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Posted by たまりば運営事務局 at

ピアの存在

ここしばらく化学療法を受けている友達用に、脱毛後の帽子を探していました

ですが、私は追加の放射線治療だけで抗がん剤は受けていないので脱毛の経験がない!

これは困った・・・

ということで、ピアサポーターの同期の中で抗がん剤治療を受けた3名に聞いてみました

治療は受けた人しかわからないことがあるので、こういう時は本当に頼りになる存在です

抗がん剤治療中にお店に出かけて帽子を探して買うのは難しいように思います

自分の体のつらさもあるのに人ごみに出かけるのは大変です

といってネットでも探しましたが、見ただけでは素材や使いやすさはなかなかわかりません

自分で身につけてみることができないので、サイズがわからないし・・・

入院中に同部屋だった人が使っていたのを思い出してみたけれど、やっぱい細かいところはわからない

今回、おすすめしてもらったのはニット地で柔らかいふわふわした布地のもの

洗い易いタオル地のもの

デザインは、治療で髪の毛が抜けた時にサイズ調整ができるようなものなどでした

あと、やはり使った人ならではだなって思ったのが、髪の毛がないと皮脂で汚れるから
洗い替えがいるよ。ということ

髪の毛がある利点にそういうのもあったんだと、ちょっと驚きでした

お友達のおすすめのサイズ調整ができるバンダナ帽子です

可愛いデザインで、お友達用に買いました


http://www.rakuten.co.jp/actia2013/
  
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  • 2014年11月06日 Posted by すもも at 20:32Comments(0)がん情報

    抗がん剤治療の頭髪脱毛を予防

    抗がん剤治療の頭髪脱毛を予防

    がんの四大治療法である「抗がん剤治療」では、副作用で脱毛してしまう症例が多い。

    抗がん剤治療を受けると、それを気にする患者さんが多くいます。特に女性のがん患者の頭髪が抜けることは、精神的なダメージを伴って闘病意欲を削ぐことになり、治療にも悪影響を及ぼす危険がある。

    しかし、抗がん剤による副作用の予防や低減する対策は かなり進歩しており、治療前後の適切な対応で防ぐことが可能なのだ。

    抗がん剤の副作用による、頭髪の脱毛や、手足の爪が変形/変色する「爪障害」、さらには、手足が腫れたり痛んだりする「手足症候群」に対しては、副作用を避けたい部位への抗がん剤の侵入を抑制できるのだ。

    具体的には、抗がん剤の点滴15分前から、点滴中、点滴終了後15分までを、冷すことで血管を収縮させ、抗がん剤の侵入を最小化するのだ。

    頭髪の脱毛予防には、 マイナス28度に冷却した「フローズンキャップ」という帽子、手足の副作用予防には「フローズングローブ」「フローズンソックス」が開発済なのだ。これらを利用することで、 抗がん剤の副作用としての頭髪脱毛、爪や手足の痛みは、かなり軽減できる効果が検証されている。

    また、精神的なダメージの軽減策として、事前に頭髪を短めにカットしておくことも有効とされる。頭髪が短いと、脱毛した場合の精神的なショックも低減されるからだ。

    「冷す」抗がん剤副作用対策は、脱毛が頻発する「タキサン系」の抗がん剤に特に有効であり、パクリタキセル(タキソール),ドセタキセル(タキソテール)等による、 乳癌、非小細胞肺癌、胃癌、頭頸部癌、卵巣癌、食道癌、子宮体癌、前立腺癌の治療の際には、医師への対策依頼を欠かさないようにするべきだ。

    http://blog.kougan.info/

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    抗がん剤の種類と副作用

    脱毛:毛髪をつくる細胞がダメージを受けるために、頭髪や眉毛の脱毛が起こることがあります。
    一般に、脱毛は治療開始後2~3週間で始まり、最終治療後2~3ヶ月ほどで回復し始めます。

    倦怠感:抗がん剤治療が複数クール行われる場合、回数を重ねるほどに倦怠感は蓄積しやすいといわれ、治療が終了したあとでも長期間持続することがあります。

    貧血:赤血球は、中に含まれるヘモグロビンという赤い色素が、肺で受け取った酸素を全身の細胞に運搬、供給することによって、生命を維持する重要な働きをしていますが、抗がん剤により赤血球やヘモグロビン量が著しく減少すると、組織が酸素不足に陥り、貧血の症状が現れます。

    感染症:感染症は多くの化学療法(抗がん剤)に共通する副作用の1つです。骨髄の造血細胞がダメージを受けるため、血液中の白血球や赤血球が減少します(骨髄抑制)。

    口内炎:口内炎は、化学療法(抗がん剤)によって粘膜が傷つけられることによって起こります。粘膜の炎症が回復するまでには時間がかかるので、悪化させないようにすることが大切です。

    吐き気・嘔吐:抗がん剤が脳の嘔吐中枢やその受容体を刺激したり、食道や胃の粘膜に損傷を与えることで起こります。近年はさまざまな吐き気止めが開発されて、完全とはいかないまでも、症状をかなり抑えられるようになっています。

    下痢:化学療法(抗がん剤)の作用による下痢には、腸管の蠕動運動が活発になるものと、腸管の粘膜にダメージを受けるものの2種類があります。とくにイリノテカン※1は激しい下痢を起こすことがあり、フルオロウラシルの併用療法※2 では高頻度で下痢をきたします。

    便秘:最も便秘を起こしやすいのがビンクリスチン※3などの植物アルカロイド系の薬剤です。予防と治療の基本は、水分を十分にとるとともに、下剤などを使って、便を柔らかくしたり、腸の運動を刺激して便通を整えることです。ほとんどの場合、これによって便通をコントロールできます。

    アレルギー(過敏症):程度に差はありますが、どの抗がん剤でもアレルギー反応(過敏症)が起こる可能性があります。なかでも、パクリタキセル※4、L-アスパラギナーゼ※5は高頻度で起こります。

    ※1 イリノテカン(植物アルカロイド):http://www.anticancer-drug.net/plant_alkaloids/irinotecan.htm
    ※2 フルオロウラシルの併用療法:http://www.anticancer-drug.net/anti_metabolites/fluorouracil.htm
       http://www.jshnc.umin.ne.jp/general/section_06.html
    ※3 ビンクリスチン(植物アルカロイド):http://www.anticancer-drug.net/plant_alkaloids/vincristine.htm
    ※4 パクリタキセル(植物アルカロイド):http://www.anticancer-drug.net/plant_alkaloids/paclitaxel.htm
    ※5 L-アスパラギナーゼ:http://blog.livedoor.jp/idiacorp/archives/1673713.html

    抗がん剤の種類と副作用:http://www.anticancer-drug.net/side_effects/
      
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  • 2013年08月06日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)がん情報

    臨床試験(治験)てなんだろう??

    臨床試験(治験)てなんだろう??

