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放射線治療の晩期障害

今回は3年目検診で婦人科と一緒に、放射線科にも行ってきました
本当は時間がとってもかかる婦人科と放射線科の診察は、結構、しんどいなって思っていました
なので先生に「放射線科は、もういいかな」といってみるかと思っていました
でも、先々週から週5日間連続の下痢で体の中から「腸内細菌の善玉菌がいなくなる~~~」と
言いたくなるほどのつらさで、放射線科の先生に「どうして~~

治療中もかなりひどい下痢だった私は、放射線科医に「ちょっとひどいね」と言われていたのですが、それでも退院時には「早くて2週間くらいで治まるし、ほとんどの人が2ヶ月くらいでよくなるよ」と送り出してもらったのに、3年目が来るようになっても下痢は治まりませんでした・・・
そしたら、今回の診察で「すももさんの場合は、骨盤内の広範囲に照射しているので放射線治療の晩期障害ですね」という事で「長い付き合いになると思います(下痢と)」と言われました

かなりショックでもあったけれど、きちんと晩期障害と認めてもらったほうが安心しました
私としては、週3~5日もやってくる下痢を「何ででしょうね?」と言われるよりは
先生から「晩期障害です」と認めてもらった事で、次を考える気になりました
そして、先輩患者のカトレアさんと話をして「手術後、数年はあるよ」と言ってもらえたので
「そっか~~、私だけじゃないんだ」と思えたし、最近は少しだけれど原因がわかってきたものもあります
基本的には美味しいケーキとかが結構、ダメです・・・(生クリーム&カスタード)
高脂肪分や糖って美味しいのに~~

う~~ん、ショック~~と思ったけれど、基本的には食べることにしました
だって美味しいものを食べたいという欲求を抑えて「食べれない」とストレスを感じるよりは
食べて下痢してしまえ~~と思っています。ただ、お出かけの時には気をつけるようにしました
それでなくても手術後に発症?した「りんごの花のアレルギー」のせいで、食べれなくなってしまったものがとっても沢山あります。基本的には、りんごのあの白い可愛らしい花が咲く果物類が一切、だめになってしまって、りんご・梨・さくらんぼ・桃・すももと好きなものが食べれません
すももなのに~~~

なので、ケーキ類はお腹を壊してもアレルギーじゃないから大丈夫と食べてます

今回久しぶりに会った友達と、いつものように仙台駅にある「ずんだカフェ」に行って
お気に入りの「ずんだロールとアイスのセット」を食べました
で、食べ終わってしばらくして「お腹痛い・・・」とトイレに行っていました
でも理由がきちんとわかったので、友達にも理由を話すことができたので気が楽でした
これが理由がわかっていないと「なんでかわからないんだけどね」とか説明もあやふやになって
なんだか相手にも申し訳ないけれど、食べる時にも「お腹が痛くなるかもしれないけれど、ごめんね」と説明のしようがあるし、友達も「トイレ大丈夫?」と聞いてくれたり「トイレの場所を探さなきゃね」と言ってくれました
現在、わたしのステージだと手術だけでなく放射線治療だけでも治療の成果がでているようです
(これは、わたしの放射線科の先生が教えてくれました)
でも、わたしはどんな治療にもプラスの面とマイナスの面があると思います
それをきちんと知っておくことが患者には必要なのかなって思います
そして「やっぱり放射線科には、通わないと・・・」と思いました

がんサポート情報:http://www.gsic.jp/cancer/cc_07/ysc01/index.html
2012年09月16日 Posted by すもも at 00:00 │Comments(0) │放射線・・・闘病記
放射線治療~2日目~
放射線治療2日目の私です
まだまだ元気ですが、すでに「宿酔」という副作用がでてきました
「宿酔」は、車酔いのような状態になる事で、私は1日目から「ちょっと変?」って思ってましたが
いまいち、実感がなく2日目に「やっぱり変かも?」って思いました
「宿酔」に関しては私は薬はもらえなかったのですが、車酔い用の酔い止めの薬をもらっていました
やっぱり、車酔いなのね・・・って思いました
照射後は、私は「お腹が温かい」って思いましたが、これも個人差がありました
「そうでもない」って人もいました
下痢にしても宿酔にしても副作用には、かなりの個人差を感じました
下痢止めが効く人なんかは、ほんとうらやましい気持ちになりました
私は下痢止めと漢方と2種類飲んでましたが、全く効き目なしで大変でした
でも、それはあと少ししてからです

