スポンサーリンク
ポジティブ心理学とは~その2~

人は人生を悲しみの多い憂き世としてではなく、幸せな時間と考えるべきだ。
人は自分の仕事に喜びを見出すべきだ。仕事を生活の糧、生活のすべてであると考えることなく。
人は精力的であり、覚醒しており、趣があり、快感に敏感な人であるべきだ。
酒色にふける人とか好事家などという汚名を被ることなく、人生をとことんまで楽しめる人であるべきだ。-ヒュー・ヘフナー-
自分が生きているという理由、この世界に存在する理由。そういったものの中に自分の生きがいや充実感を見出すという側面。それをエダイモニック側面という。これをヘドニックな側面と区別してる。ひとくちに充実感・幸福感といっても、その中には、快楽的側面と充実感といった側面の2つがある
主観的充実感の側面
感情的充実感
・陽性感情・陰性感情(の低さ)
心理的充実感
・人格成長、人生目的、自己受容
・積極的対人関係、自律心、環境制御力
社会的充実感
・社会的一体感、社会的貢献度、社会的統合感
・社会的受容感、社会的実現感
「過去においてとりわけ落ち込むような出来事を体験していないこと」
+(プラス)
3つの側面のいずれにおいても高いウェル・ビーイングを示す=「フラリッシュ : 元気感」
ポジティブな個人特性について
1:人間の長所や最大限の潜在能力という概念をどのように定義しうるのか。
2:人間のポジティブな特性をどのように獲得し伸ばすことが出来るのか。
1)良い人生につながる充実をもたらす
2)それ自体が精神的・道徳的に価値をもつ
3)発揮することが他の人を傷つけない
4)反対語に望ましい性質がない
5)実際の行動として表現される
6)他の特性と明確に区別される
7)規範的な人物や物語に具現化される
8)天才的な人物がいる
9)欠如した人物がいる
10)それを育成するための制度や伝統がある
VIA-ISの開発
「VIA-IS」における強みは、全部で24に分けられ、そのうちトップ5の強みが「特徴的な強み」とされています。
この「特徴的な強み」を仕事などで工夫して活用することで、仕事の満足感や充実感が向上するという研究結果も報告されています。米・ペンシルベニア大学公式ウェブサイトである「Authentic Happiness」で、ポジティブ心理学の第一人者であるクリストファー・ピーターソン博士とマーティン・セリグマン博士が開発した
知恵と知識 ・・・ 独創性、好奇心・興味、判断、向学心、見通し
勇 気 ・・・ 勇敢、勤勉、誠実性、熱意
人 間 性 ・・・ 愛される力・愛する力、親切、社会的知能
正 義 ・・・ チームワーク、平等・公正、リーダーシップ
節 度 ・・・ 寛大、謙虚、思慮深さ・慎重、自己コントロール
超 越 性 ・・・ 審美心、感謝、希望・楽観性、ユーモア・遊戯心、精神性
ポジティブ心理テスト:http://www.sinritest.com/positive/
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
がん患者になってわかったのは、同じように病気になっていても
人それぞれに病気の受け止め方が違うということでした
何年もかかって受け入れていく人もいれば、ずっと受け入れられない人もいます
ただ、自分の病気を受け入れることが「よりよい人生」の扉の第1歩なんじゃないのかな?
なんて思っていたりします
たまにですが「なぜここまで悪く考えてしまうんだろう?」という患者さんに出会う事があります
「トリプルネガティブ」って感じで話を聞いているほうが、つらくなってしまいます
患者同士だからかな?って思うけれど、せめて外では「ポジティブ感情」で。。。