ねばならない思考?
ふと最初に勤めた会社の同僚を思い出しました
新卒の私の後で中途採用でやってきた5歳上の彼女は、誰が見ても「ちゃんとした人」でした
ミリ単位の正確さを求められている職種と彼女はよく合っていたと思います
ただ、不思議な事が沢山ありました
私が仕事を辞めて、東京で結婚してからも付き合いがあったのですが、ある時、彼女にすごく怒られたことがありました。理由は『年賀状がお年玉付きじゃなかった』という事でした
電話がかかってきて「お年玉付き年賀状じゃないんだったら、年賀状はいらないから」と言われました
えええ~~と驚いている私に「私はお年玉付き年賀状の当選番号を見るのが楽しみなの。それがない年賀状なんてもらっても仕方がないから、送ってこなくてもいいわ」と吐き捨てるように言われました
彼女は、いつも年賀状を市販のお年玉付きではないので送ってくる私が気に入らなかったようでした
それからは、必死でお年玉年賀状を探して送っていました
その後も「私が手紙を出しても返信もこない」と言われて「えええ~~、だってハガキをもらった時には必ず電話してるやん・・・」というと「それは、それでしょ。こちらはハガキを出しているんだから、返事は書くものでしょう」と言われました
そういうものなんだ・・・と思ってできるだけ出してはいたんだけれど、彼女が言うには「自分が出した時じゃない時も出してくるのが普通」らしく、私のように「もらったら出す」という人はダメだそうです
そんな彼女は、毎日の予定が決まっていました
月曜日には、OOをして。火曜日にはOOをする。って歌みたいだけれど、ちゃんと決めていました
そのせいもあって「ご飯を食べに行こうね」って言うと「私は、9時半に帰るから」と言われて「そんなの決めてたら楽しくないでしょ?」というと「土曜日は、顔をパックして爪を切ってと予定があるの。それでお風呂に入って12時に寝るとして、逆算すると9時半には帰らなきゃいけないの」と言われました。そして、本当に帰っていく人でした
そんな彼女と、10年以上は友人関係を続けていましたが、彼女がお母さんの為に家を買ってあげたあたりから、何だかギクシャクしてきました
彼女いわく「OOちゃんは、私が家を買ったといったら、家までお祝いを届けてくれたの」と言っていたのですが、その頃には東京に住んでいて年賀状くらいしか付き合いのなかった私は「よかったね」と軽く言っていました。今考えると、それも気に入らなかったんだろうな~~って思います
「友達が家を買ったんだから、お祝いくらいして当たり前でしょ」というのを言いたかったんだろうなって思うけれど、私としてはほとんど付き合いらしい付き合いもない彼女だし、そもそもいつも怒られているので何かをしてあげたいと思っていなかったのかもしれないなって思った
その後、何かを話していてまたまた彼女に怒られて、何だか訳が分からなくなったので友達に「どう思う?」と聞いてみた。その時に「すももとは合わないんじゃない」と言われて、付き合いをやめました
私の中学からの友達も「とってもきっちりした人」です
彼女にこの話をした時に「その人の気持ちはわかる」と言うので「えええ~~そんなん帰ったりするの?」って聞くと「それは、予定を変えればいいから次の日とかにするわ」と言われました
そっか~~そうだよね~~と思った。だから、私は彼女と上手くやっていけるんだなって思った
せっかくの楽しい時間なのに「帰ります」って帰る人って(理由にもよるけれど)何となく私は無理だなって思う
彼女とはその後もひと悶着あって、もう連絡もとっていないしどうしているかわかりませんが、彼女を思い出した時にふと『ねばならない思考』の強い人だったなって思いました
それは自分の中のルールならいいと思います
ただ、それを人に押し付けるようになったら、何かおかしい気がします
先日、コーヒーショップでお持ち帰り用の水筒を持ってきている年配の女性(65歳以上かな?)を見かけました
彼女は『いっぱいにしてくれって言ったでしょ。何度、言ったらできるの』と声を荒げていました
そして「店長を出して」と、今度は店長に怒鳴っていました
そのやり取りを聞いてふと「いっぱいってどれくらいだろう?」と思った
彼女が思う「いっぱい」と他の人が思う「いっぱい」が同じって誰が決めたのだろう?って思った
そして、彼女がいった相手は果たして毎回同じ人だったんだろうか?って思った
毎回違う人だったら、その人によっても「いっぱい」は違うだろうし・・・
なぜ、自分が思う事がみんな正しいって言えるのかな??って思った
それならテープでも貼って「ここまでお願いします」って言うほうが、よほどか正確で気持ちいい人なんじゃないのかな?って思った
そして、ふと、連絡をしなくなった彼女を思い出した私です
自分の理想の男性としか結婚したくないと言っていた彼女が結婚しているとは、ちょっと思えないけれど人は変わるものだし、幸せでいてくれたらって思いました
新卒の私の後で中途採用でやってきた5歳上の彼女は、誰が見ても「ちゃんとした人」でした
