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がんサポート~最新号~



3大特集 放射線とがん・最新白血病・免疫とがん


放射線特集1 鎌田實メッセージ
日本全体がメルトダウンしないために

特集2 放射線の基礎知識
不安に陥らないために、今こそ「放射線」の基本の「き」から学ぼう
「放射線とは何か」に始まる、放射線に関する用語解説
文●大西正夫 医事ジャーナリスト

特集3 低線量被曝問題
何に気をつけ、何をしてはいけないのか?
被曝から自分や大切な人を守るために知っておくべきこと
文●島村義樹

特集4 放射線人体への影響
原発事故による放射線の影響。不必要に怖がらず、必要な対策を
事故発生時から現在、そして今後の放射線の影響を正しく知る
監修●米原英典 独立行政法人放射線医学総合研究所放射線防護研究センター規制科学研究プログラムリーダー
事故の発生からの現在までの放射線による汚染の実態、食品の安全性は一体どうなのだろうか。不必要に怖がらないためにも、正確な情報をここで1度整理しておこう。

特集5 放射線治療の心得
放射線治療を安全に受けるために
体の負担が少なく機能を残せるのが利点。治療中は休養と栄養補給を
監修●五味弘道 聖マリアンナ医科大学放射線科講師
がんの放射線治療はどのように選べばいいのか、放射線治療のさいに何を注意すればいいのか、専門医に解説してもらった。

特集6 放射線の副作用対策
放射線治療の副作用は日常生活の過ごし方次第で軽減可能
放射線の副作用の特徴をよく知り、自己管理をしっかりと
監修●末國千絵 国立がん研究センター中央病院看護部放射線治療科外来看護師
どんな副作用が出るのか、特徴を知って自己管理すれば、未然に防げたり、症状を軽度で抑えられるものもあります。

第2特集・血液がん
特集1急性骨髄性白血病の治療
リスク別薬物療法で急性骨髄性白血病の生存率アップを目指す
予後予測に基づいて寛解後療法を選択。分子標的薬の開発や免疫療法もスタート
監修●宮脇修一 東京都立大塚病院輸血科部長
急性骨髄性白血病の薬物療法が大きく変わりつつある。とくに再発防止のために重要な寛解後療法では、予後因子に基づいた予後予測によって治療法が選ばれるようになり、長期生存率の向上が期待されている。

特集2 慢性骨髄性白血病(CML)
新しい分子標的治療薬がもたらすインパクト
慢性骨髄性白血病――新薬の登場で完全治癒への期待がふくらむ
監修●高橋直人 秋田大学医学部血液・腎臓・膠原病内科講師
タシグナ、スプリセルという2つの新薬が登場し、完全治癒へ期待を大きくふくらませています。

特集3 白血病の最新検査法
病態に合わせた治療を可能にする新しい白血病の検査法
ドナーの血液の生着状態等を1時間で診断を可能にする先端技術
白血病の診断技術で画期的な研究成果が発表された。「キメリズム解析」と呼ばれるが、一体、
どういう方法なのだろうか。

第3特集 免疫とがん
特集1ペプチドワクチン療法
ようやく脚光を浴び始めた「ペプチドワクチン」、その本当の効果
再発防止や難治がんに対する研究も広がっている
監修●中面哲也 国立がん研究センター東病院臨床開発センターがん治療開発部 機能再生室室長
がんペプチドワクチンの評価は、じっくりと高まりつつある。果たして、その根拠は、そして効果はいかほどだろうか。がんペプチドワクチンの現状に迫る。

特集2 NKT細胞療法
免疫細胞を総動員するNKT細胞療法で、がんの進行を抑える
進行・再発の肺がんでは生存期間延長も。がんに直接投与する方法も実施
監修●本橋新一郎 千葉大学大学院医学研究院免疫細胞医学准教授
標準治療が終わった進行・再発の肺がん患者さんでは生存期間が延びた人もおり、新たな臨床試験も始まろうとしている。

特集3 がん免疫の最新研究
免疫を無力化させる免疫抑制細胞の異常な増加を防ぐには?
免疫抑制細胞を減少させるシイタケ菌糸体の研究
監修●原田 守 島根大学医学部免疫学教授
「免疫抑制」に着目した、医薬品の開発状況、そしてシイタケ菌糸体の最新研究に迫りました。

医療
祢津加奈子の新・先端医療の現場 連載7
地球上からリンパ浮腫をなくす「リンパ管細静脈吻合術」
監修●光嶋 勲 東京大学医学部付属病院副院長 形成外科教授
微小血管とリンパ管をつなぐ微小血管手術が進歩し、大きな期待を集めている。この技術を牽引してきた光嶋勲さんは「これからはリンパ浮腫が完治する人がどんどん出てくるはず」と語る。


がんトピックス 海外編

がん専門医が語るがん千夜一夜物語 第6話
世界1の大腸がん治療
文●杉原健一 東京医科歯科大学大学院腫瘍外科学分野教授

がん相談
乳がん 回答者・上野貴史(板橋中央総合病院外科医師)
骨・軟部肉腫 回答者・川井 章国立がん研究センター中央病院骨軟部腫瘍科医長)
脳腫瘍 回答者・林 基弘(東京女子医科大学脳神経外科講師)

特別対談
人間の幸せとは何か。今、それが問われている
東日本大震災・原発事故を乗り越え、人類に貢献する日本をつくるために
鈴木 寛 文部科学副大臣
樋野 興夫 順天堂大学医学部病理・腫瘍学教授

オバサンの政界体当たり対談⑧
ゲスト 髙階恵美子 自民党参議院議員
安心して家で最期を迎えられる体制づくりを!
なぜ、在宅医療は普及しないのだろうか。今回、内田さんが訪ねたのは、看護師として長年医療現場で働いてきた髙階恵美子さんだ。

私の生きる道 高杢禎彦さん 歌手・俳優
家族がいたから病気という高い壁を乗り越えることができました
術後9年――胃がんを克服した元チェッカーズの高杢禎彦さん

シリーズ がんになった著名人 最期の生き方、最期の死に方⑧
命を懸けた最後のテイクは、次世代に伝える映画の魂だった
深作欣二さん(映画監督) 享年72
力尽きるそのときまで、メガホンを持ち続けた映画界の巨匠・深作欣二さん。

がんと生きる77 佐藤千津子さん(アロマテラピーサロン経営)
オストメイトでも、自分をさらけ出して生きていきたい
免疫療法にも挑戦。2つの人工肛門を持つ小腸がんサバイバーの壮絶な闘病記

NEW 旬を味わう免疫アップレシピ:今月の旬 戻り鰹・いちじく・枝豆

患者を支えるということ⑧ 医学物理士
狙った病巣を確実に照射するために必要不可欠な存在

放射線治療に関する患者相談も
監修●小澤修一 順天堂大学医学部付属病院順天堂医院がん治療センター・医学物理士
放射線治療のポイントは、必要な量の放射線をがんの病巣に正確にあてること。この放射線治療の基本を実現するのに不可欠なのが医学物理士だ。

新・リテラシー講座⑪ 文・絵●西根英一 メディカルプロデューサー
医療に求められるコミュニケーション①

シリーズ54 届け!がん患者たちの声
「網膜芽細胞腫って何?」そう思ってくれることが第1歩
子どもの目のがん、網膜芽細胞腫の早期発見をめざす親たちの闘い

森川那智子のゆるるんヨガで“ほっ”46

B00k Review いい本に出合う 古橋悦子「聞き書き絵本」作家

美容ジャーナリスト山崎多賀子の生きる力が湧く「キレイ塾」
連載15 痛みや不安を和らげる「タクティールケア」
心身を痛みや不安から解放する施術としてスウェーデンで根づく「タクティールケア」

