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Posted by たまりば運営事務局 at

悲しんでいい―大災害とグリーフケア



悲しんでいい―大災害とグリーフケア

涙一滴残っているかぎり
真の復興は訪れない

自分が抱えた悲しみから目をそむけず、人の悲しみからも目をそらさず、悲しみを希望に変えるにはどうしたらいいのか。人間の弱さに共感し、相手の人生を全面的に肯定するグリーフケア。日本社会全体が喪失感に覆われている今、阪神淡路大震災から東日本大震災までの、悲嘆の現場に寄り添い続ける第一人者が、グリーフケアの限りない可能性を説く。

  
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  • 2014年02月25日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)東日本大震災

    死と不安を乗り越える: 「医活」納得のいく医療との出会い方



    死と不安を乗り越える: 「医活」納得のいく医療との出会い方 大津秀一著

    内 容
    1000人の死を見届けた緩和医療医が語る自分に合った医者や治療を見つけるための正しい「医活」とは?治療や、医者、病院との付き合い方の様々な疑問に答えます。

    目 次
    序 章:がんばりすぎと不安をどう乗り越えるか
    第1章:自らの治療や死をどう乗り越えるか
    第2章:家族の病や死をどう乗り越えるか
    第3章:日本の医療をどう乗り越えるか
    第4章:日本の社会を乗り越える〜幸せになるために
    終 章:あなたがあなたであることを乗り越える
    おわりに・・・新しい世界へ向かって今を乗り越える、その先に

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    この先生の本は他にも読んだ事がありますが、緩和ケアということも内容も含めて「おじいちゃん?」ってイメージだったのが、1976年生まれと驚くほど若い!ちょっとびっくりします

    ただ、内容はすごくきちんとしたもので第1章の「自らの治療や不安をどう乗り越えるか」の中で担当の医師との相性が悪い場合は、どうすればいいでしょうか?について、医師との出会いは「結婚」と同じ。誰かがいいといったからと言って自分が嫌ならそれは、たとえ名医といわれる先生であってもその方にとっては名医ではないということ。
    これは、病院選びにも似ていると思いました。

    近いから選んだ。という患者さんもいますが、近くの先生や病院でいい先生に出会えればそれでいいし、どんなに遠くの名医であっても自分に合わなければ、その診察時間は、ただの居心地の悪い時でしかないと思います

    ようは「自分にとっての名医」であればいいんだと思います

    患者はどんなにいい先生にであっても、どんなにいい治療を受けたとしても最悪の結果になった時「自分が受けた治療が最善・最良のものであったか?」を悩むものだと思います
    その時に後悔しないこと。自分で納得したからと思う事ができれば、その時も受け止めることができるのかな?って思います

    「医活」というちょっと「婚活」みたいな響きですが、「先生選びは、結婚相手選びに似ている」という言葉に納得の内容です

      
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  • 2014年02月24日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)読んだ本・・・がん

    心のケア――阪神・淡路大震災から東北へ



    心のケア――阪神・淡路大震災から東北へ 加藤寛・最相葉月著

    内容紹介
    「心のケア」とは何だろう? そこで大切なことは?
    阪神・淡路大震災以来、16年間にわたり、多くの自然災害や人為災害において心の傷の回復に尽くしてきた精神科医・加藤寛が、ノンフィクションライター・最相葉月に語る。

    【目次】
    第1章 東日本大震災後五十日の記録
    第2章 被災者の心の傷
    第3章 阪神・淡路大震災でできたこと、できなかったこと
    ――復興期の心のケア
    第4章 回復への道のり
    ――肉親を失った二人の経験から
    第5章 支援者へのメッセージ
    巻末ルポ 1・17から3・11へ――兵庫県心のケアチームの百十一日(最相葉月)

    兵庫県心のケアチーム:http://www.j-hits.org/kokoro/

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    3.11の時、仙台にいた私は不思議な感覚になりました

    それは、全てのことが「神戸の出来事」と同じだったからです
    といっても、神戸では津波はなかったし、帰宅難民のような出来事はほとんどありませんでした

    なのに、とても似ている・・・

    それは、私にとって神戸の出来事でもあり、がんから退院してからの生活であったりします

    なぜ、自分は生きているんだろう?

    多分、一番の疑問はそこだったように感じます

    生きている自分に対する疑問。

    最近、加藤寛先生と最相葉月著で「セラピスト」という本が出版されました

    その本を読むために、その前に書かれたこの本を読む事にしました

    この本の中で今のわたしが一番、納得したことが「ボランティアをする人の心のケア」の問題でした
    ついつい、悲惨な出来事を見たり聞いたりするとそのことが頭から離れなくなってしまう時があります

    それは、ピアサポーター活動にも似ていると思いました
    自分の体験に似ている人や同じくらいの年齢の方。
    また、何か通じるものを感じてしまった時に、その人の感情が自分と一体化してしまうような気持ちになってしまうことがあります。そんな時に「きちんと忘れること」も大切なんだと思います。

    私も自分が退院した時に「なんで私は退院できて、彼女は亡くなったん・・・」と友人に話しました
    その時に彼女が「あなたと彼女では、体が違うんやから」と言ってくれました
    同じ治療を受けたからといって、同じ結果が待っているとは限らないんだなって思った

    といっても、それは何年かが経過してから納得したことで、言われた時には何かモヤモヤとしてものがありました

    その時に私は「きちんと悩んでみよう」と思いました
    彼女の病状や治療体験を思い出して調べてみることなどで、今とは違う抗がん剤の状況があったりを知りました

    がんは当然、亡くなる人がいますが、でも全ての人が亡くなっている訳ではありません

    そして抗がん剤の認可や治療が進んでいます

    色々な意味で、人ががんで亡くなるのが減っています
    でも、その分、生きているから悩んでいる人も増えているということだと思います

    神戸のことや東北のことを知る事で、見えてくることがありんじゃないのかな?と思っている私です

      
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  • 2014年02月23日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)読んだ本・・・その他

