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死と不安を乗り越える: 「医活」納得のいく医療との出会い方

死と不安を乗り越える: 「医活」納得のいく医療との出会い方 大津秀一著
内 容
1000人の死を見届けた緩和医療医が語る自分に合った医者や治療を見つけるための正しい「医活」とは?治療や、医者、病院との付き合い方の様々な疑問に答えます。
目 次
序 章:がんばりすぎと不安をどう乗り越えるか
第1章:自らの治療や死をどう乗り越えるか
第2章:家族の病や死をどう乗り越えるか
第3章:日本の医療をどう乗り越えるか
第4章:日本の社会を乗り越える〜幸せになるために
終 章:あなたがあなたであることを乗り越える
おわりに・・・新しい世界へ向かって今を乗り越える、その先に
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この先生の本は他にも読んだ事がありますが、緩和ケアということも内容も含めて「おじいちゃん?」ってイメージだったのが、1976年生まれと驚くほど若い!ちょっとびっくりします
ただ、内容はすごくきちんとしたもので第1章の「自らの治療や不安をどう乗り越えるか」の中で担当の医師との相性が悪い場合は、どうすればいいでしょうか?について、医師との出会いは「結婚」と同じ。誰かがいいといったからと言って自分が嫌ならそれは、たとえ名医といわれる先生であってもその方にとっては名医ではないということ。
これは、病院選びにも似ていると思いました。
近いから選んだ。という患者さんもいますが、近くの先生や病院でいい先生に出会えればそれでいいし、どんなに遠くの名医であっても自分に合わなければ、その診察時間は、ただの居心地の悪い時でしかないと思います
ようは「自分にとっての名医」であればいいんだと思います
患者はどんなにいい先生にであっても、どんなにいい治療を受けたとしても最悪の結果になった時「自分が受けた治療が最善・最良のものであったか?」を悩むものだと思います
その時に後悔しないこと。自分で納得したからと思う事ができれば、その時も受け止めることができるのかな?って思います
「医活」というちょっと「婚活」みたいな響きですが、「先生選びは、結婚相手選びに似ている」という言葉に納得の内容です