コラム&連載
命を食べる 季節を味わう/フォト・エッセイ 至福の時間/編集部の本棚/インターネットで探るがん情報/イベントへの誘い/読者の交差点/定期購読のご案内・編集後記

がんサポート情報センター:http://www.evidence-inc.jp/backnumber/latest.php
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子宮頸がん・子宮体がん・乳がんでリンパ節郭清をした方の後遺症としてリンパ浮腫があります
今の段階でセンチネルが受けれる病院はまだまだ数が限られています
リンパ浮腫はできればなりたくありません
でも、どんなに生検して残したとしてもリンパを取っている限りリンパ浮腫の可能性はあります

以前の記事ですが、光嶋 勲医師の治療について紹介しているものがありました
参考までに。。。
リンパ浮腫の「顕微鏡下リンパ管細静脈吻合術」むくみ軽減:
http://medical-today.seesaa.net/article/33211335.html  
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  • 2011年08月31日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)読んだ本・・・がん

    キレるブータン人に驚いてはいけない



    日経新聞のブログで見つけた「ブータン公務員だより」の見出しです

    ブータンはいまや世界一幸せな国。というイメージがあります
    そんなブータン人がキレるなんて!って思い読んでみました

    『日本では、ブータンは「幸せの国」と知られていることもあってか、
    「ブータンの人はいつもにこにこしていて、穏やかで、決して怒らない」という
    イメージがあるように思います。

    でも、そんなことはありません。ブータンの人は、喜怒哀楽を、とても素直に、しっかり表現します。
    そしてよく笑い、よく怒ります。ブータンの人は、逆ギレ以外にも、実はよく怒るのです。

    目の前の、顔の見える相手の失敗については受け入れる文化であるものの、その場にいない人や、
    自分が直接知らない人のことについては、「あれは本当におかしいよね!」と
    よくプリプリと怒っています。』~ブータン公務員だより~


    あれれ???って思いました
    私の中の勝手な「ブータン人=天使の微笑み」なんてのは、ないのね。
    なんて思って、でも、その人間らしいところに益々興味が湧きました

    今週でそのブログが終わってしまったのですが、読み終わって感じたのは
    「ブータン人って『ポジティブ心理学』を、人生に取り入れている民族なのかも!」でした

    色んな話が載っていました

    例えば・・・・・ブータン的な組織
    国民が「どうだ、俺の国はいい国だろ」と自信満々に胸を張れるブータンという国の特徴は、

    1◆GNHという、国を運営する上での独自のビジョンを明確に持っている

    ブータンの人は、自分たちの国が、何を目指しているかよく分かっています。
    そして、強い誇りを持っています。ブータンはほかの国とは違うんだ、これまでGDPの追求ばかりをしてきた先進国と違い自分たちは幸せを一番に考えるんだ――。こう思うことによって、ブータンの人は、誇りを持っていられます。そして、経済発展している国に対して劣等感や卑屈さを持たないでいられます。

    2◆グローバルに視野を開きながら自国の文化も深く理解し国の舵取りができる、驚くほど優秀なリーダーたちがいる

    ブータンは、決して世間知らずではありません。それに、GNHというビジョンだけ抱えた夢見がちの国でもありません。むしろ、世界における自分たちの立ち位置をわきまえ、小国として生きていくために実に戦略的な舵取りをしている国です。そして、それができる「リーダー」たちが確実にいる国であると思います。

    3◆国民一人ひとりの「幸せ力」が強

    ブータンでは、一人ひとりの「幸せ力」が高いです。それは、ブータンで暮らす中で日々強く感じることでした。「幸せの国」と言われているブータンでも、人間であればうれしいこともいやなこともある。しかし、ブータンの人たちは負の感情を扱うのがうまく、また「なんだかんだ言っても幸せだよね」と思うことができる。それは、すごい力であり、ブータンの「幸せ」を根底から支えているものであるように感じました。

    4◆国全体が社会というよりコミュニティ

    ブータンの人たちが自信満々に「どうだ、いい国だろ」と胸を張ることができるのは、ブータンという国のよさももちろんあると思いますが、それだけでなく、ブータンの人たち自身の「これでいいのだ」と思える肯定力が強いことも一因ではないかと思います。

    そして個人としてのブータン人の特徴としては、

    許し合い、認め合うことで、いつも堂々と自信を保っていられるブータン人
    (そのおかげで、なかなか失敗が直らなかったりもするのですが)。

    プライドが高く、お互いのメンツを大切にするブータン人
    (そのおかげで、プライドが傷つけられた! と思ってキレてしまったりもするのですが)。

    よく笑い、よく怒り、ストレスをためないブータン人
    (そのおかげで、時に派手な喧嘩もしているのですが)。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    なんて人間らしく、そして魅力的な人たちなんだろうって思いました
    もちろん100%な訳ではないと思います
    でも、自分も他人も『人は人だよ』って、前向きにとらえているように感じました

    「世界一幸せな国」の人たちは、日本人が一番見習わなくてはいけないものを持っているように感じました

    ブータン公務員だより:http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20110610/220675/

    ブータン政府観光局:http://www.travel-to-bhutan.jp/  
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  • 2011年08月29日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)その他

    ジョブズ氏、アップルCEOを退任 取締役会会長に



    米アップルは24日、病気療養中のスティーブ・ジョブズ氏(56)が最高経営責任者(CEO)を退任し、取締役会会長になったと発表した。事実上、経営の第一線を退くことになる。

    任にはティム・クック最高執行責任者(COO、50)が就いた。ジョブズ氏は今年1月に療養に入り、日常業務はクック氏が担ってきた。ジョブズ氏は社員らに宛てた24日付の手紙で「CEOとしての職務や期待に沿えなくなった場合、すぐに伝えると言ってきた。残念ながらその日が来た」と記した。

    ジョブズ氏はアップルコンピュータ(現アップル)を1976年に友人らと創業。いったんアップルを離れたあと97年に暫定CEO、2000年に正式なCEOとなった。

    パソコン「iMac(アイマック)」、携帯デジタルプレーヤー「iPod(アイポッド)」、携帯電話「iPhone(アイフォーン)」、タブレット端末「iPad(アイパッド)」などをヒットさせ、アップルは急成長。今年4~6月期は売上高、純利益が過去最高となり、今月には米石油大手エクソンモービルを抜いて、時価総額が米企業首位となった。

    ジョブズ氏は製品のデザインや使い勝手まで厳しくチェック。社内や利用者の間でカリスマ的な存在になっていた。CEO退任が伝えられた後、アップルの株価は24日の時間外取引で一時、同日終値比で7%近く下落した。(ニューヨーク=山川一基)

    朝日新聞:http://www.asahi.com/business/update/0825/TKY201108250109.html?ref=reca

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    誰も死にたいと思っている人はいません。天国に行きたくても、そこに行くために死にたい人はいません。それでいて、死は誰もが向かう終着点なのです。かつて死を逃れられた人はいない。それはそうあるべきだから。なぜなら「死」は「生」による唯一で最高の発明品だから。「死」は「生」のチェンジエージェントだから。つまり古いものが消え去り、新しいものに道を開ける働きです。いまの時点で、新しいものとは、君たちのことです。でもいつかは、君たちもだんだんと古くなり、消え去るのです。あまりにドラマチックな表現なのですが、それが真実なのです。

    君たちが持つ時間は限られている。人の人生に自分の時間を費やすことはありません。誰かが考えた結果に従って生きる必要もないのです。自分の内なる声が雑音に打ち消されないことです。そして、最も重要なことは自分自身の心と直感に素直に従い、勇気を持って行動することです。心や直感というのは、君たちが本当に望んでいる姿を知っているのです。だから、それ以外のことは、全て二の次でも構わないのです。