    私の治療が臨床試験(治験)だったせいもあって、それを言うと臨床試験に対してあまりにも否定的な言い方や考え方をする人が多いことにびっくりしました。そもそも、今ある治療法の全てにおいて誰かが臨床試験を受けてくれたから、自分たちがその治療を受けることができているんだという考えがないのかな?って思った。自分は安全な治療だけ受けて、危険な治療(臨床試験の全てがそうではないと思いますが)は他の人がやればいいというのって、何かが違う気がします。もちろん、進んで受けろとは言わないけれど受けた患者に対して「そんな人体実験みたいな治療」とか言うのは、あまりにも失礼だと思う。

    自分が受ける治療が確立されるために、どれほどの人がその治療を受けてくれたかを少しでも考えて欲しいと思います。

    臨床試験についてわかりやすく書かれているので紹介しておきます。。。
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    なぜ臨床試験(治験)をするの?
    ・・・・・よりよい治療の開発のためではないでしょうか?

    がんセンター臨床研究コーディネーター 小幡 泉

    「その治療本当に効果あるの?」と思ったことはありませんか?
    また既存の治療に効果のない患者さんには新しい治療法が検討されますよね。
    そんな疑問や新しい治療法の検証を、倫理委員会の承認のもとに規則に則り計画的に実施するのが臨床試験です。

    現在行われている多くの治療法が臨床試験によって進歩してきました。安全性や効果を臨床試験で認められた治療法が標準治療と呼ばれる治療になっています。

    ただ全ての臨床試験で「効果がある」となるわけではなく、「期待するほどの効果はなかった」との結果になることも当然あります。参加いだたいた患者さんに結果的には最良の治療が提供できない場合もありますが、それでも臨床試験を実施しないと安全性も効果もはっきりしないのです。

    臨床試験には段階があり、その段階ごとで目的が異なっていますので簡単に紹介します。
    第Ⅰ相試験から開始され、安全性が確認されれば、第Ⅱ相へ進み、Ⅲ相で治療効果が確認されれば、治療薬や治療法として承認されます。

    ~第Ⅰ相試験~
    治療法の副作用を調べる段階で、薬の場合は安全に治療できる投与量の確認をします。
    少ない人数に対して行われます。

    ~第Ⅱ相試験~
    第Ⅰ相試験で得られた安全な治療法を行い、その効果を探索し副作用を確認します。

    ~第Ⅲ相試験~
    前段階よりさらに多くの患者さんに参加いただき、既存の治療法以上または同じくらいの効果があるか、安全性に問題がないか確認します。

    Ⅱ・Ⅲ相試験はそれぞれ4~5年程かかることが多く、準備期間や論文発表までを考えると10年以上はかかるでしょうか。
    臨床試験は目の前の患者さんの治療であると同時に、将来の患者さんの治療法確立に必要なものなのです。

    臨床試験(治験)とは:http://ganjoho.jp/public/dia_tre/clinical_trial/ct01.html  
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  • 2013年06月28日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)がん情報

    婦人科がん治療のトピックス

    特別講演会『婦人科がん治療のトピックス』

    -初回手術から再発時の治療まで-
       東北大学病院 婦人科特命教授・婦人科長:新倉 仁先生

    子宮頸がん
    ◆広汎子宮頸部摘出術・・・子宮頸部は広汎子宮全摘出術と同様に摘出し、残った子宮体部と膣をつなぎ直す

    対象の患者さんは、強い挙児希望があり、画像判断上、病変が頸部以外に認められない方。他にも、腫瘍径や、組織型*1などの条件があります。予後は広汎子宮全摘出術と同等の可能性が高いとのことですが、今後も検証を継続していく必要があり、不妊症としての対応、産科的な管理も重要になる。

    ◆術中電気刺激による神経温存手術・・・術中、膀胱内の圧トランスデューサーを挿入。各部位の神経を電気刺激し、膀胱の収縮をみることで神経の走行を確認し、確実に骨盤内の神経を温存する

    これまでの広汎子宮全摘出術では、子宮につく靭帯を切らないと子宮を広い範囲で取れないことから、どうしても骨盤内などの神経が傷つき、排尿困難、尿失禁、尿路感染症などの後遺症を起こしやすくなっていた。現在は、術中膀胱神経刺激の導入により、約90%で神経が可能になり、おかげで後遺症に悩む患者が少なくなった。

    ◆センチネルリンパ節(SLN)生検による縮小手術・・・SLNとは、がん細胞が最初に到達する見張りリンパ節のこと。ここに転移がなければ他には広がっていないだろうという想定で、系統的リンパ節郭清の省略が可能になる。

    それにより、術後が楽になり、リンパ浮腫になるリスクは減る可能性がある。

    *1 組織型(そしきけい)とは、腫瘍細胞の分化と増殖形態に基づく病理組織学的な腫瘍の分類を意味する。病理診断では、しばしばそれに悪性腫瘍#分化度 分化度や組織構築の特徴を付記して組織型を表現する。扁平上皮がん、腺がんなど

    子宮体がん
    ◆内視鏡下手術・・・臨床研究として、現地点では筋層浸潤を認めない子宮体がんが対象。

    子宮全摘、付属器摘出、骨盤リンパ節郭清の手順は開腹時と同じで、お腹を切ることなく子宮は経膣的*2に取り出す。今後、手術できる患者の対象を広げる、入院期間の短縮を目指すなど、研究中。

    *2 経膣的
    経膣式的手術のメリット
    •腹腔鏡下の手術より安価でお腹の傷も全然残りません
    •手術後の痛みが少ない
    •手術後の治癒のスピードが早い
    •お腹を切った場合腸が空気中にさらされることによる癒着の可能性があるが、膣式では少ない
    など

    卵巣がん
    ◆分子標的薬

    従来の抗がん剤は正常細胞をも攻撃。分子標的薬はがん細胞の増殖因子をピンポイントで攻撃。

    先生からのひとこと:
    再発しないのが一番です。その為にも、定期フォローは続けましょう!
    しかしもし万が一、再発してしまった時には、諦めないで頑張る人、頑張らないで少しも苦痛なく自分の自然の力に任せたい人。どちらにも適切にサポートしたいと思います。

    希望をなくさず、あきらめず。でも頑張りすぎないことも時には大事です。
      
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  • 2013年06月09日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)がん情報

    早期大腸がんは電気メスの「内視鏡的粘膜切除術」で根治できる

    早期大腸がんは電気メスの「内視鏡的粘膜切除術」で根治できる

     粘膜固有層に留まっている大腸がんは転移の危険性はないため、内視鏡による治療が可能だ。粘膜からキノコのように隆起している場合は、根元に輪になった電気メスを巻きつけて通電し、切除する。平坦、あるいは陥凹形状の早期がんについては、がんの下に生理食塩水を注入後、電気メスでがん病巣のみを薄くはぎとる、粘膜切除術で治療が可能だ。

     早期の大腸がんはその形によって隆起型、平坦型、陥凹型(一部が凹んでいる)に分類される。

     がんが大腸表面の粘膜固有層に留まっている場合は転移する危険性は少ないが、その下の粘膜下層に深く浸潤すると転移の可能性が生じるため手術で周囲のリンパ節なども含め切除する必要がある。

