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Posted by たまりば運営事務局 at

点と線

先日、あるピアサポーターさんについて話を聞きました

相談者がひとしきり話した後で、そのピアさんが「不安なんですね」と聞いたそうです

すると、相談にこられた方が一瞬、考えて「そうです」と言ったそうです

実際にはその相談者が何かを言った訳ではなかったそうですが、その人が話しているのを聞いてそのピアさんは、相談者の本当の気持ちに気がついたということだと思います

ついつい、私たちは人を「点」でみてしまいます

何か出来事が起きてそこについてだけでみてしまう。それが「点」

でも、実際には色々なことがあってその人がそのことを言っているんだということです。それが「線」

そのピアサポーターさんは、相談にこられた人の話を聞きながら、その方の「線」の部分を感じていたということだと思います

人は「線」について、気づいてもらえると相手に対して「わかってもらえた」と思うそうです

たまに、「あんなに真面目な人が」という人が、急に切れるという場面に出くわすことがあると思います

なんで?と思ったことはないでしょうか?

切れるという行為だけを考えると、その人が悪い気がします。「そんな簡単なことで」と感じる場合が
それが相手を「点」でみているということです

その人は我慢して我慢して、切れたのかもしれない

人をきちんと見ていない人は、その「点」だけを見て相手を判断しようとしてしまい切れた人を「批判」してしまいます

がん患者さんと話していると、つい「がん」のことを考えてしまいます

でも、実際にはがん患者だからではなく、その前のことがあってがんがあって・・・なんじゃないかなって思います

相手の「線」をみる

難しいけれど、私もがんばってみます





  
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  • 2015年02月08日 Posted by すもも at 20:44Comments(0)がんとこころ