    院内サポート実習

    先日、ピアサポーター養成講座で2日間の院内サポートを行いました

    といっても、まだまだなので今回は、先輩のピアサポーターさんの女性と男性の方にくっついていました

    私は、不思議と最初の頃からこの2人の方に関わることが多いように思います

    女性と男性ということもあるし、またタイプの違う2人だけれど、それがとても参考になります

    今回、1日目は女性のピアサポーターさんにくっついていましたが、その時に私がずっと疑問に感じていた「褒めること」について実際に体験することができたので嬉しかったです

    がん患者は、一生懸命に頑張ってます。
    でも、がんになったことを責められるような発言があったり(なんでもっと早く検査に行かなかったの)とか、治療に弱音をはくと「がんばって」とか「治すためでしょ」と言われたり・・・でも、つらいことはつらいし、弱音だってはきたくない。
    そんなことは患者が一番わかってる・・・

    そんな中で「褒めてもらえること」ってほとんどありません

    がんばって当たり前。つらくて当たり前。

    今回のピアサポーターの方は、講座の中でも褒めることで相談者がとても喜ばれたという話をされていました

    でも、私はその方の実際の相談風景を見ていなかったし、どうやってこの言葉が出てきたんだろう?とずっと悩んでいました。実際に本人にも確認したりもしました。

    それが百聞は一見にしかず。

    そっか~~~いつも、こうやって褒めてるんだ~~~と目からウロコ。でした

    がん体験は、いいことよりも悪いことばかりが目に付きます。でも、そんな中からも相談者の話の中に「良いところ」を見つけて、とても自然に褒められている姿が印象的でした

    これって、この方の性格なんだなって改めて感じました

    そして、自分はこんなにはできないけれど、こういう風にならできるかな?と2日目の院内サポートでは、相談者の方に対して「いい先生に出会えてよかったですね」と声掛けをしました。

    今回、隣に座っていて考えたのは「自分ならどう声を掛けるかな?」ということでした

    できないことは沢山あります。まだまだ完璧じゃないのもわかります

    でも、そんな中で「自分はどんなサポーターになりたいか」を考えていました

    2日目についていたピアサポーターの方が「自分らしく、無理をせず」と言われていて私もそうしようと思っています。

      
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  • 2014年02月22日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)ピアサポーター

    ストレスの極致・・・

    今週、ピアサポーターとして院内デビューします

    ここのところ、色々な意味でストレスがあって「こんなに私って弱かったかな?」とか「こんなにイライラしてたかな?」って思った

    基本的には何とか逃げようとか、何とか笑って済ませてしまえ。って感じなのに・・・

    その上、この雪。。。

    で、週3回くらいの朝からの下痢が始まってます

    どうも寒い朝はダメみたいです

    「自分で自分を癒す方法」と言いながら、実際にはどうにもできないことがある

    それがちょっとつらい・・・

    それと一緒に携帯の調子が悪かったり、家のプリンターが壊れてしまったり・・・

    色んな意味で「新しい時代」がやってきたのかも。  
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  • 2014年02月17日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)その他

    口腔ケアはがん治療の入り口



    「がん患者を支える医科歯科連携~口腔ケアはがん治療の入り口~」

    口腔管理医療連携モデル事業普及啓発シンポジウム
    「がん患者を支える医科歯科連携~口腔ケアはがん治療の入り口~」

    日 時:平成26年3月2日(日)
        13:00~15:30
    会 場:愛知県歯科医師会館2F 歯~とぴあホール
    主 催:一般社団法人愛知県歯科医師会
    参加費:無料
    定 員:300名(要事前申込)

    申し込みはこちらから:http://me-net.org/





      
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  • 2014年02月06日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)お知らせ

    母性社会日本の病理 ~河合隼雄~



    母性社会日本の病理 ~河合隼雄~

    <本の紹介>
    心理療法をしていて、最近とみに心理的な少年、心理的な老人がふえてきた、と著者はいう。本書は、対人恐怖症や登校拒否症がなぜ急増しているのか、中年クライシスに直面したときどうすればいいのか等、日本人に起こりがちな心の問題を説きながら、これからの日本人の生き方を探る格好の一冊。「大人の精神」に成熟できない日本人の精神病理がくっきり映しだされる。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    先日、たまたま町カフェの休憩をしている時に、古本の販売をしている一角を見つけ、ぼ~~~~~っとして、座ったままで見ているとこの本が目に入りました

    あれ?これって私が読みたかった本??
    で、近づいてみると確かにそうでした
    しかも古本だったので、たったの30円!

    これは買うしかないな~~と、重たいのに買っていました

    読んでみて感じたのは、今の色々な問題点の原点ともいえるような事柄が書かれていました
    しかも、この文庫本の出版は1976年です。

    その長い歳月の間に、母親との関係性がますます歪んでいったのかな・・・と感じた

    そして、それは母と娘だけでなく社会として何かが大きく変化しているように感じました

    最近の会社内でのモラハラやパワハラ、そして、企業へのクレームも根本は同じようにも感じます

    ただ、母系社会のいいところには「人を許す優しさ」も含まれているようにも感じるのですが・・・

    もう1度、社会の中で親との関係や大人とは何か?を考え直す時期がきたのかなって感じた私です

      
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  • 2014年02月04日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)読んだ本・・・心理学