この日は夜に「卵巣捻転」の急患さんがやってきました
かなりの痛みだったらしく、話を聞いているだけでも「大変そう」って思いました
「がん患者」ってひどい痛みでくる人っていないので、痛い痛いって患者さんを見ると
「なんて大変そうなの」って思ってしまいます。で、その患者さんに「がんのほうが」と言われたり・・・
ちょっと不思議ですよね
まだまだ元気ですが、すでに「宿酔」という副作用がでてきました
「宿酔」は、車酔いのような状態になる事で、私は1日目から「ちょっと変?」って思ってましたが
いまいち、実感がなく2日目に「やっぱり変かも?」って思いました
「宿酔」に関しては私は薬はもらえなかったのですが、車酔い用の酔い止めの薬をもらっていました
やっぱり、車酔いなのね・・・って思いました
照射後は、私は「お腹が温かい」って思いましたが、これも個人差がありました
「そうでもない」って人もいました
下痢にしても宿酔にしても副作用には、かなりの個人差を感じました
下痢止めが効く人なんかは、ほんとうらやましい気持ちになりました
私は下痢止めと漢方と2種類飲んでましたが、全く効き目なしで大変でした
でも、それはあと少ししてからです

この日は夜に「卵巣捻転」の急患さんがやってきました
かなりの痛みだったらしく、話を聞いているだけでも「大変そう」って思いました
「がん患者」ってひどい痛みでくる人っていないので、痛い痛いって患者さんを見ると
「なんて大変そうなの」って思ってしまいます。で、その患者さんに「がんのほうが」と言われたり・・・
ちょっと不思議ですよね
2011年04月04日 Posted by すもも at 00:00 │Comments(0) │放射線・・・闘病記
放射線治療~入院当日~
放射線治療で入院しました。これは入院当日の私です。

乳がんの人は通院で放射線治療を受ける方が多いそうですが、
子宮頚・体がんの方は入院する事もあります
私は下痢がひどかったので、入院を選択してよかったと思っています
この日、マジックでお腹に照射用のマークをつけられました
かなり格好悪いし、やだな・・・って思ったけれど誰も見るわけでもないし仕方がない
先生に「消さないでね」と言われた。ちょっとプレッシャーやわ
2度目の入院は、お盆だったので、入院棟が手術の時と違ってガラガラでした
私は前回と同じ「753号室」
今回は卵巣がんの方と2人だけでした・・・ちょっと、寂しいスタートでしたね
私の先輩患者さんでもあった前のベットの方。
この方は、色んな意味で「医師とは」「医療とは」そして「患者とは」と考えるきっかけを与えてくれました
今の私がいるのは彼女と一緒に過ごした時間があったからだと思います
私に影響を与えてくれた患者さんは沢山います
その中でも、彼女と知り合えたのは財産だったと思っています
もう2度と会えないけれど、本当にありがとうございました
そして、安らかに眠ってくださいね

乳がんの人は通院で放射線治療を受ける方が多いそうですが、
子宮頚・体がんの方は入院する事もあります
私は下痢がひどかったので、入院を選択してよかったと思っています
この日、マジックでお腹に照射用のマークをつけられました
かなり格好悪いし、やだな・・・って思ったけれど誰も見るわけでもないし仕方がない
先生に「消さないでね」と言われた。ちょっとプレッシャーやわ
2度目の入院は、お盆だったので、入院棟が手術の時と違ってガラガラでした
私は前回と同じ「753号室」
今回は卵巣がんの方と2人だけでした・・・ちょっと、寂しいスタートでしたね
私の先輩患者さんでもあった前のベットの方。
この方は、色んな意味で「医師とは」「医療とは」そして「患者とは」と考えるきっかけを与えてくれました
今の私がいるのは彼女と一緒に過ごした時間があったからだと思います
私に影響を与えてくれた患者さんは沢山います
その中でも、彼女と知り合えたのは財産だったと思っています
もう2度と会えないけれど、本当にありがとうございました
そして、安らかに眠ってくださいね
2011年03月07日 Posted by すもも at 00:00 │Comments(0) │放射線・・・闘病記
放射線治療後の薬
他の方のブログのなかで「放射線照射後の黒ずみが気になる」というのを読みます
なんでだろう??と疑問が湧きました
私が最後の放射線科の診察の時に、医師に「この黒ずみ、なんとかなりませんか?」って聞きました
そしたら医師から「今は、ここで治療中だからうちで薬を出しているけど、家に帰ったら自分がいつも通っている病院に説明をして薬を出してもらって」と言われました(アレルギー体質なので特に)
そして「でも、あなたの場合はかなり黒いから消えないかもね」と言われました
また私の場合は、下の毛が照射が当たっていた部分は全て抜け落ちてたので「先生、生えてくる?」って聞いたら「あなたの場合は無理かな~~」なんて言われてました
そんな~~~脇の下ならいらないけど、下は嫌や~~って思った
でも、現在、ちゃんと生えてきました
ちなみに私は2グレイを25回、50グレイ照射しています
退院後すぐにかかりつけの皮膚科に行って「放射線治療受けてきました」と言って「黒ずみ、なんとかなりませんか?」って聞きました
うちの先生は、すごくいい先生なので私が告知された時にも相談に乗ってくれてたりしてたので、退院後も「よかったわね」と言って薬を出してくれました
皮膚科の先生は「なんで放射線科で出してくれないのかしら?」と言ってましたが、遠方だし。と話をしたら納得してくれました
そして、照射中に使用していた薬ではなく、少し下の薬と肌の乾燥を防ぐための薬をだしてくれました
どうも照射したところの皮膚がカサカサになってしまうんです。。。

