました
その上、ミシンや型紙や場所なんかも問題もあるし・・・と、そんな時にうちの大家さんが洋裁教室をしているので、それならと退院後に通い始めました
いろんな年齢の人がいて、最高齢の人は83才かな?そんな方もいます。
がん体験者もいるし、家族を看取った人や大きな病気をして身体にチューブが入っていたりと、病歴も経歴も様々です。
前にNHKの朝ドラ『おひさま』を見ていたら、「今日から文字が右から左に書いていたのを、左から右になります」というシーンがありました。
私が78才くらいかな?その方に「その日を覚える?」と聞いたら「覚えてるわよ

うれしくて「どうだった?ちゃんと書けた?」と聞いたら「う~ん、あの頃は縦書きだったから、あんまり困らなかった」と教えてくれました。
本当にその時間を生きてきた人の言葉だなって思った

私の通うお稽古は、自分が好きなものを自由に縫う事ができるので、ほとんどの方が既製品では合わないという悩みを抱えている人が習いに来ています。
背が高い・低い、太っている、痩せている。だけでなく、グラマーだったり腕が短いとか、いろんな悩みがあります。また、既製品のお直しなんかも教えてもらってやったりします。
『自分の洋服は自分で』と、83才くらいの人がミシンを踏んでいる姿は、なんだかうらやましい気持ちになります。
そういう人だちは、年齢を重ねていても、エステに行ったりして生き生きとしています。
先日、私が体験した「まつげエクステ」は、なんと78才のおばあちゃんの体験談でした

すごい

そして『お出かけするときは、自分のためもだけど、相手のために化粧するのよ』と、教えてくれました。
なんか『人生の先輩』達の話は、いつも「うんうん」と感慨深く感じます。
子供の頃に戦火を逃げた話から現在の話まで、どんなに大変な体験も「さらっ」と話すのは、やっぱりすごい気がします。
おばあちゃん達というと怒られそうだけど、長生きしてお稽古に通って来て欲しいなって思ってます。
最近の私の洋服はほとんどが手づくりです
写真は、去年作った浴衣地のワンピースに、祇園祭の手ぬぐいで作ったバックです
そういえば、写真を撮ってないわ~~と思った
これからは、頑張って写真を撮っておこうっと

2012年02月23日 Posted by すもも at 00:00 │Comments(4) │その他
女子力UP?
まつげのエクステをやってみました

子供の頃からのコンプレックスの1つに「まつげが短い」というのがありました
短いし少ないし、なんて殺風景なまつげ・・・と思っていた
まつげのエクステは、少し前から興味があったけど、まわりに体験している人がいなくて、ちょっと躊躇していました
でも、先日のジェルネイルといい「もしかして案外あってるかも」という発見があるかもしれないということと仲のいい友達が試してみて「よかったよ

終わった後で、鏡をみた瞬間『きゃーーー、増えてる



こんなに簡単なら、もっと早く試してみればよかった・・・と思った
食わず嫌いみたいなもので、なかなか新しいことをチャレンジするのがおっくうになっているけれど
まあ、これも『女子力UP』ということでやってみるのもいいかなと思いました
ただ、それでなくても濃い顔の私のまつげが増えると、ますます濃い顔になってしまった・・・
まあ、ある意味バランスが取れたのかな?なんて思ったり・・・
仲のいい「がん友さん」で、病気後、自分でも驚くほど積極的になってきたのよねと言っている人がいます
乳がん体験者なのですが、私や友人が驚くほど元気に色々な場所に参加しています
「これからは、自分がやりたいことをやっていくことに決めたの」と彼女。
なんかわかるな~~と思った。私のもそんな感じなのかな?って思います
『人は見た目が大切』とりあえず年齢を重ねても綺麗でいる努力はしないとね

