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ピアサポーター仲間
5月の末に1年間、ずっと一緒にピアサポーター養成講座で勉強していた人が亡くなったと聞きました
彼女は余命5年と医師から宣告されていた3年目にピアサポーターの勉強を始めたそうです
抗がん剤治療を受けながら大阪から名古屋まで通っていました
名古屋駅の新幹線乗り場で、私は東京、彼女は大阪へと別れてホームから手を振っていました
1度だけ、風来坊で私の友人と一緒に手羽先を食べたことがあります
彼女は、いつも授業が終わるとすぐに帰っていくので、私が「名古屋で手羽先食べた?」って聞くと「食べてない」とのこと。私が「せっかく、大阪から名古屋まで通っているんだから風来坊の手羽先食べなきゃ!」と言って駅の地下で食べました
今考えても、彼女の状態は決して、いいとは言えませんでした
最後にメールを送ったのは、今年に入ってすぐでした。その時に「先生とこれからの治療について話し合ってみます」とのこと。
娘さんと話した時に、「母は誰かに必要とされていることが、とてもうれしかったと思います」と言っていて、地元でピアサポーターの募集があった時に、ほとんど立ち上がることもできなかった体で面接に行ったそうです。最後まで、誰かの役に立ちたいと思い続けていた彼女らしい姿だったなと思います。
私は、がん患者が嫌いです
どんなに生きてほしいと願っていても、亡くなってしまうから。。。
そして、そういう人は、いつも私が「もっと生きていてほしい」と思う人ばかりだからです
彼女は、医師が告げた5年目に亡くなりました
そんなとこまで、きちんと守らなくてもいいやん・・・
がん患者さんや体験者の人と話していて感じるのは、違和感のない人と違和感のある人。
どんなにいい顔をしていても、どんなにいい話をしていても、何か話に違和感を感じる人がいます
そういう人はどこかで自分を裏切っている人のように思います
そして、そういう人は他の人も裏切ります
自分の死がわかっていても、最期の瞬間まで誠実な人もいる
私は、彼女のようになりたい
本当に楽しい時間でした。ありがとう。
彼女は余命5年と医師から宣告されていた3年目にピアサポーターの勉強を始めたそうです
抗がん剤治療を受けながら大阪から名古屋まで通っていました
名古屋駅の新幹線乗り場で、私は東京、彼女は大阪へと別れてホームから手を振っていました
1度だけ、風来坊で私の友人と一緒に手羽先を食べたことがあります
彼女は、いつも授業が終わるとすぐに帰っていくので、私が「名古屋で手羽先食べた?」って聞くと「食べてない」とのこと。私が「せっかく、大阪から名古屋まで通っているんだから風来坊の手羽先食べなきゃ!」と言って駅の地下で食べました
今考えても、彼女の状態は決して、いいとは言えませんでした
最後にメールを送ったのは、今年に入ってすぐでした。その時に「先生とこれからの治療について話し合ってみます」とのこと。
娘さんと話した時に、「母は誰かに必要とされていることが、とてもうれしかったと思います」と言っていて、地元でピアサポーターの募集があった時に、ほとんど立ち上がることもできなかった体で面接に行ったそうです。最後まで、誰かの役に立ちたいと思い続けていた彼女らしい姿だったなと思います。
私は、がん患者が嫌いです
どんなに生きてほしいと願っていても、亡くなってしまうから。。。
そして、そういう人は、いつも私が「もっと生きていてほしい」と思う人ばかりだからです
彼女は、医師が告げた5年目に亡くなりました
そんなとこまで、きちんと守らなくてもいいやん・・・
がん患者さんや体験者の人と話していて感じるのは、違和感のない人と違和感のある人。
どんなにいい顔をしていても、どんなにいい話をしていても、何か話に違和感を感じる人がいます
そういう人はどこかで自分を裏切っている人のように思います
そして、そういう人は他の人も裏切ります
自分の死がわかっていても、最期の瞬間まで誠実な人もいる
私は、彼女のようになりたい
本当に楽しい時間でした。ありがとう。
2015年06月21日 Posted by すもも at 00:21 │Comments(0) │ピアサポーター
合格しました
ピアサポーターの試験に合格しました♪
去年の9月から、多い時には月に3回名古屋に通いながら、理論と院内サポートを受けて最後は試験です。
一緒に受けていた仲間から「試験は受けることに意味があるのよ~~」と言われて、ちょっと気持ちが楽になったけれど、提出日1日前に、データーが破棄されてしまうというアクシデントがあって、冷や冷やしながらの提出でした。
で、実際には「出すことに意味」ではなく、きちんと合格ラインがあって点数がついてました
ひゃ~~~、やっぱり甘くはなかった~~~って感じです
来月で5年目が来る私としては、この試験は意味があったと思います
実際には、東京でピアサポーターの活動ができる訳ではないのですが
自分の中の迷いや色んな部分を整理することができた気がします
『自分の出来ることを自分らしく』
がんばってみます
去年の9月から、多い時には月に3回名古屋に通いながら、理論と院内サポートを受けて最後は試験です。
一緒に受けていた仲間から「試験は受けることに意味があるのよ~~」と言われて、ちょっと気持ちが楽になったけれど、提出日1日前に、データーが破棄されてしまうというアクシデントがあって、冷や冷やしながらの提出でした。
で、実際には「出すことに意味」ではなく、きちんと合格ラインがあって点数がついてました
ひゃ~~~、やっぱり甘くはなかった~~~って感じです

来月で5年目が来る私としては、この試験は意味があったと思います
実際には、東京でピアサポーターの活動ができる訳ではないのですが
自分の中の迷いや色んな部分を整理することができた気がします
『自分の出来ることを自分らしく』
がんばってみます

2014年08月28日 Posted by すもも at 06:00 │Comments(0) │ピアサポーター
ピアサポーターの試験
ピアサポーターの試験が終わりました
テスト問題が送られてきてから、約1ヶ月。
「ピアサポーターとは」から始まって、具体的な質疑応答まで色々ありました
長かった1年間が、やっと終わったって感じです
でも、思ったよりも早かった気がします。
そして、来月で5年目が来ます
仙台で検査を受けた次の日に、名古屋でピアサポーターの修了日を迎えます
この1年は、自分が何をしたいのか?を考える年でした
やっと仕事も今までと同じように出来るようになって、病院からも少しずつ離れていって、がん患者の自分がいつの間にか「がん体験者」になっていくのを感じました
そして、段々とここに書くことがわからなくなっていきました
「がんになって人生が変わった。という人もいるけど、自分は何も変わってない」
先日、テレビでそう言っている芸人さんがいました
私は、ちょっと変わったなって思う
それは、考え方もあるけれど出会う人が一番、大きかった気がします
今までは出会わなかった人と出会えた気がします
でも、今までは好きだと思っていた人が苦手になっているのも感じました
一番苦手になった人は「自信家」「ねばならない人」かな
自分の意見が絶対。と思っていて、相手を見下している人。
ただ、そういう人は言い換えれば「自分に自信があって自分のいいと思っているものが絶対」だと思っている人。そして「こだわり」の強い人。自分が沢山のことを知っていると思っている人。かな
今までは、仕事柄、出会う人も付き合う人もそういう人ばかりだった
デザイナーだったり作家だったり、自分を持っている人
でも、病気になった時に「本当にそうかな?」と思うようになった
何でも知っているように見えても、それが全てに当てはまる訳でもないし「これじゃなきゃ」といっているのを聞いて、それもその人の主観でしかないじゃないのかな?って思った。
100のうち、10をだけを見てそれが全てのように言う人たち
そういう人が苦手になってきた。そして自分には「普通」の人が実はとっても一生懸命で優しくていい人なのを知りました。
そして、自分も嫌なところがいっぱいあったんだなって思うし、今でもそういう部分を引きずっているのも感じる
いつまでたっても私は、まだまだです
テスト問題が送られてきてから、約1ヶ月。
「ピアサポーターとは」から始まって、具体的な質疑応答まで色々ありました
長かった1年間が、やっと終わったって感じです
でも、思ったよりも早かった気がします。
そして、来月で5年目が来ます
仙台で検査を受けた次の日に、名古屋でピアサポーターの修了日を迎えます
この1年は、自分が何をしたいのか?を考える年でした
やっと仕事も今までと同じように出来るようになって、病院からも少しずつ離れていって、がん患者の自分がいつの間にか「がん体験者」になっていくのを感じました
そして、段々とここに書くことがわからなくなっていきました
「がんになって人生が変わった。という人もいるけど、自分は何も変わってない」
先日、テレビでそう言っている芸人さんがいました
私は、ちょっと変わったなって思う
それは、考え方もあるけれど出会う人が一番、大きかった気がします
