たまりば

多摩の地域情報 多摩の地域情報三鷹市 三鷹市

スポンサーリンク

上記の広告は、60日以上更新がないブログに表示されています。
新たに記事を投稿することで、広告を消すことができます。  

Posted by たまりば運営事務局 at

中高生を対象とした外科手術体験セミナー



J&J、昭和大学病院と共同で、中高生を対象とした外科手術体験セミナー「ブラック・ジャック セミナー」を開催

ジョンソン・エンド・ジョンソン メディカルカンパニー(以下、J&J)は8月20日、昭和大学病院との共催で、学生向け外科手術体験セミナー「ブラック・ジャック セミナー」を開催した。

「ブラック・ジャック セミナー」は、深刻な医師不足が懸念される中、実際の医療現場での体験を通じて、「将来医師になりたい」「医療に携わりたい」と興味を抱く学生が増えることを期待し、将来の日本の医療に貢献したいという想いから企画されたという。今回の「ブラック・ジャック セミナー」は、昭和大学病院の第一線で活躍する先生の指導のもと、中学生・高校生40名が手術用の衣服を着用し、外科手術を体験した
 
今回学生たちが体験した模擬手術は5つ。腹腔鏡下手術では、胆のうや胆石症の手術を、実際の先生もトレーニング用として使うシミュレーション機器を使って行った。胆のうを電気メスで切り取る手術なのだが、足のペダルで電気を送り、レーザーメスを使って切り取る作業に学生たちは悪戦苦闘。胆のう部分をモニターに映し出すカメラを操る担当者。胆のうを押さえて摘出しやすくする担当者。そして、胆のうをメスで切る担当者に分かれて、それぞれが協力しながら手術を行うことを学んだ。

続いて、皮膚を切る超音波メスを体験した。皮膚に見立てた鶏肉をメスで切断する体験を行うのだが、今回使用するメスは、1秒間に5万5500回の振動で組織を切ることができる最新機器。摩擦熱で鶏肉が焼ける臭いに先生は、「人間の皮膚も超音波メスで焼けると臭いがする」と、実際の手術さながらの環境であることを学生たちにレクチャーしていた。

手術針、糸を使った縫合を体験するコーナーでは、まず、ひもを使って血管を縛る基本の結び方をトレーニング。そして、切れた皮膚を縫い合わせる体験を行った。針に糸を通して縫っていく姿は、まるで医師さながら。そんな学生たちの姿に、先生たちも舌を巻いていた。

胃を切ってつなぐ手術を行うコーナーでは、スポンジでできた胃にあるがんを取り除く作業を体験した。まず、十二指腸と胃を切断する作業からスタート。切ると同時に切断面を塞ぐ機器で、慎重に切断していく。そして、がんを取り除いて再び十二指腸とつなぐ作業を行った。「体験では、スポンジの胃を手に持ちながら行ったのだが、実際の手術では、自由に動かすことができないので、もっとたいへんな作業になる」と、実際の手術では、今行った作業がどのようになるのかも先生たちが説明していた。

最後の内視鏡視下鉗子操作では、先端でものを挟める機器を左右に持ち、小さなビーズや輪ゴムを使って細かい作業を行うというトレーニングを行った。ゴム同士を結ぶ作業では、なかなかうまく結べずイライラしながらも、真剣なまなざしで手術道具を駆使する学生たち。ゴムが結べたときは、大きな声をあげて喜んでした。

トレーニング終了後、講堂に場所を移し、参加学生たちに「ブラック・ジャック セミナー」修了証が授与された。昭和大学病院 消化器・一般外科 診療科長 教授の村上雅彦先生は、「実際の手術は、奥行きがあったり、動きがあったりするので、もっと難しい作業ばかり。今回の体験を通じて外科医に興味を示して欲しい」と、参加した多くの学生たちに医師を目指して勉強してもらいたいと訴えていた。

ジョンソン・エンド・ジョンソン メディカルカンパニー=http://www.jnj.co.jp/jjmkk/
昭和大学=http://www.showa-u.ac.jp/

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
もう終わってしまったセミナーの紹介で、すみません・・・
なかなかこういった情報を見つけるのが難しいです
先日も岐阜大学病院のHPで、同じようなセミナーを見つけました
色々な病院で、こういったセミナーが行われているのはとてもいい事だと思います
きちんとした場所で、本物の機器を使いながら医師から教えてもらえるというのは
かけがえのない体験になると思います
私の考えですが、医療体験というものはこういった専門的な場所で、特別な体験として行われるものだと思います。それ以外で医療機器を使った体験学習は、行ってはいけないように思います
AED=自動体外式除細動器(じどうたいがいしきじょさいどうき)などの指導も、学校や市役所での体験などのように、きちんとした指導者がいて場所があって特別な体験でなくてはいけないと思っています
人の命を扱っているという意識を持って医療機器を使って欲しいと思います

このような体験セミナーがもっと増えていってくれるといいですね  
  • このエントリーをはてなブックマークに追加


  • 2011年09月05日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)その他