2012年02月22日 Posted by すもも at 00:00 │Comments(2) │その他
人に教えるということ
最近、仕事を始めたのもあるし、今までとは全く違う業種というのもあって
『人に教えるということ』を考えます
若旦那ネタの新しいものはもうないのですが教えてもらっている時に、よく「なんでだろう?」と考えていました
そんな時にふと思い出したのが、乳がんの講演会で聞いた乳腺専門医の言葉です
ある患者さんが『先生、人はなぜ「がん」で死ぬのでしょうか?』と聞かれました
そして『「痛い」というのを聞きますが、どうなんですか?私は「がん」で死にたくないのです』
その場所にいる全ての患者さんがすがるような目で見ているなか、その医師が言われたのが
『生きていくのに必要な細胞よりも、がん細胞が増えた時に人は「がん」で死ぬのです』と言われ
『どこに転移をするかで痛みも変わってきます。痛みもみんな違います』と教えてくれました
『教える』というのは、こういうことなのかな?と思った
最近は、医学用語でなく患者さんにわかる言葉で話しましょう。という試みが病院で行われているようです
でも、先日の検査の時の医師のように『がん検査しますね』という言葉で傷つくように患者の気持ちはとても複雑にできています
そんな患者であっても乳腺専門医の言葉はとても素直に受け入れることができるのではないでしょうか?
『人に教える技術』っていうのは、身につけるのは大変だと思います
ただ、その時に考えて欲しいのは、小学生でもわかる言葉で教えるということ。
そして「目が見えない人に道を教えてあげるにはどうすればいいのだろう?」ということを考えてみてください。どれほど言葉をつくしても、自分の言葉の足りなさを実感すると思います
コーチングの講座で、目隠しをした人を部屋の中の離れた場所にある椅子に座ってもらうために誘導するという実践がありました。正直「簡単じゃない」と思わなくもなかったけれど、自分が思う10センチを相手も同じように考えているのではないということがわかりました
それを知るということがとても大切な気がします
『自分がこれでわかったから』というのは自分の尺度でしかないのだと思います
人はそれぞれ理解するのに必要な時間や方法が違っていると思います
教えている人は相手を「それでいいんじゃない」と受け入れてあげること
そして、教えてもらっているほうは「どこまでわかったか」を伝えてあげるのが大切な気がします
2012年02月21日 Posted by すもも at 00:00 │Comments(0) │その他
がん患者が家族になること
お稽古の時に先生から『最近、元気になったわね』と言われました
確かにここのところ突然の下痢や腹痛もめっきり減ってきたし
目に見えて、元気になってきた気がします
そんな時にふと『あ~あ、恋愛したいな』って思います
色々な人から「せっかく元気になったんだから、いい人を見つけて結婚しなさい」と言われます
確かに自分自身もそう感じます
でも、そんな時に思うのは『家族ががんになること』と『がん患者が家族になること』って
大きな違いのように思います
家族は心配してくれるだろうし、大切にしてもらえるかもしれない
でも、果たして「がん患者」を家族として受け入れてくれる家庭ってどれくらいあるのだろう?
恋人や夫婦でも、婦人科や乳腺のがん患者は別れる人が多いと言われています
身体に傷跡が残ることや身体の1部を失くすことだけではなく、女性という性に関わる「がん」の難しさを感じます
42歳で罹患+3年目。
年齢的にも複雑なものがあると思います
その上、がん患者。
いつか『わたし、こう見えても「がん患者」なんよ』って笑っていえるような相手が現れてくれたら、いいなと思っています
確かにここのところ突然の下痢や腹痛もめっきり減ってきたし
目に見えて、元気になってきた気がします
そんな時にふと『あ~あ、恋愛したいな』って思います
色々な人から「せっかく元気になったんだから、いい人を見つけて結婚しなさい」と言われます
確かに自分自身もそう感じます
でも、そんな時に思うのは『家族ががんになること』と『がん患者が家族になること』って
大きな違いのように思います
家族は心配してくれるだろうし、大切にしてもらえるかもしれない
でも、果たして「がん患者」を家族として受け入れてくれる家庭ってどれくらいあるのだろう?
恋人や夫婦でも、婦人科や乳腺のがん患者は別れる人が多いと言われています
身体に傷跡が残ることや身体の1部を失くすことだけではなく、女性という性に関わる「がん」の難しさを感じます
42歳で罹患+3年目。
年齢的にも複雑なものがあると思います
その上、がん患者。
いつか『わたし、こう見えても「がん患者」なんよ』って笑っていえるような相手が現れてくれたら、いいなと思っています
2012年02月20日 Posted by すもも at 00:00 │Comments(6) │がんとこころ
グレナダ侵攻