今までは出会わなかった人と出会えた気がします
でも、今までは好きだと思っていた人が苦手になっているのも感じました
一番苦手になった人は「自信家」「ねばならない人」かな
自分の意見が絶対。と思っていて、相手を見下している人。
ただ、そういう人は言い換えれば「自分に自信があって自分のいいと思っているものが絶対」だと思っている人。そして「こだわり」の強い人。自分が沢山のことを知っていると思っている人。かな
今までは、仕事柄、出会う人も付き合う人もそういう人ばかりだった
デザイナーだったり作家だったり、自分を持っている人
でも、病気になった時に「本当にそうかな?」と思うようになった
何でも知っているように見えても、それが全てに当てはまる訳でもないし「これじゃなきゃ」といっているのを聞いて、それもその人の主観でしかないじゃないのかな?って思った。
100のうち、10をだけを見てそれが全てのように言う人たち
そういう人が苦手になってきた。そして自分には「普通」の人が実はとっても一生懸命で優しくていい人なのを知りました。
そして、自分も嫌なところがいっぱいあったんだなって思うし、今でもそういう部分を引きずっているのも感じる
いつまでたっても私は、まだまだです
2014年08月17日 Posted by すもも at 23:33 │Comments(0) │ピアサポーター
色の効果
先日、院内サポートに入った時に相談に来られた女性がとても綺麗なペールイエローのヒールのあるサンダルを履いていました。可愛らしい雰囲気の方で、その黄色がよく似合っていたので「可愛いですね」と声を掛けました。
話を聞いてみると彼女は、まだ退院後日が浅く、そんな中でヒールのある靴を履いているのにびっくりしましたが、帰り際に「本当によく似合ってますね」と言うと、実は病気になる前は黒かグレーか茶色しか身につけていなかったことを教えてくれました。
でも、退院後、そういう色は何故か着れなくなってしまって、今は明るい色ばかり着ていることを教えてくれました
ああ、ここにも私と同じ人がいる。って思った
私が、黒はパワーを吸収してしまうから、体調の良くない時にはピンクや黄色がいいですよ。と話すと彼女は「そういえば、私、入院している時はピンクばっかりだったわ。それがよかったのかしら」と笑顔で話してくれました
本当に、魅力的な笑顔の女性だなって思った
彼女の言葉で、私は8月のワークを「黄色」を使ったものにしようと決めました
黄色は元気になる色です
ちょっと夏バテしそうな気分を色を使って元気になってもらえたらなって思ってます
話を聞いてみると彼女は、まだ退院後日が浅く、そんな中でヒールのある靴を履いているのにびっくりしましたが、帰り際に「本当によく似合ってますね」と言うと、実は病気になる前は黒かグレーか茶色しか身につけていなかったことを教えてくれました。
でも、退院後、そういう色は何故か着れなくなってしまって、今は明るい色ばかり着ていることを教えてくれました
ああ、ここにも私と同じ人がいる。って思った
私が、黒はパワーを吸収してしまうから、体調の良くない時にはピンクや黄色がいいですよ。と話すと彼女は「そういえば、私、入院している時はピンクばっかりだったわ。それがよかったのかしら」と笑顔で話してくれました
本当に、魅力的な笑顔の女性だなって思った
彼女の言葉で、私は8月のワークを「黄色」を使ったものにしようと決めました
黄色は元気になる色です
ちょっと夏バテしそうな気分を色を使って元気になってもらえたらなって思ってます

2014年06月29日 Posted by すもも at 00:50 │Comments(0) │ピアサポーター
院内サポート実習
先日、ピアサポーター養成講座で2日間の院内サポートを行いました
といっても、まだまだなので今回は、先輩のピアサポーターさんの女性と男性の方にくっついていました
私は、不思議と最初の頃からこの2人の方に関わることが多いように思います
女性と男性ということもあるし、またタイプの違う2人だけれど、それがとても参考になります
今回、1日目は女性のピアサポーターさんにくっついていましたが、その時に私がずっと疑問に感じていた「褒めること」について実際に体験することができたので嬉しかったです
がん患者は、一生懸命に頑張ってます。
でも、がんになったことを責められるような発言があったり(なんでもっと早く検査に行かなかったの)とか、治療に弱音をはくと「がんばって」とか「治すためでしょ」と言われたり・・・でも、つらいことはつらいし、弱音だってはきたくない。
そんなことは患者が一番わかってる・・・
そんな中で「褒めてもらえること」ってほとんどありません
がんばって当たり前。つらくて当たり前。
今回のピアサポーターの方は、講座の中でも褒めることで相談者がとても喜ばれたという話をされていました
でも、私はその方の実際の相談風景を見ていなかったし、どうやってこの言葉が出てきたんだろう?とずっと悩んでいました。実際に本人にも確認したりもしました。
それが百聞は一見にしかず。
そっか~~~いつも、こうやって褒めてるんだ~~~と目からウロコ。でした
がん体験は、いいことよりも悪いことばかりが目に付きます。でも、そんな中からも相談者の話の中に「良いところ」を見つけて、とても自然に褒められている姿が印象的でした
これって、この方の性格なんだなって改めて感じました
そして、自分はこんなにはできないけれど、こういう風にならできるかな?と2日目の院内サポートでは、相談者の方に対して「いい先生に出会えてよかったですね」と声掛けをしました。
今回、隣に座っていて考えたのは「自分ならどう声を掛けるかな?」ということでした
できないことは沢山あります。まだまだ完璧じゃないのもわかります
でも、そんな中で「自分はどんなサポーターになりたいか」を考えていました
2日目についていたピアサポーターの方が「自分らしく、無理をせず」と言われていて私もそうしようと思っています。
といっても、まだまだなので今回は、先輩のピアサポーターさんの女性と男性の方にくっついていました
私は、不思議と最初の頃からこの2人の方に関わることが多いように思います
女性と男性ということもあるし、またタイプの違う2人だけれど、それがとても参考になります
今回、1日目は女性のピアサポーターさんにくっついていましたが、その時に私がずっと疑問に感じていた「褒めること」について実際に体験することができたので嬉しかったです
がん患者は、一生懸命に頑張ってます。
でも、がんになったことを責められるような発言があったり(なんでもっと早く検査に行かなかったの)とか、治療に弱音をはくと「がんばって」とか「治すためでしょ」と言われたり・・・でも、つらいことはつらいし、弱音だってはきたくない。
そんなことは患者が一番わかってる・・・
そんな中で「褒めてもらえること」ってほとんどありません
がんばって当たり前。つらくて当たり前。
今回のピアサポーターの方は、講座の中でも褒めることで相談者がとても喜ばれたという話をされていました
でも、私はその方の実際の相談風景を見ていなかったし、どうやってこの言葉が出てきたんだろう?とずっと悩んでいました。実際に本人にも確認したりもしました。
それが百聞は一見にしかず。
そっか~~~いつも、こうやって褒めてるんだ~~~と目からウロコ。でした
がん体験は、いいことよりも悪いことばかりが目に付きます。でも、そんな中からも相談者の話の中に「良いところ」を見つけて、とても自然に褒められている姿が印象的でした
これって、この方の性格なんだなって改めて感じました
そして、自分はこんなにはできないけれど、こういう風にならできるかな?と2日目の院内サポートでは、相談者の方に対して「いい先生に出会えてよかったですね」と声掛けをしました。
今回、隣に座っていて考えたのは「自分ならどう声を掛けるかな?」ということでした
できないことは沢山あります。まだまだ完璧じゃないのもわかります
でも、そんな中で「自分はどんなサポーターになりたいか」を考えていました
2日目についていたピアサポーターの方が「自分らしく、無理をせず」と言われていて私もそうしようと思っています。
2014年02月22日 Posted by すもも at 00:00 │Comments(0) │ピアサポーター
ビデオ撮影
いよいよピアサポーター養成講座の講義もあと少しになりました
来月からは、院内サポートに入ります
それで、今までの集大成とも言える「自分自身を客観的に見る」というのを体験しました
「自分では自分がどう話しているか?」を知る事はできません
人からみた自分。を知る事はできない。
当たり前だけれど、なかなか理解するのは難しいです
これを客観的に自分で見てみること。
そして、それを他の仲間にも見てもらって客観的に判断してもらうことが大切になります
そのためにビデオ撮影をしました
自分で自分を見るって、本当に恥ずかしい~~~
絶対に慣れない行為のように思います
テレビに写った自分を見ない芸能人の方も多いと聞きますが、反対にテレビに映った自分を見るのが好きという方もいます。この心理の違いって何なんでしょうね???
