たまりば

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死を考える

死を
三人称(彼ら/彼女ら)の観点から
ヒトの肉体が活動を停止したことと
とらえているかぎり、
死について考えたことにはならない。
これは科学技術の立場から見た死である。
死について考えるとは
心の問題なのであり、
身体の問題なのではない。

http://mag.gto.ac.jp/cat8/cat9/post-5.html
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以前、インド人と一緒に働いたことがあります
ある日、彼が『父親が危篤なのでインドに帰る』と言いました

彼が帰ってから、しばらくしてお父さんが亡くなったという知らせが入りました
それから、待てど暮らせど彼が帰ってこない・・・
システムエンジニアの彼がいないと納期が間に合わない。という事で、インドの会社に何度も連絡しているんだけれど、一向に彼からの連絡はないし・・・

しばらくして、インドから別のエンジニアが着ました
その時に『インドでは身内が亡くなる2週間くらい前から仕事を休んで、なくなってからも仕事を休むのが当たり前なのに、日本人はなんでそれが待てない』と言われました

その時は、文化の違いはわかるけれど、えええ~~~、じゃあ納期は~~~~って思った
でも今になると、大切な人の死を受け入れるって、そういうものなのかなって思う

昔は、初七日も四十九日もちゃんとやっていた気がします
それが、今はほとんど一緒くたになってしまいました

せっかちに生きている日本人は、死を受け入れるのに必要な時間までも早回しにしているみたいな気がします

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    2013年01月23日 Posted byすもも at 00:00 │Comments(0)がんとこころ

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