たまりば

多摩の地域情報 多摩の地域情報三鷹市 三鷹市

スポンサーリンク

上記の広告は、60日以上更新がないブログに表示されています。
新たに記事を投稿することで、広告を消すことができます。  

Posted by たまりば運営事務局 at

間寛平さん~前立腺がん~

関西人なら、子供の時からよく知っている間寛平さんが
足掛け3年かかって地球1周して帰ってきました

出発してから300日を過ぎてから、前立腺がんが見つかりました
早期がんの状態ではありましたが、自分の体のみで戦っているってすごいなって思います

寛平さん、おかえりなさい。

前立腺は男性にだけあり、精液の一部をつくる臓器です。
前立腺は、恥骨(骨盤を形成する骨のひとつで、下腹部に触れることができます)の裏側に位置し、
栗の実のような形をしています。
この前立腺にがんが発生する病気が前立腺がんです。

60歳を超えると、前立腺がん、もしくは前立腺肥大といわれる方が多くなっていきます。
私の父親は前立腺肥大でした
良性で、よかったと思いましたが、そんなに沢山の人がいるとは知らなくて
父親が「結構、沢山いるらしい」と言うのを聞いて、そうなんかって思っていました

現在は、前立腺特異抗原(PSA検査:腫瘍マーカー)も普及しているので、
若い人でも健康診断にオプションでつけることができたり、市の検診でも受けれたりするそうです

前立腺がんは、早期であればかなりの確立で治るがんだと言われています

以前、前立腺がんの体験者の方と話をした時に「手術にするか、放射線にするかで悩んでいます」と
告知されてすぐの方の相談を受けていて「どれを選択してもいいけれど、反対に難しいよね」と
言われていました
全く、選択肢がないのも難しいですが、医師から「どれでもいいから決めてきてくださいね」と
言われて困ってしまう。という話も聞きます
本当は、医師も一緒に悩んでその人の生活や色々なものを考えながら決めていくのが
一番なのに・・・って思いました

相談された方は、それぞれの良い面、悪い面を患者さんに書いてもらい、自分の生活などを考えて
その上でわからない事を書いて、患者会に参加して実際に治療を受けた人と話をするか
病院の相談室などを利用してみては。とアドバイスされていました
こういう時に、患者会の存在って大きいですよね

早期の前立腺がんであれば、これだけの治療が受けれます
確かに、これだけの選択肢からたった1つを選ぶって難しいですね



ただ、ある患者さんが言われていましたが患者会の中には「A病院はダメ」や
「絶対にB病院に行かないといけない」と言われる方がいるけれど、そういう人の話は話半分で
聞いておいたほうがいいよって言われていました
病院の合う合わないは人それぞれだと思います(医師もそうだと思います)
また家や会社から遠いや通いにくいなど、患者、それぞれの生活環境に合わせる事も必要だと思います
それを押し付けるのは、少し違うと言われていました
あんまり「ここじゃなきゃ」って言われると、ついつい「いくらか貰っているの?」と思ってしまいます

ただ、病院によっては受けれる治療・受けれない治療があるので、病院の相談室を
利用するといいと思います(また、無料の電話相談もあります)

会社にお父さんが、前立腺がんで放射線治療を受けた人がいました
密封小線源療法(組織内照射法)というものだそうです
年齢的にも70歳を超えていたので、手術は受けたくない(体力の低下など)と
思っていたところに、医師からこの治療が始まったと聞いて受けたそうです
それを聞いた時、医学ってすごいな。って思いました
もちろん、こういう治療も合う合わないがあると思いますが
その方は、2003年に治療が始まってすぐに受ける事ができて、現在もかなり予後がいいそうです
「自分に合った治療方法」を見つけるって大切な事ですね

そして、できるだけ後悔のないように。。。

間寛平さんHP:http://www.earth-marathon.com/2010/01/14/000000.html

国立がん情報センターHP:http://ganjoho.ncc.go.jp/public/cancer/data/prostate.html  
  • このエントリーをはてなブックマークに追加


  • 2011年01月22日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)ニュース・・・がん