私は、断然「見たくない」です。写真も嫌いです。
録音された声ですら、自分が聞こえるものとは違うのに~~~
で、感想は次の講座になると思いますが、それも不安です
他人から見た自分って、なかなか自分自身では受け入れられないもんです
来月からは、院内サポートに入ります
それで、今までの集大成とも言える「自分自身を客観的に見る」というのを体験しました
「自分では自分がどう話しているか?」を知る事はできません
人からみた自分。を知る事はできない。
当たり前だけれど、なかなか理解するのは難しいです
これを客観的に自分で見てみること。
そして、それを他の仲間にも見てもらって客観的に判断してもらうことが大切になります
そのためにビデオ撮影をしました
自分で自分を見るって、本当に恥ずかしい~~~
絶対に慣れない行為のように思います
テレビに写った自分を見ない芸能人の方も多いと聞きますが、反対にテレビに映った自分を見るのが好きという方もいます。この心理の違いって何なんでしょうね???
私は、断然「見たくない」です。写真も嫌いです。
録音された声ですら、自分が聞こえるものとは違うのに~~~
で、感想は次の講座になると思いますが、それも不安です
他人から見た自分って、なかなか自分自身では受け入れられないもんです
2014年01月13日 Posted by すもも at 00:00 │Comments(0) │ピアサポーター
ダブル‐バインド
ダブル‐バインド 【double bind】
二重拘束。二つの矛盾した命令を受け取った者が、その矛盾を指摘することができず、しかも応答しなければならないような状態。
自分自身のがん体験を抱えて、ピアサポーターになろうとするときに必ずやらなくてはいけないのが『自己開示』です。自分の体験を客観的に見る冷静な部分を持たなくてはピアにはなれない・・・
でも、それは同じ立場であるがゆえの悩みになるような気がします。
受け入れなければならないし、自分を守るために一線を引く勇気も必要です
それは一見、相反する気持ちのように感じます
『相手を受け入れなさい』『自分自身を守りなさい』
でもそれは、相手もそして自分自身もかけがえのない人だからこそ必要な事なのだと思います。そして、自分の心が壊れてしまわないようにするためにも大切なことなのだと思います
二重拘束。二つの矛盾した命令を受け取った者が、その矛盾を指摘することができず、しかも応答しなければならないような状態。
自分自身のがん体験を抱えて、ピアサポーターになろうとするときに必ずやらなくてはいけないのが『自己開示』です。自分の体験を客観的に見る冷静な部分を持たなくてはピアにはなれない・・・
でも、それは同じ立場であるがゆえの悩みになるような気がします。
受け入れなければならないし、自分を守るために一線を引く勇気も必要です
それは一見、相反する気持ちのように感じます
『相手を受け入れなさい』『自分自身を守りなさい』
でもそれは、相手もそして自分自身もかけがえのない人だからこそ必要な事なのだと思います。そして、自分の心が壊れてしまわないようにするためにも大切なことなのだと思います
2013年12月10日 Posted by すもも at 00:00 │Comments(0) │ピアサポーター
自分の病気を知るということ
当たり前ですが、ピアサポーターとして活動をするということは『自分自身のがんを知る』ということだと思います
でも、それは過去の自分自身と真正面から向き合うということだと思っています
それは、やはり患者にはつらい事だと思います
告知の時の感想は人それぞれだと思います。
そして、治療も人それぞれ・・・同じように見えて同じ体などないのと同じでみんな違います。
それをもう一回、受け止めなければならないというのは自分の中にある実は開けたくない箱を開けるような気持ちだと思います。それを開けるというのは、勇気がいるし、その人にしかわからないものが出てくるということだと思います。
ここのところ、ずっとその作業をしています
そのせいもあって、帰り道になるとみんな少し疲れています。
それは、最初は『がんばろう』って感じだったのが、段々と『ちょっときつくない・・・』『私、やっていけるかな・・・』という言葉に変わっていきました。やってはいけないこと。こうしなくてはいけないこと。があまりにも多くて、自分自身が否定されている気持ちが出てきているのだと感じました。
実際にはそうではないのだけれど、どこかで『そのままでいいんだよ』というその人の個性を受け入れてもらえないのではないのかな?って感じてしまうのかもしれないと思いました
患者さんの『ありのまま』を受け入れなければいけない自分達が実は一番、ありのままの自分自身を出せていない自分の感情を殺しているように感じました
本当は、泣いてみたい。本当は、悲しかったといいたい・・・。
そういう患者としては当たり前の感情を、横において『相手の気持ちを受け入れなくてはならない』と感じているように感じました。
私はこのブログを書いているのもあって、色々な人からメールを頂いたりします。
幸いなことに『ちょっとしんどいかも・・・』と書くと『大丈夫ですか?』とコメントを下さる方もいます
でも、そんな私も先日のセッションではとても色々な事を思い出して、しばらくつらい気持ちを引きずっていました。
がん体験者にとって、がん体験は決してネガティブな感情だけではないです。
でも、だからといってポジティブな体験ではありません。
『がん患者さんを助けたい』という感情の中には自分自身も癒されたいという気持ちもあります
それこそが『ヘルパーセラピー』だと思っています
その2つがきちんと機能していないと患者さんのサポートをするのは難しいのかな?って思っている私でした
でも、それは過去の自分自身と真正面から向き合うということだと思っています
それは、やはり患者にはつらい事だと思います
告知の時の感想は人それぞれだと思います。
そして、治療も人それぞれ・・・同じように見えて同じ体などないのと同じでみんな違います。
それをもう一回、受け止めなければならないというのは自分の中にある実は開けたくない箱を開けるような気持ちだと思います。それを開けるというのは、勇気がいるし、その人にしかわからないものが出てくるということだと思います。
ここのところ、ずっとその作業をしています
そのせいもあって、帰り道になるとみんな少し疲れています。
それは、最初は『がんばろう』って感じだったのが、段々と『ちょっときつくない・・・』『私、やっていけるかな・・・』という言葉に変わっていきました。やってはいけないこと。こうしなくてはいけないこと。があまりにも多くて、自分自身が否定されている気持ちが出てきているのだと感じました。
実際にはそうではないのだけれど、どこかで『そのままでいいんだよ』というその人の個性を受け入れてもらえないのではないのかな?って感じてしまうのかもしれないと思いました
患者さんの『ありのまま』を受け入れなければいけない自分達が実は一番、ありのままの自分自身を出せていない自分の感情を殺しているように感じました
本当は、泣いてみたい。本当は、悲しかったといいたい・・・。
そういう患者としては当たり前の感情を、横において『相手の気持ちを受け入れなくてはならない』と感じているように感じました。
私はこのブログを書いているのもあって、色々な人からメールを頂いたりします。
幸いなことに『ちょっとしんどいかも・・・』と書くと『大丈夫ですか?』とコメントを下さる方もいます
でも、そんな私も先日のセッションではとても色々な事を思い出して、しばらくつらい気持ちを引きずっていました。
がん体験者にとって、がん体験は決してネガティブな感情だけではないです。
でも、だからといってポジティブな体験ではありません。
『がん患者さんを助けたい』という感情の中には自分自身も癒されたいという気持ちもあります
それこそが『ヘルパーセラピー』だと思っています
その2つがきちんと機能していないと患者さんのサポートをするのは難しいのかな?って思っている私でした
2013年11月26日 Posted by すもも at 00:00 │Comments(0) │ピアサポーター
たからもの
今回は、一宮市立病院で乳がんの「遺伝性乳がん」と「乳がんの治療についてのQA」の講演会への参加でした。
その後で、ファシリテータのピアさん1人とピアサポーター養成講座の私たち(書記と発表)と患者さんとが話し合うというのを1グループに2人1組で担当しました。
私はその中では1番大変な「がんを再発した患者さんのグループへの参加」でした。
