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「死ぬ瞬間」と死後の生~エリザベス・キューブラー・ロス~



「死ぬ瞬間」と死後の生
 著者はホスピスを世界に広めた精神科医で、臨死体験を綴った『死ぬ瞬間』などの著書でも知られる。彼女はどうしたら苦しみを乗り越えられるか、死を恐れずに受け入れられるかをテーマに、各国で講演している。本書はそれら講演の内容をまとめたもので、彼女の語りが笑い声まで再現されていて思わず引き込まれる。
 「人間は直感で正しい道が分かるものだ。それに従うと困難な道を行くことになる。だがその苦しみを耐え抜くと多くを学ぶことができる」という彼女のメッセージは、より良い死はより良く生きることによってもたらされると教えられる。様々な困難にさらされる現代人にとって、人生を100%生きるのが難しい時代だ。それだけに彼女の一言一言には重みがある。

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前回の本と平行に読んでいたあと1冊を読み終えました
「死ぬ瞬間」と言われて人はなにを考えるのでしょうか?
というか、元気な時に自分が「死ぬ瞬間」を想像する人は、一体どれくらいいるのでしょうか?

「がん」だから・・・というのではないです
でも、ある日自分が「がん患者」になってしまう時に最初に考える事が「死ぬこと」です
「私はどれくらい生きていけるのかな?」ということ
そして、自分が知っている「がん患者」を探していたりします
それは、自分の祖母だったり親だったり親戚だったりします
自分と同じ病名の芸能人だったりもします
「あの人は、生きてる」と考えて「自分も大丈夫だよね?」と思ったり
でも「あの人は亡くなってる・・・私は?」と考えてつらくなってしまったり

人はなぜ自分の幸せに気がつくのか?

それは『不幸を知っているから』だと思います

不幸な体験をして初めて本当の意味で「幸せ」を知る事ができる
だからこそ自分に「死ぬ瞬間」がいつ訪れたとしても、後悔ないように生きていこうと願っているのだと思います
死は全ての人に訪れます

死亡率100%です

どんな人生を望むのか。それは自分で決めることができるのだと思います

私は最期は「笑っていたいな」って思います
たとえたった1人であっても、どんな場面であっても「まあ、よかったんじゃない」って笑っていたいなって思います  
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  • 2011年12月26日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)読んだ本・・・がん