・黒ずみには
:外用副腎質ホルモン剤:ロコイド軟膏1.0%
・乾燥予防には
:ヒルドイドソフト軟膏0.3%
ヒルドイドは、手あれにも使えて便利ですよ
これを塗り始めて、3ヶ月くらいかな?
結構、早くにお腹の黒ずみがなくなりました(下の写真です)

それから、リンパマッサージにはキュレアの薬用ローションを進められました
皮膚には皮膚の専門家だと思います
リンパマッサージは、キャリアオイルは使えません
あと精油(アロマ)も使えないので気をつけてくださいね
毛穴が黒くなっているのがわかると思います
でも今は、全く無くなっています
1皮剥けるように綺麗になりましたよ
傷跡も、もっと白っぽくなってきています
でも、これってなぜみんなが同じように指示されていないのかは不思議でしたが皮膚の黒ずみってやっぱり嫌ですよね
私が使っていた薬がいいかどうかは、個人差があると思いますが、かかりつけの皮膚科があれば聞いてみてください
なんでだろう??と疑問が湧きました
私が最後の放射線科の診察の時に、医師に「この黒ずみ、なんとかなりませんか?」って聞きました
そしたら医師から「今は、ここで治療中だからうちで薬を出しているけど、家に帰ったら自分がいつも通っている病院に説明をして薬を出してもらって」と言われました(アレルギー体質なので特に)
そして「でも、あなたの場合はかなり黒いから消えないかもね」と言われました
また私の場合は、下の毛が照射が当たっていた部分は全て抜け落ちてたので「先生、生えてくる?」って聞いたら「あなたの場合は無理かな~~」なんて言われてました
そんな~~~脇の下ならいらないけど、下は嫌や~~って思った
でも、現在、ちゃんと生えてきました
ちなみに私は2グレイを25回、50グレイ照射しています
退院後すぐにかかりつけの皮膚科に行って「放射線治療受けてきました」と言って「黒ずみ、なんとかなりませんか?」って聞きました
うちの先生は、すごくいい先生なので私が告知された時にも相談に乗ってくれてたりしてたので、退院後も「よかったわね」と言って薬を出してくれました
皮膚科の先生は「なんで放射線科で出してくれないのかしら?」と言ってましたが、遠方だし。と話をしたら納得してくれました
そして、照射中に使用していた薬ではなく、少し下の薬と肌の乾燥を防ぐための薬をだしてくれました
どうも照射したところの皮膚がカサカサになってしまうんです。。。

・黒ずみには
:外用副腎質ホルモン剤:ロコイド軟膏1.0%
・乾燥予防には
:ヒルドイドソフト軟膏0.3%
ヒルドイドは、手あれにも使えて便利ですよ
これを塗り始めて、3ヶ月くらいかな?
結構、早くにお腹の黒ずみがなくなりました(下の写真です)

それから、リンパマッサージにはキュレアの薬用ローションを進められました
皮膚には皮膚の専門家だと思います
リンパマッサージは、キャリアオイルは使えません
あと精油(アロマ)も使えないので気をつけてくださいね
毛穴が黒くなっているのがわかると思います
でも今は、全く無くなっています
1皮剥けるように綺麗になりましたよ
傷跡も、もっと白っぽくなってきています
でも、これってなぜみんなが同じように指示されていないのかは不思議でしたが皮膚の黒ずみってやっぱり嫌ですよね
私が使っていた薬がいいかどうかは、個人差があると思いますが、かかりつけの皮膚科があれば聞いてみてください