     その下の固有筋層に達すると進行がんとなり、肺や肝臓などに転移するリスクが格段に高まる。また、陥凹型のがんは5~7ミリの大きさで粘膜下層に浸潤する傾向にあり、悪性度が高いといわれる。

     国立国際医療研究センター国府台病院消化器光学診療部の為我井芳郎部長の話。

    「早期がんは内視鏡で根治できます。キノコのように隆起しているポリープは、根元にスネアという輪になった電気メスをかけて通電し、切除します。平坦型や陥凹型の病変では、粘膜下層に生理食塩水を注入して隆起させ、スネアで切除する内視鏡的粘膜切除術(EMR)で対応が可能です。多くは外来通院で治療が可能で、安全性もほぼ確立されています」

    取材・構成■岩城レイ子

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    内視鏡的粘膜切除術とは・・・

    がんの検査の際に体内を目で確かめるために、口や鼻、肛門から小型カメラを入れて体内をみる「内視鏡」による検査を行うことがあります。内視鏡は検査をするだけでなく、良性のポリープやまだ早期の小さながん腫を切除する機能も備えているため、がんの検査で異常ながん腫やポリープを発見した場合には、そのまま切除まで行うことができます。

    EMR(内視鏡的粘膜切除術)は、2cm以下の消化管の早期がんで多く行われている内視鏡切除術です。例えば2cm以下の大腸がんやその前段階の病変の場合、大腸の粘膜の下層に生理食塩水を注入して病変を盛り上げ、ループ状の器具をひっかけて切除し、回収します。この一連の治療を内視鏡によって行います。

    ESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)もEMRと同じ内視鏡切除術ですが、EMRと異なるのは、これまで内視鏡では治療できなかった、2cmを超える大きさの平坦ながんも内視鏡で切除できることです。

    例えば大腸の粘膜にある、盛り上がっていないがん病変に対して、粘膜の下層に生理食塩水を注入して病変を盛り上げ、ITナイフという器具でがんを切り開き、はがし取ります。早期がんについては完治が期待できる治療法ですが、リンパ節の切除は行えないため、リンパ節転移がみられる場合には適応外となります。

    <EMR(内視鏡的粘膜切除術)、ESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)のメリット>

    患者の身体への負担が少ない
    EMR(内視鏡的粘膜切除術)、ESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)ともに内視鏡によってがん組織や病変を切除するため、一般的な開腹手術と比べて患者の身体への負担が少なく、また病巣が完全に取り除けたかどうかを内視鏡で確認することができます。2cm以下の早期がんなら日帰り手術が可能な場合もあります。

    保険適用の治療法
    EMR(内視鏡的粘膜切除術)、ESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)ともに健康保険が適用されます。ただし、ESDについては大腸がんに対しては健康保険適用外で、先進医療として認められています。先進医療の場合、治療にかかる費用は自費ですが、検査等の費用は健康保険が適用されます。

    <EMR(内視鏡的粘膜切除術)、ESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)のリスク>
    EMR(内視鏡的粘膜切除術)とESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)を比べると、ESDのほうが対応できる範囲が広く、メリットがあるといえます。しかしESDのほうが熟練した医師の技術を求められるため、それに伴うリスクを生じることがあります。

    ESDでは出血や穿孔の恐れ
    ESDではEMRより大きく患部を切除するため、出血や腸壁、胃壁などに穴を開けてしまう恐れがあります。胃よりも壁が薄い腸のほうが高い技術が求められるといわれています。  
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  • 2013年03月04日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)がん情報

    月刊「がんサポート」2012年12月号



    月刊「がんサポート」2012年12月号

    連載「届け!がん患者たちの声」
    STAND UP!!の活動が紹介されています。

    STAND UP!!:http://ameblo.jp/stand-up-dreams/  
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  • 2012年11月20日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)がん情報

    Dr.中川のがんの時代を暮らす



    Dr.中川のがんの時代を暮らす:/13 見直し進む食の安全基準

     内部被ばくの恐怖が収まりません。お母さん方の心中を思うと、僕もつらい気持ちになります。ただし、半減期30年のセシウム137を摂取しても排せつによって、子供は数週間、大人も約3カ月で体内の量自体が半減します。

     実際、福島の住民を対象とした検査の結果、セシウムによる内部被ばくも、危惧されたレベルではないことが明らかになりつつあります。9月末までに検査をした福島県民4463人の内部被ばく量は、生涯で約3ミリシーベルトと推定される2人の値が最大でした。そのほか、8人が2ミリシーベルト、6人で1ミリシーベルト、残りの4447人は1ミリシーベルト未満でした。いずれもがんが増えるレベルではなく、ほっとしました。

     チェルノブイリでは、事故の公表と食品規制が遅れたため、放射性ヨウ素による小児甲状腺がんが増えましたが、放射性セシウムが直接原因となった発がんの増加は、これまでのところ確認されていません。チェルノブイリと比べて、福島での被ばく量は少ないので、福島では放射性物質が直接原因となるがんは、どんながんでも増えないだろうと思います。

     さらに、セシウムによる内部被ばくにつながる食品の放射性物質について、安全基準がさらに厳しくなります。小宮山洋子厚生労働相は10月28日、「年5ミリシーベルト」としている放射性セシウムの暫定上限を「年1ミリシーベルト」に引き下げる方針を明らかにしました。

     これは、内閣府の食品安全委員会が、食品から受ける被ばくについて、放射線による健康への影響が見いだされるのは「生涯の累積線量が100ミリシーベルト」とする評価書を出したことを受けたものです。

     食品安全委員会の議論には、僕も、専門参考人として参加しました。100歳まで生きる人を想定すると、「生涯100ミリシーベルト未満」を目指すためには食品からの被ばくの上限は年1ミリシーベルトになります。例えば、野菜の現在の暫定規制値は1キロあたり500ベクレルですが、単純に5分の1にするならば100ベクレルが上限になります。これは、米国の基準の12分の1に相当し、生産者にとっては非常に厳しい数字となります。一方、この見直しによって、内部被ばくの心配はさらに少なくなりますから、国民の安心は広がるはずです。(中川恵一・東京大付属病院准教授、緩和ケア診療部長)

    毎日新聞 2011年11月6日 東京朝刊

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    最近、毎日のように「セシウムが・・・」というニュースが流れています
    「どこにいても安全なんてないんだな」と思う日々です
    私は、治療でも放射線を受けているので「もし癌になっても、すでに体験者の私じゃな・・・」
    なんて思ってますが、小さいお子さんがいるお母さんや
    妊婦さんは「どうしたらいいの・・・」と不安になる一方だと思います

    不安をあおる専門家も多いような気もしますが、中川先生は医師の立場から
    放射線の安全性を発信されています。
    といっても「不安がないわけではない」と思います
    でも「大丈夫だよ」と、きちんとした知識を持った人から言ってもらえるって安心できますよね