私はモニュメントなど望んではいなかった
たとえどんなに厳粛なもの
死者のために造られたあの巨大な黒い壁さえも
私は記念切手なんか欲しくはなかった
デラウェア川に沿って走る
”ベトナム・ベテランズ・メモリアル・ハイウェイ”と名づけられた道路も
私が望んだのはごく単純なこと
私たちの考えを他の国の人びとに押し付けるような
この国のやり方には限界があると認識すること
私が望んだのは
世界が黒か白でも
私たちのものでないと理解すること
私が望んだのは
モニュメントをもうつくらないということ
W・D・エアハート
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最近感じた事は「なぜ人は、白か黒か。いいか悪いかでしかないのだろう?」という事でした
その価値観の基準は自分でしかないと思います
自分が思う事が全て正しい訳でも、真実ではないこともあると思います
育った環境や国によっても価値観は変化していくものだと思います
でも、どうしても理解できなかったりする事はあります
その時に相手を理解するために、言葉があるのでは・・・と思います
「人はそれぞれ」それでいいのでは。。。
2012年02月19日 Posted by すもも at 00:00 │Comments(0) │その他
抗がん剤を体内マイクロチップで自動投与
体内にチップ、自動で投薬 米チーム成功、注射不要に
自動的に薬を放出するマイクロチップを体内に埋め込み、骨粗鬆症(こつそしょうしょう)患者に安全な治療をすることに米ハーバード大などの研究チームが成功した。16日付の米医学誌サイエンス・トランスレーショナル・メディシン電子版で発表した。注射が不要になり、患者の生活の質を重視したがん治療などへの応用も期待される。
このチップ(13ミリ×5ミリ)は、一種の小型コンピューター。外部からの無線通信か内部のプログラムの指示でチップの穴から薬を体内に放出する機能を持つ。今回は骨粗鬆症の治療に応用し、骨を作る働きを活発にする注射薬テリパラチド20日分を1日分ずつ放出できるように工夫。複数のチップがUSBメモリーほどの大きさの容器に入れてある。
65~70歳の女性患者7人の腰回りに埋め込み、様子をみたところ、薬は想定通り放出され、副作用もみられなかった。注射と同様に骨を作る働きを活発にする働きがみられたという。
2012年2月17日
癌(がん)治療の最新情報:http://blog.kougan.info/
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がんによる痛みのモルヒネの投与や乳がんのホルモン療法の薬など、
色々な場面で生かされていってくれればいいなと思います

2012年02月18日 Posted by すもも at 00:00 │Comments(0) │ニュース・・・がん
小説 上杉鷹山

灰の国はいかにして甦ったか。九州高鍋の小藩から養子に入り、十七歳で名門上杉家の藩主の座についた治憲は、自滅か藩政返上かの瀬戸際にある米沢十五万石を再建すべく、冷メシ派を登用し改革に乗り出す。藩主や藩のために領民がいるのではない、との考えのもとに人びとの心に希望の火種をうえつけてゆく…。
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そこそこの歴史好きの私ですが、実は上杉家に関わるものは読んだ事がありませんでした
どちらかといえば、織田信長・武田信玄が好きなので、そこに書かれている上杉謙信や上杉家は知っている程度の知識でした
そういえば、関が原で西軍についた上杉家のその後って知らなかったなと思った
そんな私でも「なせば為る 成さねば為らぬ 何事も 成らぬは人の なさぬなりけり」くらいは知っていますが、この言葉を残したのが上杉鷹山だそうです
意味は、やろうと思えば何でもできます。できないのはやろうと思わないからです。
やろうとすることは他人のためではなく、自分のためになるのです。ということでしょうか
「OOだからできない」という人がいますが、人並みに健康で働ければできないこともないような気がします
最初からあきらめていたらダメなんじゃないかな・・・って思います
でも、そんな私でも「がん患者だから・・・」と思うことが沢山あります
だからこそ、病気でもない人が「言い訳」するのが嫌なのかもしれないですね。。。
2012年02月17日 Posted by すもも at 00:00 │読んだ本・・・その他
「シリーズ がんを生きる② 子ども」