正直、こんな「おっちょこちょいの私」が参加していいのだろうか・・・
何か失礼なことを言わないだろうか・・・と思っていました
そして、何よりもステージ1の私がステージ4の方の話をどう聞いていけばいいのだろうと思いました
みなさんの話を伺っていて、本当に大変な苦労をされているし、でも、本当にみなさんが一生懸命なのを聞いていて「なぜ、こんなにいい人たちが病気にならなあかんねん・・・」って、ずっと思って聞いていました。そして、ずっと頑張ってたんやけど、ファシリテータの方が自分の体験を話して、ある患者さんが障害のある孫を引き取って自分がみているんだけど、知り合いががんで亡くなった時に孫が「おばあちゃん、死なないで」と泣くんだと言って「大丈夫だから。あんたが20才になるまで、ちゃんと生きるから」と言ったのを聞いて、もう本当に号泣していました。
私たちの班はファシリテータさん以外、全員が泣いてて、1番泣いてた私は帰りには、ひどい顔になってました。一緒に参加していた薬剤師さんまでもが号泣でした…。
もう、発表の時にも泣きすぎて頭が痛くなっていた私は、何を言っているのかもわからないし(そもそも泣きすぎてまとめる時間もなかった)きちんと言えたのだろうか?って思っていましたが、帰りにお隣りの女性が私に小さな声で「今日、参加してよかった。私はこの班でよかった」と言ってくれました。
私が最後に1言いわせてくださいといって、お礼と「私は、私の隣りのベッドだった人が『子供のために1日でも長く生きていたい』と言うのを聞いて、芸能人じゃない普通の人の言葉を伝えたいと思って、ブログを書き始めました。そして、ピアサポーターになるために三鷹から通ってます」と言ったら、みんなが「頑張ってね!」と励ましてくれました。
いつも思うのは、人ってとっても強いということでした
どんなに自分が大変な状態であっても、他の人を励ましてくれる人に私は沢山出会いました
それが私の財産だと思っています
その後で、ファシリテータのピアさん1人とピアサポーター養成講座の私たち(書記と発表)と患者さんとが話し合うというのを1グループに2人1組で担当しました。
私はその中では1番大変な「がんを再発した患者さんのグループへの参加」でした。
正直、こんな「おっちょこちょいの私」が参加していいのだろうか・・・
何か失礼なことを言わないだろうか・・・と思っていました
そして、何よりもステージ1の私がステージ4の方の話をどう聞いていけばいいのだろうと思いました
みなさんの話を伺っていて、本当に大変な苦労をされているし、でも、本当にみなさんが一生懸命なのを聞いていて「なぜ、こんなにいい人たちが病気にならなあかんねん・・・」って、ずっと思って聞いていました。そして、ずっと頑張ってたんやけど、ファシリテータの方が自分の体験を話して、ある患者さんが障害のある孫を引き取って自分がみているんだけど、知り合いががんで亡くなった時に孫が「おばあちゃん、死なないで」と泣くんだと言って「大丈夫だから。あんたが20才になるまで、ちゃんと生きるから」と言ったのを聞いて、もう本当に号泣していました。
私たちの班はファシリテータさん以外、全員が泣いてて、1番泣いてた私は帰りには、ひどい顔になってました。一緒に参加していた薬剤師さんまでもが号泣でした…。
もう、発表の時にも泣きすぎて頭が痛くなっていた私は、何を言っているのかもわからないし(そもそも泣きすぎてまとめる時間もなかった)きちんと言えたのだろうか?って思っていましたが、帰りにお隣りの女性が私に小さな声で「今日、参加してよかった。私はこの班でよかった」と言ってくれました。
私が最後に1言いわせてくださいといって、お礼と「私は、私の隣りのベッドだった人が『子供のために1日でも長く生きていたい』と言うのを聞いて、芸能人じゃない普通の人の言葉を伝えたいと思って、ブログを書き始めました。そして、ピアサポーターになるために三鷹から通ってます」と言ったら、みんなが「頑張ってね!」と励ましてくれました。
いつも思うのは、人ってとっても強いということでした
どんなに自分が大変な状態であっても、他の人を励ましてくれる人に私は沢山出会いました
それが私の財産だと思っています
2013年11月12日 Posted by すもも at 00:00 │Comments(0) │ピアサポーター
『謝罪する』ということ
先日、カラーネットワークの第1回目の活動として「カラーセラピー」を開催しました
その時に、私が1ケ所、間違えている部分がありました
それは、白の表現について「色を塗っているか、いないか」でした
普通に考えれば、色を塗っていなくても「白」に見えれば、白の心理のように感じますが、そこは、少し違います
色を塗っていないというのは、塗らないことによる「強調表現」になります
それを私は「白を塗っているかどうか?」と確認していたのに、間違えたことを話していました
それは、先生にワークをもう1回、再現した時に気が付いたもので「しまった!」と思いました
それで、その時に一緒にいてくれた仲間に確認してワークの参加者がどう答えていたかを聞いてみました。
その後で、きちんとした訂正とお詫びのメールを入れておきました
最近、いろいろなところで「偽表示」の問題が起きています
有名なホテルのレストランや百貨店までが「にせもの」になってしまいました
そこには、お客様ときちんと向き合う姿勢がなくなってしまって、ただ「採算が取れればいい」という「金儲け主義」になっているのではないかと感じました
カラーセラピーの先生からワークの報告の後で言われたのは「セラピストはクライアントに対して誠実であること」でした
それは、ピアトレーナーの方にも同じようなことを言われました
もしも、その方できちんとできなくても「この失敗を次の人に生かします。だから、許してください」という気持ちをつねに持っていなくてはいけないという事でした
そこには「一期一会」であるからこそ、真摯に相手と向き合っているピアサポーターの方の姿勢が見えます
間違えることは、あります。人は完ぺきではないのだから・・・
でも「ただ、素直に謝ればいい」ではないのだと思います
それなら、子供でもできます
そこには、大人だからできる対応があるはずだと思いました
そして、きちんとした「振り返り」をすることで、間違いを見つけること
それを、次へと生かすことがその方への「最良の謝罪」であると思います
そこには、必ず「相手への誠意」を感じることができると思いました
今回のようなことは、沢山あると思います
「偽表示」や「経歴詐称」に「著作権侵害」などなど・・・
それらをきちんと理解するのは、とても難しいです
でも、根本的な問題として「倫理的におかしなこと」ってあると思います
ただ、それらをきちんとチェックする機能が働いていなかったことが、何よりの問題だった気がします。
きっとそこには、相手の顔ではなく「まっ、いいか」という自分の感情が優先していたのだと思います
その時に、私が1ケ所、間違えている部分がありました
それは、白の表現について「色を塗っているか、いないか」でした
普通に考えれば、色を塗っていなくても「白」に見えれば、白の心理のように感じますが、そこは、少し違います
色を塗っていないというのは、塗らないことによる「強調表現」になります
それを私は「白を塗っているかどうか?」と確認していたのに、間違えたことを話していました
それは、先生にワークをもう1回、再現した時に気が付いたもので「しまった!」と思いました
それで、その時に一緒にいてくれた仲間に確認してワークの参加者がどう答えていたかを聞いてみました。
その後で、きちんとした訂正とお詫びのメールを入れておきました
最近、いろいろなところで「偽表示」の問題が起きています
有名なホテルのレストランや百貨店までが「にせもの」になってしまいました
そこには、お客様ときちんと向き合う姿勢がなくなってしまって、ただ「採算が取れればいい」という「金儲け主義」になっているのではないかと感じました
カラーセラピーの先生からワークの報告の後で言われたのは「セラピストはクライアントに対して誠実であること」でした
それは、ピアトレーナーの方にも同じようなことを言われました
もしも、その方できちんとできなくても「この失敗を次の人に生かします。だから、許してください」という気持ちをつねに持っていなくてはいけないという事でした
そこには「一期一会」であるからこそ、真摯に相手と向き合っているピアサポーターの方の姿勢が見えます
間違えることは、あります。人は完ぺきではないのだから・・・
でも「ただ、素直に謝ればいい」ではないのだと思います