    そして放射線だけからではなくても、現在は2人に1人は「がんになっている時代」なのだと
    正しい知識で「がん」を受け止めて欲しいと思います

    Dr.中川のがんの時代・・・はこちらから読めます:
    http://mainichi.jp/select/science/news/20111106ddm013070007000c.html?inb=yt

    写真は、イチゴミルクウミウシです。あまりに綺麗な配色なので載せてみました  
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  • 2011年11月08日 Posted by すもも at 00:00Comments(3)がん情報

    骨髄バンクドナー登録

    骨髄バンクドナー登録のチラシをもらいました

    この病気になってからですが、骨髄バンクや臍帯血って言葉を聞きます
    前にも患者さんから骨髄移植ができたから治ったのよって聞いたけれど、
    それって反対に考えれば、骨髄移植ができなかったら治らなかったって事?って思いました

    治る方法があるのなら受けたいですよね









    私は産まれた時に「肺血症」になりました。親は「あきらめてください」と医師から言われたそうですが
    その時に「もしかしたら」と治療を受けて治りました
    (骨髄移植ではありませんが詳しい事はわかりません)

    助かる望みがある治療がある。というのは、家族や患者にとってすごい事です
    「治療がありません」と言われることや「病名がわからない」というのは実はとてもつらいことです

    私は沢山の人から血液を分けてもらって助かりました
    私の親は、献血ができない私にかわってずっと献血をしています
    助けてもらった人は、その恩は一生忘れないと思います

    こちらは骨髄バンク登録に興味のある方は参考にしてください
    骨髄バンクHP:http://www.jmdp.or.jp/
    骨髄バンクのコミュニティHP:http://www.donorsnet.jp/index.html  
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  • 2011年01月07日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)がん情報

    乳がんを予防しましょう

    40代女性の死因第1位は乳がんだそうです

    2位が胃がん、3位は大腸がん。

    早期がんなら乳房温存もできます。乳がん検診を受けましょう

    もちろん、子宮頚がんや子宮体がん、卵巣がんと他にも婦人科がんはありますが
    退院後に出会った人のほとんどが乳がんの方です(20人に1人とも言われています)

    子宮体がんになった方は乳がん検診を受けるように言われた。また反対に、乳がんの方は
    子宮体がんの検査を受けるよう言われたと聞いた事があります
    どちらも女性ホルモンの関係するからでしょうか?

    私は子宮頚がんの扁平上皮がんなのですが(子宮頚がんの病理第1位は扁平上皮がん)
    子宮頚がんでも最近は若い人の腺がんの方が増えているそうです

    乳がん検診と同じように子宮頚がん・子宮体がん検診も忘れないで。







    東京クリニックで人間ドックの担当をしている笹沼仁一医師は、乳がんについて以下のように語る。

    「乳がんは早期で発見して適切な処置をすれば5年生存率の非常に高いがんです。しかし先進国のなかで日本は、乳がん検診率が非常に低いのが現状です。日本人女性の乳がん発症率は今や『20人に1人』と言われています。しかし、日本の乳がん検診の受診率は40歳以上の女性で20%前後にとどまっています。

    女性が受診しない理由は『異常がないから』『機会がないから』が大多数。40歳を過ぎたら1年に1度は乳がん検診を受けることをお勧めします。主婦の場合なかなか受診のチャンスが無いので、ご主人から奥さんに受診を勧めてください。ご主人から誕生日などのプレゼントにしてみてはいかがでしょうか?そうすることで受診を忘れることもありません」

    夫婦で「がん」を考えてみるのもいいかも知れませんね  
    タグ :乳がん検診
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  • 2011年01月06日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)がん情報

    がん体験者によるピアカウンセリング相談窓口のご案内

    ピアサポートとは・・・
    「体験者になら話してみようかな、この不安、この迷い、このつらさ・・」

    ピア(Peer)とは、仲間、同等という意味の英語です。
    ピアサポートは、同じような境遇やよく似た体験をもつ者どうしが助け合うことを意味します。
    ここでは、がん体験者が、がん患者とそのご家族をサポートします。

    がんと言われて不安な気持ちを誰かに聞いてもらいたい・・・
    家族や職場にどう話したらいいの・・?
    再発への不安な気持ちを話してみようかな。

    といった、家族や医療者には話しにくい内容でも、がん体験者なら、共感し、気持ちを分かち合い、一緒に考えることができるかもしれません。

    こちらは東京都内でピアカウンセリングが受けられる場所です


    こちらは神奈川県でピアカウンセリングが受けられる場所です


    退院後に感じた事は「がん患者ってなかなかいないんだ」って事でした
    その反対に「こんなに色んな人が家族をがんで亡くしているんだ」という事でした

    その相反するなかで「がん体験者」の人と話をするのは容易ではありませんでした
    病院の中だと、ほとんどの方がどこかの「がん」でした
    良性疾患で入院されている方のほうが少なかったから「がん患者って多いんだ」って思っていたのにです

    そんな時にピアサポーターという方がいるって知りました
    病院に患者会を持っているようなところはいいですが、そういう場所がない方はこちらでも
    話をする事ができます

    患者じゃないとわからないこと。って結構、沢山あります

    キャンサーネットジャパン:http://www.cancernet.jp/peersupport/  
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  • 2011年01月04日 Posted by すもも at 00:00Comments(2)がん情報

    エラストグラフィで超音波乳がん検診の精度向上

    超音波でしこりの硬さを画像化
    エラストグラフィで超音波乳がん検診の精度向上
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    乳腺が発達している40歳以下の女性には、マンモグラフィは適さない。超音波検査が向いているといわれているが、画像読影が難しく、正確な読影は医師や技師の経験に頼る部分が大きい。この欠点を補うのがエラストグラフィだ。
    --------------------------------------------------------------------------------
    エラストグラフィ(Ultra Sound Elastography:超音波組織弾性映像法)とは、組織の硬さをリアルタイムで画像化する技術。良性病変に比べてがん組織が"より硬い"ことを利用してがんを検出する(写真1)。エラストグラフィを使用することで、超音波による乳がん検診の精度が大幅に向上することが、臨床研究により実証され始めた。



    写真1 エラストグラフィでは硬さが色で表される(柔らかいと赤、硬いほど青)。ゆがんだ青色の円として浮き彫りになっている粘液がん(左)と、通常の超音波像(右)
    日立総合病院外科の伊藤吾子氏は、エラストグラフィを導入した乳がんの超音波検診により、要精査率が大幅に減少する研究成果を、乳癌検診学会で11月18日に発表した。臨床データに基づいたエラストグラフィの評価は、これが初めてのもの。