    『スタンフォード大学2005年卒業式で行われた伝説のスピーチ』より  
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  • 2011年08月26日 Posted by すもも at 00:00Comments(2)ニュース・・・その他

    ポジティブ心理学とは~その2~



    人は人生を悲しみの多い憂き世としてではなく、幸せな時間と考えるべきだ。
    人は自分の仕事に喜びを見出すべきだ。仕事を生活の糧、生活のすべてであると考えることなく。
    人は精力的であり、覚醒しており、趣があり、快感に敏感な人であるべきだ。
    酒色にふける人とか好事家などという汚名を被ることなく、人生をとことんまで楽しめる人であるべきだ。
    -ヒュー・ヘフナー-

    自分が生きているという理由、この世界に存在する理由。そういったものの中に自分の生きがいや充実感を見出すという側面。それをエダイモニック側面という。これをヘドニックな側面と区別してる。ひとくちに充実感・幸福感といっても、その中には、快楽的側面と充実感といった側面の2つがある

    主観的充実感の側面

    感情的充実感
    ・陽性感情・陰性感情(の低さ)
    心理的充実感
    ・人格成長、人生目的、自己受容
    ・積極的対人関係、自律心、環境制御力
    社会的充実感
    ・社会的一体感、社会的貢献度、社会的統合感
    ・社会的受容感、社会的実現感

    「過去においてとりわけ落ち込むような出来事を体験していないこと」
                +(プラス)
    3つの側面のいずれにおいても高いウェル・ビーイングを示す=「フラリッシュ : 元気感」


    ポジティブな個人特性について

    1:人間の長所や最大限の潜在能力という概念をどのように定義しうるのか。
    2:人間のポジティブな特性をどのように獲得し伸ばすことが出来るのか。

     1)良い人生につながる充実をもたらす
     2)それ自体が精神的・道徳的に価値をもつ
     3)発揮することが他の人を傷つけない
     4)反対語に望ましい性質がない
     5)実際の行動として表現される
     6)他の特性と明確に区別される
     7)規範的な人物や物語に具現化される
     8)天才的な人物がいる
     9)欠如した人物がいる
    10)それを育成するための制度や伝統がある

    VIA-ISの開発
    「VIA-IS」における強みは、全部で24に分けられ、そのうちトップ5の強みが「特徴的な強み」とされています。
    この「特徴的な強み」を仕事などで工夫して活用することで、仕事の満足感や充実感が向上するという研究結果も報告されています。米・ペンシルベニア大学公式ウェブサイトである「Authentic Happiness」で、ポジティブ心理学の第一人者であるクリストファー・ピーターソン博士とマーティン・セリグマン博士が開発した

    知恵と知識 ・・・ 独創性、好奇心・興味、判断、向学心、見通し
    勇   気 ・・・ 勇敢、勤勉、誠実性、熱意
    人 間 性 ・・・ 愛される力・愛する力、親切、社会的知能
    正   義 ・・・ チームワーク、平等・公正、リーダーシップ
    節   度 ・・・ 寛大、謙虚、思慮深さ・慎重、自己コントロール
    超 越 性 ・・・ 審美心、感謝、希望・楽観性、ユーモア・遊戯心、精神性

    ポジティブ心理テスト:http://www.sinritest.com/positive/

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    がん患者になってわかったのは、同じように病気になっていても
    人それぞれに病気の受け止め方が違うということでした
    何年もかかって受け入れていく人もいれば、ずっと受け入れられない人もいます

    ただ、自分の病気を受け入れることが「よりよい人生」の扉の第1歩なんじゃないのかな?
    なんて思っていたりします

    たまにですが「なぜここまで悪く考えてしまうんだろう?」という患者さんに出会う事があります
    「トリプルネガティブ」って感じで話を聞いているほうが、つらくなってしまいます
    患者同士だからかな?って思うけれど、せめて外では「ポジティブ感情」で。。。  
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  • 2011年08月25日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)その他

    ポジティブ心理学とは~その1~



    ポジティブ心理学とは
    人にとって、よいことは何か?という疑問に答えること。
    米国ペンシルバニア大学教授でポジティブ心理学の第一人者と言われているマーティン・セリグマン氏が提唱したもの

    従来の心理学は心の病の研究、つまり症状や発病原因の特定、病気の進行や治療法についての研究が中心だった。それに対して「ポジティブ心理学」は病気や悩みを引き起こすネガティブな感情に焦点を当てるのではなく、人間の本来のポジティブな感情、喜びや達成感や自信、楽観思考などに焦点を当て、それらを伸ばし開発する方法を研究したものである。

    ・主観的充実感、リズィリエンス、フロー、ポジティブ感情、自尊心、感情知能
     ⇒ポジティブな感情的な側面
    ・創造性、楽観性、説明スタイル、希望、自己効力感、目標設定、英知
     ⇒ポジティブな認知変数
    ・信頼、ユーモア、情熱、許容性、感謝、愛、共感、愛他性、モラル
     ⇒自己・対人関係に関する側面
    ・生物学的強靭性、利益への敏感さ、人生の意味、精神性
     ⇒生物学面側面などの様々な側面

    ポジティブ心理学の目的と領域区分

    ポジティブ心理学の目的
    「心理学の関心を、人生で最悪なことの修復にのみ向けられている状態から、ポジティブな特質にも向けられてゆく変化をもたらす触媒となるもの」


    ポジティブ心理学の研究領域
    1)ポジティブな主観的経験に関するレベル
    2)ポジティブな個人的特性に関するレベル
    3)ポジティブな機構・制度など環境レベル

    ポジティブ感情として分類されるものとしては、幸せや満足といった快適な状態を中心に満足や愛、興味興奮といった様々な感情が含まれる。また人がある行為に熱中している時に感じられる感情、フローもポジティブ感情に含まれている。これは人が何か楽しいことに集中して思わず時間を忘れるくらい没頭する流れるような状態の経験とされている。これは満足を伴うポジティブな感情として注目されている。このほか、珍奇なものを探求するマインドフルネスなどもポジティブ心理学に含まれている
    ポジティブ感情とネガティブ感情は、両極なものとして考えられることも多いですが、本質的には異なると考えられている。ポジティブ感情は熱意や活動性を意味し、その高さはエネルギーや集中力・楽しさをもたらす活動と関連づけられている。低さは不快な状態と関連している。また、ネガティブ感情は、抑うつや怒りなどの不快な感情を意味し、その低さは平穏さ平常さ満足感に繋がると考えられている。
    ネガティブ感情は不快経験の頻度と共に対処のまずさや健康への不安に関連していると考えられている

    フロー理論とは?
    Csikszentmihalyi博士により提唱されたフロー理論は、人間がフロー(Flow)という経験を通してより複雑な能力や技能を持った人間へと成長していく過程を理論化した「人間発達のモデル」であり、「モチベーションの理論」である。
    フローとは、内発的に動機づけられた自己の没入感覚を伴う楽しい経験を指し、フロー状態にあるとき、人は高いレベルの集中力を示し、楽しさ、満足感、状況のコントロール感、自尊感情の高まりなどを経験する。また、これまでのフロー研究では、フロー経験と主観的幸福感、生産的活動への参加意欲、学習意欲、創造性などとの間に密接な関係があることが報告されており、日本人を対象とした調査においても、フロー経験の頻度と日常生活における充実感との間に正の相関が見出されている。
    つまり、フローは人を活動に向かわせるドライビングフォース(driving force)となり得る経験であり、その活動においてフローを繰り返し経験することにより、人はその活動を遂行するためのより複雑な能力を身につけていく。

    フローとはどういう状態か?