放送日:2月17日金曜日
時間:19時30分~19時55分
NHK特報首都圏「シリーズ がんを生きる② 子ども」
日本の子どもの病死因の1位を占める「がん」。
しかし、大人のがんに比べて数が少ないため、ひとつの病院あたりの手術や治療件数が非常に少なく、
しかも病院によって治療の格差がある状況のまま放置され続けてきた。
2月、国の「がん対策推進基本計画」が大幅に見直されたことを受け、
子どものがんについては、
①症例数を増やすため、拠点病院に患者を集めること、
②治療が終わった後にも、フォローアップする診療体制作りなどが盛り込まれた。
子どもの「がん」について考えていく。
出演:鳥越俊太郎さん(ジャーナリスト) 増田有華さん(AKB48)
http://www.nhk.or.jp/tokuho/#
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STAND UP!! ~がん患者には夢がある~
若年性がんと向き合うことは辛く大変な経験ではありますが、それ以上に得ることが大きい経験だと思っています。たからこそ若年性がんと向き合った人にしかわからないこと、できないことがあると思いました。そういった経験を最大限に生かし、若年性がん患者が必要としている情報を広め、経験者として若年性がん患者の相談支援等を行い、若年性がん患者の方が少しでも前向きに闘病を乗り越えられるようにすることを活動の目的としています。そして活動を通じて、若年性がん患者の輪を広げ、若年性がん患者が一人で孤独に闘病することのないような環境を作っていくことを目標としています!
35歳までにがんになった若年性がん患者の会であり、かつ若年性がん患者を支援する団体
STAND UP!!:http://ameblo.jp/stand-up-dreams/
2012年02月16日 Posted by すもも at 00:00 │Comments(0) │お知らせ
知るということ

診察室のワルツ:/18 手術の説明と合意=岡本左和子
前回は短い診察時間に、患者と医療者が焦点をずらさずに話を進める方法を紹介しました。では、手術や抗がん剤投与など、身体への負担が大きな治療について説明と合意を必要とする場合はどうすればよいのでしょうか。
私が経験した例です。婦人科系の悪性腫瘍を患ったその方は仕事への早期復帰を強く希望されていました。新聞やインターネットで得た情報から、腹部に小さく穴を開け悪い部位だけを摘出できる腹腔(ふくくう)鏡による手術方法があると知り、その治療を望まれました。しかし、患部が大きく、その手術は適応できず、担当医は開腹手術を提案しました。その医師は繰り返し、非常に丁寧に手術の説明をしましたが、患者は納得しません。
病気が進行していたため、その医師は「本当に患者のことを思っている」と伝えようとして、「あなたが私の母だとしても同じ提案をします」と言いました。ところが、その方は「私は息子の話を聞きに来たのではなく、専門家に治療を受け、早く仕事に戻りたいのです」と憤慨されました。「聞いてもらっていない」という不満とタイミングの悪い「思いやり」で、医師の意図しない方向へ患者の気持ちがずれてしまい、「この医師は切りたがっている」という疑心暗鬼が生じてしまいました。治したい医師と治りたい患者の一生懸命な思いがすれ違ってしまっては、ワルツは踊れません。
「治療に来ているのだから、同じ焦点を見ている」と医師も患者も思いがちですが、治療への思いには幅があります。医療者は科学的根拠に基づいた治療という問題解決が焦点になります。患者は仕事や親の介護などの日常生活と治療の共存を考え、それによる患者の受け入れがたい気持ちや戸惑いを「医療者も分かるはずだ」と思い込みやすいといえます。
相手をおもんぱかるのは日本人の長所ですが、同時に間違って解釈する危険性もあります。メッセージをできるだけゆがめずに伝えるには、お互いが相手のフィードバックに注意し、相手の言葉の意味を確かめながら、相手の理解できる範囲と立脚点に沿って話を進めてください。その時に相手の気持ちを確認することも大切です。(おかもと・さわこ=医療コミュニケーション研究者)
毎日新聞 2012年2月8日 東京朝刊
http://mainichi.jp/select/science/news/20120208ddm013070127000c.html?inb=yt
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ネットで見つけた記事です
不思議なものだなと思った
私の友人は、乳がんの0期で非浸潤がんでしたが、医師から手術・ホルモン療法をいわれたそうです
その時に彼女は『もしも私が先生の奥さんや娘でも同じ治療を進めますか?』と聞いたそうです
医師は『同じ治療を進めます』と言ってくれたそうです
彼女は、医師のその1言で治療を受けることを決めたと教えてくれました
私の場合は1b1期でセンチネルリンパ節生検という治験を受けるために東北大に行きました
その時に、医師から『あなたには32人の仲間がいます』と言われました
私は『32人の仲間がいるんだ、じゃあ、私は33人目になろう』と思いました
「たった32人」と思うか「32人もいる」と思うかは、その人次第だと思います
そして、その言葉を受け止める側の患者の心の状態もあると思います
きっとこの患者さんは腹腔鏡手術を受けたいという気持ちからだけではなく、がんという病気を本当の意味で理解していなかったし、受け入れてなかったんじゃないのかな?と思いました
がんはステージによって受けれる治療が違うという基本的な事を知らなかったんだろうなと思った
また、全ての病院で同じ治療が受けれる訳でもないというです
そして、そういう意味で医師の説明が足りなかったのだと思います
この記事を読んで、医師と患者の信頼関係って、難しいなって思った
『たった1言』が患者の背中を押してくれることもあるのに、患者の心の扉を閉じてしまうこともあるんだなと思った
『自分を知る事』患者さんは、自分のがんがどういう状態なのかを知ることが大切なのだと思った
その上での「なりたい自分」そして「受けたい治療」を見つけることが大切だと思います
私の治験ですが、治験というと、色々な人に「人体実験」と言われました
そういう考え方もあるけれど、私は自分が受けた治療がこれからの標準治療になっていくんだと思っています
そして、リンパ節に転移がないにも関わらず、リンパ郭清をしている今の医療現場からリンパ浮腫に悩む女性が1人でも少なくなってくれればと思っています
ただ『人体実験』という人ほど標準治療ガイドラインや先進医療などの正しい知識の無い人が多い気がします
今の日本の医療は、治験が進まないために諸外国から比べてとても遅れている部分があります
またドラッグラグなど命に直結している問題もとても多いです
『人体実験』という見方ではなく、正しい知識で医療現場を見て欲しいと思います
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ドラッグラグ問題
欧米などで開発され世界各国で導入されているワクチンが、日本では承認されていないため使えない、この隔たりを「ワクチンギャップ」と言う。すでに世界110か国以上で導入され、90か国以上で定期予防接種プログラムに組みこまれているワクチンでさえ、日本では認可されていないため使用することができない、またワクチンが承認されても任意による全額自己負担に留まっているなど世界標準に及ばない日本の予防接種体制をいう
ドラッグラク問題といえば、卵巣がんのスマイリーさんのHPに詳しく書かれています
http://www.dai2ntv.jp/news/druglag/
2012年02月15日 Posted by すもも at 00:00 │Comments(2) │がんとこころ
なまなましい・・・?

