母性社会日本の病理 ~河合隼雄~

母性社会日本の病理 ~河合隼雄~
<本の紹介>
心理療法をしていて、最近とみに心理的な少年、心理的な老人がふえてきた、と著者はいう。本書は、対人恐怖症や登校拒否症がなぜ急増しているのか、中年クライシスに直面したときどうすればいいのか等、日本人に起こりがちな心の問題を説きながら、これからの日本人の生き方を探る格好の一冊。「大人の精神」に成熟できない日本人の精神病理がくっきり映しだされる。
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先日、たまたま町カフェの休憩をしている時に、古本の販売をしている一角を見つけ、ぼ~~~~~っとして、座ったままで見ているとこの本が目に入りました
あれ?これって私が読みたかった本??
で、近づいてみると確かにそうでした
しかも古本だったので、たったの30円!
これは買うしかないな~~と、重たいのに買っていました
読んでみて感じたのは、今の色々な問題点の原点ともいえるような事柄が書かれていました
しかも、この文庫本の出版は1976年です。
その長い歳月の間に、母親との関係性がますます歪んでいったのかな・・・と感じた
そして、それは母と娘だけでなく社会として何かが大きく変化しているように感じました
最近の会社内でのモラハラやパワハラ、そして、企業へのクレームも根本は同じようにも感じます
ただ、母系社会のいいところには「人を許す優しさ」も含まれているようにも感じるのですが・・・
もう1度、社会の中で親との関係や大人とは何か?を考え直す時期がきたのかなって感じた私です
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2014年02月04日 Posted byすもも at 00:00 │Comments(0) │読んだ本・・・心理学
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