ミリ単位の正確さを求められている職種と彼女はよく合っていたと思います
ただ、不思議な事が沢山ありました
私が仕事を辞めて、東京で結婚してからも付き合いがあったのですが、ある時、彼女にすごく怒られたことがありました。理由は『年賀状がお年玉付きじゃなかった』という事でした
電話がかかってきて「お年玉付き年賀状じゃないんだったら、年賀状はいらないから」と言われました
えええ~~と驚いている私に「私はお年玉付き年賀状の当選番号を見るのが楽しみなの。それがない年賀状なんてもらっても仕方がないから、送ってこなくてもいいわ」と吐き捨てるように言われました
彼女は、いつも年賀状を市販のお年玉付きではないので送ってくる私が気に入らなかったようでした
それからは、必死でお年玉年賀状を探して送っていました
その後も「私が手紙を出しても返信もこない」と言われて「えええ~~、だってハガキをもらった時には必ず電話してるやん・・・」というと「それは、それでしょ。こちらはハガキを出しているんだから、返事は書くものでしょう」と言われました
そういうものなんだ・・・と思ってできるだけ出してはいたんだけれど、彼女が言うには「自分が出した時じゃない時も出してくるのが普通」らしく、私のように「もらったら出す」という人はダメだそうです
そんな彼女は、毎日の予定が決まっていました
月曜日には、OOをして。火曜日にはOOをする。って歌みたいだけれど、ちゃんと決めていました
そのせいもあって「ご飯を食べに行こうね」って言うと「私は、9時半に帰るから」と言われて「そんなの決めてたら楽しくないでしょ?」というと「土曜日は、顔をパックして爪を切ってと予定があるの。それでお風呂に入って12時に寝るとして、逆算すると9時半には帰らなきゃいけないの」と言われました。そして、本当に帰っていく人でした
そんな彼女と、10年以上は友人関係を続けていましたが、彼女がお母さんの為に家を買ってあげたあたりから、何だかギクシャクしてきました
彼女いわく「OOちゃんは、私が家を買ったといったら、家までお祝いを届けてくれたの」と言っていたのですが、その頃には東京に住んでいて年賀状くらいしか付き合いのなかった私は「よかったね」と軽く言っていました。今考えると、それも気に入らなかったんだろうな~~って思います
「友達が家を買ったんだから、お祝いくらいして当たり前でしょ」というのを言いたかったんだろうなって思うけれど、私としてはほとんど付き合いらしい付き合いもない彼女だし、そもそもいつも怒られているので何かをしてあげたいと思っていなかったのかもしれないなって思った
その後、何かを話していてまたまた彼女に怒られて、何だか訳が分からなくなったので友達に「どう思う?」と聞いてみた。その時に「すももとは合わないんじゃない」と言われて、付き合いをやめました
私の中学からの友達も「とってもきっちりした人」です
彼女にこの話をした時に「その人の気持ちはわかる」と言うので「えええ~~そんなん帰ったりするの?」って聞くと「それは、予定を変えればいいから次の日とかにするわ」と言われました
そっか~~そうだよね~~と思った。だから、私は彼女と上手くやっていけるんだなって思った
せっかくの楽しい時間なのに「帰ります」って帰る人って(理由にもよるけれど)何となく私は無理だなって思う
彼女とはその後もひと悶着あって、もう連絡もとっていないしどうしているかわかりませんが、彼女を思い出した時にふと『ねばならない思考』の強い人だったなって思いました
それは自分の中のルールならいいと思います
ただ、それを人に押し付けるようになったら、何かおかしい気がします
先日、コーヒーショップでお持ち帰り用の水筒を持ってきている年配の女性(65歳以上かな?)を見かけました
彼女は『いっぱいにしてくれって言ったでしょ。何度、言ったらできるの』と声を荒げていました
そして「店長を出して」と、今度は店長に怒鳴っていました
そのやり取りを聞いてふと「いっぱいってどれくらいだろう?」と思った
彼女が思う「いっぱい」と他の人が思う「いっぱい」が同じって誰が決めたのだろう?って思った
そして、彼女がいった相手は果たして毎回同じ人だったんだろうか?って思った
毎回違う人だったら、その人によっても「いっぱい」は違うだろうし・・・
なぜ、自分が思う事がみんな正しいって言えるのかな??って思った
それならテープでも貼って「ここまでお願いします」って言うほうが、よほどか正確で気持ちいい人なんじゃないのかな?って思った
そして、ふと、連絡をしなくなった彼女を思い出した私です
自分の理想の男性としか結婚したくないと言っていた彼女が結婚しているとは、ちょっと思えないけれど人は変わるものだし、幸せでいてくれたらって思いました
2012年07月06日 Posted byすもも at 00:00 │Comments(0) │その他
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。