    一つの活動に深く没入しているので、他の何ものも問題とならなくなる状態、その経験それ自体が非常に楽しいので、純粋にそれをするということのために多くの時間や労力を費やすような状態

    フロー状態の特徴
    (1)達成できる見通しのある課題と取り組んでいる時に生じる
    (2)自分のしていることに集中できている
    (3)明確な目標がある
    (4)直接的なフィードバックがある
    (5)意識から日々の生活の気苦労や欲求不満を取り除く、深いけれども無理のない没入状態
    (6)自分の行為を統制している感覚をともなう
    (7)自己についての意識は消失するが、フローの後では自己感覚はより強く現れる
    (8)時間の経過の感覚が変わる

    日常のポジティブな感情経験が援助行動を促進したり思考の柔軟性を増加したり適切な問題解決や意思決定をもたらしたりするということも明らかになっている。このように、ポジティブ感情はネガティブ感情のように特定の問題解決のために機能するというよりは全般的に長い目で見てプラスになるような長期的な効果をもたらすものと指摘されている。フレデリクソン達は、このようなポジティブ感情に関する研究成果をもとにポジティブ感情のモデルを推奨している

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    ポジティブ心理学って聞いた時に「なんていい心理学なんだろう」って思いました
    そして「フロー体験=人が何か楽しいことに集中して思わず時間を忘れるくらい没頭する流れるような状態の経験」を沢山することで、人は人生において重要な決断をする時にネガティブな判断をせずにすむ。
    そして、フロー体験は人を成長させてくれるそうです

    がんを告知されるというのは、人生において最高に最悪な経験だと思います
    でも、そんな中でも人は間違った判断ではなかったと思えることが大切な気がしました
    たとえその先に「死」があっても・・・だと思います

    自分で選んで、自分で決めた事だから。と受け入れる力を持っていること

    「ポジティブ心理学」の考え方って、がん患者さんに必要な知識かも。って思いました  
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  • 2011年08月24日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)その他

    発達障害かも知れない大人たち

    ちょっと不思議な雰囲気の人に出会いました

    その人は、私が「普通ではない」と思うものが「平気」って言います
    そして、なぜかとても「違和感」を感じる人でした

    ただ、気になったのはその人にとても似ている人に以前、職場で会ったのを思い出しました
    それでこの本に出会いました



    「発達障害」私には、知っているようで知らない病気でした
    ただ、少し前に流行った「片付けられない女たち」とか「買い物依存症」や
    ADHDなどを思い出しました

    本を読んでいくうちに、不思議だなと思っていた謎が解けていくようでした

    例えば、職場の人は上司だったのですが私が「この仕事、今日中ですがどうすればいいか指示してください」と聞きます。そしたら、その人が何か他に仕事を抱えていたりすると一瞬でパニックになってしまったり「今は、そんなのわからない!」って、いきなり逆切れしたりします
    でも、次の日とかに「あれは、こうやって」って平気で言ってきます
    その時には当然ですが、もう期日は過ぎているからこちらとしたら「この人、何を言っているのよ」って思います
    ただ、その人を見ていると悪気もないし一生懸命考えたすえの答えだから「あ~あ」と思うしかありませんでした

    学歴もあって、人並み以上の専門的知識もあるんだけれど何かがおかしいのかな?って思っていました
    でも、不思議ときちんと話をするとわかってくれていました

    もちろん私は専門家ではありませんが、この本を読んで感じたのは「発達障害」だったのかな?って思いました。

    「普通であること」
    実は、とても難しいと感じました

    「家族の中の普通」もあるし、自分が所属している場所での「普通」もあると思います
    そして一番の厄介ごとは「一見、普通に見える人」だからと思います
    見るからに「ちょっと変?」と思う人なら、人も警戒すると思いますが「普通に見える人」だから、付き合ってみて初めて「違和感」を持つように感じました

    ただ「発達障害」だからといっても付き合い方で、きちんと理解できると思いました
    そのためには、この病気がどういうものであるかを知る必要があると思います

    そして、自分で少し不安になったら専門書を読んでみるのもいいかもしれません
    また、インターネットで自己診断テストが受けれますので参考にしてください

    自閉症スペクトラム指数(AQ)自己診断テスト
    http://www.the-fortuneteller.com/asperger/aq-j.html  
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  • 2011年08月23日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)読んだ本・・・その他

    効果的ながん予防対策食品

    乳酸菌が免疫力を向上させる経験的に人類が知っていたことだが、実験で検証された意義は大きいだろう。免疫細胞を活性化する食品に関する研究は、多くの研究機関で実施と発表が繰り返されている。

    最近の発表で注目されたのは、北海道大学による「乳酸菌とβグルカン(ベータグルカン)」を併用した場合の免疫力の飛躍的な向上効果の報告だろう。当時は新型のインフルエンザに対するタミフルの互換かと まで騒がれた程だ。免疫力の向上は、副作用の無いがん対策であることから、乳酸菌とβグルカンでがんの抑制や転移に備えることは非常に意義のあることだと言える。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    2011年8月10日 マイコミジャーナル
    インフルエンザウイルスや風邪ウイルス、がん細胞等と戦ってくれるナチュラルキラー(NK)細胞を活性化させる「1073R-1乳酸菌」(以下、 R-1乳酸菌)。その働きを示す調査結果が9日、東京・赤坂のホテルニューオータニにて発表された。R-1乳酸菌を長期間摂取した佐賀県有田町に住む小中学生のインフルエンザ感染傾向などが紹介された。

    同調査は、佐賀県有田町、山形県舟形町にて実施。健康増進活動の一環として、2010年(有田町は9月、舟形町は6月)から今年3月18日までの間、保育園・幼稚園児、小中学生全員と関係職員全員にR-1乳酸菌を使用したヨーグルトを給食などで継続的に食べてもらい、インフルエンザや風邪の罹患率や欠席率の変動についての継続調査を行った。

    昨年12月末までの中間報告によると、佐賀県はインフルエンザの感染レベルが高い地域にも関わらず、有田町は周辺地域、佐賀県(有田町を除く)と比べてインフルエンザの罹患率、欠席率が抑えられた結果となった。また、舟形町ではインフルエンザ感染の報告はなかった。今回公表された3月18日までの有田町のデータでは、隣接する地区と比較してインフルエンザ(A/B/新型)の感染率が低く、統計学的に有意差があることが明らかになった。

    これまでにも両町では、60歳以上を対象にした「R-1乳酸菌を使用したヨーグルトの長期摂取」の効果に関する調査を実施。R-1乳酸菌の入ったヨーグルトと牛乳を飲んだ人で比較したところ、NK細胞の活性が低い人の活性が高まることが確認されたほか、「風邪をひくリスク」が低減することが明らかになった。また、マウスを用いた動物実験では、インフルエンザウイルス(A型H1N1亜型)の感染予防に効果があることが確認されている。

    今回の調査に協力し、実際に子どもたちを診察した有田共立病院院長の井上文夫先生が登壇し、調査結果を報告した。有田町の調査結果は、2010年 10月1日から今年3月18日まで、小中学生計1,904名が対象。インフルエンザによる欠席児童数を有田町、有田町に隣接する3市(伊万里市、武雄市、嬉野市)と比較したところ、小中学生ともに摂取期間中のインフルエンザ(A/B/新型)の感染率が低かった。小学校に至っては隣接市に比べて10分の1程度で顕著に差が出ており、特に中学校より小学校の方が、インフルエンザ感染率がより低い傾向にあるとした。また、学年ごとに比較しても隣接市より低いことを説明した。

    井上先生は、結論としてR-1乳酸菌を使用したヨーグルトは全般的なインフルエンザウイルス感染に対する予防効果がある可能性を示唆した。また、アンケートにより摂取期間を通じて家族が感じたことも調査しており、プレスセミナーでは保護者からの意見も紹介された。「風邪、インフルエンザにかかりにくくなった」「インフルエンザにかかっても症状が軽い」「鼻炎がかるくなった」など好意的な意見が多く寄せられている事実に触れ、「こういった意見を前面に出すと科学的ではないという意見を持たれる人もいるかもしれないが、臨床の最前線に立つ者にとってはこういう声も大事にしたい」と述べた。