    乳がんでは、早期発見、早期治療が死亡率を下げることが証明されており、検診はとても重要だ。乳がん検診といえばマンモグラフィが有名だが、マンモグラフィは乳腺が発達している40歳以下の女性には適さない。そのため、この年齢層には超音波検査が向いているといわれている。ただし、超音波検査での画像読影は難しく、正確な読影は医師や技師の経験に頼る部分が大きい。そのためか、超音波を用いた乳がん検診では、要精査(精密検査が必要)率が高いという傾向がある。すなわち、乳がんではないのに、乳がんを疑われる擬陽性の多さが問題となっているのだ。

    改良の余地が大きい超音波を用いた乳がん検診。この精度向上の大役を担って登場したのがエラストグラフィだ。エラストグラフィの装置(下:写真2)は日立メディコが、筑波大学電子・情報工学系教授の椎名毅氏と同大学臨床医学系助教授の植野映氏との共同研究で実用化した。2003年末から販売されており、これまで国内で約200台、欧州を中心とした海外で200台が納入されている。エラストグラフィの装置は、日立製の超音波装置に追加可能なユニットからなっている。

    「これまでもエラストグラフィを導入することで、要精査率を減らせるという手応えを各医療機関は感じていたようだ」と、日立メディコ超音波マーケティング本部総括部長の元木満氏はいう。ただし、エラストグラフィの導入が実際にどのような意味を持つかという、科学的なデータは取られていなかった。

    ●エラストグラフィ導入で要精査率が半減、がん発見率は向上



    写真2 エラストグラフィ装置。日立製の超音波装置に追加することで、エラストグラフィが可能になる
     今回の発表は、日立総合病院の日立総合検診センターにおいて、2006年2月から10月までにエラストグラフィによる乳がん検診を受けた1850人を対象に、エラストグラフィ導入による要精査率を解析したものだ。

     その結果、導入前では3.59パーセントであった要精査率は、導入により1.51パーセントまで減少していることが明らかになった。分かりやすくするために検査を受けた人数を1000人とすると、通常の超音波検査では36人が要精査、エラストグラフィ導入で15人となる。エラストグラフィ導入により、21人があらぬ疑いを免れたという訳だ。

     擬陽性の減少とともに乳がん発見率も減ってしまえば意味がないが、導入後の乳がん発見率は0.38パーセントとなり、導入前の乳がん発見率の0.20パーセントを上回っていた。すなわち、エラストグラフィ導入により、擬陽性を下げ、かつ、これまで見逃していた乳がんを発見できる可能性が見えてきたのだ。

     ただし、今回の解析には、検査対象者が少ないという弱点がある。検査対象者数を増やしても要検査率、乳がん発見率で同様な結果が得られるかどうか、研究は続行中だ。今後、要精査率が低下し、乳がん発見率が逆に高まるという科学的なエビデンスの蓄積が進めば、エラストグラフィの普及が進むと考えられる。

    ●海外でもエラストグラフィの評価が始まる

     日本の企業と日本人研究者が実用化させたエラストグラフィだが、この技術は、国際的にも注目を集めている。「他の医療機器メーカーも追随のため、研究開発を進めているようだ」と元木氏。

     今年11月27日に開催された北米放射線学会(RSNA)で、米Northeastern Ohio大学医学部の研究グループは、エラストグラフィによるがん組織の検出に関する研究を発表した。この研究では日立メディコのエラストグラフィは用いられていないが、同様の技術が利用されているようだ。

     研究では、99人の患者を対象に、生検が予定されている166の病変部位を、エラストグラフィと通常の超音波で検査した。生検は、80人の患者の123病変で行われた。生検の結果から、エラストグラフィは17のがん病変を検出し、106中105の良性病変を検出できたという。

     研究の代表者であるRichard G. Barr氏は、「エラストグラフィの導入により、無駄な生検を減らし、かつ病変が良性の場合、良性である確信を増すことが可能になる」と語っている。

     日本人では、30代後半から乳がん患者が急増する。40歳以下の若い女性において乳がんの早期発見をどう進めるか。自己検診の重要性は言及するまでもないが、新しい検査技術がその有効性を示すエビデンスを蓄積しつつあることを知っていて損はないだろう。

    (小板橋 律子)

    がんナビ:http://cancernavi.nikkeibp.co.jp/report/1219_1use.html:2006年12月18日

    株式会社日立メディコ:http://www.hitachi-medical.co.jp/elasto/elasto.html

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    この記事は2006年に発表されたものです

    記事は古いものですが、エラストグラフィの知名度はあまり高くありません
    先日も、がん友さんと話をした時にこの機械を知っている人がいませんでした
    私は、たまたまですがこの機械を作っていたメーカーの方と話をする機会があって教えて頂きました
    この機械は若い方の乳がん発見にとても有効だと言われています
    また、CT検査やマンモグラフィのように「二次被爆」しないという利点もあります
    若い方が「乳がん検診」を受け続けると、放射線の被爆量がとても多くなってしまいます
    その上、現在「若年性乳がん」の患者さんはマンモグラフィやエコーでは見つけにくいと言われています
    そういう事を考えても、この機械の普及が望まれます

    私が通院している病院では、この機械を置いてありました
    でも、まだまだ病院内でも知名度が低く「そんな機械ある?」みたいな感じでした
    「マンモはあるんだけど・・・」と、断然、マンモグラフィの知名度のほうが高かったです

    もし、この機械で検査を受けたいと希望がある時は、病院の相談室に電話して聞いてみてください  
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  • 2010年12月28日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)がん情報

    がん患者の介護保険制度

    がんになって初めて介護保険がどういうものかを調べました
    「介護保険って40過ぎたら払ってるよね?」なんて思いながら検索しました



    手術が終わったら、私は一体誰に面倒を見てもらえばいいの?って思いました
    独身で子供もいないし、実家も遠い(ほぼ絶縁状態)私が頼れる場所はどこなんだろう?って
    そしたら「介護保険って使えるんじゃないの?」と言われました
    そうだよね「がんなんだもん。使えるよね」って思いました

    ところが使えません・・・・
    ここで介護保険制度をあらためて書いておきます

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    介護保険制度概要
    目的
    高齢者の人口が増えるにつれ、寝たきり、認知症、虚弱など介護が必要な高齢者も増えています。これらの高齢者が個人の能力に応じ自立した日常生活を営む事が出来るよう、保健・医療・福祉など多様なサービスに係る給付を行うため、介護保険制度を設置し、国民の保健医療の向上及び福祉の増進を図る事を目的とする。

    被保険者の範囲
    被保険者は40歳以上の人とし、65歳以上の第1号被保険者と40歳以上65歳未満の医療保険加入者である2号被保険者に区分されます。
    第1号被保険者は、常に介護を必要とする状態(要介護状態)や日常生活に支援が必要な状態(要支援状態)になった場合に介護サービスが受けられます。

    保険給付の手続き・内容
    介護保険の給付を受ける為には、寝たきりや認知症などサービスが必要な状態かどうかの認定(要介護認定又は要支援認定)を受けることが必要になります。本人やその家族又は依頼を受けた居宅介護支援事業者等が市町の窓口に申請し、申請を受けた市町は、被保険者の状況調査を行い、主治医の意見書を基に介護認定審査会において要介護認定又は要支援認定を行います。
    要介護認定(要支援認定)を受けた人に対しては、在宅・施設の各種介護サービスが給付され、給付されたサービスに対し内容等不服がある場合、こくほ連合会にて受理した上で、苦情申立てをすることが出来ます。