それなら、子供でもできます
そこには、大人だからできる対応があるはずだと思いました
そして、きちんとした「振り返り」をすることで、間違いを見つけること
それを、次へと生かすことがその方への「最良の謝罪」であると思います
そこには、必ず「相手への誠意」を感じることができると思いました
今回のようなことは、沢山あると思います
「偽表示」や「経歴詐称」に「著作権侵害」などなど・・・
それらをきちんと理解するのは、とても難しいです
でも、根本的な問題として「倫理的におかしなこと」ってあると思います
ただ、それらをきちんとチェックする機能が働いていなかったことが、何よりの問題だった気がします。
きっとそこには、相手の顔ではなく「まっ、いいか」という自分の感情が優先していたのだと思います
2013年11月08日 Posted by すもも at 00:00 │Comments(0) │ピアサポーター
「説得する」ということ
ピアサポーターの講座で、愛知県がんセンターに行って来ました。
名古屋駅を降りて「東山線」に乗ろうとしたら、案内が途中で消えてしまい駅で30分くらい言ったり来たりしていました。そのために、がんセンターの駅についたのはギリギリでした
で、目の前には長~~~~~い坂道。。。
なんで、がん患者に坂道やねん!!って怒っていました。そして、少し遅れての到着になってしまいました。
今回もとっても内容の濃いものになっていて、午前中は「ピアサポーターの心得15ヶ条」にディスカッション。
そして、午後からはサポーター役と相談にきた患者さん役になって、ロールプレイをしました
ロールプレイの内容としては「抗がん剤治療を受けるかどうか悩んでいる。食事療法か代替療法で治らないか。おススメのサプリはないですか?」といったものでした。そして、私が相談に来た患者さん役で、もう1人の方がサポーター役でした。
すごく一生懸命に言ってくれる彼女を見ながら、なぜか私は「説得されないぞ」って思っていました
そして、終わる時にはとってもしかめっ面で「わかりました・・・」って言っている私がいました
彼女の話は確かに正論でした。なのに、なぜか私は「説得されている」って思ってしまい、心のどこかで「一緒に考えて」って思っていた。どこかで「私を認めて欲しい」って思っていたような気がします。ピアトレーナーの方からは「とってもいいペアでした」と言われましたが、私もそう感じました。
そして、少し前に自分も同じことをしていたと思いました
どんなに自分が正しいとしても、相手が受け入れられないのであれば「あなたのため」という押し付けなんだと思った
難しいけれど、やっぱり自分が体験してわかることってあるんだなって思いました。
名古屋駅を降りて「東山線」に乗ろうとしたら、案内が途中で消えてしまい駅で30分くらい言ったり来たりしていました。そのために、がんセンターの駅についたのはギリギリでした
で、目の前には長~~~~~い坂道。。。
なんで、がん患者に坂道やねん!!って怒っていました。そして、少し遅れての到着になってしまいました。
今回もとっても内容の濃いものになっていて、午前中は「ピアサポーターの心得15ヶ条」にディスカッション。
そして、午後からはサポーター役と相談にきた患者さん役になって、ロールプレイをしました
ロールプレイの内容としては「抗がん剤治療を受けるかどうか悩んでいる。食事療法か代替療法で治らないか。おススメのサプリはないですか?」といったものでした。そして、私が相談に来た患者さん役で、もう1人の方がサポーター役でした。
すごく一生懸命に言ってくれる彼女を見ながら、なぜか私は「説得されないぞ」って思っていました
そして、終わる時にはとってもしかめっ面で「わかりました・・・」って言っている私がいました
彼女の話は確かに正論でした。なのに、なぜか私は「説得されている」って思ってしまい、心のどこかで「一緒に考えて」って思っていた。どこかで「私を認めて欲しい」って思っていたような気がします。ピアトレーナーの方からは「とってもいいペアでした」と言われましたが、私もそう感じました。
そして、少し前に自分も同じことをしていたと思いました
どんなに自分が正しいとしても、相手が受け入れられないのであれば「あなたのため」という押し付けなんだと思った
難しいけれど、やっぱり自分が体験してわかることってあるんだなって思いました。
2013年10月23日 Posted by すもも at 00:00 │Comments(0) │ピアサポーター
ピアサポーターに「大切なこと」
~ピアサポーター養成講座から~
今回は導入ワークで、コミュニケーションのために「印象ゲーム」というのをやりました
導入ワークは、お互いの距離を縮めるためするものなのですが、相手を傷つけないように考えられたものでないといけないと思っています
今回の「印象ゲーム」は与えられたテーマを見て、チームのメンバーの第一印象を書いていくというものでした
テーマは「好きな花」「血液型」「好きな動物」「旅行に行くとしたら」「好きな色」でした
結果は、散々なものでほとんどが当たってませんでしたが、絶対に当たらなさそうな「好きな花」で1人の人に「さくら」と書きました。そしたら、当たっていて「すごい!」なんて話していました。でも、それが当たったくらいでほとんどが当たってませんでした・・・それくらい、人の第一印象なんてものは『いいかげん』って事です
その後、同じメンバーで「ピアサポーターに『大切だな』って思うことは何ですが?」というテーマで話し合いました。
自分達で役割を決めて、パシリテーターを私が書記をハナミズキさんが担当しました。その時に感じたのは「この人たち、ピアサポーターとして大切なものを持っている(?)」ということでした。話は基本的には自分の体験談から導いていくのですが、そこの部分を話していてもとても「客観性を持っている」と感じました。私が感じているのは、ピアサポーター養成講座は「お友達」を見つけに行くのではなく、ピアサポーターとしていかに自分を高めていくかが大切な気がしていました。そこには、がん体験者の自分自身をも客観視できる姿勢を持っていなければいけない気がしています。
今回のメンバーの方3人は、それがきちんとできていたように感じました
そしてピアに「大切なこと」は相手によっても変化していくものだと思います
今回の話し合いの中で、最後のまとめでグタグタになっていった私たち(おもにパシリテーターの私)を正しい方向へと導いてくれたピアトレーナーさんの助言がとても大きかったと思います。それは、やはり相談件数NO.1という実績にも現れていると感じました。
帰り道4人で『私たちの発表が一番!』と言っていました♪
それは他のグループが「よくなかった」ではなく、私たちのグループは「コミュニケーション」というテーマを絞れてそこから結論へと導いていけたからだと思います。そしてそれは「自分自身の体験から出てきた言葉」生きた言葉だった気がしました。「ピアサポーターに大切なこと」は、1つではないし、それも全てではないと思いますが、基本的な姿勢はあると思います。相手の言った言葉をそのまま受け止める。そこには自分のつらさは横に置いといて相手のつらさを見てあげなくてはいけないのだと思いました。そこには、ピアトレーナーの方の「ステージⅣの自分が、ステージⅠの方のつらさも受け止めてあげなければいけない」という言葉でした。ステージⅣのほうが当然ですが、大変です。でも、ステージⅠだからといって、その人の悩みが軽い訳ではありません。それは、がんには変わりないからです。でもそれをそのまま受け止めるのはとても大変なことです。
実際に、私はある子宮がんの代表の方から「あなたの後遺症は、私よりも軽いでしょ」と言われました。それは患者同士では通用する話ですが、ピアサポーターでは通用しません。そこがピアサポーターとの違いだと思います。といっても、どんな場合であれ、本当は相手を傷つけているのでダメだと思いますが・・・(うちの患者会の人でそんなのを言う人はいないし当たり前だけど)
大変なことだと思いますが、とりあえず「がんばっていくしかない」って思ってます
今回は導入ワークで、コミュニケーションのために「印象ゲーム」というのをやりました
導入ワークは、お互いの距離を縮めるためするものなのですが、相手を傷つけないように考えられたものでないといけないと思っています
今回の「印象ゲーム」は与えられたテーマを見て、チームのメンバーの第一印象を書いていくというものでした
テーマは「好きな花」「血液型」「好きな動物」「旅行に行くとしたら」「好きな色」でした