    有田町での子どもたちのヨーグルト摂取調査について、順天堂大学医学部特任教授(免疫学講座)の奥村康先生は「個々の小学生、中学生のタイプ、インフルエンザワクチンの接種の有無などバックグラウンドの違いも考えられないことではないが、インフルエンザワクチンの摂取率はどの地区でも差がないということは分かっている。そのことを踏まえて今回の調査結果を評価すると、統計的に非常に意味のある結果」とした上で、「我々のNK活性についての理論、動物実験の結果や基礎的な論文の内容にピッタリ合う結果になっていて、我々が明らかにしてきた内容と矛盾のない結果が得られている」と述べた。

    癌(がん)治療の最新情報:http://blog.kougan.info/?eid=1171885

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    乳製品、多く摂ると前立腺がんのリスクが高まる 日本人4万3千人を調査(厚生労働省研究班)

    乳製品を多く摂る人は前立腺がんになりやすい---。こうした研究結果を厚生労働省研究班が公表した。牛乳、チーズ、ヨーグルトなどの乳製品にはカルシウムや飽和脂肪酸が多く含まれるが、比較研究で、前立腺がんのリスクが高いことが明らかになったという。

    「カルシウムか飽和脂肪酸かどちらが影響しているか関連づけられない」
    研究は、1995年と1998年に、日本の10府県(岩手、秋田、長野、沖縄、茨城、新潟、高知、長崎、沖縄、大阪)に住む45~74歳の男性約4万3千人を対象に、2004年まで追跡調査した。この間、329人が前立腺がんを発症した。研究では対象者を、乳製品、牛乳、チーズ、ヨーグルトの摂取量で4グループに分け、前立腺がんの発症リスクを調べた。

    結果、乳製品、牛乳、ヨーグルトの摂取量が最も多いグループは最も少ないグループに比べ、前立腺がんの発症リスクが、それぞれ約1.6倍、1.5倍、1.5倍となり、摂取量が多いほどリスクが高いことが明らかになった。また、乳製品はカルシウムや飽和脂肪酸が多くふくまれるため、それらの摂取量により4グループに分けたところ、カルシウムおよび飽和脂肪酸についても、前立腺がんリスクを若干上げる傾向にあることがわかったという。
    研究班は、「カルシウムよりむしろ飽和脂肪酸との関連が強いようだが、どちらが影響しているか関連づけられない」としている。

    欧米の研究でも、乳製品を多く摂ると前立腺がんのリスクが高まることが報告されている。
    2000年のAmerican Assoc. for Cancer Research年次総会によると、ハーバード大の研究グループが、男性医師20,885人の11年間の追跡調査(Physicians'Health Study)を分析した(このうち、1千12人が前立腺がんと診断)ところ、全乳、スキムミルク、シリアル、チーズ、アイスクリームなど最も多く摂るグループの20%は、前立腺がんの危険性が34%高かったという。

    ただ、一方で、全脂肪乳製品は前立腺がん予防に有用という報告もある。American Journal of Epidmiology誌'07/10月号に掲載された記事によると、ハワイの研究者グループが被験者82,483人を含むMultiethnic Cohort Studyを1993~2002年まで行った。この研究では、食品頻度調査(FFQ)を使って、乳製品の摂取を調べたところ、一般的な全乳の摂取を増加すると前立腺がんの危険性が12%低下することが分った。一方、低脂肪/無脂肪のミルクでは反対に危険性が16%増大したという。

    http://www.health-station.com/new101.html

    乳がんと牛乳を読むと「牛乳」や「乳製品」は摂取したくなくなります
    乳がんと牛乳:http://miyabimari.tamaliver.jp/e155793.html

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    これらを読んでしまうと、自分はどうすればいいのかわからなくなってしまいます
    読めばよむほど、そして、知ればしるほど結局のところ「なぜ、がんになるのか」はわからないのかも
    と思ってしまいました
    「OOだから、がんになる」
    ただ、何事もほどほどに・・・ということでしょうか  
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  • 2011年08月22日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)ニュース・・・がん

    ありがとう『東松島元気フェスタ』

    東日本大震災の影響で、所属する航空自衛隊松島基地(宮城県東松島市)から“避難”していたアクロバットチーム「ブルーインパルス」が20日、地元の祭り「ありがとう『東松島元気フェスタ』」で、震災以降、同県内では初めてとなるデモ飛行を実施。久しぶりの雄姿に、参加した市民らは歓声をあげた。

    この日、ブルーインパルスのT4練習機6機は、三沢基地(青森県)を離陸し、JR仙石線矢本駅周辺の会場上空を隊形を変えながら4回通過。空高く描かれた軌跡を、参加者は感慨を込めて見つめていた。

    ブルーインパルスは震災当日、ほとんどの機体が福岡県内に移動しており無事だったが、滑走路の状態が完全ではなく、三沢基地に一時的に駐留。また、松島基地自体も、先月末に災害派遣が終了するまで周辺での活動に専念していたため、本来の機能を回復できていないという。

    基地司令の杉山政樹空将補は、「ブルーインパルスを飛ばすことができるのはうれしいこと」としながらも、「これから、松島基地復興へ向けて次の一歩を踏み出すことになるので、身が引き締まる思いです」と決意を新たにした。



    『広報松島』さんのブログで、松島基地の被害の様子とその周辺の被災時の写真が公開されています

    去年、私は東松島の矢本のお店でお昼ごはんを食べました
    その時には今のような事は何ひとつ考えていませんでした

    あたり前ですよね。でも、あの時間はもう二度と返ってこないんだって思います

    町中が水没して、そしてその家の上に雪が積もっている写真があります
    まるで何の音もしないような気がする1枚です
    そして、行方不明者を捜索している警察官の横には「行方不明の子供の発見を願う母親の看板」

    どんなに町が元に戻っても、戻ってこないものがあるんだと思いました

    広報松島:http://minkara.carview.co.jp/userid/311064/blog/  
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  • 2011年08月21日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)東日本大震災

    『ゆずり葉』 河井酔茗 作



    子供たちよ。
    これはゆずり葉の木です。
    このゆずり葉は
    新しい葉が出来ると
    入り代わって古い葉が落ちてしまうのです。
     
    こんなに厚い葉
    こんなに大きい葉でも
    新しい葉が出来ると無造作に落ちる
    新しい葉にいのちをゆずってー

    子供たちよ
    お前たちは何をほしがらないでも
    すべてのものがお前たちにゆずられるのです
    太陽のめぐるかぎり
    ゆずられるものは絶えません。

    かがやける大都会も
    そっくりお前たちがゆずり受けるのです。
    読みきれないほどの書物も
    幸福なる子供たちよ
    お前たちの手はまだ小さいけれどー。

    世のお父さん,お母さんたちは
    何一つ持ってゆかない。
    みんなお前たちにゆずってゆくために
    いのちあるもの,よいもの,美しいものを,
    一生懸命に造っています。

    今,お前たちは気が付かないけれど
    ひとりでにいのちは延びる。
    鳥のようにうたい,花のように笑っている間に
    気が付いてきます。

    そしたら子供たちよ。
    もう一度ゆずり葉の木の下に立って
    ゆずり葉を見るときが来るでしょう。

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    ユズリハの名は、春に枝先に若葉が出たあと、前年の葉がそれに譲るように落葉することから。その様子を、親が子を育てて家が代々続いていくように見立てて縁起物とされ、正月の飾りや庭木に使われる。

    私の小学校の時の教科書にのっていました
    今、あらためてこの詩を読むとなぜか涙が出てきます

    福島の子供達が永田町に行きました
    大人達は、一体、何を伝えたのでしょう
    そして、子供達は何を受け取ったのでしょう

    子供達に「よかった」といってもらえるような世界をゆずりたいと思いました

    山本太郎、子供達と脱原発訴える:http://news.goo.ne.jp/topstories/entertainment/22/7e82ca8d321b0215b3ffa7c1eca47958.html  
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  • 2011年08月19日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)その他

    アサーション実例~仕事編~

    ■事例 : 夕方の忙しい時に上司から仕事を頼まれた!