    利用者負担
    利用者負担は、介護サービス費用の1割を負担します。
    また、施設入所者は、この他に食事代を負担することになります。

    保険料
    65歳以上の第1号被保険者の保険料は、市町ごとに所得段階に応じた定額の保険料を設定します。
    また、一定額以上の老齢基礎年金を受けている人は、年金からの特別徴収(天引き)が行われ、それ以外の人は市町が個別に徴収します。
    40歳以上65歳未満の第2号被保険者については、加入している医療保制度の算定基準に基づき保険料を決定し、医療保険料と一括して徴収します。

    という事は、40歳以上の方は介護保険を払っている。という事ですよね
    で、実際にがん患者の自分が使えるかどうかを見てみると・・・・


    ・がん(医師が一般的に認められている医学的知見に基づき回復の見込みがない状態に至ったと判断したもの)

    つまり、末期がんではないと使えないという事です

    介護保険の問題点は、それだけではないと思います
    例えば、35歳の方が末期がんになった場合はどうすればいいのでしょうか?

    何もないという事です

    よく末期がん。と言われてしまうと、すぐにでも死んでしまうと思う方もいますがそうではありません
    働けなくなったとしても、進行の遅いがんであればゆるやかに進んでいきます

    そういう場合はどうすればいいのでしょうか?

    最近は介護保険を利用できない方のためのサービスをされているところもあります
    私ももう少し早くそういうサービスを受けれると知っていたらよかったのにって思ってました
    でも、実際はかなり元気になってから知ったので、残念でした

    前にも書きましたが、ちょっとした買い物でも腹痛や下痢になってしまうと、
    怖くて外出できなくなったりします
    そういう時にサポートしてくれるような場所があるといいなと思いました
    これは退院してから。ではなかなか難しいので「保険」だと思って探しておいてください
    利用するしないは、自分の体調で決めればいいと思います
    本当につらい時だけをサポートしてもらうのでもいいのではないではしょうか?

    例えば、地域によっては市の窓口やNPOでそういう場所を教えてもらえるところもあるようです
    退院時には、色々なサポートが受けれるというのは心強いので、ぜひ探しておいてください

    NPO法人グレースケア機構:http://g-care.org/index.html
    三鷹市HP:http://www.city.mitaka.tokyo.jp/c_service/000/000928.html  
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  • 2010年11月19日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)がん情報

    乳房再建~NHK~

    NHKのキラキラ40 乳がん わたしの選択(1)乳房再建を特集していました

    こうやってNHKで特集を組むような時代になったんだなって思いました

    今、40代の女性の死因の第1位が乳がんだそうです

    乳房を無くしてしまうと、患者さんの約6割の方が喪失感を抱くという事でした
    私の友人に聞いても乳房を無くすという事の喪失感は、かなり大きいという事でした
    確かに大きい小さいは関係なく「当たり前」に見ていたものが無くなるんです
    それは確かにすごいことだと思います
    だからこそ「乳房温存」を求める患者さんが多いんだと思います

    そして、あまり知られていませんが乳房だけではなく乳輪を無くすこともあります
    その場合は、乳輪再建手術もあります

    乳房再建手術には2種類あります
    再建方法としては
    ・自家組織法
    自分の組織を使って手術するので、拒絶反応が少ないという利点がありますが
    手術の入院期間が長いという事があります

    ・インプラント法
    こちらは短期間の入院や手術時間が短くて済みますがシリコンなどを使うので、硬さなどの問題があります
    またこちらは、自費になるので手術費用が高いです(これから変わっていって欲しいですね)



    番組の中では横浜市立大学附属市民総合医療センター形成外科佐武利彦医師が解説されていました
    この医師は、自家組織法の手術をされている先生だそうです
    番組ではどこでもやってくれそうな紹介でしたが、実際には日本でこの治療をできる医師は
    まだまだ少ないようです

    再建手術を受けようかどうか考えている方がいましたら、自分に合った治療方法を選んで欲しいと思います
    やはりどちらの手術にもメリットとデメリットがあります
    きちんと医師と話をして、納得をしてから決めてください

    番組で「いのちの乳房―乳がんによる「乳房再建手術」にのぞんだ19人」という写真集が紹介されていました
    乳がん手術による乳房の喪失や変形は、患者たちに精神的な喪失感をもたらすことが少なくない。
    「乳房再建」は、彼女たちのこうした苦しみをやわらげ、生活の質の向上に大きく貢献する意義深い手術です。
    乳がんを宣告された人や、手術で乳房を失った人たちに、「きれいな乳房は再び取り戻せる!」というメッセージを届けることがこの写真集のいちばん大きな目的だそうです。

    再建手術を受けた患者さんたちの笑顔は、とても綺麗でした。

    それは、乳房があるから。だけではなくて辛い体験を乗り越えた人が持っている強さのように感じました

    いのちの乳房オフィシャルサイト:http://www.stp-project.com/inochino-chibusa-official
    日本乳癌学会:http://www.jbcs.gr.jp/index.html  
    タグ :乳房再建
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  • 2010年11月18日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)がん情報

    遺伝性がんの予防

    以前、遺伝性のがんについて書きました

    欧米では、遺伝性がんの方は例えば乳がんであれば、乳房を全摘手術をして
    シリコンを入れて再建手術をするという方法をしている方もいます

    これは、少し前までは欧米でも「なぜ、何の問題もない乳房にメスを入れるのか?」と
    賛否が分かれていましたが、今は予防医学という観点から受ける方が多いそうです

    この場合、医学的な部分は私はいえませんが自分だったらどうだろう?と考えました

    私は乳がんではないし、子供もいないので私がどうこういうのは違うのかもしれませんが
    自分だったらどうするのかな?
    ただ年齢が若くして、自分が母親を乳がんで亡くしていたら
    そして、自分が遺伝性のがんであるとわかっていたらどうするんだろう?
    そして、もしも自分に子供がいて自分の年齢が母親の亡くなった年齢に近くなっていったら?
    そう考えるともしも、自分が子供たちを残して亡くなるのかもって考えたら?
    果たして私はどうするんだろう・・・って思いました

    もしかしたら、私もがんになる前に手術しているのかも知れないって思った
    これは「もしも」だし、今の日本では予防医学で乳房全摘というのはできないと思います

    でも、いずれ日本もそうなるのかもしれません

    遺伝性のがんは検査でわかるそうです
    ただ、それがわかった時にやはり心のケアが必要になっていくのではないでしょうか?
    『がんになります』ではなく『がんになる確率が高いです』であっても
    やはり不安な事にはかわらないものだと思います
    ましてそれが肉親をがんで亡くしている家族の方なら尚更だと思います

