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新大久保で焼肉。

大阪時代の友達と、新大久保に行って焼肉を食べてきました

私が仙台に入院している時にも、お見舞いに来てくれました
その後、メールをしたけれど連絡がなくて久しぶりに電話をしたら
『元気そうだから、焼肉でも食べに行こう』ということになった
久しぶりの新大久保。久しぶりの友達との再会。
焼肉を食べながら「以前、メールもらったけど何だか大変そうだなって思って返信ができなくて、ごめん」と言われました
私としては「暗い内容」は極力、書かないようにと決めていたはずなのに・・・・

でも、そんな風に自分は相手に気を使われていたんだと思った
そして、私は気を使わせるような行動をしていたんだなって思った
人に伝える時は、できるだけ明るく。と思っていたはずなのに・・・・
先日、性暴力の被害者の人について取り上げている番組を見ました
その時に、被害者の方が医師に言われたのが
「自分の感情に責任は持つな」と「人に言う時は相手と場所を選べ」だったと思います
自分の中で何かを消化していく過程で生まれてくる色々な感情を「いい」「悪い」と決め付けないで受け入れてあげることが大切なのかな?と思った
がんという病気も同じような気がする「あの時、ああすればよかった」とか「なぜ、あんなことをしてしまったのだろう」など、感情は自分が頭で考えるのとは違う部分で生まれてくる気がします
私だって今でも「あの時、結婚していればよかった」とか「子ども生んでおけばよかったかな」とか「親に申し訳ない」と思う事がある。それは、電車の中でふと思う時もあるし、家でテレビをみていたりお風呂に入っていたりと、ところかまわず・・・って感じです
先日も、何かは忘れてしまったけれど電車の中で、ふと涙があふれてきた
う~~ん、困ったな。とは思ったけれど、私自身はそういう時は、これもいいやと受け入れるようにします
どんなに泣いちゃだめと思っても、そういう時の涙は止めれないし・・・
そして、今回の私の焼肉の友達と同じように自分の感情をそのまま伝える事が必要以上に相手に負担にさせていることがあるんだなと思った
今の私なら、がんの事はがん友さんに。(ピアサポーター)と思う
どんなにわかって欲しいと思っても理解できない事が沢山あるのだから。。。
下世話な話ですが、私はよく「寝てないからわからん」と言います
どんなに愛し合った男と女でも、相手の気持ちはわからない
でも、どこかで「肌が合う・合わない」はあると思う
それを確かめる方法は、寝るしかないけれど、そうそう誰とでも寝る訳にはいかないし
相手が女だと、それは私のタイプではないので。。。としか言えない
第一、今の私としては、そういうことができるかどうかすらわからないものだし
どんなに愛し合っていても、子どもがいても、寝ていたって別れる夫婦は沢山いるんだし・・・
恋愛だってそんなだから病気の事はもっともっと、話せば分かる。というのは、あんまり信用していない私です。どんなに言葉をつくしても伝わらないものが沢山あると知った2年半だったから
でも、だからこそブログを書いたり、自分の体験や気持ちを話したりします
もちろん、同じ体験をした人は別だけれど、でも、年齢や立場によっても違うと思う
幸いというか、自分は若いがん体験者です
そういう人が声をあげることって大切な気がする
若くて元気な人だって、がんにはなるんだし、そして、そういう人がちゃんと生きて生活している
そして、色んな壁に立ち向かっているんだと知って欲しいなと思った
同情ではなく、正しい知識でもってがんを知って欲しい。
そして伝える側も、相手の身になって伝えて欲しいと思う。
それがお互いの最低限度のルールなのかなって思っています