    Aさんはある会社の営業マンです。夕方、客先から会社に戻ったAさんは、パソコンを立ち上げて仕事にとりかかりました。今日は客先でトラブルがあり、明日までに宿題を仕上げなくてはなりません。いつもより遅くなりそうだと覚悟したその時、上司のB課長がやってきてこう言います。「本部から頼まれたこの報告書、明日までに仕上げてくれないかな。」


    タイプ1: 顧客からの苦情を思い出してイライラしていたAさんは、明らかに不機嫌そうな声で「明日までって言われても、こっちも仕事があるんです。いつもいつもこんな時間に仕事を持って来て、少しは考えて下さいよ!」と言ってしまいました。
    B課長は困った顔をしながら立ち去ります。後になって、Aさんは上司に強く言いすぎたこと、上司の指示をはねつけたことが気になり、あまり仕事に集中できませんでした。翌日からもAさんとB課長の間は何となくよそよそしいままです。

    タイプ2: Aさんは、今日はいつ帰れるだろうかという気持ちを押し殺し、上司の命令だからとあきらめて「はい、わかりました。」と言いました。B課長は「頼んだよ」と言い残して帰ってしまいます。その日、顧客と上司を恨みつつ、なおかつ自分のことを情けなく思いながら、Aさんは誰よりも遅くまで残業をすることになりました。

    タイプ3: Aさんは「実はお客様から宿題を頂きまして、明日までに仕上げなくてはならないんです。」と、ていねいに、しかし、はっきりと伝えました。するとB課長は「そうか、今日はそちらを優先してくれ。しかし他にこの仕事をまかせられる人はいないし、明後日の午前11時まででいいから、やってもらえないか。」と言います。Aさんはスケジュールを確認した後「わかりました。」と答えました。
    その日、Aさんは客からの仕事に集中でき、いつもより30分遅くなっただけで帰ることができました。

    ■さわやかな自己表現 “アサーション”
    タイプ1は「攻撃的なやり方」です。自分の意見をはっきりと主張していますが、相手の言い分や気持ちを無視して自分の意見ばかりを押しつけています。「自分は決して悪くない」と思いこんでいるタイプの人によく見られます。このやり方はコミュニケーションをシャットアウトしてしまうので、周囲の人をどんどん遠ざけてしまいます。

    タイプ2は「非主張的なやり方」です。相手の意見を尊重しているように見えますが、実は「上司の頼みを断ったりしたら、評価が下がるかも」と心配するあまり、自分の気持ちを押し殺しているのです。このやり方を続けていると、抑えていた怒りが突然爆発して人間関係がこじれたり、ストレスに押しつぶされて病気になったりすることがあります。

    タイプ3は「アサーティブなやり方」です。自分の意見も相手の意見も大切にしており、意見の食い違いがあっても歩み寄ろうとするやり方です。たとえ自分の意見が通らなくても、相手に自分の気持ちを率直に伝え、対等にコミュニケーションができたことで、お互いにさわやかな印象が残ります。
    アサーティブなやり方で、お互いを大切にした気持ちのよいコミュニケーションを交わすことは、良好な人間関係を築く基礎になります。

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    こういう場合、どうしますか?という話合いがありました
    大体は『自分でなければいけないのかを確認する』とか『可能なら、次の日の朝早く行く』などの意見でしたが、中には『嘘をついてでもやらない』などの意見まで・・・
    そういうのってばれたらどうするか考えないのかな?と思ってしまった私ですが。。。
    でも、そういう人もいるんだなって教えられました

    『人それぞれ』だけど・・・果たしてそういう人と一緒に仕事をしたいかどうかは不明かな。

    仕事をしていると『どうしても』って場面は出てくると思います
    私も気まずいなって事もあったし、文句を言ったりしました
    また、最終電車ぎりぎりまで残業したことも・・・

    今の私はなら。って思うと、果たしてそれができるだろうか?って思います
    無理がきかない体だなって思うし・・・自分の体と会話してみて考える。難しいですね  
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  • 2011年08月18日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)その他

    今、患者にとって一番必要なもの~アサーション~

    アサーションというコミュニケーションスキルを習いました



    といっても、まだまだですが・・・
    今、患者さんにとって一番必要なスキルがこの『アサーション』だと思います

    『がん患者学』といっても、何だろう?って考えてしまうと思います
    そんな中で自分の感情を正確に伝えていくのは大切な事だと感じています

    またまた言いますが私が告知をされて、うちの近所にある「がん拠点病院」に行って
    その時に真っ先に医師に言われた言葉が『40過ぎたら子宮はいらないでしょ』でした
    何度思い出しても、こればっかりは「驚愕の言葉」ですよね
    ほんと、これほどまでに相手を無視した言葉ってないわな~って思います
    そしてこれが「がん拠点病院」の中で患者さんを診ている「がん専門医」の言葉ってところが信じられませんでした

    その時にものすごく冷静に『先生、この病院にも不妊外来に患者さんが沢山きているんでしょ。何て事を言うんですか!』って言いました
    今考えたら、これもアサーションかしら?って思ったり。。。

    この話、色んな患者さんに言いました
    ほとんど全ての患者さんが『よく言った!偉い!』と褒めてくれました
    みんなこれを言ったら先生にいじめられるんじゃないかしら。とか、ちゃんと治療してもらえないんじゃないのかしら?って思ったりしていえないって言ってました
    ありえない話だけど、そう考えている患者さんが多いのも事実です

    そして、医師にしたらこんな事は一瞬のことで取るに足らない言葉だと思います。
    でも、患者にとっては一生残るんだという事を知っていて欲しいと思いました

    ただ、患者にしてみたらまるで「弱り目に祟り目」だよね~って思います
    こんなに心が弱っている時に言うか!って思います

    そんな時に使えるのが『アサーション=自己主張』です

    「私はこう思います」と伝える技術。
    悲しい。つらい。でもいいと思います。それもきちんと伝えていいんだと思っています

    色んな人が色んな言葉を投げかけてきます

    それは、自分が元気な時は取るに足らない言葉かもしれません
    でも、そんな言葉であっても病気の時には「許せない」って思ったり「涙が出てきたり」します

    「いつもなら許せる自分」と「今は許せない自分」に戸惑うこともあると思います
    だからといって、無理しなくてもいいんじゃないかな?と思ったりします

    「今の私にはつらいの」って言えるようになるって大切な事だと思います  
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  • 2011年08月17日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)その他

    Dr.中川のがんの時代を暮らす 病院の「品定め」可能に

    2011年8月14日(日)13:00
    「世界一のがん大国」であるにもかかわらず、日本では、がんに関するデータを集計してがん治療に生かす「がん登録」が遅れていました。このため、患者が病院を選ぶときに参考にできるデータがほとんどない状態になり、ちまたにはあやしい「病院ランキング本」が出回ることになってきました。

    先月末、国立がん研究センターは画期的なデータの公開に踏み切りました。08年の「がん診療連携拠点病院」のがん登録データの公表で、これまでのような都道府県単位の集計結果だけでなく、拠点病院ごとのデータを明らかにしたのです。

