たまりば

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元祖『方言女子』

入院している時に、『42才・52才・62才・72才・82才』の5人でよく病棟を歩いていました

「うまいこと10歳違いが集まったもんやわ~~」なんていいながら、いろんな話をしました

東京から入院したと聞いて『綺麗に話しするのに、恥ずかしいわ』と言っていた人たちにとって
私の関西弁は、かなりの驚きだったようです・・・

なんで関西弁!!みたいな感じだったけれど、病棟の中で『関西弁を話す面白い子がいる』と、うわさになっていたというのを2度目の入院で知りました
これが標準語なら、誰も話しかけてくれなかった??かも知れないけれど、関西弁が珍しかったのか、よく話しかけてもらいました

その時に、おばあちゃんたちが『~~だっちゃ』って言うのを聞いて『可愛い~~』って言うと『そんなの言われたことない』と言うから『いや、絶対、可愛いって』と言っていた私。(考えたら、みんながそういうから可愛いとは言われないんだけど・・・)

それから、おばあちゃんたちの『方言講座』が始まりました
山形・宮城(県南・県北で違うらしい)の言い回しの違いなどを、元祖『方言女子』の、おばあちゃんたちは生き生きとして教えてくれました
詳しい事は忘れたけれど「ご飯食べる」が「ままけ」で「あんだ」=「あなた」、「おしょすい」=「恥ずかしい」ってノートに書いてますface02

その中で女学生の時の学徒動員の事なども教えてくれました

色んな話をしてくれたなって思う。
ほとんど(半分くらい?)、わからなかったけど、方言が持つ音の響きがいいなって思った
イントネーションって、ふっとその場所に連れて行ってくれる気がします
宮城の友達と話すと『~~だっちゃ』とは言わないけど、ほんわかした空気感を感じます
方言には、その土地の風土や人柄を感じる気がします

何かで『標準語は書き言葉』で『方言は話し言葉』というのを聞いたことがあります
だから、感情を表現するのには、方言が一番伝わりやすいと言います

52歳の人は、その後はわかりません
62歳の人は、その後子宮が下がるので手術でネットをつけてもらったそうです
72歳の人はその後、地元で亡くなりました
82歳のおばあちゃんは、局所再発して手術後に、ストーマになりました

みんな『色んな人生だな』って思います

つらいはずの入院だったけれど、振り返れば楽しい時間だったなって思ってます

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    2012年03月27日 Posted byすもも at 00:00 │Comments(0)その他

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