    今は、色々な事がわかってきています
    医学が進んできているのも事実ですが、それだけでは助けてあげれないものもあるような気がします

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    遺伝性乳がん検査の説明体制、7割の医療機関「なし」

    乳がんの5~10%を占める遺伝性乳がんの検査を行うとしている医療機関のうち、
    カウンセリング体制を整えていない施設が7割以上あることが、読売新聞の調査でわかった。

    遺伝性乳がんは50%の確率で遺伝する。近年、原因遺伝子が特定され血液検査でわかるようになったが、
    専門家による適切な告知や説明がないと、受診者をいたずらに不安に陥れる恐れが大きい。
    日本人類遺伝学会などは、生涯変わらず血縁者にも影響が及ぶ遺伝情報を調べる場合、
    専門家によるカウンセリングを行うよう指針で定めている。

    読売新聞が5~6月、全国の主な医療機関約1400施設に行ったがんアンケートで、
    日本乳癌(がん)学会の認定・関連施設を中心に168施設が「自施設を窓口として、
    遺伝性乳がんの遺伝子検査を受けることが可能」と答えた。
    このうち、遺伝カウンセリング体制を整備していると答えたのは43施設(26%)だった。
    「検査は外注でできるはずだが、カウンセリングをする余裕はない」(関東の大学病院)などを
    理由としている。

    日本乳癌学会の遺伝性乳がんに関する研究班長、中村清吾・昭和大教授は「検査の予防効果について
    検証し、カウンセリング体制も含めた治療指針を策定したい」と話す。
    (2010年8月29日 読売新聞)

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    私も含めて、私の「がん友」さんは、みんな自分の体を切って何かをなくしています
    そういう人間にとって、健康な体を傷つけるような行為は、やはり理解できないです

    でも、この事を聞いたら「もし自分に娘がいたら遺伝子検査は受けさせるかも」と言いました

    だれもやはり自分の大切な人が傷ついたりするのは嫌なんだと思います

    そしてどんなに医学が進んだからと言って「がん」を理解するのはまだまだ難しいと思います
    遺伝子検査や予防医学だけでなく、医療現場はもっと、心のケアを大切にして欲しいなって思っています  
    タグ :遺伝性がん
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  • 2010年11月16日 Posted by すもも at 00:00Comments(2)がん情報

    上皮内がん適用保険の落とし穴

    上皮内がん適用保険の落とし穴

    最近よくテレビで『がん保険』を見ます
    その中で、アクサの収入保障というのが気になりました
    といっても私には、がん保険は意味がないので見ただけですが・・・
    詳しいことを知りたい方は、HPへ(すみません)

    『がん患者』になってしまうと、もう新規にがん保険には入れません

    がんになって5年後には入れそうな雰囲気の保険もありますが、
    小さい文字で注意書きがついているものがほとんどです

    なぜ『5年後』か。それは、がんには5年生存率といわれるものがあります

    がん種やステージによっては、初発から5年間再発がなければ大丈夫と言われています
    ただ、それには病理やステージなどによっても違います



    こちらの保険にも小さい文字で注意書きがありましたblue_down



    こちらが書かれている内容ですblue_down

    ・上皮内新生物※
    ・悪性黒色腫以外の皮膚ガン
    ・前ガン状態(ガンの手前の状態)の病変 例:皮膚の白板症、子宮頚部異形成
    ・境界悪性型腫瘍(良性と悪性の境界に位置する腫瘍)
    ※「上皮内新生物」は「上皮内ガン」と診断書などに記載される場合もありますが、
     この保険においては、お支払いの対象となりません。


    上皮内がん。と聞いて、患者や医療関係者以外で、この言葉がわかる方が一体どれくらいいるんでしょうか?
    というか、患者でもわかるのでしょうか?

    ちなみに、私の病理は「扁平上皮がん」でした

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    『がん保険には、上皮内がんに掛かった時にも保険金が支払われるものと、
    上皮内がんでは保険金が支払われないものの二通りの保険があります。
    (上記の保険は、支払われない保険になります)

    上皮内がんとは、がん細胞であるものの、まわりの組織に広がる能力がなく、
    上皮内で細胞分裂を繰り返している状態のものを指します。
    そのため、切除手術を行えば理論的には転移の可能性が無く、数日から1週間ほどの入院で治療が可能です。
    がんが悪性新生物と呼ばれるのに対して、上皮内がんは上皮内新生物と呼ばれ、
    英語名でもがんを表す「cancer」ではなく、「carcinoma in situ(=CIS)」という名前がついています。

    従来のがん保険では、この上皮内がんについては保険金を支払わないものが一般的でした。
    しかし、最近では「がん完全保障」を掲げて、上皮内がんについても保険金を支払うがん保険が
    開発されてきています。

    一見すると、がんとしては軽度の上皮内がんでも保険金が支払われるということで、良い商品に見えます。
    ところが、これが必ずしも良い点ばかりだとは限らないのです。

    がん保険では、保険料の給付は最初にかかったがんに対して一度きりというのが普通です。
    がんは再発や転移のリスクが高く、その後一生に渡って治療していくことが多いため、
    人生で初めてかかったがんに対して、治癒もしくは死亡までの間を保障する商品が多いのです。

    ですから、条件によっては、上皮内がんの手術・入院費用をがん保険でまかなったために、
    その後にかかったがんに対しての保障が受けられなかったり、
    以後の保険金が割高になるといったこともあり得るわけです。

    そうなると、支払わなくてはならない治療費と保険金を比べてみて、
    上皮内がんで適用した保険がお得だったとは、必ずしも言い切れなくなります。

    実際に、上皮内がんにかかった人にしてみれば、上皮内がんではなく、
    がん保険に適用してもらいたいという気持ちがあるはずです。
    なぜなら、上皮内がんが一般的に、手術と1週間ほどの入院で回復できるのに対して、
    悪性新生物に分類されるがんは、治療期間が長く、治療費が高額になる場合が少なくないからです。

    いざ、そのような高額の治療費が必要になった時に、がん保険の保険金が受け取れないといったケースを
    考えると、はたして、上皮内がんで適用された保険が本当に適切であったか悩む所です。

    がん保険加入の際は、上皮内がんにかかった後のがん保険、継続の問題も考えて、
    契約内容をよく吟味することがベストです。“上皮内がんも保障”という甘い言葉につられることなく、
    上皮内がんに保険を適用後のがん発症についてはどのような保険なのかを、
    きちんと調べてみることが大切だと言えるでしょう。』


    CMを鵜呑みにしてはいけません。生命保険は、“必要な分だけ賢く加入”が最重要。
    自分に適した保険選びをするための情報をご紹介します!:http://life.insurance-japan.com/info51.html

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    患者にとっては『上皮内がん』であっても『扁平上皮がん』であっても同じ『がん』と思います
    でも、保険会社にとっては違うんだって思いました
    確かに妊娠中の「上皮内がん」発見であれば、出産まで待って出産と同時に子宮を全摘手術する事もできると、聞いた事があります(もちろん、これも個人差があると思います)
    がんは病理やステージによっても色々と違ってきます。それを保険の段階で区切るのはどうかと思いますが、現実問題として、そうなっているんだって知りました