    がん診療連携拠点病院は、質の高いがん医療を提供することを目的に厚生労働相が指定した「地域のがん診療の拠点」となる病院のことで、08年時点で全国377施設(現在は388施設)が指定されています。そのうち、359施設の総数約43万人(08年の新規がん患者の約6割にあたる)のがん患者の、がんの種類や進行度、治療方法などの集計データが公表されました。これで、各病院の治療の実態をある程度つかむことができ、病院の「品定め」も可能となってきました。

    今後、がん登録がさらに充実すれば、自分にあった治療を家の近くで受けるにはどの病院に行ったらよいか、などの判断基準になるはずです。病院側もうかうかできませんから、切磋琢磨(せっさたくま)が進むでしょう。

    さて、病院にも患者さんにも大きなメリットをもたらすがん登録制度の先駆けが、広島・長崎の原爆被爆者の調査だったことはあまり知られていません。放射線被ばくが一定の量を超えると発がん率が直線的に増えることが分かっていますが、これは、広島・長崎の原爆被爆者を調査したデータに基づいています。

    原爆の場合、被ばく量は爆心地からの距離でほぼ決まります。被爆時にどこにいたかを聞き、その後、がんを発症したかどうかを調査したことによって、被ばく量とがんとの精度のよいデータが得られたのです。広島・長崎の被爆者の犠牲とがん登録によって、私たちは放射線の人体への影響について貴重なデータを手にしたといえます。(中川恵一・東京大付属病院准教授、緩和ケア診療部長)

    <Dr.中川のがんの時代を暮らす>/5 病院の「品定め」可能に〔毎日JP〕
    http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/life/20110814ddm013070034000c.html

    放射線の影響 広島・長崎の長期調査からわかったこと〔朝日新聞〕:http://www.asahi.com/special/10005/TKY201104070102.html  
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  • 2011年08月16日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)その他

    がん患者団体から厚労省へがん対策意見書

    30のがん患者団体 患者の意見に耳を 対策推進基本計画見直しで厚労相らに要望書
    全国の30のがん患者団体が、がん対策推進基本計画の見直しに向け、ドラッグ・ラグの解消や治療費などの経済的負担の解消に向けた議論を集中的に行うことなどを盛り込んだ要望書を8月8日付でまとめ、細川律夫厚生労働相らに提出した。

    集中議論が必要だとしたテーマは

    ▽ドラッグ・ラグの解消に向けた議論

    ▽患者・家族が抱える就労問題、経済的負担の解消に向けた議論

    ▽科学的根拠に基づくがん検診の普及・啓発・精度管理(偽陽性・過剰診断などの不利益に関する救済を含む)に関する議論

    ▽サバイバーシップ概念の普及に関する議論(計画内、サバイバーシップの言葉を盛り込む)――。


    薬事や就労問題を含めており、省を挙げた取り組みを促す内容。

    がん対策推進基本計画は07年度~11年度からの5カ年計画。来年度からの次期計画実施に向け、計画見直しの議論が厚労省のがん対策推進協議会で行われている。しかし団体側によると、その見直しの議論を進めるでは、患者の求めるテーマが議論されることが少ないまま進んでいる。今後の議論にも強い懸念があるとして、議論すべきテーマをまとめ厚労相ほか、同協議会の門田守人会長、同省がん対策室の鈴木健彦室長あてに要望書を提出することになった。

    癌(がん)治療の最新情報:http://blog.kougan.info/?eid=1171884

    ドラッグ・ラグ問題:欧米で開発・発売された新薬が日本で使用が認められ発売されるまでには、
    国内での治験実施と審査などのため、非常に長い時間がかかります。
    欧米との発売時間差は約2.5年と言われており、この、日本と欧米との新薬承認の時間差、
    あるいは、海外で新薬が先行販売され、国内では販売されていない状態のことを、「ドラッグ・ラグ」と呼びます。

    卵巣がん体験者の会スマイリー:http://ransougan.e-ryouiku.net/index.html

    患者・家族が抱える就労問題:がんになっても今まで通り働き続けたいと願っているのに、
    降格や配置換え、退職を余議なくされる人は少なくありません。
    そんな体験者の一人である桜井なおみさんらの「CSRプロジェクト」事務局が、
    全国キャラバンのオープニングとして、2010年5月1日のメーデーに、東京で就労問題フォーラム
    「がんと一緒に働こう!~治療を受け続けながら働くコツ~」を開催しました。
    http://ganseisaku.net/impact/gan_coproduction/reports/20100604_report.html

    キャンサーネットジャパン:ネット配信
    http://www2.extide.mediasite.co.jp/mslive/Catalog/pages/catalog.aspx?cid=549b390d-b665-4e33-af07-862103eaf5e1

    がんと一緒に働こう(がんナビ):http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/cancernavi/series/csr/  
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  • 2011年08月12日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)ニュース・・・がん

    「新しい光」でがん治療

    新しいがん治療で注目を集めているのに粒子線治療がある。
    これまでの放射線治療では困難だった、患部だけを狙い撃ちできるという特長がある

    これだと手術のために入院することなく、患者の負担も少なくて済む。
    現在、日本に8カ所の治療施設があり、粒子線に必要なレーザー光線が得られれば、
    全国に展開できるという

    このレーザー光線は「新しい光」と言われ、製作技術で日本は世界のトップレベルをキープしている。
    がん治療など医療分野だけでなく、最近では金属の表面100万分の1ミリメートル(ナノスケール)を
    観測するためのレーザー技術の応用も目を見張るものがある

    先日、兵庫県の理化学研究所で開発、公開された世界最短波長のX線レーザー発振装置
    「SACLA(サクラ)」もその産物だ。
    全長約700メートルの細長い構造で出口から強いレーザー光線が発射される

    「21世紀の科学技術、想像できないような新産業を支える基盤にしたい」と石川哲也同研究所センター長。
    原子レベルの超高速運動の観察やたんぱく質、細胞の解析もできる。
    スーパーコンピューター「京」との連携も発表された

    原子関連技術は今日、原子力発電によるエネルギー供給という面だけがクローズアップされ議論されているが、
    実は生活環境の細部にまで入り込み生かされている。
    総合的な技術としての原子力の姿を冷静に見詰め、管理していく必要がある。

    世界日報:http://www.worldtimes.co.jp/

    「夢の光」をついに実現
    -X線自由電子レーザー施設 SACLA (サクラ)がX線レーザーの発振に成功―
    http://www.riken.jp/r-world/research/results/2011/110607/index.html  
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  • 2011年08月11日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)ニュース・・・がん

    ありがとう。。。



    私が『パンダのお尻』って言っていた婦長さんが入院中にいつも
    『あなた、ブログ書きなさい!』って言ってくれました
    「これからはあなたのように自分で治療や病院を選ぶ患者が増えていくから
    その経験を書いて、配信しなさい」って、とくとくと言われました

    でも、このブログを書き始めたのは退院後1年が過ぎたあたりでした

    「書きたくない」というのが、本心でした

    自分の身に起きたことを、もう1度追体験するみたいで嫌でした

    だから、書きながら何度も何度も『どうしよう』って思いました
    自分の体験を書くこと
    そして、嫌だと思った事を思い出すことは、今でもやっぱりつらいです

    『書くことの意味』って何なんやろ・・・って考えたことは何度もありました

    そして、震災。

    避難所にいた時に感じた、生きているという実感。

    なのに帰ってきたら、またあの『なぜ私は生きているんだろう』っていう疑問です
    『なぜ私は生きていて、生きたいと願っていた人が亡くなってしまったんだろう』
    退院後に感じた気持ちでした

