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Posted by たまりば運営事務局 at

大阪のママ

大阪時代にお世話になった女性がいました
大阪のママは、子どもがいなかったせいもあって食事に誘ってくれたり
誕生日には必ずプレゼントを贈ってくれる人でした

私が病気になった時にも連絡をくれて励ましてくれました
そんなママの旦那さんが、末期がんで亡くなった後で看病の疲れと以前のからの腰痛が悪化して去年の冬に手術をしました

先生からは難しい箇所でもあるし「もしものこともあります」と言われていたのですが
旦那さんの分も元気に生きていきたいから。と決心して、手術を受けました
手術後、歩けるようにはならなかったけれど、傷が治ったからと手術した病院からリハビリ専門の病院に転院が決まって、手術後1年以上が過ぎた今でも1日10分のリハビリをするのも苦痛なほど痛みがあるそうです

そんなママの誕生日が来て、久しぶりに電話をしました

電話の向こうから「障害者手帳を受け取りに行く」という話を聞いた時に、手帳の交付のための資料をもらうために手術した先生がいる病院に行って診察してもらうといって「その時に、先生に文句言う」と言いました。「私、手術後歩けなくなったってわかったけれど先生には文句も言わなかったんよ。でも、こんな思いをするんだったら言っておけばよかったって思うの。だから言ってみる」と言いました

私が「言っていいよ。でも、もしも先生がママに嫌な事を言っても、それはママのせいじゃないからね。そう言った先生が悪いのであって、ママが言わなきゃよかったって思っちゃダメだよ」と言いました。その時は「あ~あ、やな先生だったって私たちに文句を言えばいいからね」と言った。

ママが1言「すももちゃん、強くなったね」って言ってくれました

確かに42歳で「がん患者」になってから、私って強くなったかなって思います
人によっては「仙人」のようになる人もいるけれど、私はそうはならなかった気がします

それも「人それぞれ」なんでしょうね
  
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  • 2013年01月14日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)その他