    私が入院している時も「円錐切除手術」を受けていた患者さんがいらっしゃいました
    「がん保険に入っていたからよかった」と言われていました
    でも、ここまでわかっていたのかな?というのは疑問が残ります

    保険は、やはり入っておいて損はないような気がします
    今は『がん保険』でなくても入院1日目からや通院保障してくれるものもあったりするし
    でも、こんな時代です。無理をして入るのも・・・とは思います。
    ただ、私自身がそうでしたが「がん保険入ったほうがいいかな?」って思ったら
    一度検討してみるのもいいと思います。
    そして、どんなに掛け金が安いものでもいいから保険は入っておいたほうがいいと思います
    私は親と話をして「がん保険は、まだ若いから大丈夫」なんて言ってやめました
    今では、それを後悔しています

    保険、ちょっと考えてみようと思ったら嬉しいです。
    でも、その時にはくれぐれも『小さい文字』には注意してくださいね
      
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  • 2010年11月11日 Posted by すもも at 00:00Comments(2)がん情報

    がんと遺伝

    がんの中には遺伝性のものがあります
    私の友人でも、お母さんががんになって医師から病院で血液検査をしてくださいと言われていました
    その話を聞いた時に「へえ~~そうなんだ」って思いました

    「私はがん家系だから」とか「親ががんだから私も」という事を本当によく聞きます

    確かにがんの中にはハイリスクなものがあります

    私自身が子宮頚がんになった時に、父親から「そういえば、母も子宮がんで手術した」というのと
    父の姉も、子宮筋腫で子宮を全摘手術をしていると聞かされました
    (ちなみにうちの両親、親戚でがんは父方の祖母が子宮がん、母方の祖母が胃がんですが他にはいません)

    祖母とは、体質がとても似ているので家族で「納得」って言っていました
    それで、入院した時に、仲のいい看護師さんに聞いたら「あなたの場合は違いますね」と言われた
    「ええ??」って「おばあさんの場合は、おそらく子宮体がんでしょう。
    あなたの場合は子宮頚がんなので違いますね」と言われた
    そうなん??て思った

    同じ場所が、がんになったからと言って、遺伝ではない。という事です

    ああ~~難しい。と思った。

    この病気になって何度も思ったけど、自分の知識なんてたいしたもんやないなって思います
    あと「噂」って都市伝説みたいって思った
    「私~~だから」とかっていうのって、ほとんどがこじつけみたいなものが多い気がします
    正しい知識でもって正しい事を教えてくれる人って実はとても少ないものです

    確かに家族がみんな癌になってしまったりすると、遺伝や生活習慣が考えられますが
    でも、それだけでもないのが「がん」なんだと思います

    表になったものがあるので、これを参考にしてください

    また、国立がんセンターのHPでは、家族性がんの診断基準などもきちんと書かれているので参照してください



    がんを必要以上に恐れる必要はないと思います

    でも、やっぱりきちんと健康診断は受けたほうがいいと思います
    その時に男性なら前立腺の検査を入れてもらうとか、女性なら子宮頸がんや乳がんの検査を入れて
    もらって受けるというのも必要かもしれません

    特に、日本人に多い5大がんなど(肺がん、胃がん、肝がん、大腸がん、乳がん)です

    ただ、自分の体に違和感を感じた時はそれ以外でも検査を受けるべきだと思います

    「がんと遺伝」については国立がんセンターのHPでも、きちんと解説されています

    自分の体に不安に感じた時は、きちんとした本や信頼できるHPを読んでから自分がどう不安であるかを的確に伝える事が大切だと思います
    例えば「兄が●●がんでした。私も少し前から~(自覚症状を言う)~なった気がします」と不安を伝えて
    解決方法として「できれば血液検査(腫瘍マーカー)をお願いします」など言ってみてください
    そうすれば、医師がきちんと判断してくれると思います
    腫瘍マーカーに現れやすいものもあれば、現れにくいものもあります
    その場合は、カメラやCTになるかも知れません。そういう事を医師と話してみてください

    くれぐれも自分で勝手に判断してしまわないで欲しいと思います

    それから、今の医療は進んでいます
    ずっと前の知識で病気を判断しないで欲しいと思います
    そして、もし誰かに体験談を聞いたとしたら「それはいつ?」と聞いてください
    5年前であっても古い治療になっている可能性があります
    できるだけ正しい病気の知識を持ってもらいたいと思います

    ただ、がんになって思うのは「私、がん家系だから」と患者に言う人はどういうつもりなのでしょうか?
    それを誰か医師なり、医療関係者から言われたのでしょうか?
    それとも、そういったほうが「がん患者」の私と話しやすいからですか?
    自分はがんを知っていると言いたいのでしょうか?
    それは、がんを知っているのではなく「がん患者」を知っているという事ではないですか?
    そして、理解しているのは「がん患者」ではなく「がん患者を家族に持っている家族の気持ち」ではないですか?
    そして、何の根拠も無い「がん家系だから」や「私もいずれがんになるから」は言われても困ります
    もし、本当に「がん家系」と証明されているのであれば、それはきちんと検査を受けるべきだし
    私に「がん家系だから」という前に検査を受けましょうね。と思う

    今、2人に1人はがんになります

    がん家系であってもそうでなくても、ほとんどの人がなる病気。
    ましてや年齢が高いとそのリスクは上がります
    むしろ「がん家系だから」って思っているのであれば尚更検査を受けてください

    もし患者に「私の家はがん家系だから」と言うのであれば
    どういうつもりでそれを言っているかを、きちんと伝えて欲しいと思います
    「だから、私は患者の気持ちはわからないかもしれないけれど家族の気持ちはわかるし
    患者の不安も少しはわかるつもりなの。だから、何かあれば相談に乗るわ」とか言ってくれるならいいと思います

    患者同士でもわかりあえない事が沢山ある病気です
    そういう時に意味のわからない事を伝えられても答えに困ります
    家族ががんで亡くなったから不安なのとか、どうしたらいいのかな?なら答えようもある

    そして、自分の家族が辛い最期を迎えたからといって、他の患者を同じように言うのもやめて欲しい
    みんな違う体をもっているんです。それをわかって欲しいと思います

    それは、がん患者の看取りをしたから「がんを知ってる」ように言うのと同じです
    「若いと進行が早いから駄目よね」と言われた事があります
    その人は、若くして家族をがんで亡くしていました
    一体、何を根拠に言っているんだろう・・・と思ったし、私が今まで言われた言葉で一番つらい1言でした

    癌研-がんに関する情報:http://www.jfcr.or.jp/gan_knowledge/heredity.html
    国立がんセンター:http://ganjoho.ncc.go.jp/public/cancer/data/genetic-familial.html  
    タグ :がん遺伝
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  • 2010年11月03日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)がん情報