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親ががんだとわかったら~家族目線のがん治療体験記~

親より先にがんになってしまった私としては、少し複雑な思いで読み始めた本

『親ががんだとわかったら』

そっか・・・普通であれば、自分よりも親のほうが、がんになる確率が高いもんな・・・って思った
色んな意味で考えさせられた本でした


目次:
第1章 親のがん発覚と病院選び(悪いニュースは一本の電話からまずは情報収集、解説書をゲット ほか)
第2章 家族の気持ちと時間割(父母にそれぞれ携帯電話支給飲み込める食べ物探し ほか)
第3章 抗がん剤投与の入院生活(スケジュールの決定はいつも直前入院時の素行不良に要注意 ほか)
第4章 代替医療の検討と実験(代替医療の方向性を探る「腫瘍」と「免疫力」を考える ほか)
第5章 手術前後の入院生活(医師に信頼を寄せる瞬間ついに決定、手術の内容 ほか)

親なら、そうそうって思えるような内容であっても『自分なら嫌だな』とか『自分なら納得できない』と
思うような事が多い気がしました。私は、何度も途中で読むのをやめました・・・
どうしても「患者目線」になってしまう自分がいて、素直に「そうそう」とはいえません

ただ、親を思う子供の姿勢が見えるので親としては何も言えないのかな?って思ったり・・・
複雑な思いのする内容です

でも後半に書かれていた家族のケアやなんかは、私にはわからなかったので「そっか・・・」と
気づかされたりしました

そうかも知れないな、と少しですが家族の気持ちがわかった気がしました
そして、患者だけではなく家族の心と体のケアも必要なものなんだなって感じました

ただ、私としては『子供ががんだとわかったら』って内容の本がでてくれたらなって思ってしまいましたが・・・

がんの悩みは年齢によっても違うと言われていますが、これを読んでますますそう感じました

でも、親ががんになったら読んでみるのはいいのかなって思います

ただ、その時にもやはり相手を思いやる姿勢をきちんと示してあげるのが一番だと思います
できるだけ話を聞いてあげる。
それが大切だろうなって体験者としては思いました


親ががんだとわかったら~家族目線のがん治療体験記~


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    2010年10月24日 Posted byすもも at 00:00 │Comments(0)読んだ本・・・がん

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