結果は、散々なものでほとんどが当たってませんでしたが、絶対に当たらなさそうな「好きな花」で1人の人に「さくら」と書きました。そしたら、当たっていて「すごい!」なんて話していました。でも、それが当たったくらいでほとんどが当たってませんでした・・・それくらい、人の第一印象なんてものは『いいかげん』って事です
その後、同じメンバーで「ピアサポーターに『大切だな』って思うことは何ですが?」というテーマで話し合いました。
自分達で役割を決めて、パシリテーターを私が書記をハナミズキさんが担当しました。その時に感じたのは「この人たち、ピアサポーターとして大切なものを持っている(?)」ということでした。話は基本的には自分の体験談から導いていくのですが、そこの部分を話していてもとても「客観性を持っている」と感じました。私が感じているのは、ピアサポーター養成講座は「お友達」を見つけに行くのではなく、ピアサポーターとしていかに自分を高めていくかが大切な気がしていました。そこには、がん体験者の自分自身をも客観視できる姿勢を持っていなければいけない気がしています。
今回のメンバーの方3人は、それがきちんとできていたように感じました
そしてピアに「大切なこと」は相手によっても変化していくものだと思います
今回の話し合いの中で、最後のまとめでグタグタになっていった私たち(おもにパシリテーターの私)を正しい方向へと導いてくれたピアトレーナーさんの助言がとても大きかったと思います。それは、やはり相談件数NO.1という実績にも現れていると感じました。
帰り道4人で『私たちの発表が一番!』と言っていました♪
それは他のグループが「よくなかった」ではなく、私たちのグループは「コミュニケーション」というテーマを絞れてそこから結論へと導いていけたからだと思います。そしてそれは「自分自身の体験から出てきた言葉」生きた言葉だった気がしました。「ピアサポーターに大切なこと」は、1つではないし、それも全てではないと思いますが、基本的な姿勢はあると思います。相手の言った言葉をそのまま受け止める。そこには自分のつらさは横に置いといて相手のつらさを見てあげなくてはいけないのだと思いました。そこには、ピアトレーナーの方の「ステージⅣの自分が、ステージⅠの方のつらさも受け止めてあげなければいけない」という言葉でした。ステージⅣのほうが当然ですが、大変です。でも、ステージⅠだからといって、その人の悩みが軽い訳ではありません。それは、がんには変わりないからです。でもそれをそのまま受け止めるのはとても大変なことです。
実際に、私はある子宮がんの代表の方から「あなたの後遺症は、私よりも軽いでしょ」と言われました。それは患者同士では通用する話ですが、ピアサポーターでは通用しません。そこがピアサポーターとの違いだと思います。といっても、どんな場合であれ、本当は相手を傷つけているのでダメだと思いますが・・・(うちの患者会の人でそんなのを言う人はいないし当たり前だけど)
大変なことだと思いますが、とりあえず「がんばっていくしかない」って思ってます

2013年09月24日 Posted by すもも at 00:00 │Comments(0) │ピアサポーター
3年前の私~ピアサポーター講座より~
~ピアサポーター養成講座より~
今回は、ピアサポーターの実例ということで、実際に対応した話が例題になっていました
相談者は、子育て中の女性で、お子さんは受験生で、自分自身もがんの転移がわかって、夜も眠れないということでした
その時にどう対応しますか?と聞かれて、最初の方は「受験生で大変な中での相談ということですが・・・」という事で、「共感してあげるということですか?」といって、2人目の方も自分自身も同じような体験をしていたということでした。
その後で「それでは、東京から来たすももさん」と呼ばれました。私は子育てもしていないし、正直「う~~ん、困った」と思っていました。それで「私は子育てをしていないのでわからないけれど、自分のお友達でも同じような体験をした人がいて・・・」と話しました。
その後で先輩のピアトレーナーさんが「夜も眠れないという患者さんへの対応」ということで私はある患者さんの言葉を伝えました。と言って「今晩はよく寝て、明日考えましょう」と言ったら患者さんが「ありがとうございます。そういう話しが聞きたかったんです」と言ってくれたんです。と言われてて、私は「私と同じ事を考えてる人がいるんだ~」と思ったら、その方が「実はこれはすももさんが私に教えてくれた言葉です」って忘れてたわ~~。しかもそれがブログの名前の由来でもあるのに・・・です。
そして、帰りの新幹線の中で改めて自分自身の言葉を考えてみると、あの時実際に私は医師から催眠鎮静剤(レンドルミンD)を処方されていた事を思い出しました。だからこそ「今日は考えないで寝よう。明日の朝に考えよう」と言っていたのだと思います。「明日はもっといい日になっているよ」って思っていました。
どんなに考えても答えなんて出ない悩み事に対して「悩み事は明るい時間に」という私自身の心の声でした。それをピアトレーナーさんは理解してくれたんだと思いました。さすが…と思ったし、何よりも私が言った言葉を覚えてくれていた事が嬉しかったです。ちょっとウルウルしてました
ただ、実際に指名された時、私は「相談者の問題解決をしてあげたい」と考えていたのだと思いました。本当は私があの時そうだったように「答えの出ない悩み事」で、そして彼女は何より眠りたかったんだと思います。だからこそピアサポーターさんの「眠っていいんですよ」という言葉に彼女は救われたのだと思った。
それは前回の質問(相談者の話が横道にそれてしまった時にどうするか)でピアトレーナーさんが「本当は、横道にそれたことが話したかったのかもしれないからそれをきちんと理解してあげることが大切」と答えてくれたように・・・。
今回の私の問題点は3つだと思いました
1:相談者の悩みを「解決してあげたい」と考えていたこと。実際には、問題を解決するのは相談者であって自分ではないのに、そう考えていたと思います
2:前に話した人の言葉に引きずられてしまったこと。自分は自分の立ち位置で相手を見なくてはいけないのに、他の人の言葉で見ていた気がします
3:相談者の悩みの本質をわかってあげれなかったこと。これは、経験不足もあると思いますが気がつけないものではなかったと思います
う~ん、本当に難しいと感じました。でも、やはり体験者しか言えない言葉でもあると思いました。
ただ今回わかった事は自分自身が体験したからこそでてきた私自身の「心の声」が、きちんと1人の相談者を楽にしてあげる事ができたという事実です。それは、ピアサポーターの卵の私には励みになりました。
それを教えてくれたピアトレーナーさん、本当にありがとうございました。
そして体験者だからこそわかる事。がん体験者の私が言ってもらって嬉しかった言葉が沢山あったと思います。「答えは自分自身の中にある」んだと思いました。
なんか、今日の講座はいろんな部分がすごくよかったです
今回は、ピアサポーターの実例ということで、実際に対応した話が例題になっていました
相談者は、子育て中の女性で、お子さんは受験生で、自分自身もがんの転移がわかって、夜も眠れないということでした
その時にどう対応しますか?と聞かれて、最初の方は「受験生で大変な中での相談ということですが・・・」という事で、「共感してあげるということですか?」といって、2人目の方も自分自身も同じような体験をしていたということでした。
その後で「それでは、東京から来たすももさん」と呼ばれました。私は子育てもしていないし、正直「う~~ん、困った」と思っていました。それで「私は子育てをしていないのでわからないけれど、自分のお友達でも同じような体験をした人がいて・・・」と話しました。
その後で先輩のピアトレーナーさんが「夜も眠れないという患者さんへの対応」ということで私はある患者さんの言葉を伝えました。と言って「今晩はよく寝て、明日考えましょう」と言ったら患者さんが「ありがとうございます。そういう話しが聞きたかったんです」と言ってくれたんです。と言われてて、私は「私と同じ事を考えてる人がいるんだ~」と思ったら、その方が「実はこれはすももさんが私に教えてくれた言葉です」って忘れてたわ~~。しかもそれがブログの名前の由来でもあるのに・・・です。
そして、帰りの新幹線の中で改めて自分自身の言葉を考えてみると、あの時実際に私は医師から催眠鎮静剤(レンドルミンD)を処方されていた事を思い出しました。だからこそ「今日は考えないで寝よう。明日の朝に考えよう」と言っていたのだと思います。「明日はもっといい日になっているよ」って思っていました。