このブログを書き始めて、どれくらいが過ぎたんだろう?と思った
そして、ずっと思っていたのは人様のブログを読むと『なんて上手に文章を書くんだろう』ということと自分の文章のつたなさでした

小学生の時に毎日、日記を書いて先生に提出していました
その時に先生に花丸をもらえると、その月の終わりにその文章を清書して提出すると、月初めに文集が出て
その中に、自分の文章が乗るというのがありました
私は2年間、ほぼ毎日日記を出していたのに、花丸をもらえたのは、たった1回だけでした

その経験もあるのか、ずっと文章を書くことが苦手でした
そんな私がブログを発信するようになるんだから、ほんと『がん』ってすごい
で、少し前から自分のブログを冷静に読んでました
その時に感じたのは『私の文章って、なんかなまなましい?』でした
よくわからないけど、あまりに素直というか・・・素の私のまんまって思った
私のブログの存在を「若旦那」に教えました
「あなたのことが書いてあります」と伝えときました
若旦那は、私が「がん患者」になって、初めて働き始めたところで知り合った人なので
私の病気のことは、何も知りません
そういう人がこれを読むと、どう感じるのかな?と思いました
会社では少しは『猫をかぶっているつもり』の私なので。。。

2012年02月14日 Posted by すもも at 00:00 │Comments(0) │その他
ステージ1期でも、進行がん

『あなたの場合は、ステージ1期でも、進行がんです』
1年目が過ぎたあたりだったかな?『再発の可能性』と言われて「なんで?」と思って
その後、追加の放射線治療で下痢や食事後の腹痛などの後遺症があって
『なんでこんなに長引くの・・・』と体調や追加の放射線治療について、医師に不満を言いました
その時に医師から『あなたの場合は、手術後の検査でがんがお腹の中にあるかも知れないということで、追加で放射線治療をしました』と言われた
それは、私の執刀医でもある主治医にも手術後の追加治療が決まった時にも言われていたのですが
その時に外来の医師から『あなたの場合は、ステージ1期でも、進行がんです』と言われた
それをどう受け止めればいいのかな?と思った
今は手術後に比べて、腫瘍マーカーも下がっているし大丈夫かな?と言えます
ただ、それを言われて感じたのは「これからは会いたい人に会って、食べたいものを食べて悔いの無いように生きていこう」ということでした
最近、自分が会いたい人に会っています
その時に今まで自分が言えなかったことを伝えることにしました
東京タワーに登った彼には、告知を知らせたくなかったと言いました
彼には元気な自分だけを覚えていて欲しいと思ったからと。
でも、別の友達に言われた『あいつなら』という言葉で、知らせたということ
その後、私が検査結果がでなくて治療方針が決まらない時に色んな人に『がんばって』と言われて
精神的に限界のようにイライラしていた時があった
『がんばってって、一体何をがんばればいいんよ』って送った
その時にもらった返信が『今が一番つらい時だね。でも、結果がわかったら大丈夫』と教えてくれた
その1言がとても励みになったと伝えました。『ありがとう』って
別れを告げられた事を、うらんだ事がないわけではないけど、それもそれで同じ病気になった事も「それも彼と一緒ならいいかな」と思ったという事もみんな伝えました
そして少しだけ手をつないで歩いてみました
自分が思ったことを素直に伝えてみる
がんになって、いいことと悪いことがあると思う
今の私にとっていい事は『自分が伝えたい事は素直に伝えていこう』と思ったことだと思います
自分に残された時間がどれくらいあるかなんて誰にもわからないんだし
それなら、相手にも自分にもわかりやすく生きていこうと思った
最近感じたことは『人は自分で生き方を変化していくことができる』ということです
ダーウィンは『最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるでもない。