    今日、いつものようにブログをチェックしました

    最近は、滞りがちの私のブログです

    そんな私のブログを『このブログで励まされています。有難うございます』と書いてくれていました

    涙が出てきました

    本当は私のほうが励まされているんだなって思いました

    私が出会った人たちは、みんなそうでした
    自分の命の限りが見えている人でさえ私に『よかったわね』って励ましてくれました

    でもそのほとんどの人に私は返す言葉もなく、そして何も出来ませんでした

    退院して、色んな人と話をして自分がただの小さな人間なんだって思いました

    色んな患者会の人と話をしたし、すごい事をしている人も沢山います
    でも、今の私には自分の身体と付き合っていくことや気持ちを保つ事で精一杯です

    そんな私でも誰かの役に立っているんだって、嬉しくなりました

    ゆみさん、ありがとう。本当に、ありがとう。

    一緒にがんばりましょう  
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  • 2011年08月10日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)その他

    放射線



    今でも忘れらない光景があります

    中学1年生の夏休み前に、廊下中にA3くらいの大きさの『原爆の写真』が貼り出されました
    背中を焼かれて、うつぶせで寝ている少年の写真
    瓦礫の中、明らかに人の形だとわかる真っ黒な遺体
    やけどをして頭と顔に包帯のような布のようなものを巻かれ座っている少女の顔
    階段に残された人の形をした影法師・・・

    1枚1枚が『原爆』の恐ろしさや非現実を写し出していました
    中学1年生の私は「これは何なん?」って思いました
    これが現実に起きた事だとは思えなかった・・・

    この写真については、先生からはなんの説明もありませんでした

    でも私の仲のいい友達のお父さんが、原爆投下後2日目に広島に入った話を聞きました
    姫路にいたお父さんは、電車でいけるところまで行って、あとは徒歩で入ったそうです
    サイパン島に行って、生きて帰ってきて、そして広島にいって被爆をしたそうです

    ほとんど家族に戦争のことを話さなかったと言っていました

    そして『あんなもの持っていても何もいいことなんかない』と言って原爆手帳を返したと言っていました

    だからかもしれませんが、その後の私はずっと『戦争とは』『原爆とは』
    そして『ヒロシマ・ナガサキ』を追い続けていたように思います

    夏が来る度にテレビでは『ヒロシマ・ナガサキ』そして『平和』が取り上げられています

    今年の8月は、いつもよりももっともっと感じるのではないでしょうか・・・

    私は、治療ですが放射線を浴びました
    切らずにできる放射線治療は夢のようなところもあります
    前立腺がんなどには、放射線治療でかなりの高い効果をあげているものもあります

    今、怖いのは『放射線治療』のヒバクと『原発』などのヒバクが同じように扱われていくことです

    私自身、放射線治療を受けているから思うのは、私のように『進行がん』の場合は
    照射することで、再発を防げるということもあります

    生きるために受ける放射線です

    でもやっぱり副作用や後遺症はあります
    腹部への照射で一番、大きな副作用は「宿酔」と「やけど」「下痢」です
    宿酔は、私は1日目からなんとなくなりました
    ちょうど車酔いのような感じのだるさと身体の中が温かくなるような感じです
    やけどは照射が続くと段々とお腹が赤くなっていって、やけどをします
    私は赤くなるだけでしたが、乳腺の人などは水ぶくれになっている人もいました
    今でもすぐに「下痢」をします。これは後遺症です
    そういうのを見ると、やはり治療とはいえ完璧ではないと思います

    でも照射後、私の腫瘍マーカーの値が下がりました
    これで「がん細胞」がなくなったということです

    私が治療を受ける前に、うちの放射線科の先生に話をしました
    『日本は唯一の被爆国です。だから放射線に対してあまりいい印象は持っていません』って言いました
    これも患者の本音なのではないかなって思います
    そういう事をきちんと話をして、納得して治療を受けて欲しいと思います
    うちの先生はそれをきちんとわかってくれていたので『なんでもいいから疑問に思ったら聞いてください』と言ってくれました
    その後の私は、他の方が受けた体験談などを印刷して持って行って納得するまで聞きました

    どんな治療でも『夢のような治療』なんてものはないと思っています

    だからこそ納得して受けて欲しいと思います
    そして必要以上に恐れて欲しくないと思います

    抗がん剤よりも放射線のほうが効きやすい『がん』もあります
    自分の『がん』がどういう種類のものであるかを知ってして欲しいと思います

    母と子でみる広島・長崎:http://blog.goo.ne.jp/ryuzou42/e/1fb72b97eb542414a9446ab719c0414b  
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  • 2011年08月09日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)その他

    ストローク

    ストロークっていうのを憶えました

    ストロークの定義
    ・定義;相手の存在や価値を認めるような様々な刺激のことをストロークという。
    ・辞書的な意味は「なでる,さする」という愛撫的な意味である。
     
    ストロークを与えたり,もらったりする手段
    ・ストロークを与えたり,もらったりする手段に次の三つのことがある。
     ①スキンシップによる;子どもを抱きしめる,握手をする,肩を抱くなど
     ②言語による;あいさつをする,話しかける,褒める,励ますなど。
     ③非言語による;うなづく,見つめる,傾聴するなど。

    プラスのストロークとは、誰か(何かを)、
    ・認めること。 尊重すること。
    ・褒めること。称えること。
    ・感謝すること。御礼すること。
    ・好意を示すこと。許すこと。
    ・譲ること。迎えること。受け入れること。
    ・励ますこと。元気づけること。伸ばすこと。
    ・協力すること。支援すること。救うこと。
    ・握手すること。微笑むこと。
    ・何かを愛する…言動(あなたの言葉と動作)のこと。

    プラスのストロークの先には、ともに笑い、喜び、楽しみ、信じ、認め、協力し、
    為し遂げようとする素晴らしい明日が待っています。


    マイナスのストロークとは?
    ・貶(おとし)め、謗(そし)り、妬(ねた)み、
    ・悪口(わるぐち)や陰口(かげぐち)を叩き、
    ・不平不満(ふへいふまん)を口にし、
    ・愚痴(ぐち)をブチまけ、
    ・怒りと叱りはが別物であることを知らずに、
    ・悪い面ばかりを論(あげつら)って、
    ・あらゆるものを不幸に陥れる負(マイナス)の言動(あなたの言葉と動作)のこと。

    マイナスのストロークの先には、いじめ、敵対、憎まれ口、誹謗、嫉妬、中傷、
    喧嘩別れという惨憺たる明日が待っています。


    これを聞いて『確かにな~』って思いました
    プラスのストロークは、何も言葉だけではなく身体をさすってあげることも
    隣に座ってあげるだけでもできるという事でした

    私が入院している時に、よく婦長さんや看護師さんがそうしてくれました

    婦長さんは、病棟内を散歩している時に廊下で会うと、隣に座って話をしてくれました
    そして、背中や肩をさすってくれたり・・・
    その時は、なんでもない日常だったけど、今考えるととても温かい気持ちになれたし
    たった1人で入院していた私には、本当に励ましになっていました

    やだなって思う看護師さんもいたけど、私が深呼吸ができないでいると
    「お腹の上に手を置いてあげるから、動かしてみて」って言ってくれた人もいました
    手術した後、どうしてもお腹を動かす事ができなくて浅い呼吸しかできませんでした
    そんな時に、ふっと手をのっけてくれました
    人の手をあてて治すから「手当て」って・・・とってもよくわかるなって思いました
    なんでもない事かもしれないけど、支えてもらってたんだなって思った

    そして、自分が投げかけた言葉はきちんと自分自身に返ってくるんだと思います

    どんなに学歴があっても、その人が人間として素晴らしい人であるかはわからないと思います
    でも、だからといってその人が話す事が全てだとも思わないし・・・
    できたらどんな人とも仲良くできたらいいんだけど・・・まだまだな私です

    人を触ることが「セクハラ」になってしまったりする時代だけど
    病院の中では、こうあって欲しいなって思います  
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  • 2011年08月08日 Posted by すもも at 00:00Comments(4)その他