どんなに考えても答えなんて出ない悩み事に対して「悩み事は明るい時間に」という私自身の心の声でした。それをピアトレーナーさんは理解してくれたんだと思いました。さすが…と思ったし、何よりも私が言った言葉を覚えてくれていた事が嬉しかったです。ちょっとウルウルしてました
ただ、実際に指名された時、私は「相談者の問題解決をしてあげたい」と考えていたのだと思いました。本当は私があの時そうだったように「答えの出ない悩み事」で、そして彼女は何より眠りたかったんだと思います。だからこそピアサポーターさんの「眠っていいんですよ」という言葉に彼女は救われたのだと思った。
それは前回の質問(相談者の話が横道にそれてしまった時にどうするか)でピアトレーナーさんが「本当は、横道にそれたことが話したかったのかもしれないからそれをきちんと理解してあげることが大切」と答えてくれたように・・・。
今回の私の問題点は3つだと思いました
1:相談者の悩みを「解決してあげたい」と考えていたこと。実際には、問題を解決するのは相談者であって自分ではないのに、そう考えていたと思います
2:前に話した人の言葉に引きずられてしまったこと。自分は自分の立ち位置で相手を見なくてはいけないのに、他の人の言葉で見ていた気がします
3:相談者の悩みの本質をわかってあげれなかったこと。これは、経験不足もあると思いますが気がつけないものではなかったと思います
う~ん、本当に難しいと感じました。でも、やはり体験者しか言えない言葉でもあると思いました。
ただ今回わかった事は自分自身が体験したからこそでてきた私自身の「心の声」が、きちんと1人の相談者を楽にしてあげる事ができたという事実です。それは、ピアサポーターの卵の私には励みになりました。
それを教えてくれたピアトレーナーさん、本当にありがとうございました。
そして体験者だからこそわかる事。がん体験者の私が言ってもらって嬉しかった言葉が沢山あったと思います。「答えは自分自身の中にある」んだと思いました。
なんか、今日の講座はいろんな部分がすごくよかったです

2013年09月23日 Posted by すもも at 00:00 │Comments(0) │ピアサポーター
他者紹介~ピアサポーター養成講座より~
ピアサポーター養成講座で自己紹介ではなく『他者紹介』をしました
10分間、2人でお互いの話を聞いて2分間で話をまとめて相手をみんなに紹介します。これがなかなか難しい・・・
私は以前、他者紹介の『褒める』をテーマにやったことがありますが、とても難しかったです
例えば相手の持ち物などを褒めると
「それは、人を褒めているのではなくモノを褒めている」とか
私は出来ないことが出来てすごいです
「それは、人と比べているので褒めていない」とか・・・
見ての通り、OOさんは・・・
「見ての通りでは、どういう人なのかわからない」とか
そんな感じで沢山のダメだしをされながらやりました
今回の他者紹介の目的は『他者紹介される側の気持ちを知る』ということでした
もちろん、他者紹介なので相手のよい部分を話すのですが、それでもやはり「それは言って欲しくなかったな」とか「ちょっと違うかも・・・」ということが出てくると思います。人はどんなに気を使っていても無意識で相手を傷つけてしまうことがあるということでした。それを自分自身が他者紹介で自分のことを聞くことで体験するということで、私も「ちょっと違うな・・・」という部分が何箇所かありました。
他者紹介の意味は・・・2つのスキルの練習です
①限られた時間でどのような情報が必要か判断し、それを得るための質問力
②情報を他人に分かるように伝える説明力
ピアサポーターに必要なスキルだと思いますが、普通に生活していても大切なスキルだと思いました。
仕事の時も、きちんと完結にまとめてくれる人がいるとホッとします
今回、私の席の前に座っていた、おじさん2人組(60歳以上)の他者紹介がすごくよかったです。相手の「人となり」がわかるようなもので、ついつい聞きこんでました
年配の人って「年の功」ってところもありますが、初めてだと、どうしても時間の制限があっても守れなかったり、また、今回のような場合だと「聞き取り」って感じになってしまったりするような気がします。
そんな中で相手の方の、がん種に体験談に病院名、以前の仕事にちょっとした趣味になぜピアサポーターになろうと思ったかまでがわかるような内容になっていました
しかも、私は前の席をチョコチョコ見てましたが、ほとんどメモを取ることもなく、ただ自然と話しているような感じでとても「聞いてます」って感じではありませんでした。う~~ん、恐るべき2人組。ということで、次の日の私のターゲットはこの2人でした
色々な人がいて、最初は人間ウォッチングからです。私の基本は「人を見ること」からです
まだ始まったばかりですが、がんばります
10分間、2人でお互いの話を聞いて2分間で話をまとめて相手をみんなに紹介します。これがなかなか難しい・・・
私は以前、他者紹介の『褒める』をテーマにやったことがありますが、とても難しかったです
例えば相手の持ち物などを褒めると

私は出来ないことが出来てすごいです

見ての通り、OOさんは・・・

そんな感じで沢山のダメだしをされながらやりました
今回の他者紹介の目的は『他者紹介される側の気持ちを知る』ということでした
もちろん、他者紹介なので相手のよい部分を話すのですが、それでもやはり「それは言って欲しくなかったな」とか「ちょっと違うかも・・・」ということが出てくると思います。人はどんなに気を使っていても無意識で相手を傷つけてしまうことがあるということでした。それを自分自身が他者紹介で自分のことを聞くことで体験するということで、私も「ちょっと違うな・・・」という部分が何箇所かありました。
他者紹介の意味は・・・2つのスキルの練習です
①限られた時間でどのような情報が必要か判断し、それを得るための質問力
②情報を他人に分かるように伝える説明力
ピアサポーターに必要なスキルだと思いますが、普通に生活していても大切なスキルだと思いました。
仕事の時も、きちんと完結にまとめてくれる人がいるとホッとします
今回、私の席の前に座っていた、おじさん2人組(60歳以上)の他者紹介がすごくよかったです。相手の「人となり」がわかるようなもので、ついつい聞きこんでました
年配の人って「年の功」ってところもありますが、初めてだと、どうしても時間の制限があっても守れなかったり、また、今回のような場合だと「聞き取り」って感じになってしまったりするような気がします。
そんな中で相手の方の、がん種に体験談に病院名、以前の仕事にちょっとした趣味になぜピアサポーターになろうと思ったかまでがわかるような内容になっていました
しかも、私は前の席をチョコチョコ見てましたが、ほとんどメモを取ることもなく、ただ自然と話しているような感じでとても「聞いてます」って感じではありませんでした。う~~ん、恐るべき2人組。ということで、次の日の私のターゲットはこの2人でした

色々な人がいて、最初は人間ウォッチングからです。私の基本は「人を見ること」からです

まだ始まったばかりですが、がんばります

2013年09月16日 Posted by すもも at 00:00 │Comments(0) │ピアサポーター
名古屋に行ってきました

7・8日に名古屋のピアサポーター養成講座に行ってきました
私が一番遠方だろうなって思っていたら、行ってみてびっくり
石川県に大阪府という人たちもいました
距離的には私が一番遠いかもしれないけれど、新幹線に乗れば私が一番時間がかからないそうです
2日間、みんなのすごい熱気を感じました
今回は「自分が本当にピアサポーターとしてやっていけるかどうか?」を考えるための2日間ということで、実際にピアサポーターの方の活動を知ることがメインでしたが、がん医療の現場で働いている医師の話をまじかに聞くことができ本当によかったです
まだ2日ですが、色んなことを知ることができました。
これからまた順番にUPしていきます。
今週は仙台に行ってきます。4年目検診です。
そして来週は、また名古屋に行きます。なんだかすごい移動距離です・・・
でも、がんばります

※お弁当は「名古屋づくし」950円。
天むすに海老天に味噌カツ、手羽先にひつまぶし。デザートにはういろうもついてます♪
2013年09月09日 Posted by すもも at 00:00 │Comments(0) │ピアサポーター
人生最大の試練??