唯一生き残るのは、変化できる者である』と言ったそうです
人には変化しなくてはいけない時があると思います
一緒に入院していた82歳のおばあちゃんが治療後1年で局所再発をしました
その時に、手術でがんを取ったのですがストーマになりました
そのストーマを私に見せてくれて「あ~あ、こんなになっちゃったわ」といっていましたが
婦長さんが言うには「年齢が高くなると自分の状態を受け入れるのが難しくなって大変だけれど、彼女はとても前向きに受け止めている」と教えてくれました
そして「そのほうがいいのよ」と。。。
『変えられるものは変える勇気を 変えられぬものは受け入れる謙虚さを』
どんなに願ってもどうにもならないものはあるのだから。。。
2012年02月13日 Posted by すもも at 00:00 │Comments(0) │がんとこころ
がん を弱体化する画期的な食事療法とは

「断食」はがんを弱体化させる、米マウス研究
がんを患っているマウスに絶食させたところ、腫瘍が弱体化し、化学療法の効果も上がったとする研究結果が、8日の米医学誌「Science Translational Medicine」に掲載された。
人間でも同様の結果が表れるかどうかは分からず、安全性も不明だが、がん治療の効果を高める研究に、有望な新しい道が開けるかもしれないと研究者らは期待している。
論文を発表した米・南カリフォルニア大(University of Southern California)のバルター・ロンゴ(Valter Longo)教授(老人学・生物科学)らは2008年に、絶食は正常細胞を化学療法から守るとした研究成果を発表している。ただし、対象は1種類のがんと1種類の化学療法薬に限定されていた。
同教授のチームは今回、絶食によってがん細胞が脆弱になることを示すため、がんの種類を乳がん、悪性黒色腫(メラノーマ)、神経膠腫(グリオーマ)、ヒト神経芽細胞腫に広げてマウスで実験した。
その結果、すべてのがんで、絶食と化学療法を組み合わせた場合は、化学療法だけの場合よりも生存率が高く、腫瘍の成長が遅く、さらに(または)腫瘍の転移の程度が低かった。
2010年には、乳がん、尿路がん、卵巣がんなどの患者10人を対象にした研究で、化学療法の前2日間と後1日間に絶食した場合、化学療法の副作用が少なかったとする自己申告データが報告されている。
ロンゴ氏は「がん細胞を打ち負かす方法は、がん細胞を狙い撃つ薬を開発することではなく、正常細胞だけが直ちに順応できる絶食などで極端な環境を作り、がん細胞を混乱させるということなのかもしれない」と述べた。
がん治療の最新情報 http://blog.kougan.info/
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過激な食事療法はおすすめできませんが、手術前に食事制限をしたほうが
傷口が綺麗になる。というのは、看護師さんから聞きました
私は、ここにも書きましたが手術前にかなり過激な食事療法を実践していたのですが
退院後は、実践していません
それは「食べることで相手に迷惑をかけたくない」という事が一番かな
何かをもらった時に「これ食べれないから」とかいうのも嫌だし
私にとって食事は、ただ食べるだけではなく、相手とメニューを見て「美味しそうだね」と話しながら食べること。それが一番だと思ったから
でも、手術前であれば多少の食事制限をしてもいいのかなと思います
また、前立腺がんでは脂肪分の摂取制限をしたほうがいいという結果がでたそうです
牛乳1杯でベーコン4枚分の脂肪分があるらしくて、できるだけ摂取しないようにということです
カルシウムを取るなら、魚など別のものから摂取してくださいね
2012年02月12日 Posted by すもも at 00:00 │Comments(2) │食事
東京タワー

