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Posted by たまりば運営事務局 at

赤ちゃん

日曜日に友達が3400グラムの元気な赤ちゃんを産みました

メールがきて、さすがに産んだ日に行くのはお母さんも大変だろうと思って今日、行って来ました
新生児室のは小さくて可愛い赤ちゃんが4人並んでいました。友達の赤ちゃんよりも2日前に生まれた子は、ちょっとしっかりした顔をしていてお兄ちゃんが見に来た時には少しだけれど目を開けました。まだ見えていないんだろうけれど、一生懸命声のするほうを見ている気がしました

私が入院していた病院は産科が6階で婦人科が7階だったので、産まれたばっかりの赤ちゃんを見ることはありませんでしたが、あの時の私だったらどういう気持ちで見ていたんだろうと思った

子宮がん(頸がん・体がん)の患者さんの中には、妊娠と同時にがんが見つかる患者さんもいます
そういう方は、残念だけれど赤ちゃんと子宮を一緒に取らなくてはいけなくなるそうです
私が入院していた時にも、そういうお母さんがいました。赤ちゃんは生まれてこれなかったのに母乳は出るので飲んでくれる子どもがいなくてもお乳を出さなくてはいけないので、泣きながら出していたと聞きました。なんて切ないんだろう・・・と思った。

友人が乳がんの手術を受けた病院は、がんで子宮を失った患者さんも出産したお母さんも一緒の階だったそうです。今の私なら、友達の赤ちゃんを見て「なんて可愛いんだろう」と思えるけれど、手術をした時はどうだったんだろう?と思います。そして、友達の赤ちゃんじゃなかったら・・・と思った。でも今は、生まれてきたことは、やっぱり奇跡なのかもしれないなって思う。

まだまだ患者さんの気持ちに配慮していない病院もあります。

でも、あまりにも自分を「かわいそうな私」としてしまっている患者さんもいるように感じます

難しいけれど、生めなかった自分には自分の役割があると思って欲しいなって思います。う~~~ん、でも、やっぱり難しいのかな・・・face10
  
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  • 2013年05月14日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)がんとこころ