9月が来ました。
私にとって人生最大の試練の時が来ました・・・(多分)
9月から名古屋のNPO法人ミーネットが主催する『第6回ピアサポーター養成講座』に通います
東京から仙台まで通っていた私としては名古屋までだから大丈夫と思っていはいますが・・・
何にせよ、お金はかかるし・・・朝10時から夕方4時まで、びっちりと授業があります
それを月2~3回受ける事になります
これを受けるには金銭的(交通費)にも体力的にも、その他もろもろを考えに考えて、結局丸2年すぎてやっと3年目に結論を出しました。受講料(テキスト代こみ)は3万円なので高くはないです。
今回、このピアサポーター講座に申し込んだ理由は、1言でいえば「がん体験者の私の原点」だと思ったからです
3月にカラーセラピーの資格を取ってから考えたのは「私がもしも10年過ぎて今の自分でいられるかどうか?」でした。今の気持ちを変わらずに持ち続けることができるのだろうか?と思った。そしたら、今まで自分が勉強したことの総決算のように本を読んで資料を探していました。
その中で感じたのは、私が先生に教えてもらっていたのが本当に基本に忠実なものなのだと思いました
基本をきちんとわかった上で、自分のオリジナルを入れて考えて教えていく。
そこには、きちんとした理念があると思いました。
それを思うと果たして私の基本は理念はどうなのだろう?と思った。
そして、カラーセラピーもそうだけれど、そもそも私の原点は『がん患者』なのではないかと思った
そして、私はもう「がん患者」じゃない時の私には戻れないんだと思った
それを考えた時に、真っ先に浮かんだのがミーネットさんで見た「ピアサポーターの方々」の活動でした
自分の体験を元に、本当に一生懸命に患者さんの声に心を向けている姿勢。すごいなって思った
それはがん種の垣根なく、男性が女性のがんであっても違和感なく話せるなどすごいなって思いました
今の患者会の基本は「がん種別」です。その中で「がん種」を超えた活動をしているにはある意味、花井さん(ミーネット代表)が、がん体験者ではないからなのかな?って思います。でも、だからいいのだと私は思っています。(この事に意義を言っている患者の方も沢山いるようですが)私は大変な活動なんかは、元気な人がやってくれるのが一番なんだと思う。患者がやるのは体力的に問題があったりするので、やはり大変だと思います。
そして、がんの悩みはひとそれぞれ。でも、基本は同じように思います。
ミーネットのピアサポーター活動では、例えば手術で乳房をなくしてしまったや子宮をなくしてしまったなどの女性独特の悩みや前立腺や精巣がんなどの男性独自のがんの悩みは、また対応してもらうことができます。必要な時には「がん種別の対応」がしてもらえます。
私が最近感じている「がん種別」でないとわからないという考え方の違和感があります。
そしたら、絶対数の多い「胃がん」や「大腸がん」に「乳がん」といった患者さんはいいと思います。
でも、それ以外で人数の少ない希少ながんの患者さんは誰とも悩みを分かち合えないということになってしまいます。それって変じゃない?って思う。がん患者の中には何か変なのっていうのが変って思っていない不思議な状況が沢山あるように感じます。そして、それを感じるには、がん体験者でないほうがいいのかもしれないとも思います。
これから、約1年をかけて名古屋に通います。
きっと体力的にも金銭的にも人間関係などでも色んなことが起きると思います
新しいことが始まると、いいことばっかりではないこともありますが、がんばってみます
NPO法人ミーネット:http://me-net.org/
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
以前、東京の団体で高い金額でネット配信だけの勉強でがんの専門知識を得ようと勉強しましたが、主催していたところには申しわけないですが、受けた感想はどぶにお金を捨てましたとしか言えません。
ネット配信しているだけでテキストもなければ(ネット配信される画面を自分で印刷してください。ということでしたが恐ろしく枚数があった)疑問に思ったことがあっても、サポートすらないし、高い金額(多分、26万円だったような?)を払った自分自身の愚かさを痛感しました。そして、これを金儲け以外でどういう意味で主催しているんだろう?と受講後に疑問に思ったのですが、ある方に聞いたところではこの講座は病院関係者などが病院の補助金などで受けている場合が多いから、そういうことができないがん患者さんが自分で受けるとしたら、ただ高いだけで使える場もないし勿体無いよ。と言われましたが、今ではその言葉を実感しています。
ただ、乳がんだけはなぜか優遇?されていて、乳がん体験者には特別の資格があって、それを持っている人は有資格者として活動しているようですが・・・でも、他のがん種の人はなぜか他の全てのがんまで勉強しなくては資格が取れないなど、考えればめちゃくちゃな設定(資格を取る難しさが格段に違う)になっています。でも、確かにこの資格を持っている人もいるようなので、取れなかった(取る気にならなかった)私のひがみのようですが・・・
でも、こういう資格をがん患者の人が取るには本当に考えて欲しいと思います。いくらがんの知識が欲しいと思っていてもそれだけ高額な金額を払って資格を取ったからといっても活動する場がないような状態では、何の意味もないです
当たりまえのことなのに、私のようなお金を払って受け初めてから思ったというドンくさい人間もいるので気をつけてもらいたいと思います。お金を振り込んでしまってからでは、もう遅いです・・・
これからピアサポーターの活動の場は広がっていくと思いますが、どういう内容で受講後にどういった活動の場があるかがきちんと明記されているような団体を選んでください。
私にとって人生最大の試練の時が来ました・・・(多分)
9月から名古屋のNPO法人ミーネットが主催する『第6回ピアサポーター養成講座』に通います
東京から仙台まで通っていた私としては名古屋までだから大丈夫と思っていはいますが・・・
何にせよ、お金はかかるし・・・朝10時から夕方4時まで、びっちりと授業があります
それを月2~3回受ける事になります
これを受けるには金銭的(交通費)にも体力的にも、その他もろもろを考えに考えて、結局丸2年すぎてやっと3年目に結論を出しました。受講料(テキスト代こみ)は3万円なので高くはないです。
今回、このピアサポーター講座に申し込んだ理由は、1言でいえば「がん体験者の私の原点」だと思ったからです
3月にカラーセラピーの資格を取ってから考えたのは「私がもしも10年過ぎて今の自分でいられるかどうか?」でした。今の気持ちを変わらずに持ち続けることができるのだろうか?と思った。そしたら、今まで自分が勉強したことの総決算のように本を読んで資料を探していました。
その中で感じたのは、私が先生に教えてもらっていたのが本当に基本に忠実なものなのだと思いました
基本をきちんとわかった上で、自分のオリジナルを入れて考えて教えていく。
そこには、きちんとした理念があると思いました。
それを思うと果たして私の基本は理念はどうなのだろう?と思った。
そして、カラーセラピーもそうだけれど、そもそも私の原点は『がん患者』なのではないかと思った
そして、私はもう「がん患者」じゃない時の私には戻れないんだと思った
それを考えた時に、真っ先に浮かんだのがミーネットさんで見た「ピアサポーターの方々」の活動でした
自分の体験を元に、本当に一生懸命に患者さんの声に心を向けている姿勢。すごいなって思った
それはがん種の垣根なく、男性が女性のがんであっても違和感なく話せるなどすごいなって思いました
今の患者会の基本は「がん種別」です。その中で「がん種」を超えた活動をしているにはある意味、花井さん(ミーネット代表)が、がん体験者ではないからなのかな?って思います。でも、だからいいのだと私は思っています。(この事に意義を言っている患者の方も沢山いるようですが)私は大変な活動なんかは、元気な人がやってくれるのが一番なんだと思う。患者がやるのは体力的に問題があったりするので、やはり大変だと思います。
そして、がんの悩みはひとそれぞれ。でも、基本は同じように思います。
ミーネットのピアサポーター活動では、例えば手術で乳房をなくしてしまったや子宮をなくしてしまったなどの女性独特の悩みや前立腺や精巣がんなどの男性独自のがんの悩みは、また対応してもらうことができます。必要な時には「がん種別の対応」がしてもらえます。
私が最近感じている「がん種別」でないとわからないという考え方の違和感があります。
そしたら、絶対数の多い「胃がん」や「大腸がん」に「乳がん」といった患者さんはいいと思います。
でも、それ以外で人数の少ない希少ながんの患者さんは誰とも悩みを分かち合えないということになってしまいます。それって変じゃない?って思う。がん患者の中には何か変なのっていうのが変って思っていない不思議な状況が沢山あるように感じます。そして、それを感じるには、がん体験者でないほうがいいのかもしれないとも思います。
これから、約1年をかけて名古屋に通います。
きっと体力的にも金銭的にも人間関係などでも色んなことが起きると思います
新しいことが始まると、いいことばっかりではないこともありますが、がんばってみます
NPO法人ミーネット:http://me-net.org/
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
以前、東京の団体で高い金額でネット配信だけの勉強でがんの専門知識を得ようと勉強しましたが、主催していたところには申しわけないですが、受けた感想はどぶにお金を捨てましたとしか言えません。
ネット配信しているだけでテキストもなければ(ネット配信される画面を自分で印刷してください。ということでしたが恐ろしく枚数があった)疑問に思ったことがあっても、サポートすらないし、高い金額(多分、26万円だったような?)を払った自分自身の愚かさを痛感しました。そして、これを金儲け以外でどういう意味で主催しているんだろう?と受講後に疑問に思ったのですが、ある方に聞いたところではこの講座は病院関係者などが病院の補助金などで受けている場合が多いから、そういうことができないがん患者さんが自分で受けるとしたら、ただ高いだけで使える場もないし勿体無いよ。と言われましたが、今ではその言葉を実感しています。
ただ、乳がんだけはなぜか優遇?されていて、乳がん体験者には特別の資格があって、それを持っている人は有資格者として活動しているようですが・・・でも、他のがん種の人はなぜか他の全てのがんまで勉強しなくては資格が取れないなど、考えればめちゃくちゃな設定(資格を取る難しさが格段に違う)になっています。でも、確かにこの資格を持っている人もいるようなので、取れなかった(取る気にならなかった)私のひがみのようですが・・・
でも、こういう資格をがん患者の人が取るには本当に考えて欲しいと思います。いくらがんの知識が欲しいと思っていてもそれだけ高額な金額を払って資格を取ったからといっても活動する場がないような状態では、何の意味もないです
当たりまえのことなのに、私のようなお金を払って受け初めてから思ったというドンくさい人間もいるので気をつけてもらいたいと思います。お金を振り込んでしまってからでは、もう遅いです・・・
これからピアサポーターの活動の場は広がっていくと思いますが、どういう内容で受講後にどういった活動の場があるかがきちんと明記されているような団体を選んでください。