東京タワーに登ってきました

もう何年も東京に住んでいるのに、そういえば東京タワーには登ったことがなかった
そんな時に『ブラタモリ』で東京タワーを見ました
それでちょっと気になって登ってきました
オレンジ色になった鉄筋を下から見上げると、とっても恰好いい

やっぱりこのアングルが一番かも


一緒に登ったのは、かれこれ10年以上ぶりに会った男友達です

昨日、突然メールが来て『明日東京に行くんだけど、会えない?』と書かれていました
自分の人生の中で唯一といっていいくらいに『自分のない愛し方』をした相手です
不思議なもので、今ならなんでだろうと思うけれど、彼が手に入るなら何でもしたいと思うくらいに好きで
私には永遠に『1等賞』の人でした
私が告知をされて、別の男友達にそれを言ったら『俺にはお前の気持ちはわからへん。
でも、あいつなら今のお前の気持ちをわかってくれると思う』と教えてくれました
それが、彼でした。彼も「がん体験者」だったからです
それから今まで、どれだけ支えてくれたかわからないなって思った
最後に会ってから、もう何年も経って、体重が増えて別人のようになってしまった私は、
彼に会うのはちょっとためらいました
でも、生きているから会えるんだしと思った
彼と同じ病気になって「これも運命なんかな」って思った
だからこそ、お互い生きているからこそ会える奇跡を大切にしようと思った
東京タワーに登ってから、東京駅で飲んでいました
帰りに彼に『私、進行がんなんだって』と言いました
彼は、あと2年したら10年目がきて『長期生存者』になります
私の先を歩く彼は、これからも私のよき理解者だと思っています

2012年02月11日 Posted by すもも at 00:00 │Comments(0) │その他
シュークリームとお腹痛。

今週は、4日続けてお腹の調子が悪いです

昨日もきっちり2時に起きて、それから3時半までトイレに走ってました。
目が覚めた時に『今日のはちょっと違うかも・・・


いつもよりも痛みが強いのと、お腹がとんでもなく張っている


お腹の調子の悪い時は、自分でもびっくりするくらいにお腹が張って硬くなります
でも、それにも増して硬い

どうやら私のお腹は寒さには一番弱いのですが、かれこれ1年以上経って気がついたのが、
高脂肪分の生クリームやカスタードクリームを食べると、必ず、お腹をこわすということでした。
先日、私と同じ子宮のがん友さんとご飯を食べた時に『どうやら脂肪分が駄目みたい』と
私が言うと『私も

こういう時に、同じところのがん友さん、しかも先輩患者さんは心強く感じます

でも生クリームやカスタードクリーム、高脂肪や高カロリーって『美味しいもの』だったりするんよね…
で、ついつい昨日のように『1つくらい大丈夫


いつも結果は同じなのに・・・なんて学習能力の無い私なんだろうと思いながら、
夜中に湯たぽんを使う私です
とりあえず、私のお腹は痛くなったらすぐに温めるのが一番効きます
